アメリカの教え子
今日は「敬老の日」で初めて認識。今迄17年、一度も自分に当てはめてみたことがなかったのです。なんでも80歳以上が人口の10%だそうで恐れ入りました。
高齢者で働いている人が900万人を越えているそうで、ただただ頭を垂れた本日です。63歳から20年近くも仕事もなく遊んで暮らして、80歳以上の1割の仲間に加わり、そして初期介護者になり、やがて自分も介護される身になる・・なんて考えると暗くなるばかりですが、自分がなりたくないけれどもなったらその時に考えましょう。
今はいかに穏やかに介護するか、怒鳴ってばかりでは良いことなく新たに勉強することが出来ます。
最初に就職した学校が潰れそうになって、すぐ2つ目の、実母が卒業した学校に勤めたときに縁のあった生徒さんのことです。ちなみにその後転勤や病気などでブランクは出来ましたが最後は別の学校で62歳まで勤めることが出来ました。
その方が前にFB(私は前にやめてしまった)で出身校が書いてあったので、問い合わせたらまさしくそうでした。
色々悲し事や紆余曲折を経て、20年前からアメリカのコロラド州・デンバーに外国の方と結婚してカフェをやっています。
音大ピアノ科出身なので、お店でもでピアノも弾いているのですが、ピアノ即興演奏をしているのです。この度、45曲、全部で11時間半くらいを送ってきて下さって、広いアメリカ西部の旅行をも思い起こさせる演奏の数々を聴かせて貰いました。空いた時間に刺繍をしながら聴いていると、凄い才能を持った子たちが目の前にたくさんいたのだと職業冥利に尽きます。当時もぼんくらだった私が今一番お馬鹿さんになってちょっとぼけかかってきました。
アメリカは広いのでPCで沢山の勉強の単位をとることができるようで、カリフォルニア大学ショートコースの栄養学そ他色々勉強もしているようです。無料だそうで。それも今は亡くなった父親が、当時肺気腫に糖尿病を併発して母親に食事療法を伝授するためにだったそうです。
ミシンを買って、コロラドの冬は尋常でなく寒いそうで、ダウンでなく半纏を自分で自己流で作っているとか。
美しいコロラド(一頃は乱射事件のことが頭を占めましたが)の写真もたくさん今までいただいて、こんな人生もありとYuちゃんの幸せを祈るばかりです。
その後の向日葵9つ咲きました。今日またいらしてくださったので聞いたところ、宮城県・石巻の海岸だったそうで、やはり「ド根性向日葵」と呼ばれ今年が7回目のだそうだ。たくさん種が採れそうねとお嬢さんと話したひと時でした。
| 固定リンク | 6
最近のコメント