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2005年12月19日 (月)

葛飾北斎と富士山

huzisann1 huzisann3 左が昨夕家から見えた富士山、電線だらけです。右が今朝の百景地点から撮ったもの。雪があまり多くないように見えました。

sagi 川でコサギがザリガニを漁っていました。

「天才画家の肖像」という番組で雪舟・光琳・曽我蕭白・円山応挙・北斎・長谷川等伯を紹介してた。
内容の濃い番組で一人一人が味のある画業人生を送っているが、先日見に行った関係で、北斎が面白かった。
孔子の言葉より時代も違うが、スケールが大きい。
70歳にして禽獣虫魚の骨格、草木の出生を悟し得たり
80歳にして益々進歩し
90歳にして奥義を極め(残念ながら90歳で亡くなった、当時としては最高の長生き)
百歳にして神技を得ると
風景画家として「富嶽36景」、スケッチ画家として「北斎漫画」、肉質画家として「天井画」など生涯に3万点を残した。
北斎漫画は続けて映像化するとアニメになっている。面白い!この漫画は欧米のジャポニズムの原点とか。
富嶽36景の「凱風快晴(赤富士)」・・・富士山が赤くなるのは前日雨が降って明け方やんで、朝日が当たると赤くなるそうで、年に0~3回くらいしか赤くならないそうである。しかも赤富士の上方の黒ずみは上に吊るし雲があるときだけである。こんな一瞬を江戸にいた北斎が何時見に行けたのか?
「神奈川沖波裏」・・・あのすごい波頭は現在のカメラのシャッタースピードの5000分の1で見えるそうで、その観察力に驚くばかりである。
80歳過ぎたって出戻り娘の阿栄がキセルをふかし、家の中がしっちゃかめっちゃか、放蕩孫の借金を抱え続けて逃げ回り、逃れるために絵をかき続けた姿が気の毒である。
天才北斎の絵をこれからも機会あるごとに思い出して見ていきたい。

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コメント

葛飾北斎よく、分かりました とても読みよく流れのある文章
行き先々でここまで勉強されてる 私なんかアーァとあ~そうで内容が無い もっと目的地の勉強しなくては 今日も人生の反省

投稿: T.O | 2005年12月19日 (月) 17:19

コメントありがとうございます。
いえいえ、勉強が嫌いな上、すぐ忘れてしまうので、悩んでいます。
北斎のように年をとって益々の意気込みを見習いたいと思います。

投稿: tona | 2005年12月19日 (月) 19:08

私の住む町から言うと石鎚山なんですが
tonaさんは富士山。
シンボルとなる山が見えるっていいですよね。
うちもベランダからだと電線や建物が邪魔して頂部分しか見えません(涙)
北斎の画って昔、お茶漬けの袋の中にカードみたいなのが入ってませんでした?
あれ、北斎ですよね?
ごめんなさい、私の知識はその程度です(お恥ずかしい)

投稿: ちょびママ | 2005年12月20日 (火) 01:50

石鎚山は有名ですね。
高校のときの先輩(女性)が夏休み中ずっと、石鎚山に魅せられて一人で滞在していた山なので、そのときから気になりながらまだ見られません。来年は絶対に見ます。

そういえばカード、かすかな記憶があります。よく覚えておいでで。
北斎は面白いおじいさん(若い時の北斎は思い浮かばない)なのでこれから贔屓にします。

投稿: tona | 2005年12月20日 (火) 08:28

tonaさんの富士山の写真を拝見して、昨日、うちから見える
富士山を改めて眺めてみました。ほんとに狭い空間にちょこんと。
電線はそれこそ無数にかかっています。
その狭い空間の下部分にあるお宅が、いつか2階建てになったら、
うちからは富士山は見えなくなってしまうことに初めて気付きました。
ガ~ン!2階建てになりませんように…(^^;)

葛飾北斎のこと、私は何も知りませんが興味深い生涯を送った
人なんですね。3万点の作品…ですか。すごいです。

投稿: ポージィ | 2005年12月20日 (火) 11:49

今日は少し暖かいですね。
ポージィさんのお宅からだと真西なのでしょかしら。家からは三角定規の30度くらい南方向に見えます。
私も前の畑が宅地になったらもうおしまいです。幸い今回の遺産相続では大丈夫でした。でも次はだめだそうです。
逗子ではなく、中学から茅ヶ崎でしたので海岸や駅陸橋(今はありません)からよく富士山を眺めて育ちました。これが富士山、富士山と騒いでいる原因の1つです。

投稿: tona | 2005年12月20日 (火) 14:28

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