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2006年3月 7日 (火)

日本のお風呂は極楽

akasia  『洋式風呂は謎だらけ』というタイトルで、常々疑問に思っていたことを、ノンフィクション作家の山根一眞さんが新聞に書いておられたので抜粋しました。

日本でも増えてきたバスタブ式の風呂の謎

①湯に体を浸したまま、どう石けんで体を洗うのか。湯に浸っているのでタオルと石けんで体をこすっても、石けん効果は乏しいじゃないか。こすり洗いは「湯の外」だからこそ可能。映画で見る女優さんの泡立てシーン。あれに浸るだけで洗ったことになるのか。いや、タオルと石けんで体をこするのは立ち上がってするのか。
②髪はどう洗うのか。石けんで垢を落とした汚れ湯に頭を突っ込んで洗うのだとすれば気持ちよくない。それとも最初?
③バスタブ内で湯に漬かるのは日本人だけで、シャワーだけが常識と言う人がよくいる。だが親しい欧州人たちは、「湯に漬かるのは気持ちいい、そのまま眠っちゃうこともある」と言っている。なぜ「シャワーだけ神話」が生まれたのか。
④最後に汚れた湯から立ち上がりシャワーを浴びるが、バスタブの栓を抜いても湯はなかなか落ちてくれない(なぜ遅い!)やむなく汚れた湯に足の下部を浸したままシャワーを浴びるのだが、気持ち悪い。皆足の汚れをいやだ、いやだと感じながらシャワーを浴びているのか。
⑤シャワーの湯が飛散しないよう、防水カーテンのすそを浴槽内に垂らすが、清潔をモットーのシティーホテルでそいつが悪臭を発したままのことがとても多い。なぜホテルは臭いのに平然としているのか。
⑥これもシティーホテルの話しだが、バスタブに湯をためる場合、なぜ適量になったら自動的に湯栓が止まる機構が皆無なのか。うっかり湯をあふれさせ下のフロアに被害を与えると莫大な損害金を払わされるのに。バスタブメーカーが、ホテル浴槽用自動給湯停止機構を開発しないのはなぜ?

西洋文化の導入は結構ですが、日本人は輸入の際に肝心なソフトを忘れてきちゃうものなんでしょうか。

国内ではシティーホテルに泊まったことは殆どなく、温泉付が多いので経験はあまりないけれど、外国のホテルではこのように大変不便です。
①は立ち上がって、②は蛇口に無理に頭をつけて、シャワーを併用していますが。
日本式お風呂は洗い場があって、排水口があって、きれいな湯にゆったり漬かることが出来て極楽です。
1人1人いちいち栓を抜いて湯をまた張らなくてもいいので、シャワーと併用すれば清潔で節約にもなるわけで、お風呂に関しては断然日本に軍配を上げたい。。

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コメント

ホテルでの様式浴槽使用しましたがこれもいいもんですね 中で洗ってシャワーで流す 一人か二人の使用ならこれでもいいと思いますが・・家族風呂では向かないと思います 外国では人が入ったら汚いと思うのでしょう

一時日本でもトイレとバスタブの取り入れたマンションがありました 今どうなってるのでしょう
日本人はやっぱり伝統の風呂場ですね 

投稿: T.O | 2006年3月 7日 (火) 20:41

やっぱり お風呂は日本のお風呂が良いですね^^
今はユニットバスが多くなりましたけど、昔ながらの檜の風呂とか、つい最近までご近所さんは五右衛門風呂でした。
どんな田舎かな~~?って思われるかもしれませんが、なにやら、こだわりで五右衛門風呂にしていたようです。
ただ 最近、お年頃になった娘さんに泣きつかれて、普通のお風呂に改造されましたけど、ちょっともったいないような気がしました。
まぁ 薪で焚く風呂は理想ですけど、今の時代無理なんでしょうね。

投稿: pochiko | 2006年3月 7日 (火) 21:55

私はカラスの行水なのでお風呂についてあまり考えた事なかったけど。。。
やっぱり日本のお風呂がいいです。
うちの斜め前の2軒のお宅は今だ薪でお風呂焚いてます。
夕方になると目が痛くなるので焚いてるんだなって分かります(笑)
家が建て込んでますからね、住宅事情と折り合いをつけるのが難しそうです。

投稿: ちょびママ | 2006年3月 8日 (水) 01:50

●コメントありがとうございました。

★T.Oさま

トイレとバスタブが一緒の家が近所にありました。家族4人の誰かが入浴中にと考えたらいやだなとそのとき思いました。
欧米人の伝統や考え方が相当に私たちと違うということがこのような家の中の構造まで違がってくるのでしょうね。
おっしゃるように外国では人が漬かった湯は汚いと思うのがこの様式になったのですね。

投稿: tona | 2006年3月 8日 (水) 07:00

★pochikoさま

五右衛門風呂懐かしいですね。
昔どこかで1度入った覚えがあります。
とても怖かったです。踏み外すと下の釜底に触れて大火傷すると言われたからです。
事実安定感がなかったですね。
薪で焚くお風呂も小さい頃入りました。
薪の調達と焚きつけが大変だったような記憶があります。
今は落ち葉を焚いて焼き芋を作る事も出来なくなりましたね。

投稿: tona | 2006年3月 8日 (水) 07:54

★ちょびママさま

カラスの行水ということは寒がりじゃないのでしょう。羨ましい。
私は寒がりの冷え性なのでお風呂に漬かりすぎて、よくのぼせて倒れました。

まだ薪で焚いている家があるのですか。
住宅街でしたらことに夏は迷惑かもしれませんね。それに手間も大変だし、薪も結構高いのでしょうにね。

投稿: tona | 2006年3月 8日 (水) 08:03

ミモザが満開近し、ですね!
ポワポワの真ん丸いお花、大好きなんです。

「日本でも増えてきたバスタブ式の風呂の謎」の抜粋には
笑いこけました。

ホテルの洋式バスでは、私はシャワーだけにしてしまいます。

この頃の日本のお風呂は、確かに洋式化していますね。
寝そべり形の浅い浴槽は私はどうも落ち着きません。
なんかとっても無防備な気分で(^^;)
それでも、洗い場はちゃんと残っていて、シャワーも付いていて、
両方の良さを生かしているのはいいかなと思います。

何人もの人が同じ湯に入る日本式のお風呂は、慣れない外国の
人から見ると逆に不衛生に思えることもあるようですね。
中にはこんな湯には絶対浸かりたくないと思えるようなのも稀にありますから。

投稿: ポージィ | 2006年3月 8日 (水) 10:56

結婚した頃、夫の実家はまだ五右衛門風呂でした。最初は途方に暮れて、底の板が浮いているのを、足で抑えて傾かぬよう沈めるのが一苦労。一人で悪戦苦闘(笑)。でも懐かしいです。

洋式のバスタブは、言われてみればホントそうですよね。私は先ず石鹸をシャワーで流して、それからお湯に浸かります。

日本での生活を経験した方は、帰国後日本式お風呂を作られた方もおられます。
もう少しすれば外国のバスタブも変わっていくかも。そしてそれを日本人は逆輸入?

山根一馬さんには昔厚かましくもメールで質問した事があるので、これも懐かしい。
すぐにちゃんとお返事を下さって、暫らくすると又、結果を尋ねてくださる律儀な方でした。

投稿: ねむウサギ | 2006年3月 8日 (水) 11:03

●コメントありがとうございまいた。

★ポージィさま

ミモザの砂糖漬けもお菓子に使ったりできれいですね。私もこのお花好きです。

山根さんは私たちが常々思っていることを見事にまとめているのですね。さすが。

浅い浴槽ってすべってしまって浅いのに溺れそうです。どうして洗い場がないのでしょうね。しかしシャワーが普及してそれなりに良かったです。

投稿: tona | 2006年3月 8日 (水) 18:58

★ねむウサギさま

まあ、五右衛門風呂の体験者ですね。
本当にどうしてあんなお風呂が出来たのでしょう。調べられるかしら。

洗い場があるのは優れものですよね。
そうですか。お国に帰って作られるとは、初めて聞くお話です。外国の方もいいと思われるのですね。

山根さんにメールで質問とは、ねむウサギさんはなかなかの行動派というか、物事を徹底的に調べて知るという方なのですね。
尊敬してしまいます。山根さんは有名なのに
そんなに丁寧な応対をなさるのですか。偉い方ですね。

投稿: tona | 2006年3月 8日 (水) 19:09

やっと開通しましたね。
山根さんの書かれたこと日本人なら多かれ少なかれ感じることではないでしょうか。
洗い場のある日本式に慣れてるので、最初はなんとなく不便に感じた。
数日間の海外旅行でも、帰ってゆったりつかる風呂はやっぱり落ちつきます。

数年前、アメリカの教育施設団が来日した際、50歳代の女性の方がホームステイしたことがあった。
玄関に入るやいなや靴のまま上がってしまった。説明をして靴を脱いでもらった。
風呂もあわや栓を抜かれるところだった。説明をして納得してもらった。
帰るときに風呂場と和室の写真を撮って帰りました。
生活習慣の違いをまざまざと感じました。

小さい頃、田舎では五右衛門風呂は普通でした。浮いてる踏み板をうまく踏み込み、星を見ながら入ったものでした。なつかしい。

投稿: 夢閑人 | 2006年3月10日 (金) 19:34

★夢閑人さま
コメントありがとうございました。
ココログに不具合を生じまして、ご迷惑をおかけしました。

五右衛門風呂お入りになっていたのですね。
あれは本当に火傷しないか怖かったです。
そういえば星を見ながらで外でしたよね。
もう今はこのお風呂の体験はどこへ行っても出来ませんね。

ホームステイにご協力なさったのですね。
靴とお風呂の問題は大変ですよね。

うちもアメリカの女性を3ヶ月くらいお世話しましたが、食事はまあまあ日本食を喜んでくれましたが、お風呂はなかなか入りたがらず、体を拭いていました。

海外から帰ってくると、満足にゆっくり洗えなかったのを我が家のお風呂でゆったりと旅の汚れを取るのが無常の喜びです。

投稿: tona | 2006年3月10日 (金) 20:00

やっとメンテナンス終了したようですね。
日本人にとってはやはり日本式の風呂が一番です。
海外旅行しても、外国のホテルの風呂は落ち着きません。
習慣の違いもあるかもしれませんが、どうも馴染めないですね。
私の田舎も昔は五右衛門風呂でした。ですから、
妻を最初に田舎へ連れて行ったときはびっくりしていましたね。
要領が悪いといつまでも入れません。悲鳴をあげていました。
今は懐かしい思い出です。

投稿: 茂彦 | 2006年3月10日 (金) 20:18

★茂彦さま

コメントありがとうございました。
まあ、茂彦さんも五右衛門風呂の経験者。私たちが最後の経験者かもしれませんね。
今思うと素晴らしい体験ではありませんか。
どうしてあんなお風呂があちこちにあったのでしょう。奥様の悲鳴よく分かります。

海外旅行ののとき山根さんが書かれているように、兎に角流し場がないことが1番困ったことですよね。
次の人が入る前、湯を落とすと垢が湯船にしっかりついて、それを掃除するのも大変です。どうして外国の方は今もあんな不便なお風呂に平気なのでしょうね。

投稿: tona | 2006年3月10日 (金) 21:44

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