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2006年4月 6日 (木)

「藤田嗣治展」と「プラド美術館展」

東京国立近代美術館から眺めた雨の皇居Kinndaibizyutukannkaramitakoukyo

Huzitatuguharutenn_2 

生誕120年『藤田嗣治展』於東京国立近代美術館 代表作約100点が展示されている。

何でも初日の入りがピカソ展を抜いたとかの大盛況。
そのつむじ曲がり故に日本と相容れなかった画家は生涯の活躍の大半をパリで過ごし、帰化し最後はフランスの地に小さな教会まで建ててしまった。

丸めがね、おかっぱ頭、イヤリングをつけ派手な衣装の特徴的なルックスと奇抜な行動の人はモノトーンの絵で、今も芸術の都に名を残す、世界で最も有名な日本人画家であった。
最初はモジリアーニ風でその後ピカソのように次々と画風を変えていったが、あのつるつるの乳白色の絵は素晴らしい。猫好きだったらしくいつも猫が傍にいる忘れられない絵。

彼はすごく器用で自分で縫った帽子や道具入れも展示されていて、ミシン目がまっすぐでデザインも面白く感心してしまう。

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昼食はパレスサイドビル地下の「赤坂飯店」、殆どの人が坦々麺を食べている。
隣の大柄なアメリカ?女性が、このすごく辛い汁を全部飲み干したのにびっくり。何たる胃袋。こんな国の人には適わないなあ。

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午後は上野の都美術館で『プラド美術館展』を鑑賞。
ティツィアーノ、エル・グレコ、ルーベンス、ベラスケス、ムリーリョ、ゴヤなど81点が来ている。
エル・グレコの「十字架を抱くキリスト」  ムリーリョの「エル・エスコリアルの無原罪の御宿り」 ベラスケス「フェリペ4世」を見ることが出来てよかった。

上野の桜ももう最後。

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コメント

雨の日のお堀も風情がありますね。満開の桜と美術館めぐり。
tonaさんの日常は優雅で知性的で、あこがれの眼差しで見ています。

藤田嗣治って、そんな特技の持ち主でもあったんですか。知りませんでした。

投稿: ねむウサギ | 2006年4月 6日 (木) 21:13

★ねむウサギさま

とても知性的とはいえないのですが、こんなにおしゃっていただきありがとうございます。

藤田嗣治、先週と今週2度に渡って土曜夜10時12チャンネル「美の巨人」で紹介されますね。
展覧会があるとその人を知ることができるのがまた1つの楽しみです。
ねむウサギさんが紹介していらっしゃった工芸館は時間切れで残念ながら行けませんでした。入場券は持っていますので、いつかまた行ってみたいと思います。
美術館からの眺めはなかなかいいのですね。

投稿: tona | 2006年4月 6日 (木) 21:28

tonaさんのところは有名な画家の絵を見れるような美術館が近くにあって羨ましいです。
この辺りでは、そういうものが来る美術館がないので鑑賞する機会がないですね。
遠くの美術館までは、とてもとても…。
いつもtonaさんのブログで楽しませていただいています。

投稿: pochiko | 2006年4月 6日 (木) 22:56

前にも書いたように身近にいいものたくさんあるのに行かないひとつが美術館。混んでいるかなという気持ちもあるけれど本当にもったいないと思います。一日にふたつごらんになったのですか?凄い。藤田は秋田の千秋公園の美術館が小さいけれどいいです。ここはガラガラ。プラドもたった一度1時間で嵐のごとく通り過ぎたことがあります。パックみたいな旅行でした。アホナことをやってきました。

投稿: saheizi-inokori | 2006年4月 7日 (金) 07:21

●コメントありがとうございます。

★pochikoさま

美術館や劇場がいっぱいあります。ところがpochikoさんのあの大自然はやはり遠くへ出かけなくてはありませんから。つい近くの方へという具合です。
腰がよくないのに野菜を作りたいと思っても市民農園の貸し出しのくじがはずれてばかりです。

投稿: tona | 2006年4月 7日 (金) 08:09

★saheizi-inokoriさま

いつも出かけるなら2つと決めています。とても欲張りですね。
都美術館の方は必ず混んでいます。傍の動物園にも行きたいのですが、何十年も果たさずじまいです。
秋田の千秋公園にあるのですか。
saheizi-inokoriさんは本当にいろいろご存知で。これからも教えてくださいませ。
私もプラドはゴヤの晩年の絵しか頭に残っていません。美術館は自分でプランを立てて行かねばだめですね。

投稿: tona | 2006年4月 7日 (金) 08:17

tonaさんの趣味が幅が広く、また行動派でいつも驚いています 何でも詳しい人で尊敬します
最初の写真に私の勤務していたビル(大手町)が見えます。退職して2年半ですが、この写真で懐かしく思い出しています。
いい写真ばかりです 雨の上野公園の写真もいいです。
坦坦麺は辛そうでおいしそうですね

投稿: T.O | 2006年4月 7日 (金) 12:19

雨の写真が絵のようですね。
美術館、近くて遠いです。
長崎の県立美術館は去年新しくなり、海辺にあります。いろいろな試みをしていて、今、旬です。
でも、なかなか行きません。
行きだせば、フットワーク軽くなるんでしょうね。

投稿: シーサイド | 2006年4月 7日 (金) 20:07

●コメントありがとうございました。

★T.Oさま

全然そんなことはありません。恐縮してしまいます。T.Oさんこそ趣味がたくさんで私が逆立ちしても真似出来ないのでうらやましく思っています。

大手町のビルにいらっしゃったのですか。眺めが良く地の利のいいところでしたね。

T.Oさんが上野にいらっしゃった時より、もう桜が随分散っていましたね。

投稿: tona | 2006年4月 7日 (金) 20:56

シーサイドさま

長崎県にお住まいだったのですか。海の傍らしく横浜かなあと思っていました。
遠いのにブログではすぐそこと言う感じですね。
私も子どもが学生まではあまり出かけませんでした。そのあとから、そして私自身退職してから今までの分を取り戻すかのように行動していますね。
昔1度行ったきりですから、いつかもう1度行きたいところです。
県立美術館どんな作品があるのでしょうね。

投稿: tona | 2006年4月 7日 (金) 21:07

皆さん感心していらっしゃいますが、私もtonaさんの芸術探求には
舌を巻いています(^^)
恥ずかしながら、藤田嗣治氏のことはほとんど知りませんでした。
ずいぶんユニークな行動派だったようですね。興味を覚えました。
tonaさんのおかげで、いい刺激をいただいています。
美術館へはなかなか行けないのが現実ではありますが。

投稿: ポージィ | 2006年4月 7日 (金) 22:20

良かったぁ
藤田嗣治氏の事知らないのは私だけかと思ってましたよ。
でも、こうしてtonaさんに紹介して頂くと私の視野まで広がって興味の対象も広がる気がします。
芸術家さんには奇行が多いですが、それもまたいいエピソードになりますね。
先日までダリ展をやってたのですが、行けなかったのが悔やまれます。

投稿: ちょびママ | 2006年4月 8日 (土) 00:46

★ポージィさま ありがとうございます。

藤田嗣治の姿、写真で見たら思わず吹き出してしまいました。今でこそ男性のピアスは見慣れましたが、前世紀の前半に大きなイヤリングですからね。おかっぱと丸めがねも忘れられない印象を受けます。
自由奔放さは女性関係にも現れ、3度結婚し、他にもいたみたいです。

ポージィさんのところからは遠いので私も足繁く出られないです。

投稿: tona | 2006年4月 8日 (土) 08:29

★ちょびママさま ありがとうございます。

ダリは藤田嗣治どころでない、すごい変人ですね。やはりあの顔を見るとおかしくなります。
変な館、変な絵も楽しいですね。
ご高齢のご両親を抱え、お忙しくて見られなかったのは残念でした。

この画家はパリから日本に帰国するとき、中南米を2年間かけて回ったときもフランス女性とずっと一緒だったし、2度目の奥さんもフランス女性だったそうで、愛情豊かな人だったのでしょうね。

投稿: tona | 2006年4月 8日 (土) 08:38

tonaさんは絵画にお詳しいようで、美術に興味がおありなんですね。
藤田嗣治、友人が彼の本を持っていて、彼のことについてはずいぶん前に呼んだことはあります。本の表紙の彼の写真、おかっぱ頭に黒の丸めがね、浴衣を着ていたと記憶している。とにかく変わった風貌。絵画は見たことなし。

あまり絵画には詳しくない我輩も6年前スペインに旅したとき、プラド美術館だけは観ておきたいと一応の本を読み、近くの「リッツホテル」に泊まり、ガイドを頼んで2日間、じっくりと見ました。2日間ともとにかくすごい人でした。

なんと言ってもここは「エル・グレコ」、
「ベラスケス」、「ゴヤ」だ。
エル・グレコの「十字架を抱くキリスト」
ベラスケスの「フェリベ4世の家族」
ゴヤの「裸のマハ」と「着衣のマハ」
は印象に残っている。

投稿: 夢閑人 | 2006年4月 8日 (土) 17:11

★夢閑人さま ありがとうございます。

美術鑑賞が好きです。
藤田嗣治は聞いてはいましたが初めてでした。
面白いユニークな人だったのですね。
本は読んだことはありませんので、機会があったら見てみたいです。

プラド美術館2日間ガイドつきとはすごいですね。理想的です。私なんか2時間も居なかったのではないかと思います。いつもツァーだと中途半端でもう1度美術館だけを目当てに行かれたら最高ですね。
私も夢閑人さんの印象に残ったのをよく覚えています。エル・グレコはトレドにもありますね。

投稿: tona | 2006年4月 8日 (土) 19:26

tona さんは本当に行動派ですね。そして、趣味は多方面にわたっており、いつも感心してブログ拝見しています。藤田嗣治展の藤田画伯についての説明面白いですね。非常に特異な方だったのがよく分かりました。プラド美術館行きましたが、ツアーですとなかなかじっくりは見れないですね。でもいい思い出です。

投稿: 茂彦 | 2006年4月 8日 (土) 21:00

★茂彦さま ありがとうございます。

まったくよく出かけます。動けるうちに、時間も出来ましたので。
絵画は茂彦さんのように描けないので、鑑賞がもっぱらです。これだ描けたら鑑賞方法ももっと奥が深くなるのに残念で仕方ありません。

プラド美術館はループルやウフィッツィーなどと共にもう1度じっくり見に行きたい所です。

投稿: tona | 2006年4月 9日 (日) 08:52

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