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2006年7月20日 (木)

タンポポハウス

Tannpopohausu 1ヶ月以上もお休みしてしまい投稿するのにどきどきしてしまいました。また宜しくお願いします。

藤森照信著『タンポポ・ハウスのできるまで』

我が家のすぐ近く、歩いて90歩(36m)の所にタンポポハウスが建っています。四方の2階の壁部分と屋根にタンポポ(夏はポーチュラカ)が、13段くらい咲いているのです。どうやって植えるのか、水遣りはどうするのか、さぞ大変なことだろうと思いながら、写真を撮ったりしていました。
少したってから日経夕刊の藤森照信氏のコラムと赤瀬川原平氏の本で藤森氏の自宅であることを知りました。
赤瀬川氏といえば、画家で芥川賞作家で路上観察学会の主宰で、『老人力』でさらに有名になった人、その自宅の屋根にはニラが生えているニラハウスの主である。これも藤森氏の設計。

藤森照信氏は建築史家で東大生産技術研究所教授。有名な建築作品も2つのハウスの他に3つ位あります。面白い先生で、お子さんが小さい頃故郷の茅野に自家用縄文住宅を建て夏に家族で生活し、先だっては樹上に小屋を作ってみたりしています。

最近『タンポポハウスのできるまで』という本があることを知り読んでみました。私にはこれはなかなかに面白い本でした。
詳しい内容は本に譲るとして、何年もかけて、思想や建築材料にこだわり、大変な苦労を重ねて作った家であることがわかりました。諏訪地方特産の鉄平石、土壁、ナラやキリなどの板、手吹き透明ステンドグラスなどの材料にこだわり、プラントボックスに土を入れ壁と屋根に取り付ける難工事の末に1年以上もかかって出来上がった家なのでした。30センチ間隔で全部で300本の花が植えられ、間に芝が植えられているんだそうです。その粘りと奇抜な発想にすっかり脱帽してしまいました。

去年あたりからタンポポやポーチュラカでなく、雑草がにょきにょき伸びて当初こちらの名前をつけようとしていた「グラスハウス」になっています。

Oniyuri Kureome

     鬼百合                   クレオメ

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コメント

お帰りなさい!!!!
お元気ですか???

本や新聞で知っているものが、身近にあるって、楽しそうだし、興味も深まりますね。。。
そういうお宅は、思想があり、維持管理ができる力量がありで、初めて持つことができそうですね。藤森さんのエッセイ、以前朝日新聞にもずっと連載されていましたよ。

家に対しての知恵も技量もないものは、通り一遍のお仕着せになりますね。(私)

来年は木工教室に行ってみたいと思っています。少しは大工仕事のできる人間になりたいです。

投稿: シーサイド | 2006年7月20日 (木) 20:04

お帰りなさい!
お変わりなかったですか?
あれから1ヶ月以上も経ったんですね、何だか時の流れの速さにびっくり。。。

タンポポハウス、へぇ~、屋根や壁にタンポポを植えてるんですねぇ。
それがそんなお近くにあるなんて!
花の頃はどんな感じなんでしょう?

オニユリが今、そこかしこで見られますね。
ムカゴつけてますよね?
このムカゴって食べられないんでしょうか?

これからもまたヨロシクお願いします!

投稿: ちょびママ | 2006年7月20日 (木) 20:59

tonaさん、お久し振りです。ブログが再開でとても嬉しいです。

本の写真をクリックしてみました。なんて楽しい家なんでしょう。花が咲いた時の様子を想像しています。

その頃はお家の周りはカメラの放列?

「グラスハウス」に思わず噴出しました。面白いtonaさん(笑)))


投稿: ねむウサギ | 2006年7月20日 (木) 21:19

こんばんは。再開お待ちしていましたよ~
お元気でいらっしゃいますか?
ご復活後の今回も興味のわく楽しい話題ですね。

タンポポハウスとは。写真の屋根がタンポポで黄色く染まっている
様子を想像しました。可愛いでしょうね。
今はポーチュラカなのですね。これまた可愛い(^^)

歩いて15分くらいのところにある、洋菓子屋さんの屋根の一部に
やはり草花が植えられていて、それがなかなか素適です。
以前はパンジーが植えられていましたが、このごろ通りかかっていないので
現在の姿を知らないのですが…。
植え替え、水遣りなどのお手入れが大変そうですね。

tonaさんのお庭は「グラスハウス」?うちもですよ~

投稿: ポージィ | 2006年7月20日 (木) 21:57

●コメントをありがとうございました。

★シーサイドさま
用事も片付き家の中も少しきれいになり、元気にしています。
ところが頭の方がからっぽになって少々困っております。
シーサイドさんの分を少し分けてください。

建て売り住宅に何の疑問を持たずに入った自分のまぬけさ加減を知った本でした。シーサイドさんがおっしゃっているのが私なんです。
木工教室に行かれるんですか?凄い!そういうお話を伺うと自分も何かやらなくてはなんて一応奮起するのですが・・・。

投稿: tona | 2006年7月20日 (木) 22:31

★ちょびママさま

覚えていてくださったのですね。ありがとう。
壁と屋根に30センチ間隔で咲いているのはとても素敵です。でも本に書いてありましたが、タンポポは下から見るものではないと。そういわれてみるとそうですね。ポーチュラカは色が何種類もあって良かったです。ただ今年は雑草なんです。
オニユリのむかご、食べられるのか知りません。調べてみなくてはね。コオニユリはそっくりでむかごはないそうですね。
こちらこそ宜しくお願いします。

投稿: tona | 2006年7月20日 (木) 22:38

★ねむウサギさま

覗いてくださっていたそうでありがとうございました。

花が咲いているときは毎年写真を撮りにうろうろしていました。買いもの行くとき通るのでそのたびに顔を横にしています。
今年は花が植えられていなくて雑草がはびこっていて、先生お忙しいのでしょうか?あきちゃったのでしょうか?
町田にあるニラハウスも見てみたくなりました。

投稿: tona | 2006年7月20日 (木) 22:46

★ポージィさま

頭以外は元気でーす。

この先生、タンポポを日本タンポポのこだわったため、なかなか見つからず、神奈川県やいろいろな所に皆に捜してもらったそうです。ところがすぐ近くの柿畑にあったのですね。しかし外来種より弱く、花もあまり付かず消え入ったしまったようです。なのでこのハウスが出来た1年後に越してきた私は少ししか見てないのです。
私の行間の取り方が悪くてごめんなさい。このハウスのお花が去年辺りから見られず雑草が生えているのです。
何か藤森氏は疲れてしまったのかなと残念に思っているところです。
本を読むと水遣りが工夫されているのに感心してしまいました。
ポージィさんの家がグラスハウスとはとても信じられません。

投稿: tona | 2006年7月20日 (木) 22:59

いやいや、お帰りなさい。まあ、一服つけて。世の中激動ですよ。タンポポハウス、私も写真を見ました。赤瀬川一党は路上観察学などでおなじみですね。トマソン物件とか。

投稿: saheizi-inokori | 2006年7月20日 (木) 23:02

★saheizi-inokoriさま

お忙しいですか?ありがとうございました。
私も路上観察学会の写真を本で見て、まあ、良くこんなものを見つけたと感心したものでした。トマソン物件というのは知りませんでした。

投稿: tona | 2006年7月20日 (木) 23:11

tonaさん、お久しぶりです。
今日は夫と娘の誕生日なので、ここへお伺いするのが遅くなってしまいました。

最近、日本タンポポを見かけるのが少なくなりましたね。
西洋タンポポが多く蔓延っています。
あのお花、ポーチュラカっていうんですね^^
家から少しはなれたお宅で、たくさんの花をつけていたので名前が分からず、聞くのもはばかられて…知らないままで居ましたよ(笑)

投稿: pochiko | 2006年7月21日 (金) 00:32

★pochikoさま

ありがとうございました。
その後ひめやポチコちゃんたち元気ですか。

ご主人さまとお嬢さまが同じ日にお誕生日なのですか。珍しいですね。おめでとうございます。
ポーチュラカはハナスベリヒユともいうそうですね。スベリヒユは雑草としてそこらにいっぱい繁茂していて葉が似ています。

投稿: tona | 2006年7月21日 (金) 08:17

tonaさん、こんにちは。
またよろしくお願いします。
たんぽぽハウス・・・変わっていますね。
でもすごく面白い発想ですね。
手入れが大変ですがやりがいがありますね

投稿: 未歩 | 2006年7月21日 (金) 10:03

tonaさんお帰りなさい。私のブログに書き込みがあったのに、tonaさんだとは気づかず、他の方と勘違いしていました。
とにかく、ブログ再開されて嬉しいです。
タンポポハウスという発想すごいですね。常人には思いもつかないことです。お金も手間ひまもかけ、すごい人ですね。本も面白そうです。機会があれば読んでみたいと思います。

投稿: 茂彦 | 2006年7月21日 (金) 10:48

tonaさん、お帰りなさい。
お休みの間に、「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」を発見(笑)、7/5付ブログに書きましたが写真を撮らずに食べてしまったので、tonaさんの写真を無断でお借りしました。m(_ _)m

各地で大雨が降ってますが、tonaさんちの周辺は大丈夫ですか?
当地もやっとセミの声(去年より10日ほど遅い?)が聞こえ始めたり、今年も異常気象に悩まされるんでしょうかねぇ…
暑さはこれからが本番、お互いに体調に気をつけて乗り切りましょう。

投稿: 讃岐の団塊オヤジ | 2006年7月21日 (金) 11:53

tonaさんお帰りなさい。ブログ復活万歳。
これからもまたよろしくお願いします。

「タンポポハウス」、tonaさんのそんな近くにあったのですか。

ホームページで詳しく見ました。屋根から壁まで鉄平石で作るのは大変だったろうと思います。
金と暇がなければ、とてもこんな奇抜な発想は実現できないと思います。
周りの風景と違って、ひときわ目立って見えます。

人事ながら、植えるのと水遣りはほんとにどうするんでしょうね。

投稿: 夢閑人 | 2006年7月21日 (金) 11:56

トマソンとは昔ジャイアンツにいた選手名。まったくナンの役に立つのか分からなかったそうです。考えてみれば可愛そうな話ですね。街にあるわけの分からない、入り口のない単に上って降りてくるだけの階段とかを探して回っていたようです。ライカをぶら下げて。

投稿: saheizi-inokori | 2006年7月21日 (金) 12:48

★未歩さま

ありがとうございました。

タンポポハウス面白いでしょう。
私なら世話が大変でとてもできないと決めかかって、その発想すら生まれないと思うのですが、未歩さんは違うのですね。そこにやりがいがある・・となるんですね。私はそういうことまで考えなかったので未歩さん的思考を取り入れたいと思います。

★茂彦さま

ありがとうございます。
面白い発想で普通の人には無理なこのハウス、できるまでのその前段階からの話から始まりますから何と約340ページもあるんですよ。
1件の家が出来上がるまでの今まで考えもしなかった諸々のこともわかりましたので建築への興味も湧いてきました。
こうなると読みたい本がたくさん出てきます。茂彦さんも得意そうな速読で頑張ろうと思うのです。


★讃岐の団塊オヤジさま

ありがとうございました。
「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」遂に召し上がられたのですね。私のへたな写真が掲載されて、新聞に載ったよりも嬉しいです。
先日四国でも香川、愛媛は高知、徳島より雨が降らないとおっしゃっていましたが、その後気をつけてみると、本当にそうなんですね。このようなことでも勉強になりました。こういうちょっとしたことを知ったりすることが私にはすごく楽しいことです。
これからもいろいろ教えてくださいませ。

こちらは雨や風の被害は全然ありませんよ。長雨で漬けた梅にびっしりカビが生えてしまいました。これから暑くなると元気が半分にダウンしてしまいますので最後の涼しさを味わっています。


★夢閑人さま

万歳を唱えていただいてありがとうございました。
あせらず、力まず、夢閑人さんのように大人然とした風格を私も持ちたいと思います。

ホームページに掲載されているのですか。私もあとで見てみます。本に鉄平石の部分も大変そうに書いてありました。この石、諏訪特産だそうですね。イギリスの湖水地方の囲みや家の素材もこれだそうですね。
ご本人も書いていますが、隣の農園の風景のみにマッチしていると。
水遣りは最初屋根はスプリンクラー(これは北側の家から洗濯物にかかるとクレームがついて断念)、壁の部分は下からホースの先に洗車用ノズルをつけて放水したそうです。そこで自分で考えて給水システムを変えたそうです。植えられている姿は遂に1度も見ることが出来ませんでした。


★saheizi-inokoriさま

トマソンについて調べようと思っていましたら、教えていただきありがとうございました。そんなかわいそうな選手がいたんですね。何か、自分がこれからさらに老いてトマソンばあさんにならないようにしたいです。

投稿: tona | 2006年7月21日 (金) 15:08

はじめまして。
タンポポハウスを探していて、こちらに伺いました。
 タンポポハウスのお近くにお住まいなのですね!
タンポポハウスが「グラス・ハウス」に?
藤森さんにしてみればグラスハウス、むしろ望むところなのでしょうね。
 先日の「蓼科高原セミナー」での藤森さんの講演を楽しみにしていたのですが、行ったところが、ヘルツォーク・エリカさんのピアノ・コンサートのポスターが・・・
 日にちと場所を間違えると言う大失態。
せっかくでしたから、ピアノはしっかり聴いてまいりましたが、連続打音や不協和音の多い現代音楽はどうもにがて。
でも、ドビュッシーは素敵でした。
もしかして、tonaさまも会場においでになられましたか?

投稿: aosta | 2006年8月22日 (火) 01:25

★aostaさま

ようこそ、お出でいただきありがとうございました。
タンポポハウス、本当に近くで道路を挟んだ家の後ろ側に鎮座しています。
雑草が凄く高くなって、仰るとおり先生の望みかなあと思えます。
先生はよく道でお見かけします。

講演会残念でしたね。お住まいはそちら方面なのですね。素敵な環境で羨ましいです。
「蓼科高原セミナー」があるなんて知りませんでした。ワクワクするようなセミナーですね。ちょっと遠いのが残念です。

ブログをちょっと拝見させていただきましたが、音楽、絵画、映画がお好きなようで、私も同じような趣味ですので、これから毎日楽しみに拝見させていただきます。
後ほどお邪魔させていただきます。
aostaってイタリア北部アルプスの麓にありますが関係あるのでしょうか?

投稿: tona | 2006年8月22日 (火) 08:27

tonaさま、今日は私のつたないブログにおいでいただきましてありがとうございました。
ブログに書き込みはしても、自分で立ち上げる事など、考えても見ませんでしたので、コメントを頂きましたこと、なんだか不思議な気持ちです。

 aostaは、tonaさまの仰られたとおり、モンブラントンネルを抜けた先にある最北のイタリア。アウグスツスの町です。
 独身時代、旅をしてであったこの町が好きで、HNを・・・と思ったとき、ふっと頭に浮かびました。

投稿: aosta | 2006年8月23日 (水) 00:07

★aostaさま

やっぱりそうでしたか。
私も2002年に北イタリアを旅行したとき一泊し劇場跡などを見て印象的な町でした。
教会で合唱を聴きました。本当に懐かしいです。

投稿: tona | 2006年8月23日 (水) 08:41

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