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2006年8月 9日 (水)

秘密結社

Himitukessyanosekaisi 海野弘著『秘密結社の世界史』


モーツァルトがフリーメーソンの会員であって、盟友のために「葬送行進曲」を作曲などしていました。
このフリーメーソンが秘密結社の1つであるということで、この本を読んでみました。
あるはあるは・・イスラムの暗殺教団アサシン・錬金術師の秘密結社・テンプル騎士団・薔薇十字団・フリーメーソン・イルミナティ・KKK(クー・クラックス・クラン)・ナチス・カルト・マフィアそしてオーム真理教・・・・・。
これらにはどんな秘密があってどんなことをしているのか知りたかったのですが、どうもさらに詳しい内容の本を読まなくてはだめのようです。

Dorusihei_2 秘密結社とは分離し隠す事であって、これがつくられるのは危機における法と慣習の保護のためで、危機の時代にたくさんあらわれるのはそのせいなのだそうです。
例えば、ガリレオの説は異端として教会から危険視されていたので秘密に研究するしかなく、新しい科学を目指すアカデミーは秘密結社として出発するわけである。
フランス革命やロシア革命はイルミナティの仕業だそうである。アメリカの1ドル紙幣の月とピラミッドの図はイルミナティのシンボルだとされる。なるほど見てみるとピラミッドの頂点にモナリザみたいな目まで気味悪くついている。ピラミッドのマークはすべてイルミナティだとされると、ハリー・ポッター物語もイルミナティの教えであるとか。ピラミッドを見たらイルミナティと反応しそうです。

フリーメーソンに戻るとその意味は自由な石工という意味である。石工は自由職人の代表であり、ヨーロッパ中の巨大なカテドラル(大聖堂)を建てたその同業組合から発達したもので、実際的技術者の組合から、知的・精神的向上を求める結社になったそうである。神秘性とエリート性を与え、秘密の高位階を上につくり、さまざまな試練や寄付によって1段づつ上がっていく興味をつなぎ、秘密性をさらに強めていったのである。
このことからオーム真理教のあのおぞましい道場の中の様子を思い出してしまいました。

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コメント

こんにちは。ブログ再開しました(^^)

秘密結社と聞くとどこか恐ろしげなイメージがわきますが、
そこからすぐれた科学が生まれたこともあれば、とんでもない犯罪の
温床になることもある?
一口に秘密結社といっても色々なのですね。
その集団の目指す方向いかんによって大きく変わってきそうです。

こんなふうに知らなかった世界をご紹介くださりたくさんの刺激を
与えてくださるtonaさんは、そのことひとつとっても
「人のため」になることをしていらっしゃると思いますし、
ご家族にとっても当然、なくてはならない方です。(^^)

投稿: ポージィ | 2006年8月 9日 (水) 14:40

★ポージィさま ありがとうございます。

お帰りなさい。何かあっという間でしたね。
お元気そうで何よりです。

秘密結社は殆ど男性だけの集まりのようですが、大の男たちがどんな顔して、額を突き合わせて秘密事を話したり修行したりしているのか興味があります。でも具体的には書いてなかったのです。
マフィアやナチスやKKK怖いですね。映画の見過ぎかもしれませんが、ゴッドファーザなど人間的な面もあるのですね。
今日本で具体的に聞くのは宗教がらみの多いですね。

ポージィさん、私でも人のためになることをしているというコメント、どうもありがとうございます。とても嬉しいです。

投稿: tona | 2006年8月 9日 (水) 16:53

私はあまり意識してこういう本は読みませんが何冊かは・・。
信じやすいせいか読んだ時は世の中が違って見えたりします。
一番そうかなと思ったのはアメリカのロックフエラーやヨーロッパのロスチャイルド家が大きな出来事の影に必ず暗躍している、という話でした。

投稿: saheizi-inokori | 2006年8月10日 (木) 00:01

★saheizi-inokoriさま

おはようございます。ありがとうございました。saheiziさんが信じやすくて世の中が違って見えるというのが意外であります。
アメリカは世界で一番秘密結社が多いそうで、有名なこれらの名家の暗躍のことを触れていたようです。小説や映画の世界のようですね。
『百閒先生 月を読む』を借りてきて読み始めました。

投稿: tona | 2006年8月10日 (木) 08:23

秘密結社って聞くだけで、何やら難しそうだぞっと尻込みしてしまうちょびママです。
私、食わず嫌い、読まず嫌い、多いんですよね。
それを分かりやすく説いて聞かせて下さる方がいると、何だ、面白~い♪ってはまり込んだりして。。。
その役割をtonaさんがして下さったような気がします。
秘密結社と言えばtonaさん(笑)
私の頭にインプットされました!

投稿: ちょびママ | 2006年8月10日 (木) 16:52

★ちょびママさま 

じっくり読んでくださってありがとうございます。
ちょびママさん、面白い!
秘密結社のtonaになってしまいました。カリスマ性がないので教祖にもなれなくて御免あそばせ。
秘密じゃない方の女王、ブログの女王のちょびママさんといつも思っています。

投稿: tona | 2006年8月10日 (木) 21:17

「秘密結社」ですか?何か、謎めいた神秘的な匂いがしますね。久しぶりに、こんな言葉聞いたような気がします。それにしても、tonaさんの博学ぶりに一驚しています。いろいろな本を読まれるのですね。あらためて脱帽です。

投稿: 茂彦 | 2006年8月11日 (金) 14:05

★茂彦さま

ありがとうございました。暑いですがお元気のことと思います。

以前は例えば島田荘司ならその人のを全部という読み方でしたが、偏ってしまうし、もう時間がなくなってきたので面白そうなのをあちこち齧っているだけです。
茂彦さんの難しそうな本へはまだ到達しません。

投稿: tona | 2006年8月11日 (金) 14:53

秘密結社って言うと昔読んだ冒険物の本にあった様な気がしました。
あの黒人迫害の白い頭巾をかぶった、KKKでしたっけ?
あれを思い出してしまいましたよ。
ちょっと不気味な存在です。
相変わらずに読書をたくさんされているんですね。
見習わなくちゃ…と思いながら、今だ買い置きの本に手をつけてない私です。

投稿: pochiko | 2006年8月11日 (金) 15:04

★pochikoさま ありがとうございます。

KKKは悪い方の秘密結社ですね。この本を読んだら悪いのが結構あってもし近所にあったら怖いなあと思いました。
そうでなくてもアメリカは映画で見るからでしょうか、とても怖くて住めません。つくづく日本で良かったと思っていたのに、この頃何で突然殺されるか分からない世の中になってきました。
暑くて他の季節のようにひょこひょこ出歩けないので少し読めます。

投稿: tona | 2006年8月11日 (金) 16:19

私ならこの表装を見ただけでしりごみしてしまう事は確実ですが、tonaさんの分かりやすい解説は流石・・と思います。

こういうのは自分とは無関係なことと思いがちですが、意外と似たものが身近にもあるかもしれませんね。

以前早朝の停電で、新幹線の列車を操車場からホームに持ってこられず、東京駅の新幹線ホームが人で溢れかえったことがありました。

ちょうど大阪に行く用事があり、時間が決まっていた為、駅員さんの目を掠めて切符とは別の「のぞみ」に飛び乗り、デッキで立ったまま行った時のこと。

横に立った人と話をしているうちに、ふと気が付くと、健康に良いと名の知れた食品の会社の社員たちに、会員になるようとり囲まれたことがありました。

皆とても知的な美人揃いで、仕立ての良いスーツやブランドのアクセサリーを纏っていました。

その時ふと、この食品会社はもう一つ別の顔を持っているのではないかという気がしました。例えば精神を同じくする小社会作りとでもいうような。そんな恐怖を感じました。

目的が何なのか分からないけれども、オウム真理教にも共通する閉鎖された社会?

ちょっとこの本とはピントが外れたかもしれません。ごめんなさい。(その時は無事、無傷で包囲網を脱出しました)

投稿: ねむウサギ | 2006年8月14日 (月) 19:33

★ねむウサギさま

こんばんは。実際にあった怖いお話を書いてくださってありがとうございます。
まずは無事脱出できたこと、本当に良かったですね。
奇しくも今日も大停電がありましたね。

お話の食品会社、まさしく広い意味での秘密結社の1つですよ。
オーム真理教の幹部も驚くほどの知的エリートの集まりでしたものね。

ずっと電話には悩まされますが、この電話の中には似たようなのがたくさんありますね。
マンションや投資やお墓や詐欺まがいの誘いの合間に会員に引き込まれそうなのもありますからね。
宗教関係だけでも随分あります。引っかかる人がいるのが不思議なときがあります。

投稿: tona | 2006年8月14日 (月) 20:12

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