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2006年11月 8日 (水)

大エルミタージュとベルギー王立美術館展

Erumitazyuten_1 芸術の秋、混雑の上野の山で美術館展のはしごをしてきました。

午前は「大エルミタージュ美術館展」於東京都美術館
春に行ったエルミタージュ美術館の約17000点の絵画の中から今回展示されたのが80点。
Ⅰ家庭の情景 
Ⅱ人と人生の共生 
Ⅲ都市の肖像に分けて展示されていました。
あの時見たとおぼしき絵は1枚もなかったが、ルノワール「扇子を持つ女」、モネの「ジベルニーの干草」、カナレットの「ムラーノ島のサン・ジョヴァンニ教会の眺め」など5点ほどを画集で見た記憶がありました。帰って来てから出品リストを見て、思い出せる絵があまりないけれども、絵からその時代の背景や雰囲気、風俗、人々を見て想像し、筆タッチなどを鑑賞することができました。

Unagitororodon 昼ごはんは「月の雫」・・・『電車男』に載っていた店のような気がする・・・で奇妙な取り合わせの「うなぎとろろ丼」と豚汁のセットを食しました。うなぎの味がいまいちで、国産でないかもしれない。

Berugiouritubizyutukanten

午後は「ベルギー王立美術館展」於国立西洋美術館
Ⅰ昨年行ったこの美術館の約2万点の中から109点やってきました。
遂に見ました、ピーター・ブリューゲル[父](?)の日本初公開「イカロスの墜落」とルネ・マグリットの「光の帝国」を。
「イカロスの墜落」でイカロスは何処にいるのか?海の中に頭を突っ込んで足だけ出ているのでした。クレタ島の迷宮のお話、ダイダロスとイカロスの物語の中のイカロスの最期です。
「光の帝国」はaostaさんがブログに[記憶の博物館]と題して丁寧に書かれています。後ろの空が昼、手前の家と木は夜という実に不思議な印象的な絵です。(ポスターの中の写真)
他にはルーベンス、ヴァン・ダイク、ヨルダーンス、アンソール、クノップフの絵が鑑賞できる。フランドルの絵にはネーデルランド同様、寓意を読み取らねばならない絵が多い。字が読めない人が殆どの昔、絵が教育も兼ねていた時代だったのですね。

昨夜の寒波で降ったのでしょうか、今朝、富士山にかなり雪が積もっていてきれいでした。

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コメント

tonaさま
こんばんは。
マグリット、見ていらしたのですね!
私は画集でしかこの作品を知りませんので、まだ、本物の魅力というか迫力をしりません。
先日、日帰りで東京に行く機会があったのですが、残念ながら上野まで足を運ぶ時間的な余裕はありませんでした。
マグリットには、「光の帝国」という同じタイトル、同じ構図の絵が数点あります。
何か暗示的な題名といい、画家の想いの背後にあるものは何だったのでしょう。
気になるところです。

ベルギーの画家にはこのマグリット始めアンソール、デルヴォーなど、tonaさんがおっしゃるように「寓意を読み取らねばならない絵」が多いですよね。
本当に機会があったらぜひにも見に出かけたい展覧会です。

最後になりましたが、勝手にTBさせて頂きました。ご迷惑でしたら削除をお願いいたします。

投稿: aosta | 2006年11月 8日 (水) 20:26

★aostaさま

TBとコメントをありがとうございました。
「光の帝国」同じタイトル、構図が数点もあるのですか。知りませんでした。
東京にいらっしゃったのに残念でしたね。
12月10日までやっているようですからチャンスがあるといですが。
この絵を見たとたんにaostaさんの記事を思い出しました。お陰さまでじっくりと鑑賞することができました。
この王立美術館は広すぎて、現代画家の方は時間切れで見ることかなわず、残念な思いをしました。

投稿: tona | 2006年11月 9日 (木) 08:27

上野の森は花盛りですね。どれを観ようかと迷ってしまいます。
全部見ようとしないで好きな絵だけゆっくり見ればいいと思いながらも性が貧乏性だから・・。

投稿: saheizi-inokori | 2006年11月 9日 (木) 11:16

芸術の秋を満喫なさっていらしたのですね。

知らない画家の名前がたくさん出てきて、絵も思い浮かびませんが、
ルネ・マグリットは、暗い海上で青空の鳩が羽ばたいている絵だけは
知っていました。
また、先日NHKの迷宮ナントカという(すみません忘れました;)
番組をたまたま見たとき、彼が取り上げられていて、昼間と夜が
同居している絵もそのとき紹介されていて観たところだったので
何だか嬉しくなりました。
よくよく考えたら、tonaさんがいらしたこの美術展に絡ませて
取り上げられていたのかもしれませんね。

投稿: ポージィ | 2006年11月 9日 (木) 11:56

★saheizi-inokoriさま

ありがとうございます。
saheiziさんは東京国立博物館の特別展「仏像」の方へ行かれたのですね。今回は素晴らしい仏像が揃っているようで、是非とも鑑賞したいです。
勿論私も貧乏性は同じ、それに欲張りかもしれませんから、粘って見たりしますが、帰って来てみると何も覚えていないなんてざらです。ですぐ、まあいいかとなって、これの繰り返しです。そこが皆様と違うのですね。

投稿: tona | 2006年11月 9日 (木) 14:51

★ポージィさま

ありがとうございます。
ルネ・マグリットのあの絵ですね。不思議な絵が多くて、また楽しめる画家ですね。
迷宮美術館でやっていたのですか。
逃したのは残念でした。やっぱりネットででも常にチェックしなくてはと思いました。
新日曜美術館もいいですね。タイムリーな展覧会をいつも紹介していて。
自主性も自分のしっかりした意見を持っていない私には頼もしい案内人でもあります。そういうところで見た絵にどこででもお目にかかるとポージィさんじゃないけれども嬉しくなります。

投稿: tona | 2006年11月 9日 (木) 15:00

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シュールレアリズムという言葉は、ルネ・マグリットの絵とともに十代後半、私にやってきた。 巨大な鳩の形に切り取られた空。 重力から開放されて空中に浮かぶ岩。 絵自体は丹念に写実的に描かれながら、実在するそれぞれの場所から切り離されて、まるで異なった出自のものであるかのような性格を与えられ意表をついて提示される。... [続きを読む]

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