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2006年11月26日 (日)

長かった事情聴取

新聞の特派員メモに「おなかに注意」というタイトルで子連れスリならぬ「胎児連れスリ」の話が載っていました。
マドリードの地下鉄で、大きなお腹をした三人の妊婦に囲まれ、いやな予感がしたときズボンに手が伸びてきたところをすり抜けて事なきを得たというもの。妊婦なら凭れかかるふりをして狙った獲物ににじり寄っても不自然に見えないという、妊婦を使った新手口だ。他にもサッカー場でゴールの瞬間に握手を求められ、そのすきに掏られた人も居るらしい。
最近旅行者も用心深くなったので敵もますます巧妙な手口を張り巡らせている。1つ1つこうした話を聞いて覚えておくのがこれからの防御に役に立ちます。

私はかつて事情聴取を受けたことがあります。
学生時代、友人と三人で能登旅行をした帰りの夜行で横並びに三人と男性が座りました。寝たのを見計らってその男が足元の友人のバックの財布から3000円を抜き取るのを見てしまったのです。もう胸がドキンドキン。2週間の旅行が12000円で出来た時代の3000円です。鉄道公安官に連絡したら、早朝到着した東京駅の公安室で昼頃まで事情聴取を受けました。ものの10分しゃべれば終わる話を午前中いっぱいやられて、寝ていないし、もうくたくた。友人は3000円くらい良かったのになんて言うし。
なるべく事件にかかわりたくないという気持ちがよく分かりました。この男が私が見た初めての盗人です。その後正しい道を歩んだのか時たま思い出します。

Asagao

教会のヘブンリーブルーとリュウキュウアサガオがまだ咲いています。

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コメント

そういう現場を見たら、ドキドキするでしょうね。
うちの近所の人も、お風呂を覗かれ、念のためというので、警察に電話したら、鑑識の一団がやってきて、大変だったと言っていました。掃除が行き届いていなくて恥ずかしかったそうです。。それを聞いて、掃除しなくちゃと思った、私です。

投稿: otayori | 2006年11月26日 (日) 21:26

本当に事情聴取と言うのは、同じ事を何回も何回も聞くんです。
うちで、じいちゃんが行方不明になったときに捜索願を出したんですけど、事件性を疑うんでしょうね。
何度も同じ事を繰り返し聞かれるんです。
そうして前の質問に対しての答えが違ったりするのを確かめるんでしょうね。
本当に嫌な思いをしました。
仕事だから仕方がないんでしょうけどね~^^;

投稿: pochiko | 2006年11月26日 (日) 22:50

★otayoriさま

ありがとうございます。
もう生々しく焼きついています。
現行犯を見るのはショックです。
ですからこれがもし殺人事件ならどんなでしょうね。自分がどうなるか想像もつきません。
いつも気味悪いミステリ見てても全然気分が悪くならないのに。
うわぁー、ご近所の方のちょっとあわてた気持ち、よくわかりますね。
いつどんなことがあるかわからないものですね。

投稿: tona | 2006年11月27日 (月) 08:12

★pochikoさま

ありがとうございます。
まあ、捜索願を出されたことがあるんですか。
経験がないですが、心配と警察の事情聴取で大変な思いをされたんですね。
pochikoさんのお話で何度も聞かれる理由がわかりました。
でも誘拐事件とか殺人事件とかだったら、もしかして犯人と疑われる可能性もあるわけですが、お義父さまの場合は狂言でもあるまいし、歴然としているのでそこまでしなくてもと思います。
ともあれ警察だけはあまりかかわりたくないのが本音です。

投稿: tona | 2006年11月27日 (月) 08:22

大変な思いをされたことがおありなのですね。
私の場合犯行を目撃したことはありませんが、できれば犯行など
目撃せずに済むに
こしたことはないですね。
でも最近の世の中、どんどん目撃の可能性が増えてきているようで
ぞっとします。目撃どころか被害者になる可能性も…

先週、うちの最寄り駅の近くのコンビニで、喧嘩していた
少年の集団にワゴン車がわざと突っ込んで大怪我を負わせるという
事件がありました。その事件の翌々日、夫は会社帰りに
警察の人に呼び止められて、何か見なかったかと尋ねられたそうです。

ヘブンリーブルーとリュウキュウアサガオ、まだこんなに?
寒さにもかなり強いのですね。見事です。

投稿: ポージィ | 2006年11月27日 (月) 10:35

亡母が私を駅に送った帰りにすりと間違えられて事情聴取されました。
私が中学生、長野から大阪まで弟を連れて夜行列車に乗るときです。後で聞いて警察に怒鳴り込みに行きたかった。
疲れていて貧乏だった母が子供たちを不安のうちに見送った姿がそんな風に見えたのかと今でも胸が痛くなります。

投稿: saheizi-inokori | 2006年11月27日 (月) 11:42

★ポージィさま

どうもありがとうございました。

そうなんです。犯行を目撃しても、本当ならだまって通り過ぎたいくらいです。
でもそれが命にかかわるようなこともあるわけですから、協力するのが市民の務めなのでしょうね。
さらに被害者になったときのことを考えたら、長い事情聴取も仕方ないかなあと思います。
まあ、あの事件、ポージィさんのお家の近くだったのですか。
ご主人様まで呼び止められたのですか。
しかも翌日でなくて、翌々日までもまだ警察は聞いてまわっているのですね。
あんまり事件が多いので、無事普通に死ねるかなあと考えたこともありました。今は北朝鮮の核が怖いです。

投稿: tona | 2006年11月27日 (月) 14:27

★saheizi-inokoriさま

どうもありがとうございます。
何だか涙が出てしまいました。
今もこんな警官がいるでしょうか。
日頃の不祥事を聞いていると、殆どの警官はそうでないと思いますが、いそうです。
凄い憤りを覚えます。

夜行列車ですから夜だったわけですし、見送った後だからお一人だった、そんな駅のホームで、その様子だけで判断して、本当にとんでもないです。
お母様、随分、辛い情けない思いをされたことでしょう。
それを聞いた中学生のsaheiziさんもお母さんと同じ、いえそれ以上に悲しい思いをなさったことに胸が詰まります。

投稿: tona | 2006年11月27日 (月) 14:42

●難しいですね…
自分や家族が疑われてイヤな思いをするのも分かるし、わずかな手がかりから犯人逮捕に至る地道な努力も分かる。

私もバイクが盗難にあい、すぐ見つかりましたが、夜中に職務質問で捕まえてくれたそうです。
カギを壊され、ヘルメットも捨てられていましたが、盗んだヤツの供述から探しに行ってそれも見つけてくれました。
調書作成で夜勤明けや帰宅途中に来てくれたり、ということもありました。

現場の警察官(一部を除いて)の方々は、上の連中と違い、自分の生活を犠牲にして職務に就いている方が多いと思いますよ。
じっくり話してみると、よく分かります。
その人たちがやる気を失ったら…、と想像すると恐ろしくなります。

投稿: 讃岐の団塊オヤジ | 2006年11月27日 (月) 23:33

★讃岐の団塊オヤジさま

おはようございます。ありがとうございました。
物事には両面があるわけですし、1つの公共性を帯びた職業にはこのことが、出方によってはありがたくも厳しいという両面で構成されていることが分かります。

バイクの盗難でヘルメットまでも見つけてもらったという体験、ありがたいことでした。殆どの警察官が時には家庭までも犠牲にして親身に事に当たってくれます。
アメリカの映画ではそれで家庭生活が壊れていくのが多いですね。

そうです。医者やすべての職業がそうですが、やる気を失ったらもう世の中真っ暗。
仕事のためというのみならず、お金のために働くのもやる気かもしれません。奈良の公務員の話は問題外ですが。

投稿: tona | 2006年11月28日 (火) 08:24

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