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2007年2月15日 (木)

Shall We ダンス?

暖冬で足の太さほど大根に驚いたが、今日は初めてこんなに大きなキャベツ:直径26cm、重さ3.5kgにお目にかかる。150円で安い。

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「アンナとシャム王」1964年:レックス・ハリソンとアイリーン・ダン
「王様と私」1956年:ユル・ブリンナーとデボラ・カー
この映画の中で踊られた[シャル・ウィ・ダンス]からの

リチャード・ギアとジェニファー・ロペスの「Shall We ダンス?」をやっと観た。
周防正行監督:役所広司と草刈民代の「シャル・ウィ・ダンス?」のハリウッド版。
家庭や仕事に恵まれ幸せに暮らしている中年の男性、しかしそんな中に何か空虚感を抱き始めた。とある日車内から見上げた社交ダンス教室の窓に佇む美しい女性を見て、ダンス教室に足を踏み入れる。

リチャード・ギアがとてもとても素敵。
ダンスをして輝いていく主人公はどんどん若返っていくようである。人間本来の姿を取り戻しているかのよう。
先進国で1番の残業大国日本では、仕事一筋の会社員のうち10人に1人が夜10時過ぎまで残業しているそうだ。
このような人々にこんな生き生きした姿は現状では望めない。本当に気の毒だ。

社交ダンスを始めた私と同年齢の知人がいる。姑と40年以上同居で鬱になるくらい塞ぎこんでいたのが、ダンスで姿勢も健康状態もよくなり、5つくらい若返って元気溌剌。
ロシア旅行でご一緒した70過ぎの女性も週4日、土、日は朝から夜遅くまで踊り放しでご主人は留守番とか。小さい体でとても元気だった。

そしてもう一人、萩原葉子さんである。
萩原朔太郎の子として、複雑な家庭に育ち、不幸な結婚生活に追い討ちをかけて実家の始末が老いるまで続いていく。
『蕁麻の家』『閉ざされた庭』『輪廻の暦』の3部作に私小説として書かれていて、あまりの不幸に涙が出た。
そんな萩原さんが老後にダンスを始めた。ドキュメントで観たのだがバレリーナのように凄いダンスだった。いかにも凝り性の人らしい。お相手は若いプロのダンサーしか務まらないというもの。かたやびっくりするようなオブジェを作りながらの晩年は、不幸な年月をカバーしてこれこそ光り輝いていた。『ダンスで越えた私の人生』という著書もある。

相手あっての社交ダンスは、相手なしで踊るフラダンスや私のやっている太極拳とは違って、相手を意識して練習もすごく厳しいかもしれない。
すぐ近所にダンスのあの煌びやかなドレスを縫う人がいて、ダンスもなさる様子。この人も超がつく元気。やってみたらいいとわかってもその1歩が踏み出せない。

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コメント

萩原葉子さん、あのお父様譲りの強い力を宿した大きな目。
あまりにも苛烈に生きた人でした。
森茉莉さん経由で彼女にたどり着いて、その棘だらけの人生の重さに気圧されたまま、実は何の著作も拝見できないままでした。

彼女と社交ダンス。
描くことでは表現できなかったもの、生身の想いを身体で表現なさっていたのでしょうか。あの細い華奢な身体で、本来スポーツに匹敵する運動量のダンスにのめりこんでいった萩原さん。
『ダンスで越えた私の人生』、読んでみます。

彼女の息子さんで写真家の萩原朔美さん。
彼も独特の感覚の写真、また文章で気になる人でしたが、最近どうしていらっしゃるのでしょう。

投稿: aosta | 2007年2月16日 (金) 07:57

今一歩踏み込めない、、、、わかるような気がします。
ヨガとか太極拳とは違いますよね。はじめるとなると何か揃えるものもありそうだし。
でも、ダンスは太極拳などとも違う良さもありそうですよね。身だしなみを調え、相手に気を配りながら動く。姿勢も良くなりそうだし。

やる気がちょっとでもある時は、始め時のような気もしますが。
途中でやめたっていいようにも思いますし。。。
思い立ったが吉日!

投稿: otayori | 2007年2月16日 (金) 08:59

小学校の同級会で一人ひと回り若いような友達、聞いてみると殆どプロのダンサー。男性が少ないから全国至るところからお呼びがかかって・・と嬉しそうでしたよ。
さて、送信できるかな。みいさんのところはできたのですが。

投稿: saheizi-inokori | 2007年2月16日 (金) 10:18

わぁ~ 私も「Shall We ダンス?」少し前に(やっと)観た
ところなんですよ。リチャード・ギアはやっぱりすてきでしたね。
日本版とよく似ていますが、やっぱり舞台はアメリカ、
違う味わいを楽しめました。

さて、ダンスはずっとブームが続いているようですね。
いろんな面でいいものだなと思いはするものの、盆踊りのリズム・
テンポが精一杯の私にはリズムがとれない、足が動かない~~(;_;)

萩原葉子さんというかたは知りませんでした。
ダンスによって人生変わられたのですね。それもかなりお年を召されてから。
素晴らしいですね。
人生いくつになっても捨てたもんじゃない、と改めて思いました。
対象はダンスでも太極拳でもなんでもいいのですよね。

投稿: ポージィ | 2007年2月16日 (金) 10:31

Shall We ダンス?
そういわれたら逃げ出してしまいます。
Shall We ダンス?
とは決して口に出せません。
残念ですが、僕の現状。

投稿: YUKI-arch | 2007年2月16日 (金) 10:50

★aostaさま

どうもありがとうございました。
森茉莉さんからたどり着いたと言うのも何となく頷けます。
萩原さんはとてもプロポーションが良くてダンスに適した体の持ち主ですね。
発表会も開いていました。
皆すごく感銘を受けたのではないかしら。

萩原朔美さんは大学の先生でした?
写真も文章も知りませんでしたので調べてみましょう。

投稿: tona | 2007年2月16日 (金) 16:11

★otayoriさま

どうもありがとうございました。
そうなんですよ。相手がいるということは家庭の中の夫とは違いますね。
でもご夫婦でなさっている方も多いと聞きますがね。
特に家に引っ込んでしまった年齢の人にはもってこいかもしれません。

スリムなotayoriさんは如何でしょうか。
私はブログを始めるのも半年躊躇した口、決心する頃は人生の終わりかもしれません。とほほ。

投稿: tona | 2007年2月16日 (金) 16:20

★saheizi-inokoriさま

本当に度々書かれてはだめになることをさせてしまいすみませんでした。
今日はバッチリお言葉をいただきました。
ありがとうございました。

ダンスをされているご友人、やっぱり一回りも若く見えるんですか。
しかも全国からお呼びがかかるなんて、もう年をとらないのでは。
ダンスの世界も女性が多いのですね。う~ん。

投稿: tona | 2007年2月16日 (金) 16:26

★ポージィさま

どうもありがとうございました。
ポージィさんもご覧になったばかりですか。
リチャード・ギアにうっとりで久しぶりです。
うふふふ・・ポージィさん、盆踊りのリズムとテンポですか。それでも大したものですよ。盆踊りも結構難しいですもの。
太極拳は超スローモーでこけそうです。ずっとやっていないので忘れたかも。

人生、一生を終わってみないとわからない、結構平等なこともあるという典型だと思います。良い息子さんには恵まれ、老後が人より輝いていたのですから。

投稿: tona | 2007年2月16日 (金) 16:34

★YUKI-archさま

どうもありがとうございました。
逃げ出してしまいますか。
まあ、私もそうなんですけれども。
学生時代盛んではありませんでしたか。
私は2度ほどダンスパーティに誘われて行きましたがギブアップでした。
その後の学生さんはどうなのでしょう。
あまりやっていないように思えますが。
ダンスをすると100%元気というところに惹かれはしますがね。

投稿: tona | 2007年2月16日 (金) 16:41

昔は学校でフォークダンスをよくやりました。
また学生の頃は、サークルの活動資金集めにダンスパーティが盛んでした。
男子学生がチケットを2枚買って、女子学生を誘うのです。
今から思うと可愛らしいものでした。

知り合いに、夫の介護疲れの息抜きにダンスを始めた人がいます。
「あぁ、心身が解き放たれる!」と感じるそうですよ。

日本映画の「Shall We ダンス?」は見ましたけど。土曜日?の日本テレビ7時からのダンス、時折見ます。結構上手くて面白いです。

投稿: ねむウサギ | 2007年2月16日 (金) 17:14

私が松山の母と慕うR子さんは間もなく70歳。
突発性難聴を患いはしましたが、それ以外は元気元気!
秘訣はやはり社交ダンスをなさってるから。
姿勢、ものすごくいいですよ。
R子さん夫婦はR子さんの方が少し年上だけど、R子さんの方が若く見えます。
社交ダンスは楽しいって仰ってたけど、ただ一つ不満があるそうです。
女性の方が多くて男性が少なすぎるって(笑)
3:7くらいの割合で女性が多いそうです。
男性は踊りっぱなし、女性は順番待ち。
モテない女はあぶれっぱなしよ~って笑ってました(笑)

投稿: ちょびママ | 2007年2月16日 (金) 17:59

★ねむウサギさま

どうもありがとうございました。
やっぱり昔は盛んだったのですね。
ではワルツとか踊られたのでしょう。
その後はなさっていないのですね。

ご主人の介護疲れにダンス、本当に素晴らしい息抜きですね。
皆に勧めたいくらいです。

日本テレビの番組知りませんでした。
是非見たいものです。

投稿: tona | 2007年2月16日 (金) 20:17

★ちょびママさま

どうもありがとうございました。
ちょびママさんのもう一人のお母様、社交ダンスをなさっているんですか。
やっぱり若く見えるんですね。
なさっている方は全員若いのですね。

うわははは!やっぱり女性過剰なんですね。ダンスまでとはね。
ちまたの遊ぶところは何処もですからさもありなんです。ぎゃぎゃ、もてない女とはね。
やっぱりやめておきましょう。

投稿: tona | 2007年2月16日 (金) 20:23

ダンスと聞いて、踊っていた10年間がとても懐かしく思い出されます。
もし膝を痛めていなかったら、まだ続けていたのにと残念ですが、いい思い出がいっぱいありますので悔いはありません。

映画は役所浩二(文字間違っていないかなぁ)さんのを観ただけですが、映画館で、テレビで、ビデオで、3度も、ダンスに夢中になっていた時だけに・・・。
もう忘れかけていたことを、今日は思い出させてもらえました。

投稿: あにこべ | 2007年2月16日 (金) 20:39

★あにこべさま

おはようございます。
ありがとうございました。
あにこべさん、社交ダンスをなさっていたのですね。
何となくそんな感じがしていました。
今の生活のフットワークの軽さもお元気そうな様子もダンスをなさっていたことからきているのでしょうか。
映画3度もご覧になられたというのもわかります。

投稿: tona | 2007年2月17日 (土) 08:24

Shall We ダンス、ではないんですけど、一昨年に仙台にコンサートへ行った時。
3時間半、ほとんど立ちっ放しで曲に合わせて手拍子をしたり拳を挙げたりダンスしたりだったんです。
私の斜め前に、絶対に50代とは思えない、たぶん60代も後半ではないかと思われるお婆さんが一緒に3時間半休む事無く踊っていました。
若さの秘訣かなぁ~~と感激してしまいました。
すみません…あまり内容に関連の無い事で…(^^ゞ

投稿: pochiko | 2007年2月17日 (土) 21:02

★pochikoさま

おはようございます。
どうもありがとうございました。

もうせん吉田拓郎のつま恋コンサートをテレビで見たんですが、長時間立ちっ放しなんですね。
3時間半も踊り続けたとは凄い体力!
pochikoさんがお元気な源ですね。
そのおばあさんも大したものです。
歌う、踊るということも元気の秘訣なんですね。

投稿: tona | 2007年2月18日 (日) 07:31

Shall we dance、何度も映画化されましたね。残業大国、日本ですか?何故でしょうね?
時々、私も踊ってみたい欲望にかられます。パソコン・サークルの勉強に行く公民館で、楽しく踊っている人たちみかけます。皆さん、生き生きしています。羨ましい!!!

投稿: 茂彦 | 2007年2月18日 (日) 08:39

★茂彦さま

おはようございます。
コメントありがとうございました。
経済の仕組みに深くかかわる残業、過労死の悲惨な記事もあとをたたないこの頃です。
今日の記事にも退職後の趣味がないと言う点で抜き出ている日本とありました。

茂彦さんも是非社交ダンスをなさって、ダンス人口過剰な女性の助けになってください。
そうなるとひっぱりだこでますますお忙しくなるとは思いますが。

投稿: tona | 2007年2月18日 (日) 09:37

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