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2007年4月 2日 (月)

本『漂流』

吉村昭著『漂流』
江戸時代の天明年間に時化に遭って土佐から、植物も殆どなく水も湧かない絶海の孤島に漂着しました。(現在の八丈島の先の鳥島のようです)
仲間が次々亡くなってただ1人残った長平はそれから12年に及ぶ苦闘の末、思っても見なかった方法でついに帰還します。食物はアホウドリと僅かな海藻と魚のみ。しかもアホウドリは渡り鳥なので半年いないので半年分を干物にして保存する。飲み水は雨水だけ。野菜を12年間も食べなかったのです。
その生存の秘密と、壮絶な生きざまが感動を呼びます。
何冊か読んだ漂流物でも圧巻です。
何でも揃っている日頃の生活に不満顔は許されないと思いました。

「猫の駅長」:和歌山県の貴志川線の終着駅(無人駅)の駅長が飼い猫の「たま」、同居する猫「ちび」とたまの母親「ミーコ」が助役に今年1月5日に就任しました。駅長の帽子を被り、胸に「駅長 たま」の名札を下げて可愛いですよ。貴志駅で検索すると可愛い姿が。

読書には、娘が作ってくれた栞を使うことが多いです。

Siori

ねむウサギさん、左側2枚目と4枚目の拡大です。

Siori2

Siori1

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コメント

この作家の「死顔」は最近読みましたが、この本は読んでいません。ブログを拝見して是非読みたくなりました。

それからお嬢さんの「栞」。なんて楽しいんでしょう。
左の2と4だけでも何とかアップで見られないものでしょうか。
特に4枚目は台詞入り!縦置きの2枚はご家族でしょう?

こんなユーモアと表現力を持った情操豊かなお嬢さんは、やはりtonaさんがお母さんだからこそ!でしょうね。とてもよくわかります。

投稿: ねむウサギ | 2007年4月 2日 (月) 19:20

★ねむウサギさま

ありがとうございます。
この方の本はこれでやっと2冊目です。
私も「死顔」を読んでみようと思います。

2枚目と4枚目の栞、まったく同じような内容になっていますね。
がっくりしているところを私が慰めている図です。
今は全く立場が逆になっています。いつも慰めてもらっているような状態です。
2枚目と4枚目のを拡大しましたので見てください。
縦置きの2枚目は置物を描いたものです。

投稿: tona | 2007年4月 2日 (月) 20:37

tonaさん、早速厚かましいお願いを聞いて下さいましてありがとう!
どれも温かくて懐かしくて(何故だ?わからないけどジンと来る)、素敵なシーンです。

それから縦置きの1枚はお父上(tonaさんのご主人)かと思いました。お嬢さんの愛情が感じられたので。

投稿: ねむウサギ | 2007年4月 2日 (月) 23:09

たま駅長が就任した時のニュースをネットで見つけて食い入るように見てきました。
可愛い~
でもちょっと迷惑そうな顔してるのがご愛嬌でした。
孤島での12年の生活。。。
戦後もジャングルにこもって戦い続けてた小野田さんや横井さんもいらっしゃいましたね。
彼らから発せられる言葉、体験談もかなりショッキングでした。

娘さんの栞、どの絵も優しさで溢れてますね。
母親譲りの優しさ、温かさをお持ちなんだと思います。
お幸せですね。

投稿: ちょびママ | 2007年4月 3日 (火) 00:27

★ねむウサギさま

早速見てい戴いて感想をありがとうございます。
他に4コマ漫画などいろいろノート1冊分あるので時々楽しんでいます。

投稿: tona | 2007年4月 3日 (火) 04:12

★ちょびママさま

たま駅長の就任のときのニュースがご覧になれたのですか。
迷惑そうな顔だったのですか。人間の勝手ですからさもありなんですね。可愛いですね。
犬の駅長ではどうでしょうね。

そうそう、小野田さんも横井さんも長かったですね。
横井さんは殆ど孤独だったのですね。戦争だったから別の意味で大変なものがありました。

栞、横5枚目のトドは、私が一頃夏になると暑くて畳の上にトドのように寝転ぶので第3の渾名をつけられたときの記念です。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2007年4月 3日 (火) 04:24

こういうサバイバルもの、うちの夫が大好きなんですよ。
映画でもそういうのは好んで観たがります。
何も無いところから知恵と工夫で必要なものを得、生きていく姿に
勇気や感動や共感を覚えているのだと思います。

お嬢様作の栞、どれも温かいですねぇ…
拡大されている猫のものなんてすごく気持ちがこもっていて素適です。

投稿: ポージィ | 2007年4月 3日 (火) 10:50

この栞、売り出しませんか?

投稿: saheizi-inokori | 2007年4月 3日 (火) 13:02

★ポージィさま

サバイバルもの、映画もいろいろありますね。
何も無いところでも数人あるいは十数人集まると、いろいろな知恵が集まって何とか生活できるどころか、余裕さえ生まれてまた芸術的なものを楽しむことなどシベリア生活の話などでわかりました。
では実際自分がそんな場に居合わせたら何に貢献できるかといったら、精々食事の支度が少しできるかと言う程度、火の起こし方も知りません。

栞素敵と言っていただいてありがとうございます。

投稿: tona | 2007年4月 4日 (水) 15:19

★saheizi-inokoriさま

うわーぉ、売り出す、考えもつかなかったですよ。
その節はまず最初はお世話になったsaheiziさんに贈呈です。

投稿: tona | 2007年4月 4日 (水) 15:23

 こんにちは。
 過去の記事で恐縮ですが、実は、この本、大好きなので、コメントさせていただきます。
 わたしも漂流ものは興味があり、よく読みますが、これは圧巻でした。
 今でも、つらい時など、長平のことを思い出します。(笑)
 吉村さんもよくぞここまでまとめあげたものだと感心してしまいます。

 それにしても、書籍のカテゴリーを拝見させていただくと、おもしろそうな本がずらりと並んでますね。いくつか読ませていただきたいと思います。
 収拾がつかなくなるので、わたし自身は、本のことは書かないようにしてるのですが、楽しい記事を拝見させていただいているうちに、思わず何か書きたくなってしまいました。

投稿: Nora | 2007年7月 9日 (月) 16:08

★Noraさま

お帰りなさい。旅に出られたとか、いつお帰りかなあと思っていました。
そうですか。Noraさんも既に読まれ、感動を覚えられたのですね。
辛いときこの辛さに比較すると、確かに自分の小ささがわかって身が引き締まります。

是非Noraさんも本に関しても書いてくださいませ。
お料理のことなど参考にさせていただきます。
今日もありがたいコメントいただきありがとうございました。

投稿: tona | 2007年7月 9日 (月) 17:23

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