アイルランド2 アラン諸島・バレン高原・モハーの断崖
アイルランドで最も有名なアラン諸島にはアラン島という名の島はなく、3つの島からなっている。
中で1番大きな島「イニシュモア島」に行く。
石灰岩の地が広がり独特の風景が広がる。大地には土がなく、そこで人々は海草を干して土にしてだんだんジャガイモを植えていったとか。高い木は殆ど見当たらない。冬は荒涼として過酷な自然と闘いながら淋しい生活をしているに違いない。女性は世界的に有名なアランセーターを編み出した。暖炉の前でせっせと編んでいたのでしょう。お店に山とセーターが売られていた。私は昨年アラン模様のセーターを1枚編んだが、模様の「トレリス」は石の風景を写したもので、様々なデザインには幸運や不滅などの意味があるということを知らなかった。
又この島には、先史時代や初期キリスト教時代の遺跡が多い。1番の見どころ「ドン・エンガス」は2000年前の砦で、砦の先の90mの断崖が迫力である。あちこちに珍しい花もいっぱい咲いていた。
↓海から近づいていった島
↑ こんな船に乗った ↑ ドン・エンガスの砦
↓ドン・エンガスの断崖 ↓教会前のマリア像
↓かわいい花も荒地に一杯咲いている
↑牛や猫も可愛い
アラン諸島の対岸にバレン高原とモハーの断崖がある。
バレン高原も島と同様石灰岩の丘陵で標高200m、最高でも500mしかないらしい。
そういえば、どこにも高い山がない国であった。
バレンはゲール語で「石の多い場所」と言う意味で、風景が北九州の平尾台や山口の秋吉台に似ている。
「巨人のテーブル」と呼ばれるドルメン(自然の石を立てた大きな墓石)があったが太古の民族のものと言われる。
↓巨人のテーブル
↑石だらけ ↑エリカの群生
↓こんな可憐な花も石の間に咲いて
モハーの断崖とは大西洋に海面から200mの高さの断崖絶壁が8kmにわたって突き出したもので、広く知られた観光地である。
遥か向こうにアメリカ大陸があるのです。
アイルランドの1日には四季があるといわれ、また晴れ、曇り、雨とめまぐるしく天候が変わる。
幸いにして島だけ霧雨でモハーの断崖は1年でも珍しい快晴に恵まれ、他も雨に合わなかった。
水が不足することはなく、水道代はタダなのだそうである。ただし水質が悪く季節によっては汚染されているそうで、歯磨きもペットボトルを持ちながらする。
アイルランドは妖精の国でもある。道端に「妖精に注意」という標識まで立っているそうだ。
この妖精の人形がたくさん売られている。私はこれをクイズに当たってゲットしたのである。ダブリンを出発してぐるっと回ってダブリンの手前まで来たとき、バスのドライバーさんが「何km走ったでしょう」という問題を出して、私は適当に1000kmと答えたのが当たって、この人形をプレゼントされたのである。今まで年賀状のお年玉さえも、切手以外に当たったことがないという籤運ゼロ人生に、ぽっと火が灯った一瞬であった。
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コメント
「アラン諸島」に「バレン高原」に「モハー
の断崖」!始めて観るものばかりでした。
感動の連続です。なかでも「モハーの断崖」
には圧倒されました。アイルランドには素晴らしい情景が満載ですね。綺麗なお花に動物
そして、イニシュモア島では海草を干して土
にしてだんだんジャガイモを植えているなんて、信じられな~い!でした。
未知の世界を堪能させていただきました。
ありがとうございました。
投稿: 老春 | 2007年9月 4日 (火) 07:09
★老春さま
こちらにもコメントいただきありがとうございました。
あのアラン諸島は思ったとおり景色でした。
土のない所に植物を植える努力をした先人たちに頭が下がる思いでした。すごい底力ですね。少し反省しつつ、力を戴いたような気がします。
モハーの断崖は本当に凄い迫力で引き込まれるようなものでした。
自然の造形って凄いですね。
投稿: tona | 2007年9月 4日 (火) 08:27
tonaさん、おはようございます。
この国はとても住みにくそうなところのように思います、それでも、石の間にきれいな花が咲いていたり、自然の偉大さを感じましたね。
観光で行くのには良いかもしれませんが、
ずっとすむことはできないかもしれませんね。
同じ地球の上でも、ずいぶん違いますよね。
でも妖精とか良いですね。
また手編みがお上手な人ばかりなのでしょうね。もちろんtonaさんもお上手ですが。
投稿: もみじママ | 2007年9月 4日 (火) 08:40
地の果てのような景観、物寂しくなりませんでしたか。その寂しさが何ともいえない魅力ですね。
高所恐怖症の私は断崖絶壁を見ると御尻がむずむずします。
投稿: saheizi-inokori | 2007年9月 4日 (火) 09:50
おはようございます(^-^)
石の大地にこれだけのグリーンが育っている…ステキですね~♪
海草を干して土を作り食物を植えた先人の知恵の素晴らしさと共に、改めて…
植物の逞しさを感じますヽ('-'*)~♪
正に「風と共に去りぬ」の世界ですね~♪私は「タラ」は「大地」と解釈しましたので(^^;
「マリア像」…大好きです~♪「教会前のマリア像」の大きな写真が見たいですね…
「巨人のテーブル」は明日香の「石舞台」を想像しました~♪
これも巨石が好きな宇宙人の創造物かしら…(・・?)…(^^;
投稿: orangepeko | 2007年9月 4日 (火) 09:51
おはようございます。
どちらにいらっしゃったんだろう、とあれこれ想像していたのですが、ブログを開き、目に飛び込んできた写真を見て、もうびっくりです。
パート1もそうですが、こんな映画でしか見たことないような風景の中を、実際に歩かれたのですね。
tonaさんの影響で、わたしはこんなにだらだらしていていいのだろうか、と、考えてしまう今日この頃です。
次は、ポルトガルですか!打って変わってまぶしい国ですね。
何だか今からわくわくしてきました。(って、わたしがわくわくしてどうするんだ)
それにしても、tonaさん、1000キロってかんたんにおっしゃってますが、1000キロって、すごいですよ・・・・。
投稿: Nora | 2007年9月 4日 (火) 10:34
ありがとうございます。
とっても、うれしいです。
明日、早速伺ってみます。
本日のお写真からアイルランドの小さな村が舞台の映画、コメディーですが、ウエイクアップ!ネッド!を思い出しました。映画もいろいろありそうですし、今まであまり考えていなかったアイルランドのこと段々興味がわいてきました。
これからもよろしくお願い致します。
お礼まで
投稿: りんりん | 2007年9月 4日 (火) 11:18
短い夏の、いちばん過ごしやすく美しい季節なのでしょうね。
しかし…古の人たちは石ばかりのこの地に、どうして住もうと
決めたのでしょう。長いときを経て土を作っていくまでの
間はどうやって暮らしを立てていたのでしょう。漁業かな?
かっては不毛の地とも言えそうな大地に、人々は根を下ろし
地道な努力を続け、僅かな土に植物達は美しい花を咲かせ、
猫は丸々と太り…(ん?)
遠い昔、祖先がアイルランドを離れ移住した人々の子孫は
今も故郷として愛着を持ち続け思いを馳せている。
便利で物が豊かなばかりがいいのではないということ、
改めて考えさせられる気がします。
投稿: ポージィ | 2007年9月 4日 (火) 11:24
今まで何の知識もなかったところです。
珍しい風景をちょっとわくわくしながら見ました。ありがとうございます。
冬はさぞかし寒いだろうな。住むのはちょっと・・と思いますが、こういう大きな眺めは大好きで一度上陸してみたい。
記事と写真を拝見して、以前tonaさんの紹介してくださった「漂流」を思い出しました。
ひょっとしたらこの島の最初の住人は漂流者ではなかったかと。
拡大地図で1000キロを納得。可愛いお人形は宝物ですね。
ところで猫の耳はとんがっていたでしょうか。
投稿: ねむウサギ | 2007年9月 4日 (火) 12:04
★もみじママさま、ありがとうございます。
雑草は逞しいといいますが、綺麗なお花までこんな荒地に咲いているのですね。感心してしまいました。
観光して感心していますが、実際に住むとなったらとても大変だと想像できます。冬は凄く淋しいのではないでしょうか。
ブロンテ姉妹の「ジェーン・エア」や「嵐が丘」のような世界でしょうね。
妖精を信じているところが可愛い国民性ですね。
セーターを編むのは凄く早いらしいですよ。私なんか1ヶ月以上握っています。
投稿: tona | 2007年9月 4日 (火) 15:44
★saheizi-inokoriさま、ありがとうございます。
そう、月とはいいませんが、地の果てです。
こんな地に良くぞ流れて住み着いたものですね。2000年以上もどのように淋しく、悲しく暮らしてきたのでしょう。
ふふふ・・saheiziさんは高所恐怖症でしたね。とても見下ろすのは無理かと。
私は閉所の恐怖までいかなくて、閉所いやいや症です。長時間の機内がなかなか大変です。
投稿: tona | 2007年9月 4日 (火) 15:50
★orangepekoさま、ありがとうございます。
アスファルトの下には土がありますが、石のすぐ下には土がないわけで、石の隙間や上にこれだけの植物が生えるようになったのが凄いことです。噴火の後に徐々に山が草木で覆われていくようですね。本当に植物は逞しい生命力に溢れています。
私もorangeekoさんのお陰で「風と共に去りぬ」の見方が違ってきました。
そうか!明日香の石舞台に似ていたのですね。本当にそうです。すっきりしました。
ありがとうございます。
マリア像、後ほどメールにてもう少し大きいのを送ります。
投稿: tona | 2007年9月 4日 (火) 15:59
★Noraさま、ありがとうございます。
だらだらなんてとんでもないですよ。
ずっと定年まで仕事をしていたので、もう年で元気なうちにと動いているだけなのです。
若かったらいろいろ動けて見聞も広がるのでしょうが、ツアーにのって、通り一遍の花見遊山程度でお恥ずかしいです。
私の分までわくわくしていただちゃってすみませんね。
そうです、1000kmを自分で運転したら大変ですね。ドライバーさんに感謝です。運転している間、居眠りしているのですから。申し訳ないなあと思いつつね。
投稿: tona | 2007年9月 4日 (火) 16:08
tonaさん、こんにちは。
アラン諸島まで足を伸ばされたのですか!
アランセーターに入れ込んで、現地まで勉強に行った方がいらっしゃいます。
そのときすでに70をいくつか超えてらしたはず。
いつもさまざまな意匠を願いと共に編みこんだ素敵なセーターを着ていらっしゃいます。
ご主人は80を超えてからブログを開設し毎日の更新が滞ったことはありません。
tonaさんといい、このご夫婦といい、好奇心って、何より若さを保つ秘訣ですよね。
土がない岩だらけの大地に、海草で自ら土を作りつつ生きる・・・
緑に恵まれた日本では考えられない生活です。
アイルランドにしても、もっと住みやすいところは他にもあるのでしょうに、あえてその地を選び何世代にもわたってかの地で暮らしてきた人々。
そういえば「アドリア海の女王」と呼ばれたヴェネチアにしても、敵対勢力に追われ行き場を失った末、海に何万本もの杭を打ち込んで、何もなかった海上に、あれだけの街を作り上げたのでしたね。
なんだか感慨無量になってしまいました。
投稿: aosta | 2007年9月 4日 (火) 16:15
★りんりんさま、ありがとうございます。
お役に立てそうですか?
店のマダムは隣人なのでtonaと言っていただければすぐわかります。
「ウエイクアップ!ネッド!」知りませんでした。イギリス映画でほのぼのとしたコメディなのですね。教えていただいてありがとうございました。
また教えてくださいね。こちらこそ宜しくお願いします。
投稿: tona | 2007年9月 4日 (火) 16:22
★ポージィさま、ありがとうございます。
本当にポージィさんの疑問の思われたこと、知りたいです。古代ケルト人は文字を持っていなかったそうで、謎に包まれているようです。今でこそ観光に力を入れていますが。
こんな土地に咲いている花、美しいと思ったら、アルプスや地中海に咲いているのと同じのが多いのですって。これも厳しい気候という点が同じだからでしょうか。
そうそう、この頃移住先から戻ってくる人も増えたんだそうです。それも生活できるだけの経済力が国に出来たからだそうです。。
投稿: tona | 2007年9月 4日 (火) 16:35
★ねむウサギさま、ありがとうございます。
ねむウサギさんがいらっしゃったアメリカのアリゾナでしたか、全然違った意味で興味を惹くと思います。
機会があったら是非いらっしゃってください。
そういえば、漂流のような風景と厳しさですね。土がないということは!
えっ!猫の耳・・・記憶にありません。
とがっているのと丸いのがあるのでしょうか。気をつけてみたことがないです。
妖精人形は大切にしたいと思います。
投稿: tona | 2007年9月 4日 (火) 16:43
★aostaさま、ありがとうございます。
そうそう、ヴェネチア千年の歴史を読みましたが、私も杭を打って街を作り上げたことに、凄い感銘を覚えました。凄い!の連発です。そんなヴェネチア人ですから、ナポレオンにやられるまで1000年も続いたのですね。このことにも驚きました。
日本の民族との違いを感じます。
aostaさんの知人ご夫妻の方も凄いですね。
セーターに入れ込んで出かけて勉強したとは!模様の意味もいろいろご存知のことでしょう。好奇心が旺盛と言うことは、ご主人様のブログも魅力溢れるものでしょうね。拝見したいものです。
土地を作り上げたこれらの人々のことが忘れられなくなりました。
投稿: tona | 2007年9月 4日 (火) 16:54
アラン諸島、バレン高原、モハーの断崖など、興味深くそして楽しく拝見しました。地球上には、数え切れないほどの、未知の世界があるのだな~、とあらためて痛感しています。そして、過酷な気象条件のもとでも、美しい花にも出会えるのすね。可憐な花たちにほっとしました。
投稿: 茂彦 | 2007年9月 7日 (金) 11:16
★茂彦さま
こちらにもコメントを有難うございました。
本当にいろいろな変わったところがあり、どんなところでも人間は工夫を凝らして生き続けてきたのですね。
この地に咲く花々は、高山植物などと同じく厳しさに耐えてやっと咲いたのだと思うと、よけい愛しく眺めました。
投稿: tona | 2007年9月 7日 (金) 16:30