« 北スペイン・ポルトガル紀行 北スペイン編(2) | トップページ | 北スペイン・ポルトガル紀行 北スペイン編(4) »

2007年10月31日 (水)

北スペイン・ポルトガル紀行 北スペイン編(3)

Reonhe

(3)サンチャゴ巡礼の要所レオン

Tizu サマランカから真北へ約200kmのレオンへ。
途中の景色↑は赤茶けている原野が続くが、かなたに山や緑が見えてきたところがレオンだった。
ピレネーからサンチャゴまで800kmといわれる巡礼の道の要所レオンは、サンチャゴまであと約365kmの地点である。
レオンは10~12世紀に栄えた旧レオン王国の首都。後にカスティーリャ王国に併合された。巡礼路の要所でもあるところから教会、カテドラルなど重要なモニュメントも多い。
一方、あのサグラダ・ファミリアのガウディが設計したカサ・デ・ロス・ボディーネスという建物もあるのである。

まずゴシック様式のカテドラルである。100枚以上のステンドグラスが有名である。太陽の動きによってその色合いが1日のうちに変化するという素晴らしいものである。撮影禁止だったので絵葉書で。
グレゴリオ聖歌のような歌が別室から流れてきて、荘重な気分になった。
↓カテドラルとファサードとステンドグラス

Daiseidou1_2

Daiseidou2

Reondaiseidou1

Reondaiseidou2

聖イシドロの遺骨が納められたサン・イシドロ教会
ここの付属の美術館の「ロマネスク美術のシスティーナ礼拝堂」と呼ばれるパンテオン(王家の霊廟)があってフレスコ画が素晴らしい。これも撮影禁止なので絵葉書で。
Isidoro2

Sanisidoro_2

ガウディが設計したカサ・デ・ロス・ボティーネス
カタルーニャ地方以外の数少ないガウディの作品で四隅の尖塔が特徴的である。建物の前のベンチにガウディが坐っている。

Gaude1 Gaude2

ここレオンでパラドールに宿泊した。パラドールはスペインが独自に開発した国営ホテルで、現在91ヶ所ある。多くは古城、旧領主の館、豪族の邸宅、修道院などを改造した建物が使われている。
↓ライトアップされた元修道院のパラドール

Paradoru

↓パラドールの中の中庭と礼拝堂の祭壇
Paradoru2 Paradoru3

↓パラードル前面の公園と日本のゲートボールのようなことで遊んでいるお年寄りたち
Paradoru4 Paradoru5

洋風のお風呂はかねがね苦手であったが、つい手が滑って危うくハムレットの美女でないオッフェリアになるところだった。

|

« 北スペイン・ポルトガル紀行 北スペイン編(2) | トップページ | 北スペイン・ポルトガル紀行 北スペイン編(4) »

コメント

う~ん「ステンドグラス」…撮影禁止なんて…惜しいなぁ~(;-_-) =3
きれいでしょうね~♪

日本では殆ど見ることはありませんが…(^^;…あっ!私がです…
「大浦天主堂」ぐらいかしら(^^;あんなに簡単なものではなさそうですね…
でも「大浦天主堂」の方がシンプルできれいかも…(・・?)

Hotelも大きいですね…迷子になりそうです…(^^;
小さな子どもだったら迷路のようで喜ぶかも…(*^m^*)
由緒ある建物を大事に手入れしながら使っているのですね…
本当に南スペインとは雰囲気が違うのですね…

投稿: orangepeko | 2007年11月 1日 (木) 08:15

★orangepekoさま

こちらにもありがとうございました。
あちらでは随所にステンドグラスが見られますね。
日本でもあるのでしょうか。私は大浦天主堂のは学生時代以来見たことがないのですっかり忘れて思い出せません。
いつかもう一度行きたいとは思っているのですが、そのときまでこのことを覚えていたいものです。

はい、このパラドールはとても大きかったです。この大きな中庭が4つもあるのですから、探検して迷ってしまいました。付属する礼拝堂は教会のように大きなものでした。
100年前でさえも驚くのに、平気で400年、500年前の建物を手入れして使っているのですから、脱帽ものです。石と地震がないことが気質まで変えたのでしょう。

投稿: tona | 2007年11月 1日 (木) 09:04

ゴシック様式のカテドラル、パリのノートルダム大聖堂によく似ている。こちらもゴシック様式の建物。
ファサードといい、ステンドグラスといい、円形のステンドグラス、ノートルダムのばらのステンドグラスに似ている。

海外のカテドラル、ステンドグラスは圧巻です。

パラドールというのですか。南にいったときは泊まったことありませんでした。
ドイツとフランスで古城を改装したホテルに泊まったことはあります。

海外のこんな景色を見てると、日本に帰るのが嫌になる。なんとゴチャゴチャしてることか・・・

投稿: 夢閑人 | 2007年11月 1日 (木) 12:24

★夢閑人さま

あっ!本当にノートルダム大聖堂に似ていますね。
ファサードの彫刻の細かいこと、スペインもイタリア、フランス同様彫刻家が昔からたくさんいたのでしょうか。
ステンドグラスも似ているんですね。作るところをテレビで見たましたが、大変で、あんな巨大なのを昔の人はどのように作り上げたのか、驚異の念に打たれます。

私もパラドール、今回初体験です。
フランス、ドイツの古城を改装したのと同じような宿泊施設でしょう。
室内調度も重厚で雰囲気はいいのですが、鍵が開かなくてとても苦労しました。
本当に日本の成田から電車に乗ると、電信柱、広告だけでなく無秩序に建った家々に最初とまどいますね。
こちらにもありがとうございました。

投稿: tona | 2007年11月 1日 (木) 14:44

サンチャゴ巡礼の要所レオンのどこまでも広大な情景に魅せられます。
Km数を聞いただけで、驚きです。
レオンは旧レオン王国の首都かあ。建物がすごいなあ。ステンドグラスは圧巻ですね。
とにかく知識が豊富ですね。15枚の素晴らしい写真と「名ガイド」ありがとうございました。

投稿: 老春 | 2007年11月 3日 (土) 08:00

★老春さま

現代では巡礼が800km歩くというと凄いなあと思ってしまいますが、考えると昔交通手段がないとき、京都や大阪、九州までも歩いて行ったのですね。

レオンも巡礼者が祈る、大聖堂や教会が立派です。
日本の仏教同様、キリスト教の信者も敬虔なのですね。教会内で静かにお祈りしている人がおられました。
コメントありがとうございました。

投稿: tona | 2007年11月 4日 (日) 21:03

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/146506/16935237

この記事へのトラックバック一覧です: 北スペイン・ポルトガル紀行 北スペイン編(3):

« 北スペイン・ポルトガル紀行 北スペイン編(2) | トップページ | 北スペイン・ポルトガル紀行 北スペイン編(4) »