« ムクノキの実を食べました | トップページ | 千葉県 養老渓谷と大多喜城へ »

2007年12月 7日 (金)

『苔とあるく』

『苔と歩く』蟲文庫店主・田中美穂著 写真:伊沢正名

このところ道端にしゃがんで苔を見ていました。この本を読んだからです。気分が悪くてしゃがんでいると思われたみたい。
苔といえば、かつて敷地150坪の家に住んでいたことがあります。来る日も来る日も雑草取りで1周すると次がまた生えていてうんざりです。そのとき1番難儀したのがゼニゴケです。その後暫くゼニゴケに追いかけられる夢に悩まされました。

苔(コケ)は蘚苔類(センタイルイ)と呼ばれていて
  ①蘚類:スギゴケやハイゴケなどふわっとしている
  ②苔類:ゼニゴケやヒメジャゴケなどべたっと地面に貼り付いている
  ③ツノゴケ類:あまり目にしないが胞子体がツノのような形
の3種類があって苔類はむしるのが大変なわけです。

コケには葉と茎はあるが、根っこがないそうです。仮根と呼ばれるひょろひょろしたヒゲのようなもので地面に貼り付いているだけです。
根がないため、体の表面全体から空気中のかすかな湿り気や陽の光などを取り込んで、栄養分に変えるという、まるで霞を食べて生きている凄い植物です。アスファルトの隙間やブロック塀の上でも生きられるのは、乾いた状態のままかなり長い間、呼吸も光合成も止めて「死んだふり」ができるからで大した奴と著者は語ります。
また、花を咲かせず、「蒴」と呼ばれる胞子体から飛び散る胞子で増えます。

森のコケは実は地球を支えている。雨水が流れるのを堰き止め、土砂の流出や地面の乾燥を防ぐ役目を果たしているからです。

屋久島の苔や京都の西芳寺(苔寺)も思い出されます。
再訪してみたい西芳寺は、往復はがきで予約が必要で、拝観料が3000円、しかも写経まで課せられる由、二度と尋ねられない。
著者が苔のあるスポットとして奨めているのが、関東では高尾山や箱根美術館や伊豆、鎌倉、江ノ島などです。行くときには苔も見てみたいです。

コケは5種類しか見つからなかった。↓ヒメジャゴケ(苔類)・・我が家

Himezyagoke

 ↓ギンゴケ(蘚類)・・我が家
Gingoke

 ↓ハイゴケ(蘚類)・・よそ

Haigoke

 ↓わからないのが2種・・よそ 1枚目はスギゴケのような?

Koke1

Koke2

|

« ムクノキの実を食べました | トップページ | 千葉県 養老渓谷と大多喜城へ »

コメント

コケ~♪
実はコケ好きなのです。
庭のいたるとこ、鉢の中までコケむしてます。
義父は一生懸命削ってますが、私は草だけ引いてコケは残してます(笑)
我が家も一番下の画像以外のコケ、見ることが出来ます。
私はゼニゴケが大好きなんですよ。
特にあの雌株(株って呼び方おかしいけど)の方の破れ傘な姿がたまりません。
マクロレンズで撮ると森みたいなんですよ。
それを撮りたくてたまらないんだけど、思ったほど殖えてくれないんです(涙)

ムクノキの実って食べられるんですね~
すでに食べる気満々!(笑)

投稿: ちょびママ | 2007年12月 8日 (土) 11:46

★ちょびママさま、ありがとうございます。

ちょびママさんはコケがお好きだったんですね。
すでに最低5種類はあるのですね。
もっときっとあるのでは?
ゼニゴケがお好きなのですか。
それなのに増えないですか。では私が住んでいた北九州の庭はゼニゴケ天国の地面だったのですね。
コケは環境にうるさくて自分に合わない土地には絶対に増えないそうですから。
ちょびママ家の庭はいろんなコケに夫々適した環境があるのですね。
それにしてもお寺のコケ素晴らしいですが、その手入れも大変のようですね。

ムクノキの実、食べられるのですね。どうでしょうかね。干し柿出来ました。ご助言感謝します。

投稿: tona | 2007年12月 8日 (土) 12:50

苔寺、3000円に写経!
昔一度行きましたが、あの時はいくらだったのかなあ。
昨日大洗の神社でコケを見てきましたが、サテなんというコケか。

投稿: saheizi-inokori | 2007年12月 9日 (日) 18:47

★saheiziーinokoriさま

苔寺高すぎです。驚きました。
普通は500円くらいと思っていました。

大洗で美味しいご馳走いっぱい!で元気になりましたでしょう。
多分そこにあったコケも1番目と2番目のヒメジャゴケとギンゴケではないかと思います。日本中これだけしかないのかと思うほどです。屋久島にまた行ったら見てみたいです。新しいのを発見したら教えてください。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2007年12月 9日 (日) 19:33

苔たち、私はふんわり盛り上がるの(ギンゴケ?)は好きですけれど、
ゼニゴケは嫌い~
上のちょびママさんのコメントを拝見したら、私と逆で
ゼニゴケが好きと書いていらっしゃいましたね。
やっぱりうちの庭はジメジメしているからゼニゴケが
どんどん殖えるんだヮ。そのうち覆い尽くされそうです。ウェーン
tonaさんもゼニゴケに追いかけられる夢をご覧になったとは
随分悩まされたのですね(^^;)

私はヒメジャゴケもゼニゴケかと思っていましたが、おかげさまで
新しく覚えられました(^^)

投稿: ポージィ | 2007年12月10日 (月) 11:11

★ポージィさま、ありがとうございます。

ポージィさんの家はゼニゴケですか。
手強いですね。どんどん増えますものね。
ゼニゴケに気に入られてしまったのですね。
その泣きたい気持、よくわかります。
とってもとっても、もう永久に取りきれないという感じです。

同じく苔類であるヒメジャゴケはゼニゴケよりもっと張り付いていて、取りにくく、土までたくさん取れてしまいます。

シベなどを観察するために今度10倍のルーペを買おうと思っているのですが、苔の観察にも役に立ちそうです。
探してもこの5種以外は見つかりません。

投稿: tona | 2007年12月10日 (月) 16:07

 こんにちは。雨の昼休みです。

 この記事を拝見してから、公園や大きな庭などずっと注意してますが、(かなりあやしい)
 苔、けっこう生えてるものですね。
 もう冬だというのに。このところ少し暖かかったせいもあるのでしょうか。
 しかも、ほんとにいろいろな種類があって、あきません。
 
 それにしても、苔の写真をお撮りになってるtonaさんの姿を想像すると、思わず笑ってしまいます。

 また、楽しみがふえました。
 ありがとうございます。

投稿: Nora | 2007年12月13日 (木) 12:19

★Noraさま、ありがとうございます。

Noraさんも公園や庭で、下を見ながら散策なさっているのですね。
私もついついそうなっています。
いろいろご覧になっているようですね。
私はまだこの5種類しか見つかりません。
著者によれば、苔の生えている箇所には4や5種くらいすぐ見つかるのだそうです。
ところが全然見つかりません。
屋久島は到る所苔だらけでしたが、今度行く機会があったら、島特有のを見たいものです。
著者はまだ30代の、お下げ髪の古本屋さんの店主さんという面白い方です。

投稿: tona | 2007年12月13日 (木) 16:44

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/146506/17299413

この記事へのトラックバック一覧です: 『苔とあるく』:

« ムクノキの実を食べました | トップページ | 千葉県 養老渓谷と大多喜城へ »