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2008年2月 8日 (金)

「ナスカ展」国立科学博物館

Nasukaten 「ナスカ展」国立科学博物館

南米ペルーの南部海岸地帯にパンパと呼ばれる砂漠がある。面積は800k㎡で想像もつかないくらい広い。ここにあの有名な「ナスカの地上絵」があります。
ナスカ文化は紀元前100年頃から紀元700年頃にかけてこの地で栄えました。日本の縄文時代から飛鳥時代頃までに当たります。
様々な茶色で描かれた文様の土器と精巧な織物が実に素晴らしい。ギリシャの壷同様感銘を受けました。形がただ壷でなく、人型や動物や様々な形で、その模様がこんなに豊富とは思いませんでした。織物の技術も高度で縁飾りが秀逸だと思います。
こんな文化の担い手が「ナスカの地上絵」を刻んだのです。これは世界の古代文明の最大の謎とされ、何故造られたかまだ解明されていないのです。

会場の巨大なスクリーンのバーチャルシアターで、セスナ機に乗って眼下の地上絵を見てきました。ハチドリ・コンドル・クモ・サル・トカゲ・フクロウ男などです。ハチドリの所ではセスナ機から降りました。小さめの地上絵なのに凄く大きなものです。こんな巨大な絵をどうして描いたかというと、中心に元の絵を描いてそこから絵の角から線を延ばしていって同じ倍数の地点をつなげたそうで、なるほどでした。
白く見える線は黒っぽい石ころを除いて下部の砂地が露出したもので、年間の降雨量が1mmにも満たないので、草は生えず、地中にも動物がいないから、1000年以上も残っているそうです。
遠いナスカにはとても行けないから、実際に行って見た感じで、とてもよかったです。

国立科学博物館の前には巨大なシャチ?とD51がありました。追記:Noraさんに特徴からヒゲクジラの仲間と教えていただきました。

Syati_2 Degoiti

Rotorekkuten  帰りにサントリー美術館の「ロートレック展」に寄ったのですが、13歳で両脚骨折のため成長が止まってしまった画家の悲しい36年の画業は、病気を感じさせないものであり、油彩画だけでなく、版画やポスター、挿絵や素描などロートレックの世界を味わえました。

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コメント

 おはようございます。
 ナスカというと、地上絵しか知らず、そんなに美しい土器や織物!なども伝わってるとは、知りませんでした。
 バーチャル飛行も楽しそうですね。
 うーん。また、行きたくなってしまった。

> 巨大なシャチ?

 シャチはもっと太っていて、口が小さいような気がします。この口の感じは、シロナガスクジラなど、歯クジラの仲間かもしれません。
 いずれにしても、けっこう大きそうで大迫力ですね。

投稿: Nora | 2008年2月 8日 (金) 11:04

 上のコメント、まちがいです。
 「歯クジラ」でなく、「ひげクジラ」です。
 ごめんなさい。

投稿: Nora | 2008年2月 8日 (金) 11:07

 
バーチャル飛行、臨場感があって楽しそうですね。
ナスカの地上絵については、先日の「世界不思議発見」で
見たばかりなので、tonaさんの記事も親近感もって
拝見できました。
番組では雨乞いのための絵だったようなことも言っていました。
絵が描かれている場所は雨の降らない地域で、人々が暮らし
作物を作っていた地域はその横にあるのですね。
その地域に雨の恵をもたらしてくれるようにとの雨乞いだそうです。
巨大な絵の描き方が、小さなものから拡大していって
描かれたのは今初めて知りました。なるほど…考えたものですね。
番組で土器も見ましたが、ユニークな形が面白いですね。
 

投稿: ポージィ | 2008年2月 8日 (金) 11:21

★Noraさま

地上絵のことはテレビで何回か見たことがあるのに、殆ど知らなかったと言っていいでしょう。ところが今回結構疑問に答えてくれている展示で満足でした。地上絵もさることながら、文明もかなり素晴らしいものであることを知りました。2006年からずっと国中を廻ってきて最後のアンコール展です。

シャチでなくクジラと教えていただきありがとうございました。今、クジラについて調べた所です。2種類あってヒゲクジラの方なのですね。Noraさん、クジラにも詳しいのですね。
ナスカは海岸近くなので当時もシャチと関係深かったらしく、土器の文様にシャチがいっぱい出てくるのですよ。それで会場から出た途端、おお!シャチと叫んでいました。恥ずかしいです。ありがとうございました。

投稿: tona | 2008年2月 8日 (金) 16:24

★ポージィさま

バーチャル飛行は本当に良かったです。もう、ナスカの地上絵を見てきた気分です。
「世界不思議発見」私も毎週見ています。
ポージィさんは本当にきちんとご覧になっているのですね。私はうろ覚えで、会場をまわっていても全然テレビで知ったことが出てきませんでした。何たること。

この広いパンパの地に隣接して緑の地が広がっているようです。アンデス山地からの僅かな湧き水でしょうか。この砂漠の乾燥状態を知り尽くした民が造ったこの絵は、彼らもずっと残ることを想定してこんなにたくさん造ったのですね。
土器には本当に感心しました。日本の縄文などには見られませものね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2008年2月 8日 (金) 16:33

面白そうです。行ってみよう。連休は混みそうですね。

投稿: saheizi-inokori | 2008年2月 8日 (金) 22:45

また一つ利口になりました。
世界不思議発見に驚くばかり
です。
ナスの地上絵に魅了させられま
した。
貴重なナスカ展ですね。
バーチャル飛行してみたいものです。
博物館・美術館・映画などなど、視野
の広さに触れる感動をいつも大事にし
ています。

投稿: 老春 | 2008年2月 9日 (土) 06:01

★saheizi-inokoriさま、ありがとうございます。

おはようございます。
1昨日木曜日に行ったのですが、混んでいました。若者が結構いたのには驚きました。どこも平日は私みたいな人が多いので。
ナスカ展は2/5tue-2/24sun
なのですが、tue-sun「ちゅーさん」には笑ってしまいました。ネズミ年に引っ掛けて曜日を決めたのかしら。

投稿: tona | 2008年2月 9日 (土) 08:39

★老春さま、おはようございます。

ナスカについては土曜日夜9時TBSの「世界不思議発見」でもやっていましたね。この番組は毎週見ています。足を踏み入れるのが困難な世界のいろいろな場所に案内してもらえます。
バーチャル飛行が、こんなに臨場感があって迫力あるものとは思いもかけませんでした。
老春さまにも体験していただきたかったです。
つたない美術館などの感想を見ていただきありがとうございます。

投稿: tona | 2008年2月 9日 (土) 08:48

tonaさん、こんにちは(^-^)
今日はそちらは雪もようですか…(・・?)こちらは今の所、曇りです…

「アスカ」「トスカ」「ナスカ」…「○○カ」の地名は「宇宙人説」があって…この緻密な線画・巨石文化を築いたという…(・・?)昔、そんな本を読んで興味を惹かれていました(^^;
先回の「世界不思議発見」もそんな興味の延長で観ていました~♪

こんな記事を拝見する度に…東京の優利点を認識させられます…(;-_-) =3
文化の格差を否応なく知らされてしまいますね…(^^;
実際に行けると良いのですが…本や映像で愉しみます…(*^m^*)

投稿: orangepeko | 2008年2月 9日 (土) 12:21

★orangepekoさま、こんにちは。

時々雪が降って、又やんだりの日でした。
寒いです。暖房してない部屋の中さえ、4度しかありません。

orangepekoさんも「世界不思議発見」をご覧になられたのですね。
この地上絵は何故造られたか、いろいろな説があって、決定打はないようですね。
ものすごくたくさんの絵があるようです。

本当に東京に住んでいる唯一の利点でしょうか。ご子息様もいろいろ楽しんでおられるでしょうか。お仕事がお忙しくてそれどころではないのかしら。

ナスカ展は2年前から全国を廻っていたそうなんですが、そのこと自体も知りませんでした。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2008年2月 9日 (土) 17:04

ナスカ展?ですか?浅学にして、ほとんど知りませんでした。ぜひ行ってみたいと思います。
バーチャルシアターで「眼下の地上絵」を見れるとか、面白そうですね。毎度のことながら、tonaさんのブログで教えられること多いです。

投稿: 茂彦 | 2008年2月 9日 (土) 17:23

★茂彦さま、こんばんは。

最初東京でやったのでしょうね。それから全国を廻って終わりにする前に東京で3週間弱、内容をさらに充実させてやっているのですね。
ミイラも来ていました。
バーチャルが凄くて、大感激でした。
これを観ていて、アメリカのグランドキャニオンもバーチャルで観せてもらえたらと思ったものです。
凄くたくさんの人が来ていたので、きっと人気のある展示会なのでしょうね。是非!
ありがとうございました。

投稿: tona | 2008年2月 9日 (土) 20:58

tonaさん こんばんは
ナスカの絵はよくテレビとかで映し出されています。
まったく 不思議な絵ですよね。

ナスカ展なんですけど、最初ナスカの文字を見た時に頭に浮かんだのは、アーティストのナスカでした…ごめんなさい。
「福島県あいづデスティネーションキャンペーン」のテーマソングをきっかけに
会津のストリートミュージシャン千代竜太と、会津民謡界の歌姫本田華奈子とで結成された異色のユニットです。

なんか全然関係ないコメントになってしまいましたcoldsweats01

投稿: pochiko | 2008年2月10日 (日) 00:32

★pochikoさま、おはようございます。

当時の人が身の回りに見た動物が描かれているわけですが、その大きさには驚かされます。バーチャル飛行で観たところによりますと、一面黒っぽい石に覆われている砂漠のこの石を除いて下の白い砂が線となっていることがわかりました。作り方が意外と簡単な方法だったのです。でも巨大さゆえに労力は大変だったでしょうね。

アーティスト「ナスカ」の歌を今、ネットでちょっと聴きました。会津出身の方なのですね。知りませんでした。名前はアスカが好きで付けたのでしょうかね。
ありがとうございましたlovely

投稿: tona | 2008年2月10日 (日) 08:47

ナスカ展ですか?この地上絵見たことはありましたが、すごいですね。
世界の催しものにも積極的に行かれて、きちんと吸収されていて、tonaさんは偉いです。
私は、tanaさんのブログでお勉強です。
ありがたいことです。

3連休は三重へ行って、母と一緒に過ごしてきました。

投稿: もみじママ | 2008年2月12日 (火) 14:21

★もみじママさま

お返事遅くなってすみませんでした。
札幌雪まつりに行ってきました。

ナスカの地上絵がどのようにして描かれているのか、この展覧会で初めてわかりました。
ピラミッドの大きさにも圧倒されますが、この絵もかなり大きくてびっくりです。空からしか見られないのを、空を飛ぶことが出来なかった時代に人々はどのような思いで造ったのか理解できません。

お母様どんなにか喜ばれたことでしょうね。どうぞお母様お大事にね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2008年2月14日 (木) 09:29

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