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2008年5月29日 (木)

薬師寺展

527東京国立博物館の「薬師寺展」が激混みということなのに、27日(火)に9:30めがけて行ったところ15分待ちで入場。
見終わって11:30頃外に出て、びっくり、行列が延々と続き70分待ちの立て札が。
上野の駅に歩いて行くも、まだまだ人々が薬師寺展に向っています。もう90分待ちになっているかもしれません。朝向う途中、小学生の一団に「おおー、じじばばばかり!」と大きな声で言われてしまったのですが、8割は確かにそうでした。
国宝「日光・月光菩薩立像」 しっかりとお顔と、上半身と頭を互いに傾けた様子、腰のひねりを見てきました。
薬師寺の金堂で見るのと違って、光背がはずされ、横から後ろに回って後ろの姿が見られることです。
素晴らしいとしか言えないお顔、薄い衣、装身具、髪と均整の取れた全体にうっとりです。

国宝「吉祥天像」は色が退色し、思ったよりかなり小さな絵でした。
幸福や富の女神とのこと、ふくよかなお顔の太い眉、細い目、つぐんだ赤い口がとても印象的で、この奈良時代の美しい女神を人々は信仰したのでした。
麻の布に描かれた日本で最も古いものだとのこと、貴重なものです。

Photo 「モーリス・ド・ヴラマンク展」損保ジャパン東郷青児美術館
とても心に残る絵です。
81点の殆どが景色を描いたもので、心に残るというのが空です。全部暗く垂れ込めた空、1枚として晴れた空がないのです。
ヴラマンク(1876~1958)はヴァイオリン奏者や競輪選手として身を立てながら独学で絵を学び、大柄で発言も大胆不敵という、画家として面白い前身です。
フォービズム(野獣派)の中心人物として、ゴッホやセザンヌの影響を受けたのに、同じくこの影響を受けたピカソのキュビスムに流れず、重厚な色彩と力強い独自の画風。私はとても好きになりました。

浅間高原のカラマツ
Photo_2

浅間高原・しゃくなげ園にはアズマ・ハクサン・キバナ・ヤクシマ・ホソバという種類があるようですが、1分咲き状態でわかりません。

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タラノキがあちこちに、タラの芽           浅間山(2568m)

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㊧嬬恋村の有名なキャベツ畑が何処までも続いている
㊨鎌原観音堂 天明3年(1783)の浅間山大噴火によって麓の75の村全体が押し流されて溶岩の下敷きになった。ところが嬬恋村の鎌原は観音堂にお参りしていた人と遠くに出ていた人93人だけが助かったということで、厄除け観音として厚く信仰されてる。かたまった溶岩が「鬼押し出し」で30年ぶりでした。

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6/1~6/12まで出かけますので更新は6月半ばになります。また宜しくお願いします。

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コメント

 おー。tonaさんも行かれましたか。
 15分とは、ラッキーでしたね。わたしは1時間待ちでした。でも、苦労して並んだ以上の価値はあったと思います。ほんとに、両菩薩像は、よくぞいらしてくださったという感じです。
 若い方もけっこういましたよ。中には、手を合わせてらっしゃる方もいました。

 浅間山や、高原のカラマツやシャクナゲやキャベツ畑の写真、またまた楽しませていただきました。浅間山、大好きなのです。浅間山は、恐ろしい山ですが、ほんとに美しいと思います。

 それでは、お体に十分気をつけて、おでかけになってください。

投稿: Nora | 2008年5月29日 (木) 19:01

27日、
僕は東京国立博物館の「薬師寺展」の前を通り過ぎ、
東京藝術大学大学美術館へ、
バウハウス・デッサウ展を観に・・・。

すれ違っていたようです。

投稿: YUKI-arch | 2008年5月29日 (木) 19:16

★Noraさま、ありがとうございます。

1時間もですか。それは待ちくたびれたことでしょう。この日はカンカン照りでしたから1時間も待ったら日射病になりそうです。

そうです。若い方もたくさん見えました。
桝添大臣が忙しい合間を縫って薬師寺のお坊さんと見ているのに出会いました。

カラマツは夏の軽井沢のしか見たことがなかったので、今の新緑のカラマツに感動しました。軽井沢は今、ひっそりとして各別荘も主の登場を待っているようです。
浅間山、今は煙を吐いていませんね。
在来線のときも新幹線でも、車でも浅間山の姿を楽しみに見ていました。Noraさんは浅間山が大好きなのですね。
まだ雪を抱いていて、静かに見つめてくれました。
はい、友人と一緒なので、少しは緊張して行ってまいります。

投稿: tona | 2008年5月29日 (木) 20:01

★YUKI-archさま、ありがとうございます。

まあ、すれ違っていたのですね。「君の名は」みたいです。(全然違いますね)
「バウハウス・デッサウ展」はデザインや建築に関する展覧会ですね。
いつもきちんと勉強されていらっしゃいます。
バウハウスやデッサウの意味だけでも知らなくては。調べてみます。

投稿: tona | 2008年5月29日 (木) 20:18

いつもいいものを見られて、お幸せですね。

やはり人気のあるものは人が集まるのでしょうね。
いい時に入れてよかったです。

浅間高原は今、シャクナゲがきれいなのですね。
キャベツもたくさん植わっていて、やはり涼しいのでしょうか。
温度で虫の発生も違いますものね。
ここのところの暑さで、うちの畑は大量の青虫とやとう虫、おかげで、キャベツも白菜も
レースみたいになってます。

お出かけ、気をつけて行っていてくださいね。

投稿: もみじママ | 2008年5月29日 (木) 21:36

今日は、天皇皇后両陛下も、ご覧になったというニュースを見ました。

東京へご出張の菩薩様も、凄い人出に驚いていらっしゃることでしょう。

薬師寺では光背があって、背面は目にすることが出来ませんが、薬師寺をご出立の時、テレビ中継ではじめて観ました。

綺麗な線だと感動しました。

浅間山の新緑柔らかい朝緑は綺麗ですね。
弟の家の窓から全容が見えるのですが、朝起きてまず、浅間山を見るのが楽しみでした。

鎌原観音堂、そこにいた人だけが助かったのですね。

ご旅行ですね。
どうかいい旅をなさってください。

投稿: anikobe | 2008年5月29日 (木) 22:51

★もみじママさま、ありがとうございます。

奈良のお寺を駆け巡っていると、こんなにじっくりと見ませんね。
こうしてこちらに来ていただいて見られる喜びは行列しても大きいものがあります。

シャクナゲは17万株もあるそうです。一斉に咲いたらどんなにかよい眺めだったことか、残念です。
嬬恋村は夏も高原で涼しく、キャベツは豊作のとき潰していました。もったいないけど経済の仕組みでどうしょうもないようです。
もみじママさんのところのはレース状になってしまったそうで、いかに農薬を使わないと売り物にならないかわかりますね。こわいけれども結局見映えの良いのばかり買うことになります。

投稿: tona | 2008年5月30日 (金) 08:24

★anikobeさま

両陛下もご覧になったのですね。そのニュースは見逃しました。
本当に一体期間中にどの位の人が観るのでしょうか。驚くほどの混雑振りです。人気があるのですね。
まあ!そちらからのご出立のときに、テレビで背面を映したのですね。薄い衣装がタックまでよくわかりました。

軽井沢、浅間山附近の春の緑は初めてです。カラマツの葉の色がこんなに綺麗とは感動しました。
弟様の家から浅間山が見えるとは素晴らしい所にお住まいですね。
鎌原観音堂で助かった人たちが、その後の嬬恋村などを亡くなった人の分まで働いて、再建して今の農業の元を築いたそうです。本当に有難かったというお礼だとか。
有難うございました。

投稿: tona | 2008年5月30日 (金) 08:35

私は待たずにゆっくりみれましたよ(自慢^^。)
今真ん中の薬師如来?様はひとりで寂しいだろうなあと思いました。
楽しい旅をお祈りします。

投稿: saheizi-inokori | 2008年5月30日 (金) 10:40

東京国立博物館の「国宝薬師寺展」鑑賞記
を読ませていただきました。
北国にいては、なかなか国宝に接する機会
がないだけに、貴重なお写真をアップでみさせていただきました。
人々が凄い行列されるのも、頷けます。
ありがとうございました。
6月1日から12日までの海外旅行の安全
祈願をしました。どうぞお気をつけて行って
らっしゃい!長いけど辛抱しています。

投稿: 老春 | 2008年5月30日 (金) 10:52

早起きは三文の徳といいますが、都会では早く行動するほど
混雑を避けられてスムーズにことが運びますね。
tonaさんもほとんど待たずにお入りになれてよかったです。
日光菩薩と月光菩薩といらっしゃるのですね。
写真を大きくして拝見しましたが、この写真からでも
tonaさんが書いていらっしゃるお姿の素晴らしさがうかがえました。

浅間山のカラマツ林の雰囲気ステキですね。広大なキャベツ畑も壮観です。
シャクナゲはこれからが花の盛りなのですね。

明後日からお出かけですか?こんどはどちらへ行かれるのでしょう。
お気をつけて楽しんでいらしてくださいね(^^)/

投稿: ポージィ | 2008年5月30日 (金) 11:14

★saheizi-inokoriさま

あらまあ、そんな日があったんですか。
早い時期だったのでしょうね。
そうですね。薬師如来様、奈良でお一人寂しく、来る人に微笑みかけているのでしょうね。
ありがとうございます。ドジしないように気をつけます。

投稿: tona | 2008年5月30日 (金) 15:26

★老春さま

かねがね教えていただいた薬師寺展に行くことができました。
奈良でも2回ほど見ているのですが、こんなにいろいろな角度から見ることが出来たのは特別展だったからですね。おかげさまです。
日本人はこんなに仏像が好きなんだと実感しました。

旅行の安全祈願をしていただきありがとうございました。充分気をつけて行ってまいります。

投稿: tona | 2008年5月30日 (金) 15:32

★ポージィさま

そうなんです。もううんざりするくらい(自分も一員なのですけど)どこもかしこも人で溢れています。早く行くに限りますね。
日光・月光菩薩は左右対称ですが、微妙に飾りなどがちがっていますし、月光菩薩が少しスリムのようでした。

浅間山の周辺のカラマツ林は白秋の詩を思い起こしますが、美しい若緑の色で初めてです。
山のシャクナゲに関しては今年は開花が遅れているようです。満開の頃は壮観でしょう。

東欧のルーマニアとブルガリアに行ってまいります。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2008年5月30日 (金) 15:48

tonaさん、おはようございます。
「ルーマニアとブルガリア」の魅力を伝えていただけるのを愉しみにしています…
行ってらっしゃい(^0^)/~~

投稿: orangepeko | 2008年5月31日 (土) 09:10

★orangepekoさま

お忙しいのに、わざわざありがとうございました。
どんな国なのか、まだちょっとしか読んでいないので、到着まで、にわか勉強していきます。
また読んでいただけるそうでありがとうございます。
今度は絶対に忘れ物しないようにします。

投稿: tona | 2008年5月31日 (土) 16:46

薬師寺展、すごい人出なのですね。それにしてもtonaさんのブログ、いつ拝見しても、その内容や写真の充実ぶりには驚嘆します。

そして、浅間高原、いゃー、tonaさんの行動力には、毎度のことながら感心し、尊敬してしまいます。

投稿: 茂彦 | 2008年6月 5日 (木) 21:06

★茂彦さま、こんばんは。

お返事が遅くなってすみませんでした。
今日夜帰ってきました。

コメントをありがとうございました。
薬師寺展、本当に仏像は日本人に人気があるのがわかりました。

浅間高原はまだ春と言う感じで、今年は山の木々の若葉に目を奪われました。
毎度へたな写真を見ていただき感謝しております。

投稿: tona | 2008年6月12日 (木) 21:15

chick浅間山・・・同じ県内なんだけど、車で2時間もかかります。石楠花、いいですね。

投稿: Papalin | 2008年6月14日 (土) 21:29

★Papalinさま、こんばんは。

そうなんですか。県の南と北になるのでしょうか。長野県は広いですね。
東京からだとPapalinさんの方は中央線、軽井沢は東京駅?上野?から出発で長野方面ですから行き方が90度位の感じですね。
17万株の石楠花の満開が本当は見たかったです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2008年6月14日 (土) 22:37

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