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2008年6月29日 (日)

ブルガリア(1)

  Tizu ヨーグルトとバラ祭りとそして琴欧洲の出身国ブルガリアです。
旅の同行のO氏とM氏からCDを送っていただき、ブログに載せてよいと快く承諾していただきました。

Photo ルーマニアとブルガリアの国境はドナウ川→で、ここではパスポートを出しての検問があった。
他のEU間にはないのであるが。

ブルガリアは共和国で面積が日本の3分の1弱で、人口は771万人。宗教はキリスト教(ブルガリア正教、カトリック)とイスラム教。
紀元前に最初トラキア人が国家を作っていた。
↓はそのお墓(世界遺産)の美しい壁画である。
↓またバラ祭りのパレードでトラキア人に扮した人が、巨大な鈴をつけてローマ人と戦ったりして参加した。

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Photo_7   その後ギリシャやローマの支配を受けたが、日本の奈良時代の頃にはアジア系騎馬民族ブルガール人とスラブ人の同化でブルガリア人が形成され、第1次、第2次帝国ができた。しかしオスマン帝国に破れ、その後500年も支配を受けた。
オスマン朝が衰退した頃、ロシアの支援で勝利してその後新興ブルガリア王国が誕生。2回の世界戦争で王国も潰れ、共産主義時代に入る。ジフコフ首相の独裁体制が続くが、ルーマニアと同様に1989年クーデターで崩壊、2007年EU加盟を果たした。
→は最後の国王の子息で亡命していたが、1999年から5年間共和国の首相を務めた品格ある教養人で、バラ祭りに招待されていた。
 

[ヴェリコ・タルノヴォ]
琴欧洲の実家はこの町の近郊にある。泊まったホテルには日本の新聞記事や琴欧洲の写真やサインなどが飾られていた。そういえば、ブルガリアには琴欧洲のお父さんのような、ちょっとギリシャ系に似た人がいっぱいいた。すぐ南隣はギリシャだからでしょう。
丘と崖が美しく、中世の街並みと溶け合った町である。第2次ブルガリア帝国(1187~1393)の首都があったところで、宮殿はオスマン朝の猛攻で瓦礫の山と化し、今は頂上に教会があるだけである。

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[イヴァノブォの岩窟教会]
13~14世紀に描かれたフレスコ画の壁画が、今でも色鮮やかにはっきりと残っていて、世界遺産に登録されている。ルーマニアもブルガリアも、紀元前や中世のフレスコ画がきれいに残っていることは注目に値する。

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[カザンラクのバラ祭り]
ブルガリアの中心にバルカン山脈とスレドナ・ゴラ山脈に挟まれた「バラの谷」がある。ここカザンラクで栽培されているバラは香水用で世界市場の8割を占めている。観賞用バラと違って、小ぶりで咲いていても殆ど目立たないピンクのバラである。
民族衣装をまとって歌と踊りで豊作を祝う「バラ祭り」が6月第1週の週末を中心に、今年は8日(日)のに開催された。
早朝摘まれたバラのレイで迎えてもらい、バラに花摘みを体験した。素晴らしい香りでホテルの浴槽に浮かべると浴室全体が香りで満たされて、最高の贅沢を味わった。
もう1つのイベントは、町の中心で行われた、地元の子どもや空手や演劇団や高校生や近隣諸国の舞踊団など様々なパレードの見学である。バラ栽培の日焼けした農民の深い皺が印象的だった。
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↓香水になるバラ               音楽とレイで迎えられる

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コメント

tonaさん、やっとブルガリアがUPできましたね。
奈良時代にブルガリア人が形成されたのですね。
いろんな歴史があります。

やはり、琴欧州は、ヒーローなのでしょうね。

香水になるバラって、かわいいのですね。

また、民族衣装がいいですね。

こういう衣装、着てみたいと思います。

ちょうど、このバラ祭りに合わせてのご旅行、さすがです。

投稿: もみじママ | 2008年6月29日 (日) 16:57

★もみじママさま、ありがとうございました。

日本の国家が出来た頃と同じ頃の王国ですが、紀元前にブルガリア人より前のトラキア人の文明があったのですから、日本の縄文・弥生時代と比較してしまいました。金銀器や壁画が素晴らしいからです。

合気道をやっている人も多いみたいです。琴欧洲はレスリング出身でしたっけ。こんなスポーツも盛んのようですが、果たして琴欧洲に続く人が日本に来るでしょうか。

香水になるバラの花はバラ畑でも全然目立たないです。
民族衣装きれいですね。刺繍も手作りのようです。両国とも前掛けみたいのを着ているんですね。
もみじママさん、似合うでしょうね。

投稿: tona | 2008年6月29日 (日) 19:43

tonaさん、おはようございます。
「ルーマニア」と「ブルガリア」…似たような歴史を辿った隣合った国なのに…
全く違う文化が育っているようですね…「ブルガリア」の方が明るい…(・・?)

文化って面白いですね~♪国民性にも繋がるような気がします…
民族衣装の色彩も、ヨーロッパは何処も似ているようで…(歴史を紐解くと当然か(^^;}
違う物が出来上がっているのが不思議…

>カザンラクで栽培されているバラは香水用で世界市場の8割を占めている
「香水になるバラ」…「ダマスクローズ」でしょうか…これも歴史の落とし物~♪
それを文化にまで育て上げたのですね…この地が適していたということでしょうか…
「バラ祭り」もこのバラと深い繋がりがあるのですね…有り難うございました…

投稿: orangepeko | 2008年6月30日 (月) 07:44

★orangepekoさま、おはようございます。

両国とも殆ど同じ歴史を辿りましたが、ルーマニアはオスマン朝の支配を受けなかったのが違い、イスラムの影響があまりないようです。
ブルガリアはキリル文字が使われ、看板などいろいろなところに書かれていますが、これはオランダ語のようにさっぱりわかりません。
共産主義の独裁がチャウシェスクほどでなかったのが少し明るい原因かと勝手に思ったりしました。

民族衣装、村ごとに違うそうですから、一体何種類あるのでしょうか。どれ見てもきれいです。

香水になるバラはその通り、「ダマスクローズ」です。
山脈に挟まれた「バラの谷」カザンラク、カロフェル、カルロヴォなどは温暖で乾燥した気候がこのダマスクローズに適しているのだそうです。日の出る前に摘んだのが1番よいのだそうです。
有難うございました。

投稿: tona | 2008年6月30日 (月) 08:45

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