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2008年8月31日 (日)

ヤマボウシの実

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2 夏には庭にあまり鳥たちがやってきません。
そんな中、ヒヨドリだけはよくやって来ます。
今はヤマボウシの実が赤くなってきたので、それを突っつきにです。
落ちた実を割ってみるとオレンジ色の中味の中央に種が1つ入っていました。
青臭いにおいがしました。

「鉄の女サッチャー」さんが認知症で、夫が亡くなったのも分からなかったというニュースにびっくりです。
首相を務めていた末期には既に兆候があったとか。認知症だけは絶対にならないタイプとみていました。
こうなると認知症にならない予防法もあてにならないような気もしてきます。

先日の涼しい日に「すいとん」を作りました。
戦前生まれでないと知らないのでしょうね。実だくさんの味噌汁や澄し汁の中に粉を水で少しかために溶いたものをちぎって入れたもの。
六穀すいとん粉、これは豆・麦・粟・蕎麦・米・黍の粉ですが、小麦粉だけのより、美味しくなかったです。

毎朝作っているアロエジュースにきな粉を入れるとジュースの風味が増します。
Suitonko Kinako

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2008年8月28日 (木)

フェルメール展

「フェルメール展」 上野の東京都美術館へ第三水曜日、65歳以上無料の日に行ってきました。

肖像画のないフェルメールの姿は「絵画芸術」と題される絵の中に、その後姿を見るのみです。
思い描いていた画家とはちょっと違って、力強い、生涯もっとたくさんの絵を描いた精悍な人に見えます。
実際のフェルメールは画業20年の短い生涯でたった三十数点の絵を残したのみ。

ゴッホと並んで日本で人気を持つオランダの画家で、年齢、性別を越えて広い層にその魅力が受け入れられています。
朽木ゆり子さんや有吉玉青さんのように何年もかけてすべての作品を見て歩く人もたくさんいるようです。
どうしてそこまで駆り立てられるのか、その魅力は計り知れないものがあるのでしょう。

と、かく言う私も、とても好きで、今回初めての5枚を含めて全部で15枚を鑑賞したことになります。
惹きつけられている魅力・・それは光と空間が生み出す魅力と批評家ピータン・サットン氏は言っています。また、空間の描写力や遠近法による自然かつ幻想的という特徴を持つとも。

最初の2枚の物語画「マルタとマリアの家のキリスト」「ディアナとニンフたち」宗教と神話を題材にしていて、赤や青や黄色が印象的。
生涯描いた風景画も2枚しかなく来日したのが「小路」、来なかった「デルフトの眺望」、これらは実に素晴らしい。
残りの絵がいわゆる風俗画と言われている作品:こちらを振り向く「ワイングラスを持つ娘」「ヴァージナルの前に座る若い女」
一心に何かをする女「手紙を書く婦人と召使」「リュートを調弦する女」・・・いづれも日常のさりげない瞬間を描いた人物画で、光だけでなく、当時の暮らしの小道具やステンドグラス、装飾品にまで目を凝らすことになります。

絵が少ないが故に、より印象的に心に刻み込まれるフェルメールの絵、味わっていくうちに、やはり同時代の他の画家が描くことの出来なかったことを描けた彼は天才画家だったのです。日本に5分の1が集合したことに有難く感謝したことでした。

展示された絵7枚のうち、6枚の絵のポースターが路上、館内に立てかけられていました。

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2008年8月25日 (月)

『姥ざかり』田辺聖子

『姥ざかり』『姥ときめき』田辺聖子著

この本は田辺聖子が昭和56年~59年に上梓した、大変古い小説です。
当時私は30代半ば、勿論読んでないし、面白いと言っても読まなかったでしょう。
しかし、姥に入ってしまった今、手に取ると、面白く痛快で一気読み状態です。そういえばこの頃は推理小説以外、小説はあまり読んでいませんね。
現在ではこんな主人公は珍しくもないでしょうが、あの頃だったらかえって奇異の目でみられたのことでしょう。

船場に嫁入りして苦労し、戦災にあって、一からやり直し、頼りない旦那が亡くなってから番頭と孤軍奮闘して建て直し、財を築く。
60歳まで奮闘し、あとは長男にまかせる。自分はマンションで気に入った家具や道具を優雅に使い、油絵や英語、フランス語のお稽古に忙しく、また習字を教える。
77歳の今も、お洒落で、病気で寝込んだこともない。
3人の息子と夫々の嫁もこてんぱんにやっつけ、愚痴愚痴言う友人は大嫌い。でも家事はきちんとこなし、花を活けたり、着物や洋服を着こなしたり、お正月もきちんと迎え、料理も船場で鍛えた腕で、持ち寄りパーティーまでこなす。
元の使用人には手厚く接し、彼女好みの友人にも、医者や管理人にも礼を尽くす。無駄はしないけれども、自分で築いた財産の使い方が上手。周りの人々が、本人の語りで、実に滑稽に描かれていて笑いを誘う。
文章が易しく、読みやすいが、内容は機微に富み、痛快で、普通の人にはやはり書けない、さすが大作家です。

再び学びました。病気の話(私の目)など愚痴を言わない。確かに毎日休日の私にも、こんな暇はないのです。常に楽しく、どんどん新しいことを何でも見ていきたいものです。

↓ハナオクラ・朝顔・クレオメ

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2008年8月21日 (木)

入笠山のサワギキョウ

8月の植物観察会は入笠山(ニュウガサヤマ)でした。
名前は、雨が多い場所なので「笠を持って入る」から付けられたとか。
入笠山は小淵沢や茅野から近く、長野県と山梨県の県境にある南アルプスの前衛の山で標高1955m。
鹿島槍ヶ岳より1000m低い山、それも山頂直下まで車で行けます。そこに入笠湿原があって、今咲いている花を堪能しました。
湿原から50分で登れる山頂は360度の眺望に恵まれている。
ぐるっと、富士山、南アルプスの甲斐駒・仙丈・間ノ岳、中央アルプスの木曾駒、乗鞍・御嶽、北アルプスの穂高、八ヶ岳の赤岳、奥秩父の金峰・大菩薩峠が見えたはずだが、あいにくどの山も上方は雲がかかって裾のシルエットを見るに留まりました。眼下には諏訪湖が小さく望めました。

↓入笠山頂上                  ↓入笠湿原

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アルプスより1000m低く、湿原なので高山植物はハクサンフウロやヤマハハコぐらいで、山地帯並びに湿原植物が中心です。

さて、白樺林の中のこの湿原の木道の脇はたくさんのサワギキョウの紫、クサレダマの黄色に彩られていました。
サワギキョウの花の形、とても美しい。雄しべが10本、1つに固まって筆の中に入っている時を「男の時代」といい、その後そこから雌しべが出てくる時を「女の時代・雌性期」というそうで、両方が見られます。この画像ではっきりわかりませんが。

↓サワギキョウ(沢桔梗・キキョウ科)

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↓クサレダマ(草連玉・サクラソウ科)別名硫黄草

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↓ウメバチソウ(梅鉢草・ユキノシタ科)

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↓エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子・ナデシコ科) ↓チダケサシ(乳蕈刺・ユキノシタ科) アスチルベに似ています。これは間違いで、ヤナギラン(柳蘭・アカハナ科)と教えていただきました。

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  ↓イヌゴマ(シソ科)
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↓アカバナ(赤花・アカハナ科)

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↓トリカブト(鳥兜・キンポウゲ科) 少量で死ぬ

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↓ワレモコウ(吾亦紅・バラ科) ↓ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の黄輪草・キク科)

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↓ヨツバヒヨドリ(四葉鵯・キク科)でクジャクチョウが蜜を吸っていた。「蝶の入笠」とも呼ばれるほど蝶が多いそうだ。

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↓ナンバンハコベ(南蛮繁縷・ナデシコ科) 何ともいえない面白い花の形、画像が悪くてよくわからないが、今回サワギキョウに次いで気に入った花。葉は繁縷の葉に似ている。

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↓ハンゴンソウ(反魂草・キク科)

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↓マツムシソウ(松虫草・マツムシソウ科)↓ホタルブクロ(蛍嚢、火垂袋・キキョウ科)

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↓ミヤマオダマキ(深山苧環・キンポウゲ科) 紫でないので?
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↓ゲンノショウコ(現の証拠・フウロソウ科)
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↓コオニユリ(小鬼百合・ユリ科)

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教えてくださる先生は、10歳も年長なのに、私のように名前が出てこないことはなく、何でもご存知、すらすらと出てくるのでした。
高山植物と違って、馴染みのある花々でした。
入笠山は「スズラン山」とも呼ばれ、80万株のスズランが咲くとのこと。登頂は楽、眺望は抜群、湿原ありでお奨めです。

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2008年8月17日 (日)

初めてゴーヤを育てる

我が家の前の通りを歩いていた婦人2人が、我が家のゴーやを見て「この頃ゴーヤを育てている家が多いわね」
「きっと育てるのが簡単なのね」と話しながら通り過ぎて行きました。
確かに緑の遮蔽カーテンとしてブームだと新聞で報じていました。

↓1本目を収穫               ↓これではカーテンにならない

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そう、我が家も初めてゴーヤの苗を1本5月末に植えました。場所がないので細いネットを張って2階へ誘引しました。8月早々に2階に到達しました。そして1本収穫。雄花は毎日たくさん咲くのに、肝心の雌花は全然見当たらない。それでも現在また3本が日々大きくなっている所です。
栄養は油粕と骨粉、エンジェルス・トランペットと同様、大変な水食いです。
お料理はいろいろ候補があがっているものの、生産が追いつかず、買わないでじっと待っているのももどかしいが、ぶら下がるゴーヤが毎日微妙に大きくなって行くのを、日に数回も眺めて癒されています。

Photo_3 植えて5年のノウゼンカズラが今年は横幅5m以上に這って、西日を少し押さえてくれました。

Photo_4 鶏の鶏冠(とさか)が揺れています。ケイトウ(鶏頭:ひゆ科)の畑が今年近所に出現。猛暑日でもカンカン照りの中でも、うな垂れもせず、凄く元気な、燃えるような色で立っています。

いろいろな方のところで拝見する植物、次から次へと知らないのが登場です。見たい心はあっても、見るのも、勿論覚えるのも無理。いやー、本当に植物の世界は凄い!奥が深い!

先日お寺を覗いたらこんなお花が!
ハスの花とハスの実

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↓オミナエシ    ↓カボチャの花に似ているが葉も違うみたい、直径8cm もみじママさんにヘチマと教えていただきました。

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 そして名前の分からない花が続出です。画像が大きくなります。教えていただければありがたいです。画像は2枚1組です。(orangepekoさんに1・2枚目はヨツバヒヨドリ、Photo_103・4枚目はメハジキ、5・6枚目はアキノタムラソウと教えていただきました)Yotubahiyodori Photo_13 Photo_14

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2008年8月16日 (土)

コロー展

Photo_3  「コロー展」
「モルトフォンテーヌの想いで」を代表として
コローの風景画には霧に煙るような木立が多く描いてあります。
その木の葉がスモークツリーの花のように描いてあるのです。
スモークツリーの薄いピンクを緑に変えたような木の佇まいは、この画家独特の表現です。
これから木の描き方を見てコローの絵とわかるかもしれません。

Photo_5   何気ない日常を印象深く描いたので、モネはコローを「印象派の師である」と言っています。
写真という文明の利器をヒントにコローの絵の世界が出来たというのです。

肖像画もなかなかです。
右ポスターの、有名な「真珠の女」は[コローのモナリザ]と呼ばれていて、モナリザより、より女性的で美しいと私は思いました。

 「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」
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トロイの遺跡の発見者シュリーマンのような吉村作治氏
あの頃と違って科学や機械を駆使して発掘に従事しても、それにかける情熱には舌を巻くばかり。
男のロマンとしてこんなスケールの大きなものはなかなかない。
その行動、著述、広報活動が一挙にこの展覧会として集結されて、凝集されたのを見て、ただただこの吉村氏の偉大な存在を感じた展覧会でした。

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2008年8月13日 (水)

カラスウリの花

私もやっとカラスウリの花を見ました。
昨年赤い実を拾ってきて、中の種が打ち出の小槌(2/18の記事)に似ているのを確かめました。

大勢の方がこのカラスウリの花を撮っておられるのを拝見して、なんて美しい花なんだろうと感嘆し、いつか見てみたいと思っていました。
昼間、近所を何気に歩いていたら3箇所に花の咲いた後や蕾があるではありませんか。
そこで夜7時過ぎに出かけました。3箇所に計4つほど咲いていました!!
レース(糸状の花びらだった)の模様が1つ1つ違います。
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こんな美しい花を暗くて誰も見ていない所で密かに咲かすなんて!
これは夜行性の高速で長距離を飛べるスズメガだけに受粉してもらうためだとか。
スズメガは長い口吻持っていて、花びらの下の長いがく筒に対応できるのと、飛びながら空中に静止できるので、他の昆虫が花に止まって蜜を吸うのを防いで、スズメガだけに限定して受粉の効率を上げているのだそうだ。
カラスウリの花にはこんなメカニズムがあったのですね。

落ちていた花を拾ってきました。
↓糸状の花びらの部分が花びらの内側に収まっています。花びらの裏側は緑色の線が3本見えますが、これは光の中で花びらに写っています。
                                                 ↓こじ開けてしまいました。

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2008年8月 9日 (土)

アルプスの花

高山植物は、広義には亜高山帯(海抜1500mから2500m)以上に、あるいは北海道のような寒冷地には海辺にも咲いている植物です。
今回の登山では約30種類の花が観察できました。

例の99名山を踏破したKさんが高山植物をよくご存知で、教えてもらいました。
Kさんは南米のマチュピチュも高山病になることなく行き、またとても良かった所がボルネオ島というくらい旅に長けている人です。今回サブリーダー的存在で、古希を過ぎているのにとても元気です。どんな所でもよく寝て、よく食べて、好奇心旺盛。私たちが床に伸びているのに、一人、同室の若いワンゲルの歯科学生たちに歯に関するレクチャーを受け、新潟から来ているグループには新潟の山についてしっかり聞いてメモしているぐあいです。
私は初日はリーダーの後ろのトップを歩きましたが、2日目から最後尾のサブリーダーの前に下がりました。これは写真を撮るのも好都合だし、Kさんに山の歩き方や花の名前を教えてもらえました。しかし頭にきちんと入らなかったので帰ってから『高山植物ポケット図鑑』で確かめたものです。たくさんになりましたがご覧下さい。

1ゴゼンタチバナ(御前橘:ミズキ科)

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12 最初にたくさん咲いていたのが「ゴゼンタチバナ」で、これは北海道の知床五湖に咲いていた。
葉が6枚が輪生するものに花が咲き、4枚のもには咲かない。秋になると赤い実がつく。

2マイズルソウ(舞鶴草:ユリ科) 葉の形が舞う鶴を思わせるという。これも知床五湖に咲いていた。花被片4個。

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3ハクサンボウフウ(白山防風:セリ科) 防風とはセリ科植物の漢名
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4イワカガミ(岩鏡:イワウメ科) あるいはコイワカガミ?

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5ツマトリソウ(端取草:サクラソウ科) 花冠は7裂し、裂片の先がとがる。
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6チングルマ(稚児車:バラ科) 梅の花に似ている
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7コバイケイソウ(小梅系蕙草:ユリ科)
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8ヤマハハコ(山母子:キク科) ハハコグサに似ている

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9ウサギギク(兎菊:キク科) 小さなヒマワリのような花を花茎の先に1個つける
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10ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花:キンポウゲ科)
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11イワツメクサ(岩爪草:ナデシコ科) 花弁が10個に見えるが、5弁花で花弁が2つに深く裂けるので覚えやすい

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12チシマギキョウ(千島桔梗:キキョウ科) 画像を大きくして見ると、花冠の裂片のふちに毛があるのでチシマギキョウ。よく似たイワギキョウは無毛である。

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13ハクサンフウロ(白山風露:フウロソウ科) ゲンノショウコの仲間
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14シナノキンバイ(信濃金梅:キンポゲ科) ミヤマキンポゲに似るが葉も違い、花は3cmで1cm大きい。

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15タカネバラ(高嶺薔薇:バラ科) ハマナスによく似ている
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16キヌガサソウ(衣笠草:ユリ科) 葉が8~10枚輪生し、この形を奈良時代に高貴な人にさしかけた衣笠に見たてた和名。ピンク色もあった。

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17トウヤクリンドウ(当薬竜胆:リンドウ科) 花冠が長さ3.5~4cmの淡い黄色で淡緑色の小さな斑点がある。

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18イブキジャコウソウ(伊吹麝香草:シソ科) 良い香りがする
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19タテヤマウツボグサ(立山靫草:シソ科)

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20ウラジロナナカマド(裏白七竈:バラ科) 葉の裏が白っぽい。高山の紅葉の主役。

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21アカモノ(赤物:ツツジ科) 別名イワハゼ
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22アオノツガザクラ(青の栂桜:ツツジ科)花冠は壷形で青っぽいクリーム色、葉は栂に似ている

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高山植物の女王「コマクサ」を遠くに見ることが出来た他、シモツケソウ、モミジカラマツ、エゾシオガマ、ミヤマコゴメグサも咲いていました。

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2008年8月 6日 (水)

鹿島槍ヶ岳

お久しぶりです。ご心配をおかけしました眼の方も少し良くなりました。ぼちぼちですがまた宜しくお願いいたします。

↓山荘からの、夜明けの鹿島槍ヶ岳

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8月2日(土)から4日(月)まで2泊3日で北アルプスの鹿島槍ヶ岳(2889m)に登ってきました。
日本百名山の1つで私はこれが1つ目です。これが99番目という人が同行者にいました。また天候に恵まれず、3度目、4度目の挑戦で登頂成功という人もいました。
この山は後立山連峰の中央に位置する、南北2つの頂上を持つ双耳峰です。

登山口(すでに標高1300m以上ある)から標準で13時間35分かかる行程の山ですが、高齢者集団ですから実際にはもっとかかって2日がかりです。

↓登り始めて見えてきた景色

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初日、山荘まで標高差1120mの登りは暑さと息苦しさの連続で、「何でこんな思いをして山になんか登るの」と後悔することしきり。なんとか山荘にたどり着いたのでした。       

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↑朝のお花畑      ↓朝5時頃雲海の中に富士山が見えた

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2日目も晴れて、爺ヶ岳、布引山の二山を越えてたくさんの種類の高山植物を見ながら頂上をめざしました。残念ながら雷鳥は見られませんでした。

↓山荘から見える爺ヶ岳

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↓稜線

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↓途中の景色

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南峰の頂上の360度の大パノラマは息を呑むほどの素晴らしいものでした。北峰には行きませんでしたが、山荘への下山を始めた直後にヘリコプターの音がしたのが、夫婦の夫の方が滑り落ちた救助でしたが亡くなったのでした。前日も同じ場所で一人が亡くなったとのこと、行かないでよかった。

↓山頂と山頂からの眺め

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3日目は山荘から下山、雷鳴轟き、大雨に打たれ怖い思いをしました。下山は息苦しさはないものの、相当足に負担がかかって、上手に歩かないと動けなくなります。どうやら登山口に戻り、大町の温泉で汗を流すことができました。

Photo_16 ←朝食

お陰さまで、天候に恵まれ、落伍することなく無事登頂でき、高山植物観察と大パノラマ展望の目的を果たすことが出来ました。

それにしても山荘、昔尾瀬に行った以来です。食事は各段によかったものの、1年で1番混んでいる日に泊まったので、1枚の蒲団に2人、寝返りも打てず、良く眠れず、かなり腰にきました。
いろいろな物資はヘリコプターでは採算が合わず、今でも強力によって運ばれ、お陰で缶詰と佃煮だけのかつての食事より豪華なをいただけて感謝の気持で一杯でした。
帰って蒲団に一人で大の字になれる幸せ、平らな道の有難さを実感しました。

折しも、新聞の日曜版に「筋肉痛はどうしておきるの」の記事が載っていました。帰った翌日、筋肉痛で階段の昇り降りが辛かったのも、ブレーキをかけながらの下山で、足の筋肉にキズが出来てしまったとか。キズはつくりなおされるそうなので一安心です。もう治りました。

次回は高山植物です。

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