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2008年9月30日 (火)

奥日光

お花が終わって、紅葉には早い中途半端な季節、奥日光の湯元温泉に2泊して、目の前の湯ノ湖、戦場ガ原、小田代原(おだしろがはら)を散策しました。

湯ノ湖は日光の最奥にあり、標高1478mで周囲3kmの湖で北の岸辺に温泉が湧いていながら、魚も棲んで釣り人が糸をたれています。男体山が見えます。

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↓湖の南に45mの湯滝が湯川に向って流れ落ちて、その豊富な水の音に圧倒されます。

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↓湖畔の宿のモミジが赤く染まっていました。

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↓ナナカマド(バラ科)の実は真っ赤 ↓ビロードモウズイカ(ゴマノハグサ科)

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↓温泉街には湯元温泉の源泉、温泉神社や温泉寺まであります。

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湯ノ湖と中禅寺湖の間には戦場ガ原と小田代原が東西に広がっています。
戦場ガ原は赤城山と男体山の神がそれぞれ、大ムカデと大蛇に化けて戦った戦場が由来です。
↓1番南には竜頭滝があってその向こうには中禅寺湖が見えます。上から見た。
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↓ひっそりとした佇まいの小田代原の風景

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↓オフィーリアがいるような川    ↓落雷の痕

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ところどころに花が少し咲いていました
↓リンドウ(リンドウ科)         ↓ノコンギク(キク科)
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2008年9月24日 (水)

ミレイ展

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ジョン・エヴァレット・ミレイの知っている絵はただ1枚「オフィーリア」だけです。
このホッグズミル川と植物を描くのに5ヶ月かけたそうで、描いた植物には1つ1つ意味があると解説がありました。
周りを描いた後に描いた、オフィーリアのモデルとなったのは同胞のロッセッティの妻エリザベス・シダルでした。彼女は暖めた浴槽の中で何時間もいたのに、ミレイが湯が冷めても暖めなかったので風邪を引いたというエピソードが残っているという。シダル自身も若くして不幸な死を迎えたということで、不思議な因縁を感じさせます。
兎に角この絵のために、川でスケッチし、衣装を決め、モデルを選び、まるで映画を作るようにして出来上がった、芸術作品なのでした。
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しかしミレイはこの絵からは考えられない、素晴らしい絵をたくさん描いているのです。風俗画、肖像画、風景画(ターナーやゲインズバラ風のも見られる)など思いがけない絵です。
感動したのは自分の娘をモデルにした「姉妹」と「初めての説教」、そして11歳頃描いたデッサン「ギリシャ戦士の胸像」です。このデッサンはあまりに見事で、とても11歳の子どもが描いたとは考えられません。びっくりのデッサン画ですよ。大天才だったのですね。
この展覧会は大満足で、時間をかけて鑑賞してきました。

近所の散歩で見つけたもの
↓オキナワスズメウリ(ウリ科)、サイトで見るのとちょっと違うのですが。ではなくてカラスウリのようだとポージィさんに教えていただきました。ありがとうございました。
↓ハクウンボク(エゴノキ科)の実

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↓ヤマシャクヤク(キンポウゲ科)の実、これもサイトで見るのと違う
↓キツリフネ(フりツネソウ科)
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↓メダカを飼って数年、我が家で初めて咲いたホテイソウ、1日で萎みました。
↓名前のわからない水草の花  オオカナダモ(トチカガミ科)でした。 orangepekoさんありがとうございました。

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2008年9月21日 (日)

秋の野草展

敬老の日に小学校6年生の時の担任の先生が亡くなりました。
通夜の席で奥様に伺った話で驚きました。
最期に「我が人生に悔いなし」と言って逝かれたとか。何て素晴らしいことでしょう。

Photo 『野草をいける』は昭和49年発行で43年前の本です。174種類の野山の野草が活けられています。
中学生の時ちょっとかじった華道と、学生・社会人の時にやはりちょっとお稽古してみた茶道の茶花の見るために買ったのでした。
今改めて眺めて、当時ほんの僅かしか野草の名前を知りませんでした。昨年あたりから忘れながらも、少しずつ見て覚えていけて無常の幸福感に浸っています。

殿ヶ谷戸庭園でむさしの野草会主催の「秋の野草展」がありました。
野山で咲いている野草を条件が違うのに庭で鉢で育てたもので、山で咲いているのを想像しながら鑑賞しました。

↓アカバナオケラ(キク科・オケラ属) 白いオケラはまだ見ていません

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↓ カリガネソウ(クマツヅラ科)
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↓コシキジマヒメトラノオ(ゴマノハグサ科)

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↓コミカンソウ(トウダイグサ科)

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↓スズムシバナ(キツネノマゴ科)   ツルボ(ユリ科)

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↓白花ギボウシ(ユリ科)       ネリネ・マソノルム(ヒガンバナ科)

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↓ホソバアキノタムラソウ(キク科) アザミに似ています

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楚々としてどこか淋しげな秋の野草でした。

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2008年9月17日 (水)

クマゼミの鳴き声

関西方面に棲息するクマゼミの北上が伝えられる中、我が家でも先日「シャー シャー シャー」と鳴く声を耳にしました。テレビで聴いた鳴きとを同じでした。アブラゼミよりは快い。

今年はまた、初めてですが、白と黄色とピンクのエンジェルス・トランペットが同時に咲いたのです。今までは必ず微妙にずれていました。いつもと違う気象によるものか、不思議です。
手前から白、黄色、奥にピンクの花がぶら下がっています。
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温暖化による海水温の上昇によって、サンゴも北上して九州や本州に確認されているそうです。それに反して低水温を好むヒジキなどの海藻やウニ、アワビ、サザエなどの魚介類の漁獲量げ減ってしまったそうです。
アメリカの有名な証券会社や保険会社が倒産したのにも驚いたのに、毎日のように報告される温暖化によって起こる現象に、この先への不安が広がる毎日です。

前の畑でクウシンサイを頂き、豚肉と舞茸と一緒にごま油で炒め、塩・コショウ・オイスターソースで味付けてみました。なかなか美味しいです。

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クウシンサイ(ヒルガオ科)は茎が中空なので付けられた名で別名:エンサイ、ツウサイ(通菜)、アサガオナともいう。
熱帯アジア原産で、ホウレンソウの2倍の鉄分、ビタミンA・B1・Cも多く血糖値低下作用もあるという。夏の野菜なのでホウレンソウ代わりにモロヘイヤとともに食べていきたい。

追記:エンジェルス・トランペットの花の中を覗くとシベがまるでバナナのような物に包まれています。それをさらに開くと5本に分かれました。(画像は花びらをめくった状態です)

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2008年9月14日 (日)

敬老の日を前にして

明日は敬老の日、今、敬意を表する人がいます。
薬屋さんをやっているご婦人です。
腰が僅か曲がっていますが背中は真っ直ぐ、まだ70代の始めとおもっていたところ、先日に宅急便を出しに行って、お年がわかりました。
何と88歳だとか。
薬だけでなく、飲み物や煙草の自動販売機、宅急便まで一人でこなしています。
薬剤師として月1回、まだ勉強に行っているそうで、次々と出る新しい物質の名前はお客の見えないところに貼って、復習しているとか。
煙草の自販機に入れる仕事は結構ハードとのこと。店の前には鉢植えがいっぱいです。
私が引っ越してきてから12年、お店が病気で休みということはありませんでした。
早朝の散歩とお客さんとの会話で元気なんだと。
88歳だと、調理、掃除、洗濯、庭仕事、買い物さえ全部できそうにありません。その上、毎日仕事と会計を一人で凄いです。
何歳になっても仕事がある人に元気な人が多いようです。

2,3日前に、人は死ぬ15年前ごろから物忘れで、言葉が出てこなくなると出ていました。
今年はその言葉が出てこない症候群にかかったtonaなのですが、平均寿命より4年早く死ぬことになりそうです。
一応その年まで元気にいたいですね。

我が家の庭で飛んでいるアゲハチョ科の3種の蝶です。

             アゲハチョウ

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              クロアゲハ

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キアゲハはノウゼンカズラの花の蜜を夢中で吸っていました。

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2008年9月11日 (木)

天城・昭和の森

9/7(日)伊豆半島の天城山自然休養林「昭和の森」へハイキングに行ってきました。
昭和天皇在位50年を記念して指定された森で、ブナ、ヒメシャラ、アセビが多く繁る原生林です。
↓ブナにしっかり抱きついているヒメシャラ  ↓ヒメシャラの幹は独特の色

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今回歩いたのは森の一角「野鳥の森・八丁池」です。
年間64種類の野鳥が飛び交う野鳥の森で「オオルリ・コルリ・コマドリ・ウグイス歩道」がある。けれど9月は鳥が鳴かない季節なのでしょうか。4時間で鳴き声は2回で淋しき限りです。
↓八丁池とそこには、たくさんのトンボ、アカトンボが飛んでいた

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秋ですからキノコがあちこち生えていて、キノコばかり撮っていました。
↓紫色で気持が悪いキノコ

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山道にはあまり花もなく、詳しい人もいなかったので自分で調べてみましたが、決め手に欠けてはっきりしませんでした。
↓ミツモトソウ(水元草:バラ科) ダイコンソウに似た花ですが、葉(ぼんやりしか見えません)がミツモトソウのようです。

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ヒメジソ(姫紫蘇:シソ科、イヌコウジュ属) イヌコウジュに似るが葉の鋸歯が少ないのでヒメジソか。 ポージィさんに イヌトウバナ(シソ科 トウバナ属)と教えていただきました。ありがとうございました。

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シラヤマギク(白山菊:キク科、シオン属)別名ムコナ  友人のRさんにゴマナ(キク科)と教えていただきました。

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ランのような花

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茎にトゲトゲがあるのと葉が似ているのでバライチゴ(バラ科、キイチゴ属)か。しかし6~7月に咲くそうで、季節的に違うのであやしい。

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↓マムシグサのまだ青い実       ↓ヒメリンゴに似ている実 おなじくRさんにサルナシ(マタタビ科)と教えていただきました。ありがとうございました。

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2008年9月 8日 (月)

10年後にはないかもしれない

「10年後にはなくなっているかもしれないと思うものランキング」
という記事を見て、なるほどです。
1位 ブラウン管テレビ
2位 ダイヤル式電話
3位 レンタルビデオVHS
4位 スーパー・コンビニなどの無料レジ袋
5位 公衆電話
6位 ADSL
7位 MD
8位 インスタントカメラ
9位 マンガン電池
10位 寝台列車
11位 デパートの屋上遊園地(まだあったの?)
12位 新聞の夕刊
15位 電車やバスの切符
15位 年金
18位 CD/CD-ROM
19位 灯油ストーブ
22位 日本の豪雪地帯
23位 缶切り
29位 青春ドラマ

15位の年金についてはどうでしょうか。10年後になくなったら、私はどうしよう。これは困ります。
ですから若い人が年金を納めない、納めたくないという気持が痛いほどわかります。
さらに今の学童、学生は一生稼げる職業につくべく勉強を重ねていくか、一生分を65歳くらいまで貯めなければならない方法を考える、ことを余儀なくされるでしょう。

同じく15位の電車やバスの切符がなくなる、あるいはレシート類がなくなるなどは、携帯に搭載された「モバイルFeliCa」の普及が進むことによるらしく、携帯が電話とメールとカメラしか使えないわが身は10年後は機械・器具に振り回されて目を回していることでしょう。今でもその感無きにしも非ずですが。

10mも行かないところにキツネノマゴ(狐のまご・キツネノマゴ科)が群生していました。

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2008年9月 4日 (木)

『暦に見る日本人の知恵』岡田芳朗著

私たちは当たり前と思って、有り難味を感じないもの、事がたくさんあります。空気、水、電気、ガス、乗り物などを筆頭に数え上げればきりがありません。
この本で、暦、時刻もそうなんだと知りました。
旧暦、時代劇に出てくる時刻法が太陽暦(グレゴリ暦)に変わったのは今から130数年前です。

幕末から明治にかけての国事多難なとき、諸外国と月日が違うのは不便であった。朝廷と幕府の間さえ食い違っていたようです。
欧米人との約束には有無を言わさず、彼等がそれによって動いている時刻法と西洋時計の時刻に従うことになった。
また、明治政府にとっても旧暦には閏月もあって13ヶ月分の給料を払わなければならないという財政上の困難を救わねばならない。

明治5年11月9日に太陽暦改暦の詔と太政官の布達が発表されたのです。
[明治5年12月3日をもって明治6年1月1日とする。1ヵ年365日、4年毎に1日の閏を置く]
[時刻はこれまで昼夜の長短に応じて12時に分けていたのを改めて、西洋時計の時刻により、昼夜を等しく24時間とし、これまでの子の刻から午の刻までを12時に分け午前幾時とし、午の刻より子の刻までを12時に分け午後幾時とする]
新聞もまだあまりなく、このことが全国民に伝わらず暫く知らなかった人、また新法はとても不便だと文句を言う人も多かった。また師走が2日間しかなくて、とても正月が迎えられないとか、商売もにも大いに差しさわりが生ずるなど様々な声があがった。

少々乱暴な過激な言葉を使って、これの啓蒙に尽くした人が福沢諭吉でした。
[此度の改暦にても、其訳を知らずして、12月の3日が正月の元旦になると計りいふて、夢中にこれを聞き、夢中にこれを伝へなバ、実に驚くべき事なれども、平生より人の読むべき書物を読ミ、物事の道理を弁じてよく基本を尋れバ、少しも不思議なる事にあらず、故に日本国中の人民改暦を怪む人は必ず無学文盲の馬鹿者なり。これを怪しまざる者ハ必ず平生学問の心掛ある知者なり。されバ此度の一条ハ、日本国中の知者と馬鹿者とを区別する吟味の問題といふも可なり]

今では旧暦の六曜(大安・仏滅・先勝・先負・友引・赤口)を冠婚葬祭に使い、季節の用語として二十四節季がまだまだ使われていますが、旧暦そのものだったら本当に大変。本の題名とは関係ないような内容になってしまいましたが、陽暦、西洋時刻の中で暮らす有難さを感じた1冊でした。

私もやっとセンニンソウ(仙人草・キンポウゲ科)を近所で見ることが出来ました。これも分からなくて教えていただいた花です。
別名「馬喰わず」 有毒で馬も食べないからとか。
実がなって熟すと仙人のひげが広がるそうで、是非忘れないで見たいものです。
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たくさん咲き始めたニラの花もよく見るときれいなものです。
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