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2009年3月 9日 (月)

群馬・上野村を訪ねて

昨日のハイキングは群馬県・上野村でした。関越自動車道を本庄児玉ICで降りてから西西南へ山また山を越えて行きます。
上野村ってどこかで聞いたことがあると思ったら、なんと日航ジャンボ機が墜落した御巣鷹山のある村でした。
最近この山への登山が禁止になりました。財団法人によって「慰霊の園」が建てられています。手を合わせてきました。
↓この日最後に寄った慰霊の園の記念碑    展示館 ↓

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まず最初に行ったのが村の入り口にある蛇木(へびき)の滝です。落差15mの半人工滝で左が自然の岸壁上を流れる部分。

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次にスカイブリッジを渡って不二洞へ

スカイブリッジは高さ90m、長さ225mの吊り橋で空中散歩をしているようです。
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この辺りは今がロウバイ、マンサク、フクジュソウの花盛りです。

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見たことない鳥がいました。(ポージィさんにシロハラと教えていただきました)

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Photo_10不二洞は大福寿山穴とも呼ばれ、1200年前は猿が住んでいたそうで、800年前に洞窟の存在が確かめられました。
洞内の鍾乳石が仏様のように見えるところから仏教にちなんだ名称が20以上もあります。閻魔の金剛杖に3つ願うとかなえられるとかで①元気でいられますように②呆けませんように③コロリと死ねますように とお願いしました。 
空穴があって、40m上に穴が開いていて、外の木や草、苔までも見えました。

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Photo_12 東京電力の地下発電所を見学しました。
ここは御巣鷹山の麓から500mの地下に、大空洞を掘削して出来たもので4号機まで作る予定とか。もう1つ大空洞を作ってそこには2機設置予定。
現在真っ赤な1号機が平成17年から運転開始。
揚水発電といって、発電所を挟む上と下の2つのダム(調整池)を利用し、昼間の電気の需要の多いときは上のダムから水を落として発電し、需要の少ない夜間に発電機を逆回転させて下部のダムから水を上部のダムへ戻してまた使うという仕組みです。
長野県側・南相木川の最上流部に南相木ダムを、群馬県・神流川(かんながわ)の最上流部に上野ダムを建設し落差653mを利用して、単機出力47万kw、将来は最大出力282万kwの発電予定だそうです。
今、日本では原子力発電に約50%頼っているようです。

上野村はこの発電所が出来たおかげで、固定資産税などの税収が増えて、財政力指数、県平均0.74に比して2007年に1.27になって県内1になったそうです。

帰路、神流川湖(ダム湖)が延々と続いていました。水の色がきれいでした。

Photo_14 

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コメント

群馬県上野村ハイキングの様子、詳細に
写真と共に知らせていただき、ありがと
うございました。
御巣鷹山、聞いただけでも身震いします。
財団法人により「慰霊の園」が建てられた
そうですね。伺うと涙が出てきます。
村入り口の蛇木の滝。落差15Mの半人口
滝、素晴らしいですね。
もっと驚いたのは「空中散歩」です。
スカイブリッチ、高さ90m、長さ225
mのつり橋。聞いただけで身ぶるいしてい
ます。
東京地下発電所見学記には興味深深でした。
「ダム湖」の澄んだ水色にな魅せられまし
た。何時も新ハイキング記に感謝している
老春です。ありがとうございました。

投稿: 老春 | 2009年3月10日 (火) 07:41

ハイキング にふと浮かんできたのがこの歌。
丘を越え行こうよ 口笛吹きつつ 空は澄み青空 牧場をさして~ ♪
ハイキングじゃなくて「ピクニック」でしたね。
でも、口笛吹きつつ と楽しい気分ではいられない場所。
山をいくつも越えたこの地が墜落の現場だったのですね。
写真の慰霊碑に向かって手を合わせます。
 
つり橋には驚きました。これを歩いて渡られたのですよね。
まさに空中散歩。tonaさんは平気なほうでいらっしゃいますか?
 
山を彩るのは春先の花たちですね。
見慣れない鳥は、もしかしてシロハラでしょうか?
http://www.yachoo.org/Book/Show/521/sirohara/
鳥のことはほとんど知らないのですが、たまたま名前(だけ)を
知っているシロハラに似ているように見えました。
 

投稿: ポージィ | 2009年3月10日 (火) 10:48

★老春さま

御巣鷹山と上野村と出かけて行って初めて結びつきました。
立派な観音様も造られていました。
蛇木の滝って面白い命名ですが、由来がわかりませんでした。
ダムを造らなければできなかった滝になりますね。ですからこの意味では人工滝なのだそうです。

この吊り橋は新しくて、全然揺れませんよ。眺めもなかなかでした。
1時間の地下発電所の見学はとても楽しかったです。工事では一人も犠牲者が出なかったそうです。
このダム湖の水の色はとてもきれいです。
神流川は4年連続関東一きれいな川に認定されているそうですよ。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年3月10日 (火) 14:59

★ポージィさま

ハイキングよりピクニックの方が軽やかで、お弁のお食事も美味しそうな感じがする言葉ですね。
アメリカの映画を思い出します。
レクリエーションの要素が多いとのことですから、アメリカ映画のは当然ピクニックですね。
毎年8月12日になるとテレビで観ていた慰霊祭がこんな所なのかと、改めて厳粛な気持ちにさせられました。

吊り橋は大好きですよ。
それも揺れる方が好きです。
はるか90m下を眺めても、川の水が極端に少なかったです。今年は水不足にならないといいがと思いました、降雪量が少なかったようです。

鳥、シロハラと教えていただきました。
本当にそっくり、体つき、顔つきまでも。
遠くにいましたのでズームのうえ、トリミングであまりはっきりしませんね。
シロハラのオスですね。
どうもありがとうございました。

投稿: tona | 2009年3月10日 (火) 15:11

日航機墜落で有名になった村。
この不幸な事故がなければ、おそらく殆どの人が行くこともないし、知らずに終わった村だったと思います。
手前の鬼石町には行ったことがありますけど、その奥のまた奥なんですね。

御巣鷹山。命日になると沢山の遺族の方々が慰霊登山をされてましたね。今は下の慰霊の園でお参りをされてるのでしょうね。

地下に発電所があるなんて初めて知りました。二つのダムの落差を使っての水力発電。
ばるほど、面白い考えですね。
上野村はこのおかげで潤っているのですね。
そういえば、ニュージーランドでは、幾つものダム湖を使って発電してるのを沢山見ました。

村の殆どが険しい山、自然は豊富ですね。
この頃、訪ねる人も多いのですかね?


投稿: 夢閑人 | 2009年3月10日 (火) 16:05

★夢閑人さま

本当にあの事故がこんな所で起こったのですね。
当時は地図で探しても見つからず、いったいどんな山奥に落ちたのかと思ったものでした。
こんなことですっかり有名になった上野村です。慰霊登山だけでなく普通の登山も禁止すると書かれていました。
この御巣鷹山の真下に地下発電所を作ったそうです。
そうですね。東京電力のおかげで潤ったそうです。
ということは上野村って数奇な運命を辿った村と言えますね。
ニュージーランドは原子力に頼らず、水力発電が主なのでしょうね。

北の下仁田からトンネルが出来てこの村に入るのも簡単になったそうで、観光客は増えているみたいでした。
温泉もありますしね。
猪豚肉や、十石みそ、マイタケが名物です。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年3月10日 (火) 16:55

御巣鷹山、日航ジャンボ機の墜落事故、
個人的にも忘れることのできない出来事です。

二十数年の年月とともに、
それとは関わりなくロウバイ、マンサク、フクジュソウが盛りをむかえる自然の力、季節の力強さに感銘いたします。

投稿: YUKI-arch | 2009年3月11日 (水) 03:53

★YUKI-archさま

電車なら鶴見事故、飛行機ならこの事故が忘れられないです。
記念館の写教や千羽鶴や彫りこんだ仏像など、痛々しく拝見しました。
事故現場に救出に向かった狭い登山道の一部を見ましたが、今はもう使われることがなくなったようです。
山の真下、地下500mに地下発電所というのも不思議なめぐり合わせのように感じました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年3月11日 (水) 08:52

何で登山禁止になったのでしょうか。
お参りに行く人もいるでしょうに。
つり橋は見るだけですーすーします。

投稿: saheizi-inokori | 2009年3月11日 (水) 12:26

「南極探検隊の食べ物」と「上野村」拝見しました。その都度拝見すればいいのですが、すっかり横着者になってしまって、申し訳ありません。
この本では、食べ物に限定したお話だったのでしょうか?毎日、どんな生活ぶりだったのでしょうね?想像しただけでも気が遠くなるような気がします。
「閻魔の金剛杖」ですか?3つ願うと叶えられるとか。それにしても、tonaさん3ケ条、(1)元気で(2)呆けない(3)コロリですか?私もそうありたいと思っています。
スカイブリッジ、高さ90M,長さ225Mですか?ゆれない吊橋だそうですが、私は駄目ですね。その点、tonaさんは平気だとか、尊敬してしまいます。

投稿: 茂彦 | 2009年3月11日 (水) 18:52

★saheizi-inokoriさま

遺族が高齢化して、足もとが大変危ない登山となるのでということです。
一般の元気な人はどうなのかはわかりません。
ここは登山を楽しむような山でないのでしょうか。
この吊り橋は全然揺れませんから佐平次さんでも大丈夫ですよ。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年3月11日 (水) 19:40

★茂彦さま

横着者だなんてとんでもありません。
私こそそうなんです。
南極の本は著者がシェフでしたので、食物にかなりのページを割いてはいますが、それ以上に人間関係や厳しい生活環境や皆の仕事のことなど、なかなか面白い内容でした。
違った環境のことを知るのも楽しいですね。生活する人は大変ですが。

3カ条の願いが叶いますようにですが、お若い茂彦さんはお母様の遺伝もあるでしょうし、きっと大丈夫と思います。私があやかりたいです。
茂彦さんも吊り橋はだめですか。高所恐怖症だからでしょうか。残念ですね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年3月11日 (水) 19:58

揺れなくても下が見えるでしょう。
それが駄目なのですよ。細い橋でなければ良いけれど。

投稿: saheizi-inokori | 2009年3月12日 (木) 10:39

★saheizi-inokoriさま

橋幅が割合とあって、覗かなければそれほど下が意識下に入ってこない、近代的な橋です。
さりながら、渡った橋を画像で眺めると、恐ろしいいところを歩いたと感じます。
東京タワーなども上る気はしないことでしょうね。

投稿: tona | 2009年3月12日 (木) 10:55

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