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2009年5月13日 (水)

佐渡の花

昨日は講談社の野間記念館に横山大観の絵を見に行きましたが、何と閉まっていました。
チケットを見ると月・火曜日は閉館とのこと。私って本当に大バカ者です。
帰路小学生の頃住んでいた住居跡(家がなくぺんぺん草が生えていました)と、建て替えてない早稲田小学校を54年ぶりに懐かしく見ることが出来ました。後輩の帽子が大学とは関係ないのに、早稲田カラーで可愛い。

日本で沖縄を除いて1番大きな島、佐渡島の地を初めて踏みました。
佐渡にはユキツバキのように固有種の花や木も多く、海洋性の気候で標高の少し高いところにハマナスがあったりして、1700種もあります。
日光や東北のように鹿や猿などがいないそうで、そのため貴重なシラネアオイなどが食い荒らされないで残っているそうです。
丁度今は、カタクリが山全体に咲き、オオミスミソウ(ユキワリソウ)、キクザキイチゲ、シラネアオイの群生地があって、雪解けとともに開花する可憐なこの花で島中にぎわっていました。

曽我ひとみさんのご主人のジェンキンスさんはお店で煎餅などを売っているそうですが、人気があってなかなか忙しいとのこと。ひとみさんは役所の窓口では、とてもてきぱきしていて仕事が非常に早いという話などを、案内の先生から花の他に聞いたりしました。
佐渡は薪能が盛んで夜鑑賞しました。子供もとても上手です。
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今話題のトキを「トキの森公園」でガラス窓越しに見ました。平成11年、中国からの1つがいから人工繁殖で100羽以上まで増え、昨年9月25日に10羽が佐渡の空に舞い上がったところです。
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トキの風船を家でふくらました

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佐渡には牡丹の寺・長谷寺があります。奈良の長谷寺の系統ですが、ここでは(ちょうこくじ)と読みます。
そこの秘仏を面白い住職さんに全部見せていただきました。
広い境内を奥さんと二人で管理しているので雑草などはケージに入れたウサギに食べさせ、食べ終わるとケージごと次に移動させて雑草採りをさせているそうで、なんて頭のいい方法でしょう。

↓たくさんの石像

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↓雑草とりに励むウサギちゃん

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日本の雪割草
ミスミソウ(変種)・・・・中部以西
スハマソウ(品種)・・・・中部以東
オオミスミソウ(品種)・・中部日本海側に分布
ケスハマソウ(変種)・・・長野~瀬戸内海沿岸
↓佐渡のオオミスミソウ(キンポウゲ科)・・ 雛の節句の花迎え(・・以下は『佐渡の花』より)
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↓キクザキイチゲ(キンポウゲ科)・・嫁泣かせ

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↓シラネアオイ(シラネアオイ科)・・日本海側のブナ林に生き残る

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↓オオイワカガミ(イワウメ科)・・佐渡の方言ムジナノザブトン

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↓サンカヨウ(メギ科)・・深山の名花

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↓アマナ(ユリ科)・・鱗茎食用ユリノママ

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↓緑色の花のニリンソウ(キンポウゲ科)・・二輪咲いて二輪草

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↓ピンク色のニリンソウ

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↓ザゼンソウ(サトイモ科)・・花の姿は座禅僧

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↓白のザゼンソウ

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↓エゾエンゴサク(ケシ科)・・北地では色濃くたけ高く

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↓ミヤマキケマン(ケシ科)・・黄花鮮烈

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↓アラゲヒョウタンボク(スイカズラ科)・・山入りを告げる花

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↓スミレサイシン(スミレ科)・・日本海側のスミレ

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↓ミヤマカタバミ(カタバミ科)・・晩春の山のカタバミ

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↓ニシキゴロモ(シソ科)・・葉の裏が紫色の錦衣 キランソウに似る

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↓ヤマトグサ(ヤマトグサ科)・・日本の固有種で希産種
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↓ナニワズ(ジンチョウゲ科)・・宿根木の嫁泣かせ

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↓エチゴキジムシロ(バラ科)の群生・・黄地筵

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たくさんですみません。

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コメント

tonaさん、おはようございます。
いろんな処に精力的にお出かけになられていますね~♪お元気でなによりです~♪(^-^)V

佐渡というと…安寿と厨子王なんて思い起こしますが(^^;古いですね(*^m^*)
まだ自然が残っているのですね~♪本土と海を隔てているのが良いのでしょうね~♪
名前は知っているのに(^^;…見たことのないお花がずら~~り!\(^0^)/
たくさん見せていただいて~♪有り難うございます…

雑草穫りのウサちゃん…良いですね~♪地に足をつけて生活していますね~♪(^O^)
千楽(ちら)だと…こうは行かない…(*^m^*)

投稿: orangepeko | 2009年5月14日 (木) 09:48

海を渡って佐渡へ観察に行かれたのですね!
花を拝見すると、南関東と比べてやはり季節の訪れの早さが違いますね。
すばらしい春盛りの季節を迎えたところでしょうか。
普段見ることの叶わない珍しい花をたくさん見せていただきました。
素適な自然がずっと残されていきますように。

うさちゃんに草を食べてもらう方法、いいですね~ ナイス・アイデアです♪

投稿: ポージィ | 2009年5月14日 (木) 11:05

 こんにちは。
 おー、トキをご覧になりましたか。
 佐渡は一度も行ったことなかったと思います。
 やはり荒波というイメージですね。
 日本のトキが最後の頃まで残っていたのも、そんな厳しい自然環境あってのことでしょうか。
 おみやげ?のトキの風船、かわいいですね。

 いつもながら、花々の写真がすばらしいです。たっぷりと楽しませていただきました。
 これらはみな野生のものでしょうか。
 近くの植物園にも咲いているニリンソウがやはり愛着がありますが、緑のものやピンクのものなど、おもしろいですね。

 秘仏、気になりますねー。どんなだったでしょう。秘仏なのに、見せてしまうんですね。
 ウサギも、究極のエコ。(笑)
 ほんとにユニークなお寺です。

 佐渡島も、いろいろとおもしろそうですね。
 少し前の甲斐路もそうですが、また訪ねてみたいところが増えました。

 なお、tonaさんの舞楽の記事に、新しい舞楽の記事からリンクさせていただきました。
 また、前の記事に花の名前を書き加えさせていただきました。
 いつもありがとうございます。

投稿: Nora | 2009年5月14日 (木) 12:36

佐渡に行ったことがありませんので、とても興味深く拝見しました。

曽我ひとみさんの近況なども書いてくださったので、普通の紀行文にない温かさを感じさせていただけました。

佐渡のお花、確かに本島の群生地といわれている所より、遅い開花なのですね。

白いザゼンソウは、初めて見ました。
沢山の山野草、PCでは目にしますが、このように実際現地でご覧になれる機会のあるのがとてもうらやましく思います。
ありがとうございました。

投稿: anikobe | 2009年5月14日 (木) 16:15

★orangepekoさん、こんばんは。

安寿と厨子王の話も海岸の方で案内の方から聞きました。冬の海岸は荒れていて暗いのでしょうね。
高速船で1時間、フェリーで2時間20分、かなり本土から離れているのですね。
佐渡は山だらけでした。

こちらこそ見ていただいてありがとうございました。
この若いウサギちゃんたちは熱心に食べるそうですが、親は怠けてあまり食べないそうです。
千楽ちゃん、ふふふ、今頃くしゃみかしら。

投稿: tona | 2009年5月14日 (木) 20:09

★ポージィさま

佐渡への海は今の季節はとても静かで、何も揺れません。
冬はかなり寒い所なのでしょうか。
連休のころはこちらと変わらなく暑いくらいでした。
なのに標高700m位のところはカタクリが真っ盛りですから1ヶ月以上遅い春の訪れですね。
名前に佐渡とか越後とかが付くのもあるようです。
ここの住職さんはとても面白くユニークな方ですから、佐渡を尋ねるようなことがありましたら、是非長谷寺をに行ってみてください。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年5月14日 (木) 20:19

★Noraさま、こんばんは。

海は荒海 向こうは佐渡よ
スズメ鳴け鳴け もう日は暮れた・・・童謡

荒海や 佐渡に横とう 天の川・・・芭蕉

そうですね。荒海のイメージですね。でも5月、波が静かでしたよ。
トキが残ったのもいろいろな要素があったのでしょう。今は農薬を使わないで農家が頑張っていますね。

これらの花は全部山で撮ったものです。もっとたくさんの種類の花が咲いていました。素敵ですよ。

もし佐渡へで出かけられたら、長谷寺を訪ねて秘仏を見せてもらってください。住職さんがとても面白いです。マキの巨樹もあります。
直江兼続がこのお寺の再興に尽くしたそうです。
リンクしていただきこちらこそありがとうございました。

投稿: tona | 2009年5月14日 (木) 20:36

★anikobeさま

佐渡の観光はたらい舟とか金山跡とかいろいろあるようですが、今回はフラワーウォッチングの旅に一人で参加しました。5人知らない人と同じ部屋に宿泊しました。花を見る同士ですからすぐ友人になれますね。
勇気を出して行って良かったです。

ユキワリソウですが、今「アルプスの少女ハイジ」を観ていたら春を告げる最初の花としてユキワリソウの名を、見つけたハイジにおじいさんが教えている場面が出てきました。
とてもいい香りがするとハイジが言っていますが、私は香りをかげませんでした。

白いザゼンソウは珍しいですね。
今回は専門家の先生が付いてくださって、イヤホンガイドだったので、写真を撮って遅れても、ちゃんと聞こえるのも良かったです。
こちらこそありがとうございました。


投稿: tona | 2009年5月14日 (木) 21:09

佐渡へ行かれましたか。
私も一度だけ、ばぁちゃんが倒れる前に行った事がありますよ。
記憶に残ってるところと言えば金山だけです。
あとは船に乗った事でしょうか。

tonaさんの山野草は、いつもよく調べられてると思います。
私なんて、ちょっと調べて分からないと捨ててました^^;
かなり参考にさせていただいてますwink
我が家の庭に見かけない花が咲いていたのですが
どうも分からなくて…そうしたらtonaさんの所で見つけました♪

投稿: pochiko | 2009年5月14日 (木) 23:56

★pochikoさま

pochikoさんはもういらっしゃったのですね。
金山があった相川という所は通りました。今は全くとれないのですね。
船ってたらい舟でしょうね。ボートより小さくいですが、乗らなかったのでどんなか想像しています。
佐渡の植物は専門の先生が同行でしたので教えていただきました。個人旅行でしたら何もわからなかったでしょう。
pochiko家の庭には山野草もたくさんありそうですね。
気候がこちらと違うので育ちそうですね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年5月15日 (金) 07:53

佐渡にはもう随分前に行きました。
トキの人工飼育が始まって間もない頃で、
刺激しないために、遠くからしか見られませんでした。
10月だったので、tonaさんの見られたような花には出会えませんでした。

佐渡固有種の植物の多いことは聞いていました。こんなに沢山あるのですね。

佐渡は流刑の島、また多くの支配の歴史のもと、貴族文化、武家文化、町民文化などが混然一体となって佐渡の特殊文化を形成したのでしょう。
お寺が多いことも気がつきました。
薪能は有名ですね。

佐渡のおにぎりはおいしかった。
相川出身の友人が、佐渡の米はおいしいと言っていましたが本当でした。
佐渡は、米は100%自給だそうです。
余ったものは新潟でしか売られてないとのことでした。
水がいいからだそうです。

曽我さん、ジェンキンスさんもすっかり佐渡の人になって、頑張っておられるのですね。

投稿: 夢閑人(ricky) | 2009年5月16日 (土) 16:16

★夢閑人(ricky)さま

10年くらい前にいらっしゃったのですね。
今日の朝日新聞「ニュースがわからん」
によれば、130羽にまで増やしてきたそうです。
まだ行っていない利尻礼文の花も佐渡と同じく固有のがたくさんありますね。夢閑人さんに見せていただきました。いつか行ってみたいです。
流刑者が高貴な身分の人が多かったので、能のような伝統文化が綿綿と続いたのでしょう。
地図で見ますと確かにお寺が多いのですね。
長谷寺は実にユニークでした。

お米のこと初めて知りました。
丁度田植えの時期で機械だけでなく、おばあさん2人が手作業で植えていました。腰が痛そうです。
宿でいただいたご飯を最初に食べようとしたとき、なんともいえないあの美味しい香りと舌ざわりで、小さい頃疎開先の農家で御馳走になった時の味で、大感激でした。前に座っていた中年の方には通じませんでした。
山で宿で作ってくれたおにぎりを食べましたが、美味しかったです!
水って食べ物を美味しくする要素なのですね。
曽我さん御夫妻のお話にほっとしました。辛い人生を送られた方たちですから、今はとても幸せなのでしょう。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年5月16日 (土) 20:27

狢の座布団ておもしろいですね。なんとなくそんな感じがありますよ。

投稿: saheizi-inokori | 2009年5月17日 (日) 09:09

★saheizi-inokoriさま、ありがとうございます。

こんばんは。
すみません。狢の座布団って、能に関係あるのですか?知らないことが多くて恥ずかしいです。

投稿: hosi | 2009年5月17日 (日) 22:21

hosi さん、私へのお尋ねでしょうか?なるほど能と佐渡は縁が深いですね。でも私も知りません。
あのふさふさした花を敷いてすましている狢ってなんか民話にでも出てきそうですね。

投稿: saheizi-inokori | 2009年5月18日 (月) 07:11

★saheizi-inokoriさま

びっくりなことが起こりました。
hosi は tonaでした。
名前(必須)の所はいつもtonaになっているので見もしないで送信しましたら、今朝hosiになっていますので驚きました。原因が全く思い当たりません。がいつもいろいろな所を押したりして変なことをしているので、今回もそうなのでしょう。
本当に失礼しました。
狢を調べましたら、民話にたくさんありましたよ。
いつもありがとうございます。

投稿: tona | 2009年5月18日 (月) 08:37

忙しさにかまかけてご無沙汰ばかりで申し訳ありません。佐渡島に行かれたとか、相変わらず精力的に活動されているようで、感服しています。ジェンキンスさん、ひとみさんのお話など興味深く拝見。中国から来たひとつがいがもう100羽にも増えたとか、まずはよかったです。それにしてもたくさん写真を撮られて、しかも詳しい説明がつき、ほんと素晴らしい。

投稿: 茂彦 | 2009年5月23日 (土) 19:19

★茂彦さま

お忙しいそうで何よりです。
忙しくなくなったら空しいですものね。
5月前半は何だか春の花に誘われてあちこち出歩いてしまいました。
その中で佐渡島の花園は素晴らしかったです。
専門の先生がついて解説くださったので数倍有意義なフラワーウォッチングでした。

今の季節のトキは首から少し下まで黒いのです。自分で黒い色素を出すそうで、そのうち消えて白く(薄いピンク)なるそうです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年5月23日 (土) 21:02

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