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2009年5月18日 (月)

植物観察会(乳頭温泉郷・鞍掛山・抱返り渓谷)

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↑岩手山を背景にした小岩井農場の一本桜 明治時代に植えらた桜で、テレビでも有名になったそうだ。

連休明けに植物観察会で田沢湖の東北東、秋田駒ケ岳の麓の水沢温泉郷に2泊して、乳頭温泉近辺と岩手山の麓に広がる鞍掛山登山、田沢湖の南の抱返り渓谷で花を見てきました。

ヒュッテの温泉は乳頭温泉から引いているので少し白く濁っていました。
先生がご一緒なので、たくさんのお花や芽生えを教えていただきました。
スミレだけでも、スミレサイシン、ニョイスミレ(ツボスミレ)、フジスミレ、タチツボスミレ、オオタチツボスミレ、コスミレ、ナガハシスミレ、テリハスミレ、アケボノスミレに出会えた豪華な観察会でした。

1日目:乳頭温泉の近くの林はまだ雪に覆われていました。木の幹の周りだけ雪が融けているのは雨が木を伝うことと、生きている木の熱のためだとのこと。
乳頭山も見えます。

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水の中にはミズバショウ(サトイモ科)とエゾリュウキンカ(キンポウゲ科)が咲いています。
先生が撮影している間に不得意なスケッチしたり、幼稚園生より下手な歌を作ったりしてゆったりした時間が流れました。

さらさらと流れる水に心地よく 立金花また水芭蕉
雪踏みてブナの林を歩めれば 水芭蕉白く水に映ゆ
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↓スミレサイシン(宿の近く)

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2日目:鞍掛山(897m)登山、この山は宮沢賢治の話にも出てきます。
まだ咲いていないマイズルソウだらけ山です。登りにはカタクリの群生が、下山道の両側はずっとキクザキイチゲの花畑が続いていました。

↓ナガハシスミレ    

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↓オオタチツボスミレ

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↓エンレイソウ(ユリ科)の群生

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↓シロバナエンレイソウ(ユリ科)

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↓ウスバサイシン(ウマノスズクサ科)

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↓頂上から岩手山(2038m 日本百名山 南部片富士の名がある)を望む。宮城県の中学生が修学旅行で登っていた。

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↓トキワイカリソウ(メギ科)

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↓キクザキイチゲ(キンポウゲ科)
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3日目:抱返り渓谷
↓渓谷と回顧(みかえり)の滝

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渓谷の脇の道には低地の林内、山地沢沿いの植物に出会えました。
↓ラショウモンカズラ(シソ科)

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↓ヤグルマソウ(ユキノシタ科)の葉

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↓シャク(セリ科

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↓コンロンソウ(アブラナ科)

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↓ハルザキヤマガラシ(アブラナ科)

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↓ツクバネソウ(ユリ科)

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↓イワキンバイまたはツルキンバイ(バラ科)
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↓看板を包んでしまったイタヤカエデ(カエデ科)

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コメント

田沢湖近くの温泉と言うと、
年に一二度水沢温泉へ行きます。
妻の実家が秋田なので・・・。

一度湯につかってみてください。
とてもいい温泉です。

投稿: YUKI-arch | 2009年5月19日 (火) 02:57

★YUKI-archさま

秋田は学生時代友人親戚宅に泊まっただけで、1度も見聞したことがなかったのです。
乳頭温泉が田沢湖駅から入ってすぐということも初めてです。
水沢温泉の湯と山菜料理には感激しました。
あのあたりは温泉がたくさんありますね。
それから田沢湖から有名な角館はすぐ近くなのですね。新緑の美しいところで、秋の紅葉も見たいです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年5月19日 (火) 08:19

 おはようございます。
 今回は、また遠くまで足を伸ばされましたね。
 冒頭の岩手山と一本桜の写真、見たとたん、懐かしさがこみ上げて来ました。
 ちょうどこのあたりは、宮澤賢治の詩の影響で何度も行った事があって、鞍掛山は登りませんでしたが、岩手山は何度か登りました。(今の運動不足の状態からすると自分でも信じられません)
 どの写真も、北国の力強い春の息吹が感じられて、すばらしいです。
 特に、雪解けの森の写真。賢治の童話の世界そのものです。
 これらの写真を見ながら、歌を読むと、「ゆったりとした時間」に包まれたtonaさんの感動がこちらにも伝わってきました。

投稿: Nora | 2009年5月19日 (火) 09:53

まさに北国の春。
山には残雪が残り、雪解け水を集めた小さな渓流は、やがて渓谷の緑に映える大きな渓流となる。
春を待ちわびた花たちは一斉に顔を出し、北国の遅い春を謳歌する。

5月の初め頃の雪国の散策は気持ちいいでしょう。空気は澄んで、緑は鮮やか。
こういう中を歩けば自然と詩も出てくる。
なかなか情景ばっちりです。

それにしてもスミレの種類の多いこと。とても覚えられません。
自然の中のスミレは色が鮮やかですね。
ミズバショウ初め沢山の山野草を見せていただきました。
有難うございました。

投稿: 夢閑人(ricky) | 2009年5月19日 (火) 10:22

★Noraさま、こんばんは。

この地に何度もいらっしゃったのですか。
岩手山にも登られたとか。それも何度も。
私は鞍掛山で結構と言う感じでした。
岩手山を仰いで、まだまだかなり登らなくてはならないことを鞍掛山の頂上で悟りましたから。
あのあたりは本当に宮沢賢治の世界なのですね。同行の先生は家に帰ってその夜に宮沢賢治の本を読みなおしたそうです。
そう、Noraさんも賢治がお好きでしたね。
北国の春を初めて味わってすっかり虜になりました。
私もまた賢治を読みなおしたいです。
ありがとうございました。


投稿: tona | 2009年5月19日 (火) 22:29

★夢閑人(ricky)さま

雪解け水を集めた渓流はゴウゴウと音を立ててその音に驚きました。
緩やかな水の中にはミズバショウとエゾリュウキンカばかり、今を盛りと咲いていてこれまたびっくりでした。
雪国の春は初めての体験です。
花の種類も多くて珍しいのにも出会えて感激です。
おっしゃるように空気が美味しかったですよ。
雪の山道は長靴ですが、久しぶりに長い長靴を履きました。
スミレは先生からレクチャーを受けました。
それぞれ特徴があるものなのですね。
色が美しかったです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年5月19日 (火) 22:38

いつかチャンスがあったら行ってみたいですね。
この時期の行く道すがらに雪景色が見られるとは。
渓流の流れの冷たさは生半可なものではなさそうです。
でも絶景だと思います。
最近 どっこも行けないでいるので
このtonaさんの写真…行った気分で満喫なのか
こんなとこ良いでしょう~って誘惑されてるのか(笑)
野草も、たくさん見て来られましたね。
お馴染みなものから珍しいものまで…とても見ごたえがありました♪

投稿: pochiko | 2009年5月20日 (水) 00:31

★pochikoさま

この頃東京では雪が見られなくなったので、久しぶりの雪景色に感動しました。
融けかかっている雪道は凍っている道と違って、足に優しく歩きやすいですね。
渓流の轟音、最初は雪崩が起きているのかと、びっくりして見回してしまいました。
山の景色、渓流、渓谷、そしていろいろなお花に巡り合えて、初めての春の東北がもうたまらないです。
お花もいろいろ珍しいのがあります。
いつかpochikoさんも見に出かけてください。そこからはだいぶ近いのでしょうね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年5月20日 (水) 08:16

何度も行ったところです。鞍掛山には登っていませんが。
水沢温泉の夏はいいですよ。素晴らしく涼しい風が吹くのです。

投稿: saheizi-inokori | 2009年5月20日 (水) 12:16

★saheizi-inokoriさま

水沢温泉にも行かれたのですね。
今まで秋田県内の地理が全然わかりませんでしたが、百聞は一見に如かずで今回いい所がいっぱいとよくわかりました。
夏もいいのですね。そして秋も紅葉が美しいでしょうね。
リピーターになるかもしれません。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年5月20日 (水) 16:35

残雪の東北の山の花の観察会。
沢山の高山の可愛い花を拝見できました。
先生がついてくださってのグループ旅行なのですね。
このように目的を持っての同好の人たちとの旅行は得ること、数多ですね。
tonaさんは、いいグループに所属なさっていらっしゃるお陰で、PC山野草観察を、十分にさせていただけました。

投稿: anikobe | 2009年5月21日 (木) 10:58

tonaさん、こんにちは。
良い所にお出かけされましたね~♪photo24は大きな画像で見たいですね~♪
遠近感もあり…全体の色彩もステキで~♪とても気持ちが和みますヽ('-'*)~♪

お花を求めての旅行は良いですね…羨ましいです(*^m^*)
まぁ…見てるだけでも行った気分になれる人ですから(^O^)有り難うございます…

冒頭の岩手山と一本桜…確かに連ドラで何度か出てきましたね~♪見てました(^^;

投稿: orangepeko | 2009年5月21日 (木) 15:47

★anikobeさま

いろいろな方のHPやブログで拝見している山野草など名前だけと画像だけのを実際に見て、名前を教えていただけるのは、最高の花旅です。
今回は図らずもチャンスに恵まれてラッキーでした。
殆ど見られないというフジスミレを撮影された先生がくださいました。
数回は見ないと、歩いていても名前すら出てこないでしょう。
熱心に見ていただいてありがとうございました。

投稿: tona | 2009年5月21日 (木) 15:59

★orangepekoさま、こんにちは。

photo24を最後のスペースに大きくしてみましたのでご覧ください。
ここの川の水の色はとてもきれいですね。
雄物川となって秋田平野から日本海に流れ出るそうです。
去年から低い山の登山に数回挑戦していますが、花を尋ねるのが最高です。

岩手山と一本桜のことを何も知りませんでした。既に桜が終わってしまっていましたが、なかなか雄大な景色ですね。
テレビの映像は素晴らしかったでしょうね。
山の残雪に心ひかれました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年5月21日 (木) 16:29

植物観察会の記事を拝見、本当にうらやましく思いました。雪の中のミズバショウ、やはり絵になります。スケッチしたり、歌を詠んだりと、充実した観察会だったようですね。素晴らしい写真の数々、楽しく拝見、堪能いたしました。有難うございました。

投稿: 茂彦 | 2009年5月23日 (土) 19:29

★茂彦さま

こちらにもありがとうございました。
雪融けの東北はいろいろな色の若葉が山を彩って、とても素晴らしかったです。
それも教えてくださる観察会の先生がご一緒だったので、本当に良い旅行となりました。
山菜料理もたっぷりいただき、体にいいような気がしました。

おっしゃるように、ミズバショウが本当に良い感じで、座って長い時間鑑賞しました。
本当はもっと絵が上手ならそれを載せたいところですが、これは絶対にできないことです。
こちらこそありがとうございました。

投稿: tona | 2009年5月23日 (土) 21:11

おはようございます。
わざわざ、大きな画像の追加を有り難うございますm(_ _)m
本当に良い色彩で…癒されますヽ('-'*)~♪

メニュエルなのか眼性疲労なのか(・・?)
めまいが(>_<)…起きあがるのに苦労しています(^^;

パソの前にも長時間いられません(^^;楽しみが(>_<)…(^^;

投稿: orangepeko | 2009年5月24日 (日) 06:31

★orangepekoさま

おはようございます。
あらら、めまいですか。
お疲れが原因でしょうね。
私も過去に大きいのを2度やりました。
1日で治ったのですが。
1回目は心労です。
2日目は5年前仕事を辞めて、2週間ぐらい経ったときで、ほっとした心の隙間にでしす。
めまいにもいろいろあるそうで、orangepekoさんの場合はどれになるのでしょう?
起き上がっても気持ちが悪くて大変ですね。
看病の合間をみて休んでくださいね。
お大事に。

投稿: tona | 2009年5月24日 (日) 08:37

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