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2009年9月27日 (日)

ナマハゲの思い出

Photoカラスノゴマ(烏の胡麻:シナノキ科)が咲く季節です。今年も種子からです。
命名はこの種子をカラスの食べるゴマにたとえたものという。
本当に胡麻そっくりの形と大きさです。

花は葉腋に1個ずつ付いて、うつむき加減に咲きます。
オシベが面白い花です。
15個あるオシベは大中小と5個ずつありその間に長い仮オシベが5個飛び出ている。花粉を出さず、下のオシベの花粉を付けて昆虫に運んでもらうためらしい。実際には15もオシベは見当たらなかったです。

         Photo_2

         Photo_3

各地で祭りが盛んです。それぞれに意味があり、楽しみつつ、後世に伝えていこうとしています。これは万国共通のことです。
遠藤ケイ著の『海の道 山の道』に秋田男鹿半島の「ナマハゲ」のことが書いてあります。
鬼の面を付け、腰蓑風のものを巻き付け、包丁・鍬を持った鬼が各家に回って子どもを震え上がらせる、国の重要無形民族文化財です。
このルートらしきものはニューギニアの鬼面に草をまとった鬼、そして沖縄から南の島々(悪石島のホゼが有名)から青森まで伝わっている。
ナマハゲの語源は、冬囲炉裏に当たってばかりいる怠け者を懲らしめるのであるが、囲炉裏に当たって出来た低音火傷(ナモミという)を剥がして懲らしめることから「ナモミ剥ぎ」が転じて「ナマハゲ」となったとのこと。

こんなことも知らないで、高校の仮装行列大会で2年のとき、各々鬼面に藁をぶら下げて出場したら全校24クラスで最下位という苦い思い出の「ナマハゲ」です。
3年生では43人の男性がブラに蓑風のスカートを纏ってフラダンスをし、女性7人が男装でウクレレを弾いて伴奏したのが受けて1位に輝いた思い出があります。我がクラスは蓑風が好きだったのでした。

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コメント

私は世界名画全集というのを企画しました。
モナリザにインタビューしたり、私はドガの踊り子(事務のお姉さんに靴下借りました)、水車小屋の乙女は美智子さん(粉屋の娘これは絵ではないですね^^。)、柔道男には仁王になってもらい、、むろん一等賞でしたよ。一年の時です。

投稿: 佐平次 | 2009年9月28日 (月) 09:06

なまはげの語源を初めて知りました。
テレビでなまはげが家の中に入って小さい子が、お母さんに抱きついて泣いてるのを見ると、きっとこの子達は真剣に鬼が恐ろしいのだろうなぁとよく思うものの、なぜ「なまはげ」なのか考えてもいなかったのです。

投稿: anikobe | 2009年9月28日 (月) 17:38

★佐平次さま

率先して企画までされたのですね。
頼もしい高校生の佐平次さんだったのですね。
ははは、これは面白い。佐平次さんが踊り子とは。写真残っていますよね。見たいですね~。
一等賞に輝くのもわかります!

投稿: tona | 2009年9月28日 (月) 20:05

★anikobeさま

私もこの本を読むまで、つまり、今日まで知らなかったのです。
高校の時なんか、何も知らないで出演していたのですから、抜けていた高校生でした。
このお祭りは、小さい子供のころから、怠けてはいけないということを教えています。子どもも怠けられないほど、貧しく厳しかった生活が背景にあったのかと思いました。

投稿: tona | 2009年9月28日 (月) 20:13

カラスゴマは食べられるのかしら?
花が黄色で可愛いですね^^

なまはげの由来、初めて知りました。
怠けものはいねがぁ~とか言いながら、各家庭を回って
泣き叫ぶ子供たちの姿が見えるようです。
同じような風習が各地にあったんですね。

高校の時の仮装行列…tonaさんもされたのですか?
なんか想像付かないです(笑)

投稿: pochiko | 2009年9月29日 (火) 23:46

★pochikoさま

そういえば、カラスノゴマのゴマ種は食べられるのでしょうか。炒って食べてみたいです。あんな大きな嘴のカラスがこんな小さなゴマを食べるのかも不思議です。

毎年旧暦の正月になると子供たちは恐怖だったでしょうね。良い子は怖くなかったのでしょうか。ナマハゲ風の鬼が南の島や東北に多いのも不思議ですね。

なまはげは作ったのですが、フラの方はアロハシャツに白のトレーパン、楽器を持って奏でる真似の出演でしたが、男性陣の格好と踊りが受けて爆笑ものでした。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年9月30日 (水) 08:35

 
首痛だいぶよくなりました。ご心配をおかけしてごめんなさい。

カラスノゴマを種から育てられたのですね。素朴な雰囲気と
十分鑑賞に堪えうる美しさを兼ね備えたカラスノゴマ、素適だと思います。
こちらでは1ヶ所でだけ、近くの小道沿いにカラスノゴマが咲く場所が
あるのですが、たびたびの除草剤シャワーにもめげず、今年も可愛い花を
咲かせている様子を見ることができました。でもいつまで見られるか…
tonaさんに習って種を採取してくるというのもありですね。

なまはげって、そんな由来だったのですか。
怠け者を懲らしめるために低音火傷を剥がすぞ~とは 痛そう!!
これまでより恐ろしく見えるようになりそうです。
tonaさんのなまはげはきっと可愛らしくて怖くなかったのでしょうね。

投稿: ポージィ | 2009年10月 1日 (木) 10:37

★ポージィさま ありがとうございます。

首痛がだいぶよくなられたとのこと、よかったですね。でもご無理をなさらないように。

カラスノゴマは種を頂きました。良く種が取れて、また発芽率もいいです。
是非採取なさってみてください。
特に目立たないお花ですが、じっと観察すると愛着が湧いてきます。

なまはげの由来を知ると本当に子供にとって恐ろしい鬼ですね。
私たちが作ったなまはげは恐ろしいよりも、実に汚らしくて、残念ながら迫力に欠けました。でもよい思い出です。

投稿: tona | 2009年10月 1日 (木) 19:32

ナマハゲの語源を聞いてちょっとビビりました。
だって。。。
元来怠け者の私はこたつでよく寝てた事もあり低音ヤケドをよくしてたんですよ。
あ~、四国に生まれて良かったです。
東北に生まれてたら毎年懲らしめられるとこでした(笑)
でもナマハゲからtonaさんの高校時代の楽しい思い出を聞く事が出来ました。
ウフフ、一位と最下位。。。
どっちも濃ゆい思い出になった事でしょうね。

投稿: ちょびママ | 2009年10月 1日 (木) 20:36

★ちょびママさま

ははは、こたつで寝てしまって低温やけどしてしまったのですか!
したことがないのでどんなかわかりませんが、かさぶたが出来ちゃったのでしょうか。
そう、四国にはナマハゲのような鬼のお祭りはないようですね。
よかったですね。
一位と最下位なんて両極端で、本当に忘れられない思い出となりました。
あの時代くらいまでは失敗したとか、残念だったとか、悔いる思い出にはつながらないところがいいです。20歳越えてからは楽しかったことより失敗などの方ばかり思い出されていやになります。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年10月 1日 (木) 22:24

おはようございます。
>このルートらしきものはニューギニアの鬼面に草をまとった鬼、そして沖縄から南の島々(悪石島のホゼが有名)から青森まで伝わっている…

ユーラシア大陸が原点と考えれば…逆のルートも考えられますね…
原点を探す(推理する)のも楽しそうです~♪(*^m^*)

>カラスノゴマのゴマ種は食べられるのでしょうか。炒って食べてみたいです…
試さないでくださいね(>_<)
「モロヘイヤ」の近縁種らしいですが…
「モロヘイヤ」の葉は食べられても…種は有毒だそうですので…(^^;

投稿: orangepeko | 2009年10月 2日 (金) 08:46

★orangepekoさま

こんにちは。
午前中太極拳で汗を流してきました。
こちらにもコメントありがとうございました。
著者はユーラシア大陸の方へは原点を探しに行ってないようです。東北に多いようなので考えられますね。

カラスノゴマ、おかげ様で昨年種がたくさん出来まして、今年も発芽しました。他には全然見かけず、いただいたことを感謝しております。
まあ、モロヘイヤの近種ですって。
モロヘイヤの花も黄色でしたね。畑の奥さんに花の所は毒だから食べないでねと、葉をたくさんいただいたことがあります。
モロヘイヤの種もこれと似ているのでしょうね。

投稿: tona | 2009年10月 2日 (金) 14:24

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