« 世界遺産「姫路城」と飛鳥・白鳳時代の奈良の旅(3)法隆寺 | トップページ | ヤマコウバシの紅葉 »

2009年11月25日 (水)

世界遺産「姫路城」と飛鳥・白鳳時代の奈良の旅(4)明日香村

飛鳥・白鳳時代の歴史の舞台・明日香村を、時代の天皇や権力者、文化人などを知って、5時間くらいかけて1周しました。

飛鳥時代400年(仁徳天皇)~645年(皇極天皇)・・大化改新(蘇我氏滅ぶ)
白鳳時代645年(孝徳天皇)~710年(元明天皇)・・平城京遷都

飛鳥時代531年から白鳳時代の天皇
29欽明(用明、推古の父) 30敏達(欽明の子、31用明(欽明の子、聖徳太子の父) 32崇俊(欽明の子) 33推古(欽明の子、日本初女帝)
34舒明 35皇極 36孝徳(皇極の弟) 37斉明(皇極重祚) 38天智(舒明と皇極の子)
39弘文(天智の子) 40天武(天智の弟) 41持統(天智の子・草壁皇子の母) 42文武(草壁・元明の子、持統の孫) 43元明(天智の子、文武の母)

この時代、天皇家の皇子や皇女、額田大、柿本人麻呂など多くの万葉歌人、蘇我馬子・蝦夷・入鹿や物部の一族などたくさんの人々が、この明日香の地に生きたのです。
万葉の昔を偲んでの遺跡めぐりです。

「甘樫丘」より大和三山を望む。 標高148mのこの丘には飛鳥の権力者蘇我蝦夷・入鹿親子が豪壮な大邸宅を構えていたという。
↓耳成山

Photo_14

↓畝傍山

Photo_15

↓香具山

Photo_16

↓「水落遺跡」日本初の水時計の遺跡。660(斉明6)年、中大兄皇子が作ったという。

Photo_17 Photo_18

↓「飛鳥寺」蘇我氏の発願による日本で最初の本格的仏教寺院。

Photo_19

↓飛鳥大仏が安置される。鞍作止利による日本最古の仏像。鼻が高くエキゾチックなお顔で、修学旅行のときも印象に残った大仏です。

Photo_20

↓「蘇我入鹿の首塚」飛鳥寺の前にある。建立は南北朝の頃だが、大化の改新で中大兄皇子にはねられた入鹿の首は、その場で落ちず、飛鳥寺まで飛んだと謂われる。

Photo_21

↓「酒船石遺跡」斉明天皇の「両槻宮ふたつきのみや」ではないかと推定され、祭祀を行う空間であったらしい。

Photo_22 Photo_23

↓「伝・飛鳥板蓋宮跡」皇極(斉明)天皇が蘇我蝦夷に建設させた宮で、ここで蘇我入鹿が暗殺された。

Photo_24

「岡寺」草壁皇子と義淵が一緒に住んでいた地で、義淵僧正創建の寺。日本最大、最古の塑像観音像が安置される。
↓仁王門                   ↓本堂

Photo_25 Photo_26

↓義淵僧正廟所                ↓三重宝塔

Photo_27 Photo_28

↓「石舞台古墳」蘇我馬子の墓といわれる。30数個の石で出来、天井部分の巨石は重さ77t。

Photo_29

「橘寺」聖徳太子創建の七ヶ寺の1つで、太子誕生の地。創建当時は四天王式伽藍配置であった。
11代垂仁天皇の時、勅命を受けて中国雲南省に、不老長寿の薬を求めて行った田道間守(たじまもり)が一緒に持ち帰った橘(ミカンの原種)が、この地に芽を出したので橘と呼ばれた。
↓橘寺全景

Photo_30

↓橘に実が生っていた          ↓二面石の善面(飛鳥時代のもの)

Photo_31 Photo_32

↓太子の馬                  ↓往生院

Photo_33 Photo_34

↓「亀石」所領地の境を示す道標という。

Photo_35

↓「天武・持統天皇陵」被葬者が特定されてる数少ない古墳で合葬陵。ぐるっと回ってみると円墳だった。 

Photo_36

↓「鬼の俎板」雪隠と道路隔ててある古墳の石室  ↓「鬼の雪隠」

Photo_37 Photo_38

↓「欽明天皇陵」30~33代天皇の父     ↓「猿石」吉備姫王(きびつひめのみこ)墓にある4体の猿石。当時大陸から伝わった「伎楽」の面や踊りを表したものではないかという。 

Photo_39 Photo_40

|

« 世界遺産「姫路城」と飛鳥・白鳳時代の奈良の旅(3)法隆寺 | トップページ | ヤマコウバシの紅葉 »

コメント

姫路城〜当麻寺〜法隆寺〜明日香,すごい強行軍ですね。姫路城は25年前,当麻寺・法隆寺その他は40年前にのことになります。

たくさんの素敵な写真を拝見して,また行きたくなりました。

投稿: gaki | 2009年11月25日 (水) 17:37

★gakiさま、ありがとうございます。

gakiさんのお近くまで参りました。
2泊3日でまわりました。若ければ何ともないでしょうが、さすがに疲れました。
遠いので欲張ってしまいます。
そちらは紅葉がきれいですね!
昔行ったのは何も覚えていませんので、何度行っても良いところです。

投稿: tona | 2009年11月25日 (水) 18:45

明日香は独特の空気が流れていますね。
天皇の名前を暗唱させよという論を読んだばかりです。
確かに古代史を学ぶのに天皇を知っているといいですね。私はからっきしですが。

投稿: 佐平次 | 2009年11月26日 (木) 09:23

★佐平次さま、ありがとうございます。

大和三山をまず眺めてから、ぐるっとひと周りすると、なんだか飛鳥白鳳時代にいるよな気がしました。
天皇の名前暗唱はいいことだと思います。
忘れても、自分の興味ある時代のだけ又覚えると楽しいです。私は最初の方の3分の1ぐらいです。

投稿: tona | 2009年11月26日 (木) 09:48

(3)(4)続けて拝見しました。たくさん回られたのですね!

このころの時代のこと、日本史で習ったことはすっかり忘れてしまって
色んな人物が時代を前後してごちゃ混ぜに頭の中にいる私です。
摂政なども存在してはいても「天皇」がまだまだ政治の表舞台に
立って生々しく存在していたころの時代ですね。(変な表現ですが)

千数百年の時を経てなお語り継がれる歴史上の人物というのは
すごい存在感だと改めてしみじみ感じています。
当時に建てられたのがそのまま残っている建造物というのも
すごいことですよね。よくぞ残ってくれたと思います。
近代建築物で、これほどの時を経てなお残っていくものが
はたして存在するかどうか。無理そうですね。

このころの時代には近代史と共にとことん疎いのですが、
でも古代への歴史ロマンを大いに感じます。血なまぐさい闘争も多かった
でしょうけれど、ロマンの部分に浸りつつ、いつの日か訪れてみたいです。
このころの時代を扱った大河ドラマを作ってくれないかなぁ、とも思います。
 

投稿: ポージィ | 2009年11月26日 (木) 10:47

 こんにちは。
 よくこれだけ、回りましたね!
 歩いて回られたのでしょうか?さすが健脚tonaさんです。
 わたしは、かめバス(周遊バス)+徒歩で、6時間ほどかけて、tonaさんとほとんど同じコースをたどったのですが、時間の関係+疲労であきらめざるをえなかった石造物や遺跡などを、tonaさんはすべて回ってらっしゃるようなので、びっくりしました。
 それにしても、1週間ちがいで、偶然、同じコースを歩いているというのもおもしろいですね。
 記事を拝見して、いろいろなことがわかりました。わたしもtonaさんのようにきちっと調べてから行けばよかった。
 特に、明日香には、謎の石造物や遺跡(あと飛鳥大仏)以外は、ほとんど飛鳥時代のものが残されていないので、下調べの有無によっては、景色の見え方がまるでちがってくるような気がします。
 わたしは例によって仏像に主眼を置いていたので、遺跡などはただぼうっと眺めるだけでした。
 ただ、さすがに古い都だけあって、地元の方々が、藤原鎌足や蘇我入鹿などのことをものすごく親しみを込めて語るのには、驚いてしまいました。
(いくらなんでも古すぎる・・・・)

投稿: Nora | 2009年11月26日 (木) 14:54

★ポージィさま

>色んな人物が時代を前後してごちゃ混ぜに
私も本当にそうなっています。
日本史の中でもこの時代が結構好きです。
藤原が出てきてから摂政たなって、天皇が牛耳られたしまったのですね。
持統天皇でさえも、一説には大津皇子を殺したとされていますが、平気で身内を殺していたことはいつの時代もどこの国も同じです。
日本最古の塔や鐘楼が残っているなんて凄い。私たちの家なんかせいぜい40年でしょうか。鉄筋コンクリートの建物さえ、どんどん建て替えています。ヨーロッパでは4,500年なんてざらでですが。
1300年後、現在の建物の何が残るでしょうか。
大河ドラマも鎌倉時代以降、武家の時代のが多いですね。私もポージィさん同様に、この時代のを作ってほしいとかねがね思っていました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年11月26日 (木) 19:58

★Noraさま、こんばんは。

Noraさんが1週間後に歩かれたなんて!
時間がなかったら、かめバスで移動と思ったのですが、時間が十分ありましたので、全行程徒歩でした。
修学旅行で回っているのですが、その頃何も勉強しなかったです。年数も経ってしまったし、ほとんど初めて見るようなものでした。
飛鳥・白鳳時代はさすがに時代が古いので、建物関係はほとんど残っていませんね。石造物やお墓などの遺跡が主ですね。ついつい想像してしまいます。
日本書紀や万葉集などがあったので、事実が裏付けされて有難いですね。
見ただけの写真しか載せなかったので、Noraさんの紀行記を楽しみにしているのです。それでまた勉強させていただきます。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年11月26日 (木) 20:17

密度の濃い旅行をされたのですね。

近くに住んでいると京都も奈良も日帰りでしか行かないので、1日に1箇所的な訪問になってしまいます。

いつでも行けるは、いつまで経っても行けないに通じます。

あそこも、ここも、tonaさんの後追いで行けるといいのですが・・・

投稿: もみじ | 2009年11月27日 (金) 10:58

tonaさん、こんにちは(^-^)
ご無沙汰していますm(_ _)m 
XPが壊れてWINDOWS7に変更(>_<)打ち込みが不便な環境になっていましたので(^^;
漸くパパが修復してくれて~♪元通りの環境で使えるようになりましたヽ('-'*)~♪
もう新しい機種は私には重荷のようです・゚・(ノД`)・゚・…(^^;

明日香…懐かしく拝見させていただきました~♪
それにしてもスゴイ!2泊3日でこれだけ回られたとは(@O@)
私も大好きな時代・場所で~♪何度でも行きたくなるコースです~♪(*^m^*)

先日、気分転換で「2012」観てきました…複雑です(^^;

投稿: orangepeko | 2009年11月27日 (金) 11:53

私ね、恥ずかしい事に明日香村のこと、数年前まで知らなくて。。。
ブロガーさんが撮られた写真で知ったのですよ。
しかしそれも棚田や彼岸花、案山子の風景ばかり。
それ見てはいいなぁ、見に行きたいなぁ~って、のほほんと思ってました(汗)
おかげ様でtonaさんの記事を拝見してものすごくお勉強させて頂きました。
自分の無知加減も嫌と言うほど分かりましたが。。。(恥)

投稿: ちょびママ | 2009年11月27日 (金) 14:24

★もみじさま

大きなお寺は午前1つ、午後1つでも全部でも無理、その近所のもなんて無理ですね。
交通費と宿泊がかかるので、目いっぱい見ようと欲張ってしまいますね。
お近くに住んでいらっしゃるので羨ましいです。
>いつでも行けるは、いつまで経っても行けないに通じます
本当にそうで、関東でも行ってないところが多いです。
もみじさんがいらっしゃるところも楽しみにしています。
ありがとうございました。


投稿: tona | 2009年11月27日 (金) 16:12

★orangepekoさま、こんにちは。

パソコンが壊れたことを伺っていたので、ちゃんと直るのをお待ちしておりました。
良かったです。
orangepekoさんでも手に負えない部分がおありになったのですね。
男の方は凄いですね。私はいつも娘夫婦に頼りっきりです。

orangepekoさんもこの時代がお好きですか。この時代のことを書いた本を昔読みました。万葉集の歌とともに、殺伐とした争いだけでなく、ロマンもたくさんあって、映画が殆どないので自分の想像で描いている時代です。
「2012」実際には3年後の話、本当だったら怖いです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年11月27日 (金) 16:24

★ちょびママさま

明日香には棚田や案山子や彼岸花の風景があるのですね。もっと南にあるのでしょうか。
私はほんの1部を歩いたに過ぎないですね。
飛鳥・白鳳時代のものは石造物や宮殿跡と仏像しか残っていません。
入鹿の首が伝・飛鳥板蓋宮跡から飛鳥寺まで飛んだというのがおかしかったです。はるか1km以上向こうですから。
私も出かけるまでは何もわかってなかったです。
ちょびママさんの家からの方が近いですね。
いつか遺跡だけでなく棚田もご覧になれるといいですね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年11月27日 (金) 16:35

明日香村、とても精力的に回られましたね。
全く敬服しています。
その上それぞれについて詳しく調べて記述されているtonaさんの紀行文には、大和を訪れれれた思いが凝縮されているようで、頭が下がります。
お疲れだったことでしょう。

私もこの村が大好きで、少し時間があると車を走らせます。それはやはりここに都のあった時代がすきなのでしょうね。
謎の部分が多いだけに、古代へのロマンを
駆り立てられます。

岡寺の三重の塔の軒の琴飾りも、ちゃんと見えます。
あれは、きっと何処の塔にも見られないものだと思います。

投稿: anikobe | 2009年11月27日 (金) 19:22

★anikobeさま

わー、そういえば、冬にanikobeさんのブログで琴飾りを見て感激したのでした。
何と岡寺だったのですね!
すっかり忘れて見てきませんでした。とても残念です。なるほど写真に見えていますね。
わかっていたら友人にも説明できたのに。

anokobeさんもこの時代がお好きですか!
歌を詠われるので、万葉の歌がたくさん思い浮かんでくるでしょうね。
映像では流れないこの時代のロマンに駆り立てられる場所ですね。
まだ見たりないですが、これだけでもとても満足できました。
お陰様です。ありがとうございました。

投稿: tona | 2009年11月27日 (金) 20:31

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/146506/46855724

この記事へのトラックバック一覧です: 世界遺産「姫路城」と飛鳥・白鳳時代の奈良の旅(4)明日香村:

« 世界遺産「姫路城」と飛鳥・白鳳時代の奈良の旅(3)法隆寺 | トップページ | ヤマコウバシの紅葉 »