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2010年5月31日 (月)

ど根性植物

ど根性植物の話題として、数年前道路の舗装脇やアスファルトの割れ目から出た「ど根性大根」が話題になりました。
最近では町田市の電柱を支えるワイヤを覆う黄色いプラスチック製の筒の中からムラサキツツジが枝を伸ばして咲き「ど根性ツツジ」と話題になっています。
「根性」とは大辞林によると[苦しさに耐えて成し遂げようとする強い精神力]とある。その根性を強めていう言葉に「根性骨」があるが「ど根性」と同じ意味合いと思います。

岩山ではど根性植物であの緑の山を作り上げています。
長野県上田市に隣接する青木村に1223mの子檀嶺岳(こまゆみだけ)があります。

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全山かどうかわかりませんが、石で覆われていながら石を破って松などが根を張って立ち上がっています。
これらの松を「ど根性松」と呼びたい。

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石の上に芽生えたらしいヤマツツジなどは、上へ伸びずに横に這うような形で花を咲かせています。

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東京近辺の山々、秩父の山など大気汚染の煽りであの山の色は黒ずんで汚いのだそうです。
それに比べてこの信州の山は汚染されていなくて山色が美しいのこと。
今までそういうことに気がつきませんでした。

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           ↓初めてのジンヨウイチヤクソウ(イチヤクソウ科)

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             ↓思わず手で返して中を覗いてしまいました

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↓ツクバネウツギ(スイカズラ科)とオトコヨウゾメ(スイカズラ科)が山道に今盛りとたくさん咲いています
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   ↓頂上には日本タンポポ(珍しい)とアマドコロ(ユリ科)が

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             ↓麓にはキリの花があちこちに見られますPhoto_14

今日、山口県の瑠璃光寺の国宝五重塔がムササビに穴を開けられたということが報じられました。
山の麓の大法寺には国宝の三重塔があって、奈良興福寺の三重塔と同じく初重が大きいのが特徴だそうだ。全国には13の国宝三重塔があるが、私はこれが8つ目で、1333年に建てられたそのままという感じで装飾も殆どなく素朴な塔という印象です。

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同じ境内にある榧の木は幹が5本に別れて30mの高さに聳え、樹齢450年の天然記念木だそうだ。

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6月3日から15日までポーランドに旅行しますので帰りましたらまたよろしくお願いいたします。かの地は洪水でアウシュビッツも水に浸かってしまって一部見学が出来ないそうです。欧州も気候の変動による被害が多い。一方口蹄疫は数年前のイギリス以後、今は全然ないのです。

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コメント

ど根性というには優しい感じですが盛岡の石割桜も捨てがたいですね。
またまた世界への旅、おきをつけて楽しんできて下さい。

投稿: 佐平次 | 2010年6月 1日 (火) 10:13

岩山が、ど根性植物たちで覆われて遠目には普通に緑の木々の生えた山に
見えるのですね。植物たちの生きようとする力はときに実に頼もしく
逞しいですね。与えられた環境が全てなのに。

ディーゼル車の炭化物質の規制などもあって、少しは煤状の大気汚染は
減ったかなと思っていましたが、それでもまだ東京近郊の山の木々と
信州のそれとは違うのですね。確かに空気の澄み方は違いますものね。
植物たちも生き生きしているように感じられます。

ちょっと久し振りの海外旅行でいらっしゃいますね。
今回はポーランドですか。水害被害のこと全然知りませんでした。
かなり酷そうですね。住民の皆さんのためにもtonaさんのためにも
どんどん引いて乾いてくれるといいのですが。
アイスランドの火山もまた活性化したりしませんように。
お気をつけて。楽しんでいらしてくださいね。

投稿: ポージィ | 2010年6月 1日 (火) 10:52

★佐平次さま

あの裁判所内の有名な桜は映像で観たことがありますが、石も丸くて大きいし、桜も立派ですね。すごいけど優しげな佇まいをいつか見てみたいです。

ありがとうございます。体調が良い状態になったので出かけてまいります。

投稿: tona | 2010年6月 1日 (火) 14:25

★ポージィさま

そうなんです。遠くから一部岩肌が見えますが、石の上に木が生えた山でした。
根が石を割っているのです。ものすごいエネルギー・力ですね。道具、機械に頼っている私たちは何とも頼りない存在なのでしょう。

信州に行って感じるのは同じ花なのに色の鮮やかさが全然違っていることです。
例えばカンナやサルビアの赤は燃えるようです。
山の色もパレットには黒っぽいのは不要な状態でしょうか。

ポーランドは今、とても天気が悪い状態だそうです。かなり北ですから気温も低いらしいのです。
殆ど雨にあったことがない外国ですが、今度ばかりは雨の中の観光になりそうです。
アイスランドの噴火のニュースが聞かれなくなってほっとしています。欧州東部なのでさらに大丈夫と勝手に決めています。
では行ってまいります。ありがとうございました。

投稿: tona | 2010年6月 1日 (火) 14:48

tonaさん、こんにちは(^-^)
あちらこちらと、たくさんの植物たちに出会ってパワーを貰っていらっしゃいますね~♪
お元気で何よりですヽ('-'*)~♪

今日はお昼に病院に行って…家族の方と情報交換とストレスを発散してきました(*^m^*)

そうですか…また海外旅行が始まるのですね~♪(^-^)V
ポーランドの歴史は余り詳しくはありませんので…
また楽しみにお勉強させていただきますね…(^^;
良いご旅行でありますように~♪ …お元気で行ってらしてくださいね~♪

投稿: orangepeko | 2010年6月 1日 (火) 15:32

長野県青木村とは、随分ド田舎でマニアックなところへ行かれますね
ガイドさんつきでしょうか
ここは、秋にはマツタケが有名ではないでしょうか
国内がマニアックなら次はポーランドとは大変行動的で頭が下がります
お気をつけて・・・confident

投稿: OB神戸家 | 2010年6月 1日 (火) 16:54

私も昨年2月,淡路島で廃城の石垣から飛び出している松を見て驚きました。

興福寺は東寺に次いで2番目に高いという五重塔ばかりに気を引かれて,西南にある三重搭が国宝だとは知りませんでした。今度ゆっくりと見てまいります。よいニュースをありがとうございます。

よい旅になりますように。

投稿: gaki | 2010年6月 1日 (火) 17:35

★orangepekoさま、こんばんは。

そうなんです。植物と出会って冬より元気になれました。orangepekoさんに言われてこのことに、今気がついたのです。
植物にはすごい力があるものですね。

ストレス発散ができましたか。発散しないと病気になってしまいますね。とはいえ、実際にストレスに立ち向かわなければならない立場にありますときれい事なんか言っていられませんね。陰ながら応援しています。

ポーランドはドイツとロシアに挟まれて翻弄された悲しい国ですね。私はまだ勉強不足のまま出かけてきます。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2010年6月 1日 (火) 19:55

★OB神戸家さま

企画された人が青木村から資料を取り寄せ、2万5千分の1の地図を読んで山に登りました。ガイドなしです。
道の駅で出会った人はさいたま市の職員として働いていて、退職後故郷に戻って観光大使を務めているそうで、とても熱心でした。どこの町村も町、村おこしで頑張っている様子が伝わってきます。

山の松はすべて赤松でした。資料には松茸のことが書いてありませんが、あれだけ赤松があったらきっと採れると思ったものでした。
では行って参ります、ありがとうございました。

投稿: tona | 2010年6月 1日 (火) 20:07

★gakiさま

gakiさんがご覧になったのも松でしたか!
本当にびっくりですよね。

国宝三重塔13のうち、京都は1つ、奈良県には5つもあって最多です。
興福寺の他に薬師寺東塔、当麻寺東塔、当麻寺西塔、法起寺三重塔だそうです。
どれも素晴らしいですね。興福寺の鎌倉時代以外は全部奈良時代で、奈良のものはここだけです。
良いところにお住まいでいいですね。
ありがとうございます。行って参ります。

投稿: tona | 2010年6月 1日 (火) 20:18

 tonaさん、こんばんは。
 この三重塔はシンプルで美しいですね。
 森の中に溶け込むように建っている姿が何とも言えません。
 わたしは、国宝三重塔はまだ4つしか見てません。同じ長野の安楽寺の塔とともに、この塔もぜひ見てみたいです。

 ど根性植物、またまたおもしろいものをご紹介してくださりました。
 わたしも、今後は気をつけて探してみようと思います。
 それにしても、山全体がど根性植物の森とは、すごい!

 今度は、ポーランドですか。おみやげ話を楽しみにお待ちしております。
 ポーランド、さまざまなイメージがありますけど、ショパンの故郷でもありますね。
 ショパン・イヤーの今年は盛り上がっているのではないでしょうか。

投稿: Nora | 2010年6月 1日 (火) 23:46

ちょっとやそっとのど根性ではないですね。
岩をも突き抜ける強さは見習いたいくらいです。
自然の成せる力なのでしょうね。
この辺りで見るど根性とはケタ違いですよ^^;

色々な山野草を見る事が出来ましたね。
日本古来のタンポポも外来種にすっかり押されてしまいましたね。
近辺で見れるタンポポは、すべて外来種なんですよね~~sad

投稿: pochiko | 2010年6月 1日 (火) 23:50

★Noraさま、おはようございます。

三重塔は階段下からも撮りましたが、これは背後の高台から撮ったものです。こじんまりさが強調されてしまったような格好ですが、同じ国宝薬師寺東塔・西塔などと違って素朴な佇まいですね。安楽寺のは八角形ですよね。

石を割る植物のパワーには心底驚きました。こんなことまでして、私たちに緑と酸素を供給してくれるのですね。有り難いです。

ポーランド、ワルシャワではショパンのピアノコンサートに行きます。
それで今、ショパンの作品を聴いているところです。
帰りましたらポーランドの景色を見てくださいね。ありがとうございました。


投稿: tona | 2010年6月 2日 (水) 06:37

★pochikoさま、ありがとうございます。

本当に岩をも突き破る力、敬服してしまいます。私にも備わっていたら、別の私がいたでしょう。
盛岡の石割桜をサイトで是非ご覧になってください。どうしてあんな巨大な石を割って出てきたのか、感動ものです。

春から夏はちょっと登ると次々と花に出会えるものですね。そこまでの遠征が時間くってしまうのですが。ルイヨウボタンやニセアカシアやナナカマド、その他名前のわからない木の花が数種類ありました。pochikoさんの近くの山にも同じように咲いているのでしょうね。
そちらでも日本タンポポが見られなくなってきてしまったのですね。外来種は本当に強いです。

投稿: tona | 2010年6月 2日 (水) 06:47

植物は強いですね
コンクリートの隙間があれば伸びてきますね
岩石を突き破って這い上がってくる松たいしたものです

投稿: たなちゃん | 2010年6月 3日 (木) 09:04

★たなちゃんさん

コメント有難うございました。
お返事遅くなってすみませんでした。
6月3日から15日まで出かけていまして昨晩帰りました。

この松のたくましさには驚きました。
いろいろな植物の根性を見ると感動を覚えますね!

投稿: tona | 2010年6月16日 (水) 10:22

無事にお帰りになりましたか~

急にクソ暑くなった日本は如何~coldsweats02

投稿: OB神戸家 | 2010年6月17日 (木) 10:51

★OB神戸家さま

はい、お陰さまで半日遅れましたが無事帰国出来ました。
帰ってくるなり蒸し暑く真夏のようです。
雨に似合うアジサイとドクダミが強い日差しの中でまぶしく咲いていますね。
御丁寧にコメントありがとうございました。


投稿: tona | 2010年6月17日 (木) 11:25

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