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2010年7月30日 (金)

韓国の山へ(2)本島ソラク山

3日目はソウルのホテルからソラク山(雪岳山・1708m)登山口へ移動、午前11時から19時過ぎまで8時間かけて頂上に着きました。それ程にこの山は大きく外輪山まであるそうだ。
↓カラマツソウやチダケサシやバイケイソウ、シモツケなどに似た花が咲いている

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                              ↓山小屋のところから頂上が見えてきた

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                  ↓頂上          ↓写真を快く撮ってくれた韓国の青年

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                                         ↓北朝鮮の山が見える   

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                                                     ↓南の方面

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                                              ↓頂上付近はお花畑

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山小屋はアウシュビッツと同じような寝床で21時まで暖房が入り暑いくらい。枕なし、毛布2枚のみ、また水は一切なく、食事もなし。殆ど眠れませんでした。
同行のガイドさんが自ら運んだ材料でプルコギを作ってくださり、奥さん手製のキムチなどおかず4品も用意してくださった。朝食も同様用意してくださった。
また登りも下りもお菓子2種を、他にキュウリを下さり、その上、調子の悪くなった人のリュックまで担いでくださり、おまけにガイド料も遠慮されて、なんて親切な人よと、素晴らしい韓国の方に会ったことが今回の私の宝物となりました。

ソラク山は花崗岩の鋭い岩峰と優美な木々で、まるで山水画の世界にいるようです。同行の人によると中国の黄山のようだそうです。

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途中、北朝鮮での演習の音が雷音のように響いてきたのが不気味でした。
こうして3日間で2つの山を制覇、歩いた距離は42km、24時間ぐらいかかったでしょうか。

ソウルに戻ってみると、10年前とはかなり変わって、高層ビルがニョキニョキと建ち、サラリーマンが忙しく行き交い、また南大門市場は更に拡大したような感じでその賑わいにびっくりです。
↓町中の奉恩寺の提灯の数は並でない。教育ママたちが子供の受験に合格するようにと捧げたものが多いそうで、世界に飛躍していく子供を育てる意欲に燃えた親が多いことを物語る。

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↓朝鮮王朝の5つの宮殿のひとつ「景福宮」はチャングム達が活躍した舞台とのこと。
 衛兵の交代が行われていた。

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                      ↓美しいガイド嬢はきれいな日本語で説明してくださった 

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                                     ↓日本の五重塔とは感じが違う

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韓国の山へ(1)済州島ハルラ山

韓国の最南端で九州佐賀県の西方に位置する済州島の山・ハルラ山(1950m)、韓国の最高峰に登ってきました。梅雨が明けてない時期で、その広大な裾野を持つ山の全容が望めませんでした。
宿泊した宿で、機械の操作を間違えてオンドルを作動させてしまい、暑くて暑くて!
                     ↓初日に済州島の南部の東尋坊のような所や滝を見物

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観光客や登山者には日本のように中高年は皆無、若者カップルや子供連ればかりです。高齢者の旅行者は全くいないようです。
韓国の方の肌がきれいなこと!これはソウルでもそうでしたが、女性のお化粧が薄化粧で、色白で、肌がつるつるで見とれてしまいました。
あの辛い食べ物が体内の毒物を出してしまうからと聞いたことがありますが、果たしてそうなのでしょうか。女性の多くが整形しているというのも本当でしょうか。
といろいろ疑問を抱えつつ、2日目、登山開始です。
                      ↓登山用の朝食・昼食弁当にもキムチが入っていた

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                                    ↓登ること5時間で頂上が見えてきた

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↓頂上には草津白根山の火口湖湯釜のような火口湖が美しい色をたたえている。

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                                        ↓遠く羊の群れが見えます

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               ↓下山途中から晴れていた空にも霧が立ち込め雨が降ってきた

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下山後ソウルへ移動、飛行機で約1時間でした。
車の運転手さんには市内観光の他、2日目の登山に朝5時まで朝食と昼食の弁当を持ってきて頂き、登山口までと空港までの送迎を、丁寧に温かくしていただいて韓国の方の優しさに感激でした。朝鮮人参入りの石鹸まで頂いてしまいました。

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2010年7月26日 (月)

夕顔の花

Photo暑い日々、歩いていても実に涼しげな顔をして歩いている人を見かけます。冷房の中から出てきたばかりか、あるいは体がよほど頑丈なのか、気持ちの持ち方なのか、見ていて気持ちがいいものです。
「心頭滅却すれば火も又涼し」・・全然この諺は私には効き目がありません。
家の朝顔は年数が経って、数色あったのがこの一色だけになってしまいました。朝涼しさをくれる花、気持ちがちょっと引き締まります。

Photo_2 前の畑に今度は干瓢になるユウガオ(ウリ科・夕顔)が植えられました。
夕刻7時前に開花し、朝6時前にはもう萎んでしまっているユウガオ。カラスウリのようにレース状の華やかさはないが闇に白い大きな花を咲かせて、その白さが源氏物語の夕顔を思い起こさせる。
開花直後に写真を撮ると、夕日でピンク色に写ってしまいました。←
そこで早朝5時に撮影です。毎日たくさん咲いては枯れていますが、たくさんの実を付けるのでしょうか。
夕顔の中でそのまま食用にするのが「長夕顔」で、干瓢にするのが「丸夕顔」だそうだ。

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2010年7月23日 (金)

花の山・月山(弥陀ヶ原)

修験の山・出羽三山の羽黒山(414m)は低いですが、月山(1984m)、湯殿山(1500m)は高くてこの2つの山頂の神社にお参りするのは至難の業です。
ところがこの羽黒山に出羽三山神社があって三山を合祀しているのです。いながらにして3社分のお祈りが出来ました。

随神門から始まる表参道は全長1.7km、2446段の石段でした。

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        ↓こんな階段なのでさして苦しいものではありませんでした

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↓ゆっくり登り始めると国宝の五重塔が何とも渋い色の姿を現しました。500年前に再建されたとはいえ、苔蒸したじめじめしたこの地によく崩れずに建っているものよ。屋根は柿葺き、三間五層で優美な姿がまわりの緑の中にすっかり溶け込んでいる。

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階段の両脇にはちらほらとお花が咲いています。
     ↓エゾアジサイ         ↓黄色のホトトギス(タマガワホトトギス)

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                ↓神社本殿に到着

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                        ↓山伏さん

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↓その近くに忘れられない花「ウリノキ」が。ちょっと遠くてピンボケになったのが返す返すも残念。

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休暇村羽黒の周りには
         ↓ノハナショウブ            ↓オニノヤガラ

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夜は蛍狩りに。ゲンジボタルが見事な光のシューを見せてくれました。

月山には時間がなくて登れませんでしたが、八合目の弥陀ヶ原は素晴らしいお花畑が広がっていました。
         ↓遠くからの月山        ↓八合目からの月山

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↓イワイチョウ(ミツガシワ科イワイチョウ属)5弁状の花びらに襞があり、ヘリが波打って美しい。

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        ↓トキソウ(ラン科トキソウ属)花が朱鷺色に似ているという。

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      ↓ウラジロヨウラク(ツツジ科・裏白瓔珞)葉の裏も花も白っぽい。

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                  ↓ハクサンチドリ(ラン科)

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           ↓ウズラバハクサンチドリ(ラン科)葉がうずら模様

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                   ↓チングルマとイワカガミ

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                ↓ヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科)

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                    ↓コメツツジ(ツツジ科)

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     ↓コバイケイソウ(ユリ科)        ↓シロニガナ(キク科)

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↓山菜採りの人が数人見えていて、ネガマリタケを見せてもらった。山の食堂で味噌汁をいただいた。
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2010年7月18日 (日)

中江克己著『大江戸<奇人変人>かわら版』

この道ではよく知られる平賀源内、葛飾北斎だが、あらゆる分野に94人、よくも多くの未知の人を含めて、面白い変人奇人を集めたものです。
今では何でこんな人が奇人変人なのと首を傾げるのも、当時は常識として理解されないまま、そのように扱われたとのこと。
殆どの人に共通しているのが異常な好奇心の持ち主であること。
中にはこんな人もいる。二百巻の著書を残した元目付「神沢杜口」なる人物はこれまた詳細を省くとして、この人の考え方を現在に当てはめて生きたらどうか、既にこの生き方をしている人も多いでしょうが、江戸時代にいたことが興味を引く。
小欲知足の人、家は借家だし、衣食もほどほどだったが、しかし「つねに心は富貴である」
「生涯みな芝居なり」・・・芝居は虚の世界だが、実をもって真の涙を流しながら演じたとき、見物客は感動する。人の一生もそれと同じように、芝居だと心得て真に涙し、汗して生きてはどうか。・・・というのである。

先般小石川植物園で「甘藷先生手植えの記念碑」を見たばかりだが、この青木昆陽もこの人々の中に列せられている。昆陽は律儀で学者肌だったそうだけど。
その昆陽の墓を偶然見つけた。雑司が谷の鬼子母神に行ったことがなかったので、早稲田の都電「面影橋」あたりから歩き始めたら、すぐ目白不動「金乗院」があった。
ここに目白不動と目黒不動を拝むと目に良いというようなことが書いてあったので、眼病がもっと良くなるようにという思いで、突如目黒不動に行くことに、そこに昆陽の墓があったのでした。
そのお陰か、その後目の調子が良くなった。

↓目黒不動                ↓丸橋忠弥の墓が境内にあった
丸橋忠弥は大酒飲みで、槍の名人、由井正雪の乱で磔刑に処された人

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      ↓雑司が谷鬼子母神  ↓鬼子母神の大イチョウは都内で3番目に大きいイチョウ。樹齢600年という。

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雑司が谷霊園を通って池袋から目黒不動尊「滝泉寺」へ
       ↓目黒不動尊           ↓青木昆陽の墓

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五色不動があって目白、目黒不動の他
目赤不動「南谷寺」(本駒込)
目青不動「教学院」(世田谷区太子堂)
目黄不動「永久寺」(台東区三ノ輪)
      「最勝寺」(江戸川区平井) 目黄不動は二ヶ所にある。 

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2010年7月 8日 (木)

北岳登山

日本第位2位の高峰北岳(標高3193m)に登って昨日帰ってきました。梅雨の最中ながら天気にも恵まれました。
1日目は下の方の山小屋(標高2200m)に700m程登っただけでした。
どこの山にもある↓ゴゼンタチバナやクルマバソウ、カラマツソウ、グンナイフウロ、エンゴサクなどが咲いていました。
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到着したその白根御池小屋は個室で水洗トイレ、天然水飲み放題、食事も美味しくこれが山小屋とは思えないものでした。
周辺に葉が異なるので区別できた↓ミヤマキンポウゲと

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                              ↓キタダケキンポウゲが咲いていました。

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                ↓小屋周辺

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2日目北岳手前の小太郎山(標高2725m)へ登り、その後北岳登頂し、標高3000mの山小屋に宿泊。12時間近い行軍で実に長い1日でした。
途中雪解け後にすぐ咲くショウジョウバカマやニリンソウなどが咲いていて春に戻ったかのようです。雪渓も現れてまだ春になっていないかのようです。
                                               ↓サンカヨウ

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                                             ↓ハクサンフウロ

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                                                ↓ミネザクラ

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いよいよ小太郎山分岐から小太郎山に向かいます。
                                       ↓途中見えた鳳凰三山

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                                                  ↓振り返ると北岳Photo_11

                                       ↓前方には甲斐駒ケ岳

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                                              ↓左手には仙丈岳
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                                     ↓イワベンケイ

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                                                ↓コケモモ

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                                                ↓ハイマツの雄花

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                                 ↓コイワカガミがあちこちの岩陰に

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                ↓イワウメの美しいこと!

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                                            ↓ミヤマツメクサ

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                                    ↓チョウノスケソウ 葉が独特

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                                              ↓チシマアマナ

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                        ↓雷鳥に初めて出会えた.天気が崩れる前兆

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                       ↓小太郎山頂上

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長丁場の小太郎山だったけれども、美しいたくさんの高山植物に出会えたので疲れが吹き飛んだ。
午後2時も大分過ぎてからいよいよ北岳へ。ここで残念ながらガスってきて眺望がきかず。
                  ↓美しいお花畑が続く

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                     ↓オヤマノエンドウ

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                      ↓キタダケヨモギ

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                      ↓ハクサンイチゲ

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↓頂上に到着、バンザイ!もう1つ3192mという頂上もあったのでした(写真撮り忘れ)

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さらに30分進むと日本に北岳しかない「キタダケソウ」の群生があるそうですが、時間切れで見ることが出来なかったのが残念。

3日目昨日は1500mを一気に下り無事家に4時半頃到着。今回は疲労困憊、10時間も寝てしまいました。

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