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2010年10月13日 (水)

両国界隈

両国駅の周りを一周して国技館奥の、「墨田展」が開かれている江戸東京博物館に入りました。
国技館と反対側に降り立つと曙などの手形が模られたモニュメント?があります。さすが相撲の街、ちゃんこ鍋屋も数多くあります。

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両国橋が少し西に進んだ右手の隅田川にかかっていますが、そこにも土俵が再現されています。この両国橋こそ後で見た浮世絵にたくさん描かれている橋なのです。
元に戻ると通りの突き当たりが回向院です。

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明暦大火の無縁仏や関東大震災に罹災者を埋葬しているだけでなく、犬や猫、鳥などのペットの供養寺として有名です。供養塔が沢山ある中、鼠小僧次郎吉の墓の名冊の下に墓らしきものがありました。あまりに小さいので立派なのが他の場所にあるのか?

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裏門から左に5分、赤穂浪士が討ち入った吉良邸の旧跡の本所松坂町公園を左折して、両国駅のガードをくぐり歩いて行くと、横綱町公園がある。ここには東京都慰霊堂や復興記念館があるがここはパスして、左その先の旧安田庭園へ。
旧安田庭園は元禄年間に丹後宮津の藩主が築造した回遊式庭園。この池は「潮入り式」で隅田川の水を引き、潮の干満を利用していたが、現在はポンプ式で人工的に行なっているとのこと。2枚目ドームは公会堂。

Photo_4

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左に行くと静まり返った国技館、その奥の江戸東京博物館へ。1時間もあれば見られる簡単散策コースです。

Photo_7常設展の江戸時代の展示を見た後、「墨田展」へ。
ゴッホが模写した歌川広重の「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」がありました。ゴッホは関係ない「吉原百景」などと横に書いているのですが。
濃淡2種の黒い雨の線と、対岸が斜めになっているのが印象的な1枚ですが、ゴッホが模写しなければ知らなかった1枚です。
葛飾北斎の「富嶽三十六景」、橋下から望む富士山の2枚も魅入られます。
圧巻は両国橋上で花火を鑑賞する人の群れを描いた数枚の絵です。こんなに乗ったら橋が落ちてしまうよというくらいに一寸の隙間もない顔!顔!顔!
[舟遊びの隅田川] [隅田川を眺める] {隅田川の風物詩] [近代への連続と非連続]と分けて隅田川を楽しみ尽くす展覧会です。

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箒木蓬生著『国銅』
遠く天平の昔、奈良の大仏造営に従事した一人の仕丁の過酷な重労働の生活が描かれる。17歳から5年間銅山の苦役、その後の5年間が奈良大仏の造営で辛酸をなめる生活。その中にあって、一人の僧から仏陀の教えを聞き、文字を習い、薬草の知識を得て、これが他の仲間と随分違った精神世界を生きられた、感動の1冊です。
この奈良時代から渡来人の助けで文化が築けたことの再確認の書でもありました。
機織り、養蚕、鞍作り、弓作り、鎧作りの他、易博士、暦博士も渡来人(百済)から学んだ。書中の銅の精錬、巨大な大仏を造り上げることも百済人の指導者による。
帰化した百済人が日本人になって、今私達の血に入っているのだ。藤原鎌足もそうだという。

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明日14から27日までの2週間、フランスに旅行します。コメント欄を閉じます。帰りましたらまたよろしくお願い致します。

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