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2011年1月20日 (木)

日本人だから日本の食べ物は世界一

寿司が好きだからというわけでなないですが、寿司は食べ物の傑作です。今では世界の人が楽しんでいます。
鰻もバタ-や塩で食べる欧州より、やはり醤油風味がご飯に合って、斎藤茂吉の気分です。
ラーメンは中華料理と思われているが、中国に行っても麺や味は異なっていて、日本人が作り上げた大傑作です。私が外国から帰ると最初に食べたいのが、寿司やラーメンです。
天ぷらは南蛮料理として長崎に400年前に入ってきたが、唐揚げのような物で、天ぷらが出来上がったのも日本独特とのこと。梅干やらっきょうなどありとあらゆる食品が天ぷらにされる中、アイスクリームまで天ぷらにしてしまった日本です。そして蕎麦やうどん、お好み焼きやもんじゃ焼きやたこ焼きも傑作です。

世界からの輸入も合わせて食品の種類や調味料の種類がこの上なく多く、季節を問わず出回り、食べたいものを何時でもどこでも食べられる国は珍しい。
イタリア料理も中国料理も本場より日本人に合わせて作った日本のお店の方が数段に美味しい。韓国料理も本場に引けを取らない。
お菓子がまた日本は世界最高だと思います。洋菓子もミルクの問題で劣るかもしれないけれど、種類の多さ、どんどん出来る小規模の製菓会社の製品の美味しさはもう覚えきらないほどです。
和菓子も茶道の発展とともに数知れぬ豊かさを誇っています。ご当地ものも競ってこれまた覚えきれないほど。餡がなかったら、私の人生は少し味気なくなっていたかもしれません。
新鮮な水産物は地方の海辺の宿泊施設などで味わえれば言う事なし。
欧州では食事がゆったりしていて出てくるのも遅く、2時間はかかります。
中国や日本では注文するととても早く出てきて、せっかちな民族向きと言えるのでしょうか。パスタやうどんは注文後に茹でるから少し時間を取るのは致し方無いでしょう。

若い頃は洋風料理を結構作っていました。
年令と共にすっかり醤油を多用する和食派に変身してしまいました。京都など出かけた先でも日本料理です。
暮に「うかい亭」の系列店の和風の「とうふ屋うかい」に行ってきました。

東京・芝 「とうふ屋うかい」は東京タワーの道路を隔てた隣にあります。
元旦に行った井の頭公園の紅葉もまだ真っ赤だったのですが、昨年クリスマス頃の「とうふ屋うかい」の庭の紅葉もまだまだ散らず美しい色を見せて、こんなに遅かったのはなぜでしょう。

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荘重な室内も美しい建物は、素晴らしい日本庭園と美しい庭木に囲まれ、背後に東京タワーが聳えています。

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とうふ屋といっても豆腐は、メニューの中には2つ目の[あげ田楽]と6つ目の[翁とうふ]だけで、美しい盛りつけに本物のだしで料理された日本料理は美味しく、ボリュームもたっぷりで、この日は夜ご飯はパスでした。

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コメント

日本は伝統的な料理も守りつつ、世界各国の料理や食材をとりいれ
日本人好みにうま~くアレンジしてしまうのが、ほんと上手ですね。
思いがけない組み合わせが、意外な美味しさというものもたくさんあって
楽しいですね。創意工夫大国なのかもしれません。

tonaさんがいらしたのは和食のお店ですね。
上品に盛り付けられ、色々な味を少しずつ目としたと両方で堪能できる
のが嬉しいですね。
翁豆腐というのはどんなものでしょう?汁に浸った胡麻豆腐のようにも
見えますが… 〆のお汁粉も一般的なのとは違うようですね。

投稿: ポージィ | 2011年1月21日 (金) 09:48

何を食べても旨い、ということは昔よりもいろいろ食べなくなって”粗食”が多くなりました。
なんだか嬉しいのです。

投稿: 佐平次 | 2011年1月21日 (金) 10:06

海外に行くと日本の食事の素晴らしさが再確認出来ますね。国内では当たり前のことが国内にいては分からないと思います。
向こうに行く前は期待が大きいですので裏切られることが多々ありますね。
世界でこれだけの食事が調うのは日本しかないと思いますね。

投稿: matsubara | 2011年1月21日 (金) 18:36

★ポージィさま

創意工夫大国!本当にそうですね。
この頃Bグルメだなんていうイベントもあります。
一方日本料理を極める調理師(料理長、シェフ)の作る料理は普通の主婦が作るものと材料も腕も味も全然違って、ただただその技に感嘆するばかりです。

この日本料理でも確かに目に美しく、味もかなり洗練されています。
翁豆腐はこの店で1番美味しいお豆腐が豆乳の中にあります。湯豆腐仕立てのを椀によそってくれたものです。この豆乳まで全部飲んでしまったのでよけいお腹が膨れてしまいました。
お汁粉は焼き団子の上に切り胡麻がかかっていたのですが、胡麻が汁に散った状態です。胡麻なので変わった味でした。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年1月21日 (金) 19:04

★佐平次さま

『粗食のすすめ』という本も出ていましたが、まだ内容は見ていませんが、佐平次さんがおっしゃる粗食は体によさそうです。
贅沢ともさよならして。自分で調整できますものね。

投稿: tona | 2011年1月21日 (金) 19:09

★matsubaraさま

おっしゃるとおりです。
外国のどんな名物料理も日本のには敵いません。
本当に日本に生まれてよかったとつくづく思いました。帰国したときに特に有難味をかみしめ感謝しています。
日本人は世界でも抜群に舌が優れているのですね。

投稿: tona | 2011年1月21日 (金) 19:20

こうしてtonaさんのブログを読んでいると
日本人って食に貪欲なのかも…って思ってしまいます。
元々日本にある食べ物にしても然り
外来の食べ物も日本人向きに変えた方が人気が出たり。
あ、でもお寿司なんかは外国で、いろんなふうにアレンジされて
その国の味覚に見合った物に変わってますよね。
とすると、食に貪欲なのは日本人ばかりではないですね(笑)
年齢と共にコッテリしたものは少ししか食べられなくなりますね。
やっぱり 日本人は古来より親しんだ和食に戻って行くのでしょうか。

投稿: pochiko | 2011年1月21日 (金) 23:03

★pochikoさま、おはようございます。

お寿司、たとえばカりフォルニア巻なんて日本元来の寿司に比較したらとても美味しいとは言えませんね。
日本人の繊細な舌とも言いますが、民族それぞれの味覚の違いですから異なって当たり前なのですが、さはさりながら、食材をこんなに豊かにいろいろアレンジしてしまうのは貪欲かつ味覚優秀のなせる技でしょうか。
それに温帯地域で気候その他恵まれているのも幸せな国なのですね。
本で知ったのですが、アメリカ人は子供でも3kgくらいペロペロで平気で食べてしまうらしいです。胃の大きさではとても太刀打ち出来ませんね。
この頃、バターやオリーブ油こってり系や厚い肉の塊は1年中食べなくても寂しくないです。

投稿: tona | 2011年1月22日 (土) 08:28

外国はアメリカと中国と韓国しか知りませんが,その印象です。

アメリカ語には「味」という単語がない。
中国の脂っこさは4日ぐらいが限度かな。
韓国では最低1か月は大丈夫。

韓国では生野菜を食べることを覚えましたが,その韓国で刺し身と天麩羅を出すお気に入りの店があります。何でも日本で修行をしたとか。妙に納得しました。

投稿: gaki | 2011年1月22日 (土) 18:26

★gakiさま

>アメリカ語には「味」という単語がない
全くそうですね。先日のアメリカの航空機で出たアイスクリームが変な甘さでミルク味を感じず、一口でやめたのですが、アイスクリームでこんなこと珍しいです。
家人がどこの国のでも(イギリスでも)美味しいというのですが、アメリカだけは駄目だったと言っていますので、よっぽどなのでしょう。私はまだ本土で食べていないのです。

台湾では5日間大丈夫でした。中国はまだ最大2泊くらいしか体験していないのですが、長くいたらお腹にくるかもしれませんね。
韓国は6日間大丈夫でした。
韓国で生野菜ですか。メニューにあったかしら。日本で修行した方が美味しい日本料理を作っているのですね。
南米でも美味しいオニギリを食べましたが、外国の日本料理店で食べたのは何か変で美味しくないのです。日本で修行した人ではないのでしょうね。

投稿: tona | 2011年1月22日 (土) 19:19

この頃の日本人は、欧米化もあって、本来の日本の味(お袋の味)を忘れている感じがあります。

私も海外に出ることが多かった時期、羽田に着く前に富士山を見るとほっとしたものでした。
その土地土地でいろんな料理を食べました。
やはり、せっかく海外に来たのだから、その土地の料理を食べなきゃ意味がないというわけでよく食べていました。

今でも印象に残っているのはフィリッピンのレイテ島に滞在した時、夜、村のお祭りに呼ばれたとき、味わった豚の丸焼きの味は忘れられません。
3日3晩、腹部に香辛料をつめてトロリトロリと炭火で焼き上げる。
皮はパリパリ、中はジューシー。夢中で食べてる間に、羽田で免税で買っていったボトルウイスキー(だるま)を全部飲まれてしまっていた。(笑)

ヤシの葉陰で、親娘のやっていた複数の南国果物の冷たいジュース。アロアロと言った。
香りがよくておいしかった。

インドの山奥の鉄鉱山にいた時は、沢の小川の近くで紅茶を飲ましてくれる親娘がいた。
衛生的にはあまり感心したものではなかったが、本場の紅茶はおいしかった。

韓国の焼肉も、漬け込んだ味がすばらしくはじめて食べた時はそれはそれはうまかった。
「おいしい}といったら毎日夕食に連れて行かれた。いささか参った。

一ヶ月以上になるとどうしても時折日本食が恋しくなってくる。
長く滞在する時は何時も出かける時は梅干しと、日本茶は持って行ってた。

ツアー旅行で出かけた時、わざわざ日本料理店を探して食べに行く人もいましたが、
もったいない気もしました。

帰ってくるとやっぱりゆったり風呂の入って、味わう味噌汁の味が最高。

日本ほど多国の料理を食べられる所はないと思います。
多国籍の外国人が多いのも一つの理由でしょうが、日本人は珍しいもの、未知の味に惹かれる。

商売上、日本人の口に合う味に仕上げるのも
仕方ないことかもしれません。
本来の味を生かし、日本人の口に合う味に仕上げるのは試行錯誤、大変なことかもしれません。
その苦労に感謝して食べねばならないですね。


投稿: 夢閑人 | 2011年1月24日 (月) 14:04

★夢閑人さま

あのいわゆるおふくろの味が廃れてしまうことは寂しいことですが、致し方ないことでもあるのでしょうか。
でも日本料理が料理長などの手でずっと変わることなく続いているので、どこかで残っていくのでしょうね。

長い外国勤務から変えられると富士山という気持ちがよくわかります。
そしてお風呂、本当にやっと落ち着いて体を休められるお風呂ですね。ほっとします。
さらに梅干、お茶、味噌汁ですね。外国滞在が長ければ恋しくなるものの代表格ですね。

郷に入らば郷に従え、その土地の食材でその土地に気候風土に合った食事が1番美味しいのですが、さっと通り過ぎる旅人は、生まれ育った年月に慣れた、育まれた食べ物以外は100%満足できないなんて我儘なものです。
でもツアー先で日本料理なんて食べたくないです。その地の食べ物をいただくのがいいですね。

夢閑人さんがいらっしゃった国は私の行ったことのない国です。フィリッピンの豚の丸焼きは想像しただけでも美味しそうですね。私も絶叫するかもしれません。
南国ジュースはどんなかしら。
本場の紅茶も水が合っているのでしょう。気候も。ですからきっととても美味しいのだということがわかります。

多国の料理が食べられるのは嬉しいですが、この頃妙に変な食べ物も流行していて驚きます。でも正調の料理に回帰するのが普通だと思います。
色々な経験談などお聞かせ下さり、とても参考になりました。ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年1月24日 (月) 15:32

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