江戸時代の人材派遣
江戸時代の人材派遣
『大名行列を解剖する』根岸茂夫著
童謡「鞠と殿さま」の2番の歌詞に
表の行列 なんじゃいな
紀州の殿さま お国入り
金紋先箱 供ぞろい
お駕籠のそばには ひげやっこ
毛槍をふりふり やっこらさのやっこらさ
とある。
そもそも大名行列がなぜあんなに長いかというのは、
本来の武家の行列は戦場に赴く姿を基本にしたから、大大名として家来を多く持ち、所領に相当する軍事力を有していることを証明することから生じた。
その行列の60~75%が、人宿・今で言う人材派遣会社から派遣された者や、日雇い、月雇いのアルバイトだったのだ。
彼らは行列の装飾(金紋先箱、槍、傘、長刀、馬)を持たせられて歩いた。彼らは烏合の衆でもあってかなり乱暴者、狼藉を働くかぶきものとして問題を起こしていたようだ。
1862年に参勤交代の制度が廃止されたとき、彼らは失職者になった。そして明治維新で武士階級が崩壊し、多くの武士が巷に彷徨い、あるいは殿さま商売という言葉も生まれた。少々時代に合わないながらも皆懸命に生きてきたのだ。
失業者も多い、あるいは就職もままならない現代と重なるのです。
2月半ば、オオイヌノフグリに霜が降りても、見えにくですが、蕾が花開こうとしていた。
温室のビニールの内側のアメリカフウロが紅葉しているのが外から見えた。

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運が悪かったとしか言えないクライストチャーチ大地震に巻き込まれ、生死もわからない方たちとそのご家族に心が痛みます。CTVビル倒壊の最終的責任はビルの所有者となったようです。もし東京で同程度の地震が起こったらと思うと恐ろしいことです。
大聖堂も崩れてしまって人々の祈りの場が再び修復されるのは何時の日になるでしょう。中の黒いキリストのステンドグラスや変わった天井などは残っているのでしょうか。
2年前の中の様子です
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コメント
参勤交代は、諸藩の力を付けさせないための幕府の知恵ですね。
学校で習ったとき、それぞれの立場から、いやらしいことさせたなぁとも、
うまいこと考えたなぁとも感じたものです。
大名行列の装飾・荷物持ちの人々は臨時雇いの人たちだった…
これまで考えてもみませんでしたが、言われてみればそうですよね。
普段はいらない人材。なるほどなと目から鱗です。
ウィキペディアをちょっと見てみましたら『財力の無い藩では、
大きな宿場町を通過する際のみ、臨時雇いで家来の「水増し」をした』とも
書かれていました。江戸から遠くの藩、小さな藩ほど負担が大きく、
何とか倹約しようと頭をひねったんですね。
明治維新で、もともと臨時雇いでそういう役目を担っていた人も、
武士たちも職を失い、世の中に失業者があふれていたのですよねぇ。
みんな具体的にはどうやって生き延びたんだろうと思います。
仰るように、現代とも重なる部分がありますね。
霜の降りた蕾は就職氷河期の新卒の学生さんたちの姿とも重なります。
でも彼らも、大企業狙いから視線をはずすと、もしかしたらもっと
選択肢も道も開けるかもしれませんね。
アメリカフウロの紅葉は、素晴らしい芸術作品のようになりましたね。
クライストチャーチの地震被害、とても痛ましいです。
tonaさんは実際に行かれたところだけに、実感を伴って感じられることでしょうね。
投稿: ポージィ | 2011年3月 1日 (火) 10:00
皇女和宮の時は中山道の宿場から宿場まで行列が続いたたというのですから驚きでした。
投稿: 佐平次 | 2011年3月 1日 (火) 11:20
大名行列もニセモノが交っていたとは知りませんでした。
江戸時代もいろいろな仕事があったのですね。
もうオオイヌノフグリの蕾が見られるのですね。
過去のニュージーランドの書き込みを拝見し、きっと思いをはせておられるのでは・・・
と感じていたところです。
驚かれたでしょうね。
犠牲者は若い人ばかりで痛ましいですね。
投稿: matsubara | 2011年3月 1日 (火) 13:13
★ポージィさま
家康は本当に頭良く、あらゆるところに気を配って、250年余の戦争のない江戸時代を築いたのはひとえに参勤交代であったわけですね。日本史でばっちり習いました。
遠くの藩はすごい出費でしたね。
その倹約術を教えていただきありがとうございました。
今の時代は私たちの時代より就職が大変になりましたね。
江戸時代にも浪人が溢れ、農家の次男以下もどうやって生活していったか、大変だったでしょう。明治維新以後から現代までも様々な悲哀を帯びた話も聞きます。
語学が出来て、勉強家、給料が低くてもよいという外国人が日本の企業に今年は日本人学生をよそに採用されましたね。おっしゃるように大企業でなくいろいろな選択肢を探っていったらと思ってしまいます。
アメリカフウロが温室の中で枯れることなく、今頃紅葉しているのでしょうか。
私は今回の地震があるまで、ニュージーランドが地震大国だとは知りませんでした。これからは地震に強い建物をさらに研究していくのでしょうね。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2011年3月 1日 (火) 19:19
★佐平次さま、ありがとうございます。
それって何十キロメートルと物凄く長い行列、皇室と幕府の両方で負担したのでしょうか。それとも降嫁をお願いした幕府でしょうか。
沿道の庶民はびっくりしたでしょうね。
投稿: tona | 2011年3月 1日 (火) 19:24
★matsubaraさま
江戸時代にもあったでしょうに、人材派遣という言葉がおかしくて、でも当然あってしかるべきだと納得した本です。
大名行列の中でも簡単なのから複雑な仕事があったようです。
オオイヌノフグリは午後になると大きく開きますね。蕾の花びら部分に霜が降りていても強いなあと思いました。
まあ、ニュージーランドも読んでいただけたのですか。ありがとうございます。
お昼をご馳走になり、家の中を全部見せてくださり、大庭園を見せてくださった家が無事か心配です。
投稿: tona | 2011年3月 1日 (火) 19:35
ご無沙汰しました。
オオイヌノフグリが咲き始めましたね。
あの花は雪の下でも、凍えながらジッと春を来るのを待っているのでしょうか。
こちらでも雪の解けた場所に、霜が溶けその下に小さなオオイヌノフグリ。
なんだか健気です。
ニュージーランドの地震。
被害者も大勢いましたが、あの美しい街並みが崩壊された事も残念でした。
投稿: pochiko | 2011年3月 1日 (火) 23:06
★pochikoさま
このたびは大変でしたね。お悔やみ申し上げます。
お忙しいなかコメントいただきありがとうございました。
昨日はそちら方面の電車も一時動かないほど雪が降ったと報じていました。
まだまだ雪一面でこちらからは想像もできないほどです。
でも雪の消えかかった部分に春を感じておられますね。
こちらも半月前はこんなでした。雑草の強さを改めて感じました。
今回のニュージーランドの地震は、最も厳しいものであるとのこと、まるで映画の世界のようで、これが現実なのですから恐怖を覚えました。以前東海地震に向けて心の準備をしたことをすっかり忘れ去っていました。反省です。
投稿: tona | 2011年3月 2日 (水) 08:38