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2011年3月25日 (金)

蒟蒻と朝鮮人参

以前都立薬用植物園で、蒟蒻の花を撮影したとき、蒟蒻が出来て出荷されるまで18ヶ月かかることを知りました。
それを上回って収穫まで何と6~7年もかかるのが朝鮮人参です。
このことがイザベラ・バードの『朝鮮奥地紀行』に書いてありました。

4月に種子が蒔かれ、翌年の春、移植される。この2年目にはわずか2枚葉が出るだけ。再び3年以内に最近栽培されなかった土壌に移植される。
4年目に高さ15cmに育ち、4枚の葉を持ち、茎から直角に突き出る。6~7年に成熟する。
1度栽培された土壌は7年間、朝鮮人参栽培には使えない。
何とも手間のかかる、贅沢な人参でしょう!
昨年韓国に行ったとき買ってきたのですが、かなり高価であったのも頷けます。
夏バテに飲んでみたら、気のせいかもしれないですが効いたのです。

      初春の公園には柳も芽吹き、サンシュユ、ハクモクレンが満開です。

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    もうアヤメらしい紫の花も咲き、↓キショウブのようなも咲いていました。

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↓イヌシデの老木の樹皮は網目状。樹皮カンディ図鑑を見ると、若木・成木・老木では色が変わるし、樹肌まで違ってくるものがあります。この本には葉・花・実・樹形まで出ています。杉や桜の一部やサルスベリしかわからないですが、本を買っても一向に勉強は進みません。

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                 ↓サイカチ・痛そうな刺だらけ

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原子炉事故の先はますます見えなくなってきて、放射線漏れがはっきりしてきて、原発から30kmも危うくなって自主避難が促されました。
もうこの先何十年も20km内には住めないのでしょうね。そこに住んでいた人々はもう2度と戻れないかもしれなくて、移住ということになるでしょうか、これもまた大変なことになりました。放射能は農業、漁業、観光などなど、そして飲み水に影響を与え始め、まるでチェルノブイリの悪夢と同じようで、底知れぬ恐怖感に襲われます。

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コメント

危惧した通りの展開になってきました。
こんなことで予想が当たって欲しくはないのに。

投稿: 佐平次 | 2011年3月26日 (土) 10:03

蒟蒻のことは初めて聞きましたが、
朝鮮人参が成長が長くかかることは知っていましたし、
毎朝飲んでいます。

原発事故は日に日に拡大し、収拾がつかなくなってしまいました。
ここまでになるとは予想もしていなかったです。

投稿: matsubara | 2011年3月26日 (土) 11:02

原発も危惧すべき事態となってきました。
あの一瞬から平和、安全は消えてしまいました。

振り返れば終戦後、動員先から引き上げる時、原爆投下から20日後に広島の駅ホームで待たされたとき被爆したみたいです。
(今から考えれば)
一時的に髪の毛はボロボロになり折れて抜け落ち、下痢を起こしてやせ細りました。
その頃は放射線のこともあまり知られず、
栄養失調くらいにしか医者も考えていなかったようです。

それから40年、甲状腺機能亢進症が発症。
癌にはならなかったけど、8年間治療を続けました。今のところ再発はないです。

また、左耳下腺に腫瘍ができ、
手術(82年)
幸い混合腫瘍で癌の一歩手前で摘出。
手術後一ヶ月間、放射線で念のため抗癌治療を行いました。
手術前の検査でも白血球は少なく、放射線治療で益々減りました。
医者の勧めで鉄分のサブリメントを飲み、
食事も考えて、長い間かかってこの頃やっと標準値ぎりぎりまで回復しました。

放射性物質は見えません。知らない間に体内に取り込まれていきます。
そして40~50年後に何らかの形で発症する。
今の子供さんたちが気になるところです。

現在、政府の発表の数値では気にすることはないでしょう。
野菜や水などの汚染も報道されていますが、今後あらゆるものに汚染が広がるでしょう。
食べ続けなければ大丈夫でしょう。
あまり神経質になる必要もないと思います。
私はあまり気にしてはいません。
一度に大量に被爆しない限り。

被爆者も出ていることだし、原発の今後の推移が気になるところです。
これ以上大事に至らず終息に向かって欲しいものです。

一時の物不足も少しづつ解消されつつあるようです。
余り神経質にならず、行動しましょう。
季節はいつもの通り、春本番へと移ってきています。
やがて桜の季節。お花見も何か気が重たいです。

投稿: 夢閑人 | 2011年3月26日 (土) 14:47

★佐平次さま

本当に佐平次さんが心配されていたとおりの展開になってきて驚いています。
希望が何も見えなくなりました。恐ろしいです。

投稿: tona | 2011年3月26日 (土) 16:30

★matsubaraさま

蒟蒻の2倍以上もかかる朝鮮人参の高価なことが今頃よくわかった次第です。
土地も7倍もいるわけで、その間他の作物を繰り回していくのですね。

こんな大きな原発事故は日本で初めてで、この先真っ暗です。そこで何が起こるかわからない中で仕事されている方のことが心配ですし、また尊い行為に頭が下がります。

投稿: tona | 2011年3月26日 (土) 16:36

★夢閑人さま

とても驚きました。
すごい体験ですね。
原爆投下の20日後に現地に佇んで、被爆なのですね。何と恐ろしい!
髪の毛が抜け落ちて下痢症状なんて。
その後被爆の甲状腺機能亢進症で8年間も治療ですか。
ともかくこんな恐ろしい原爆症をされ、再発がないのがよかったです。
でもでも、次に左耳下腺に腫瘍ですか。癌にならなくてよかったですね。
でもこちらの治療も癌の治療で、辛かったでしょうね。
夢閑人さんが被爆者だなんてつゆほども知りませんでしたので、まだ心臓ドキドキです。

この被爆体験をお聞きしたら、今政府が出している色々な数値はまたこの体験とは大違いで、ビクビクしすぎてかえって体調がおかしくなってはいけません。
冷静になりましょう。

お米売っていました。パンも。
このようになっていくと信じていました。
停電もあまりなくてとても助かっています。
小田急の電車内が暗かったので、よくやるなあと感心しました。よそもホームや車内をもっと節電してもいいのではないかしら。
節電についてあらゆる無駄をなくすように考えていかなければなりませんね。
すごいお話を教えていただいてありがとうございました。

投稿: tona | 2011年3月26日 (土) 16:51

その朝鮮ニンジンをわが家で作っていましたよ。
ばぁちゃんが倒れてから作るのを止めてしまいましたが
本当に手間のかかるものでした。
一年目は作付け出来ずに、ひたすら土作りでした。
種をおろして一年物二年物と、補植したり移植したり
除草作業も手作業で、消毒の回数もハンパなものではなかったです。
昔は高価で引き取られていましたが
今は中国から安値で輸入されて、手間に見合う収入はなくなったようです。
薬用ニンジンは長野や島根、後は会津が特産物なのですよ。

投稿: pochiko | 2011年3月26日 (土) 22:06

原発の放射能漏れは底知れぬ事態の深刻さを感じます。私たちは何をすればいいのか立ち往生するだけです。本当に無力です。

それでも日本人の持つ蓄積された本当の実力を思うとき、どんなに打ちひしがれようと決して希望を失ってはいけませんね。必ず甦ります。

朝鮮ニンジンの話は初めて知りました。日本にはこのようなものは無いのでしょうか。一度試してみたいですね。

投稿: macchanny | 2011年3月26日 (土) 22:18

★pochikoさま

長野、島根、会津の特産なんて知りませんでした。
まあ、pochikoさん宅でも作っていたのですか!
土つくりの事、消毒のこともやった人でないと知りえないことですね。
こんなことも考え合わせると、本当に大変の一言です。
えっ、薬用人参も中国産なのですか!
それでも高価ですよね。
中国も発展してお国の人件費が上がれば、だんだん高くなって、貿易もちょっとは減って、もっと安い国へ移行するのでしょうね。

投稿: tona | 2011年3月27日 (日) 08:59

★macchannyさま

放射能の恐ろしさは唯一原爆を落とされた国としては、重々大変なことは知っていたのに、こんなことになってしまって、責任を押し付けあったりもあって、複雑なことです。
私たちは誰の言うことを信じたらいいのかわからなくなります。
兎に角、マスコミで報道されることを信じて、安心したり心配したりでストレスになったりしています。
必ず蘇ることを信じて踊らされずにいきたいですね。

韓国へ行かれたとき空港に売っていませんでしたか。私はそれを買ってきましたが、国内で買うよりかなり安価でした。
日本産はもうあまりないのではないでしょうか。今は中国産が安く輸入されると↑の方に教えていただきました。
私には夏バテのとき効くような気がするのです。

投稿: tona | 2011年3月27日 (日) 09:09

原子力発電は諸刃の剣と言われていましたが、まさに
その通りになりました。毎日のニュースを見る度、
恐ろしさを強調するニュースであったり、
時には楽観的なニュースであったりと、どちらを
信じればいいのか迷います。過剰反応や風評に惑わされるのはよくないと思いますが、報道の窓口が一本化されてない現状を腹立たしくも思います。
保安院、東京電力、官房長官、なんでそれぞれで
勝手な発言を繰り返すのでしょうね。
窓口を一本化して欲しいと思います。
大震災後も精力的に書き続けられているtonaさんに
勇気をもらっています。

投稿: 茂彦 | 2011年3月28日 (月) 09:16

コンニャク芋を収穫できるようになるまでには長い年月がかかることは
知っていましたが、朝鮮人参の長さと大変さには驚きました。
そんな植物もあるのですね。
今の日本の状況と照らし合わせて、あれこれ考えさせられました。

原発関連の情報は、東電も保安院も政府も本当のことを言っていないとか、
本当はもっととんでもないことになっているのに情報を隠している、とか
人々の恐怖心を煽るようなことも言われていまし、誰が悪いと責め立てる言葉も
聞かれますが、深刻さはしっかり認識しつつもそういう恐怖や怒りを
煽り立てるような言葉に踊らされない冷静さが必要だと思っています。

それにしても、人間がいじり作ってしまったものです。なんとかして人間の手で
収束させなくては。知恵を絞り、命懸けで作業に当たっている方々の努力が
実を結ぶことを切に祈っています。

投稿: ポージィ | 2011年3月28日 (月) 10:05

★茂彦さま

本当に仰るとおりで、ある人は楽観的、ある人は悲観的(こちらのほうが少ないように思えます)で、しかも三方向からの情報です。
それに加えて、各放送局に各々解説する専門家がいろいろおっしゃって安心したり心配したりですが、今日は流石に深刻な話になってきました。
今ちょっとかなり深刻なレポートを読んでいますので、またちょっとご報告できたらと思っています。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年3月28日 (月) 16:59

★ポージィさま

朝鮮人参が江戸時代にも栽培されたようですが、ご多分にもれず、他の食品同様日本で栽培は人件費や手間が高くてとても無理になったようですね。

今重くのしかかる原発爆発問題は恐ろしい放射能のことで、唯一の原爆被爆国で十分恐ろしさは分かっているのに、やはり安易に建てていったとしか思えません。
責任は一体どこにあるかも問題ですが、それより何より、世界の知恵もお借りして何とか早く少しでも安心な方向にいって欲しいです。現場で働いている人が1番大変、外で怒鳴ることも差し控えなくてはとは思うのですが。
全くポージィさんのおっしゃるとおりですね。ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年3月28日 (月) 17:09

朝鮮ニンジンは長野赴任中、栽培畑をよく見かけました
黒い多いがされているので、直ぐに分かります
旧家では、焼酎漬けで保存しています

原発は、今必死に戦っている方々を信頼することにしています

びくびくしても仕方ないので、避難命令があってから行動します

投稿: OB神戸家 | 2011年3月29日 (火) 16:31

★OB神戸家さま

今は減ってしまったと言われる栽培畑をご覧になられたのですね。
保存方法まで知りませんでした。
ただ粉末を知っているだけで実物も見たことありませんでした。

本当にどうなるのか未知の事だらけです。
冷静に行動したいです。
それでも何とかして放射能漏れがとまることを祈るのみです。その後のことはまた次の問題として。

投稿: tona | 2011年3月29日 (火) 16:48

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