川海苔を味わってみたいが
東京の西のはずれの奥多摩の川苔山(川乗山)1364mに行ってきました。
終点の奥多摩駅から登山口までバスで行き、2つ手前の鷹巣駅まで休憩を含めて8時間の行程です。
以前、この山を流れる川苔川(↑小さなせせらぎである)で「川海苔(カワノリ)」がとれたことから付いた名前の山。今は殆どとれないという。
と聞くと食べたくなって、調べたら群馬県水上の利根川支流でとれて佃煮にして売られているということで、申し込もうとしたらセキュリティ証明書の問題ありでだめでした。
川海苔は淡水で育つ緑藻類の一種で、関東から九州までの太平洋側に注ぐ河川に生息していたが、環境汚染などで、水温、水流、水質がそろわなくなって激変したそうで残念です。海苔と味が微妙に違うのでしょう。
山は国有林市町村や個人所有などいろいろあるようで、ここは個人の部分もあるようですが、伐採された木が累々と横たわっている箇所が続いていました。いつも思うに、木って重いし、本当に扱いが大変、美林として存続するには人件費もかかって大変。そんなこともあって外国から輸入したほうが安価で、外国は森が丸裸になり、日本の山が荒れていく一方なんていう矛盾した話は今もなお続いている。
山を歩かせてもらっていつもこんなことを考えて先へ思考は進まない。
↓横たわっている木はどうなるのでしょう
↓奥多摩随一と言われる「百尋の滝」40mは木の間ではっきり見えない
↓頂上からは昼過ぎでもあるし、春霞がかかって眺望はきかない
川苔山は花が少ない山で、「ユリワサビ」と「キケマン」の他に「ハシリドコロ」と「ミヤマネコノメソウ」だけでした。
↓ハシリドコロ(ナス科、毒があって食べると狂乱して走り回るから名付けられた)は水沢山で初見以来。

↓ミヤマネコノメソウと聞いたが、雄しべの葯がミヤマネコノメソウは黄色からオレンジ。ヨゴレネコノメソウは葯が暗紅色ということでこれは高尾山のヨゴレネコノメソウと同じのようだ。
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コメント
奥多摩ですか。日本の自然がそのままですね。母親の姉が福生に嫁いでいたのでそちらへはたまに行きます。福生は最近は開けていますね。
川海苔があるという環境・自然は貴重です。知っているのは四国のしまんと川ののりは有名ですね。奈良も吉野当たりは大自然そのもので杉等の木材が手付かずで植わっています。
日本の山林は勾配が急で伐採売るのに手間暇がかかり過ぎ若い人がそういう仕事を嫌がるのです。
そういう所に案外宝が埋まっているのかもしれません。良いものを見ました。macchanny
投稿: macchanny | 2011年4月18日 (月) 05:14
★macchannyさま、おはようございます。
まあ、伯母さまが福生ですか。
そうです。青梅線の沿線は開けていて、親戚がついこの間までいました。
四万十川の海苔は海水が入る地域で種類が海海苔なのだと聞きました。でも私はいただいたことがなくてわからないのです。
奈良や和歌山は大森林地帯ですね。
映画『大誘拐』で驚いたものでした。
林業は重労働の1つでやる人がなくなって久しいのですよね。
1ヶ所4人くらいで、丸太で木を補強するためか、柵を作っていました。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2011年4月18日 (月) 08:01
8時間の行程、お疲れになったでしょうけれど、見るもの多い自然が
疲れを癒してくれそうですね。
このせせらぎのような小さな川から、かっては地名として残るほど川海苔が
採れたのでしょうか。ちょっと集中して採ったらあっという間に無くなって
しまったのでしょうね。
見事にまっすぐな木が規則正しく並ぶ林。間伐はしたけれど、切り倒した木を
運び出す余力は残されていなかったということなのかしら。
長いスパンでじっくり地味な労働を積み重ねていく仕事で食べていくのが
難しくなったり嫌うようになってしまった社会。労働と森林破壊を他の国に
押し付けてしまっている現状。切り倒されたままの木と共に、大きな問題も
一緒に横たわっているのですね。
投稿: ポージィ | 2011年4月18日 (月) 10:00
★ポージィさま
こんな小さな川に川海苔が天然に生えていたそうで水もきれいで、しかもあまり急流ではない条件が育てたのでしょうか。
とても栄養豊富なのだそうですが、いつか食べられるといいなあと思っています。
日本の山は圧倒的に杉の木が多いですね。
ポージィさんがおっしゃるように他の国に押し付け、自然破壊の原因を作っている日本ですが、この震災でも変わらないのでしょうね。本当にポージィさんは素敵な表現でおっしゃってくださいました。
ありがとうございました。
投稿: tona | 2011年4月18日 (月) 16:39
相変わらずお元気ですね。
私はすっかり出不精になってしまいました。
川のりって一度食べたような記憶があるのですが、味などは覚えていません。
投稿: 佐平次 | 2011年4月19日 (火) 09:54
★佐平次さま、ありがとうございます。
震災から1ヶ月過ぎて、ぼちぼち出かけるようになりました。
川海苔は今では高級料亭にしかのぼらないとか。佐平次さんは食べられたようですが、味を思い出してくださ~い。
投稿: tona | 2011年4月19日 (火) 13:19
15年位前に「川苔山」&「本仁田山」と歩いた思い出があります。
結構きつかった!!
桐の花が咲いている季節でした。
「滝」はよく覚えています。
川海苔が採れたからこの名が付いたとは知りませんでした。
それにしても「川海苔」って、私いつ食べたかしら?
記憶が曖昧です。
奥多摩や丹沢を歩くと、必ず杉やヒノキの植林の森に出会いますね。
綺麗に手入れをされた所もあれば、荒れたままのところもある・・・
最近は荒れたところの方が多い感じです。
それにしてもtonaさんはお元気ですね。私はもう8時間コースは歩けなくなりましたよ。
投稿: naoママ | 2011年4月19日 (火) 21:55
★naoママさま、ありがとうございます。
「川苔山」だけでなく「本仁田山」を同時に極められたのですね。凄い!
この日は鷹ノ巣駅へ大根ノ山ノ神から降りました。のろのろなので8時間もかかりました。
桐の花でしたらもう少し後で、きれいだったでしょうね。
滝は下に降りると見られたのですが、崩れていたのです。あちこちずいぶん崩れて荒れていましたよ。
川海苔って幻の食品と化したようですね。一層食べたい思いがつのってしまいます。
2008年から始めた山登りです。今年で3年です。でもアルプスなどにいくつか登りました。やめてすぐ、あと5年早く登っていたらもっと素晴らしい山に登れたかと思うとちょっと残念です。
投稿: tona | 2011年4月20日 (水) 09:00
お元気ですね。
とても自分では行けない地の散策を楽しませてもらっています。
川のり、こんな所にまで原発の影が及んでいるのですか?!
悲しいことですね。
私も事態が落ち着いたら利根川清流の川のりを注文して食べてみたいです。
投稿: もみじ | 2011年4月20日 (水) 11:52
★もみじさま、ありがとうございます。
お陰様で元気にしています。
私もそちら、六甲山や奈良県の山など登ってみたいのですが、観光でお寺がやっとです。
吉野山、八経ケ岳、稲村ケ岳などの桜やお花に憧れます。
もみじさんも川海苔召し上がりたいと思われるのですね。私もです。海の海苔の新鮮なのもいただきたいなあと。四万十川(海の海苔の種類だそうです)のなんかね。
投稿: tona | 2011年4月20日 (水) 16:21
川海苔の調理のバリエーション探しに調べたらこのブログが出て来ました。
私は奥多摩での日原で毎週釣りをしていますが、東日原集落より上流の日原川には川海苔が沢山生えています。
ついでに採れるワサビの葉と一緒に佃煮にすると結構美味しいですよ。
投稿: タンヤオ | 2022年9月 6日 (火) 19:50
★タンヤオさま
ご丁寧にコメントありがとうございます。
今地図で見ましたら、川苔山よりさらに西に日原という地名が書かれていました。聞いたことはあるのですが。
日原川も随分長くて、多摩川に流れ込んでいるように見えました。
こんな奥の方で釣りをされていらっしゃるのですか。
そしてそこに川海苔が!
ワサビもですか。
それを佃煮に。何とも羨ましいです。
まだたくさん川海苔が生えている由、嬉し事です。行かれそうにありませんが、教えていただき感謝です。
投稿: tona | 2022年9月 6日 (火) 20:29