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2011年7月 8日 (金)

弘前城と岩木山(2)岩木山

帰りに岩木山の麓で育っ方と新青森までご一緒して、ねぶた祭りのことを教えてもらいました。
ねぶた祭りには主なものが3つあって、発音も違うことを知りました。
(1)青森ねぶた(nebuta) 人形の灯籠
(2)弘前ねぷた(neputa) 人形もあるが扇形が主流
(3)五所川原の立佞武多(tatineputa)青森と同じだが高くて、最大20m。そのため電線を埋設したそうだ。
日にちも少しずつ違い、掛け声も違う。まだTVでしか見たことないけれども、迫力があるとのこと。見てみたいけれども、遠いです。

弘前から西北の方へ車で30分位に岩木山(1625m)が聳えています。平野の中の独立峰で形が良く、津軽富士と呼ばれている。太宰治は山の向こう側から眺めて育ったのです。

             ↓ホテルから見た岩木山 霞んでいました

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麓から8合目までは津軽岩木スカイラインで美しいブナの原生林の中を69のカーブを走って、30分で到着。さらに9合目までリフトで上がる。

↓リフトの下はハクサンチドリ(ラン科)やミヤマオダマキ(キンポウゲ科)などがたくさん咲いていた

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9合目には種蒔苗代沼があって、日本でもここでしか見られない固有種のミチノクコザクラの群生が見られたのです。
                 ↓種蒔苗代沼(面白い名前!)

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↓ミチノクコザクラはハクサンコザクラやレブンコザクラより大きいらしい。が区別が難しい。

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               ↓先日行った礼文島のレブンコザクラ 

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                    ↓ミノクコザクラの蕾

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               ↓白のミチノクコザクラが2輪だけあった

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↓イワヒゲ(ツツジ科) 組紐のような葉が面白く、花は鐘形で岩場の礫地に生えている。かつて八ヶ岳で見た。

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            ↓圧倒的にミヤマキンバイ(バラ科)が多かった

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      ↓9合目から頂上までもずっとこんなごつごつした岩が続いている

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         ↓山頂で鐘を鳴らした。あいにくの曇りで下界が見えなかった。

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             ↓山頂に岩木山神社の奥社が祀られていた

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  ↓麓の岩木山神社 藩政時代に津軽氏の厚い信仰受けた。社殿は江戸時代初期の再建。

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    ↓石畳の脇には水田の畦に生えるミゾカクシ(キキョウ科)が咲いていた

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           ↓境内の同じ所から5本一緒に生えている五本杉

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              ホテル敷地内の花 
    ↓ミヤコグサ・オカトラノオ・ヨツバヒヨドリ・ノコギリソウ

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        ↓ヤマボウシ(ミズキ科)の木が向こうの方まで続いていた

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コメント

同じ東北でいながらにして、まだ宮城県にしか行った事がない私。
前回のととても興味深く読ませていただきました。
岩手山を望む風景は、とても懐かしさを覚える景色でした。
行った事がないくせにおかしいですよね(笑)
種蒔苗代沼も稲作に関連のある名前で
ここから水田に水を引いたりしていたのでしょうか。
それとも、この沼の何かが種蒔き時期と被っているのとか
とても興味深いものがあります。

いろんな種類の山野草も楽しませていただきました。

投稿: pochiko | 2011年7月 8日 (金) 22:47

お早うございます。
青森は何と言っても最近はねぶた祭りですね。色んなねぶたがあるということを知りました。TVの映像しか見たことがありませんがすごく迫力があって特有の文化を感じます。

太宰治の里ですか。
人間失格。題名は知っていますが読んだことはありません、が一度読んでみたい気がします。

青森には友達がいて親近感を感じます。
小ザクラや見過ごされそうな花たちが生き生きとしています。
花たちもきっと喜んでいることでしょう。

投稿: macchanny | 2011年7月 9日 (土) 04:29

★pochikoさま、おはようございます。

いつも磐梯山を仰ぎ見ていらっしゃるので、同じように岩木山が懐かしく思えるのかなあと推察しました。
いつも見られるって何だか心がほっとするようでいいものですね。
岩手山は夏でも残雪が見られるそうで、確かに見られました。頂上近くの窪んだ所に池があるのもこうした雪融け水がたまるのかしら。
9合目にあっても稲作に関係ある名前ですよね。
ホテルあたりの植物は、pochikoさんの家の方にもあるのでしょうね。都会にはないです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年7月 9日 (土) 08:50

★macchannyさま、おはようございます。

早起きなのですね。まだ冷気が残っているでしょうか。
こちらはもう朝からとても暑いです。

nebutaとneputaと2種類あるとは思いがけないことでした。しかも青森だけのイメージでしたが、この3地方の他にも黒石市など2,3、加わるようです。
何百万人というスケールで見物客が集まるお祭りだそうですね。昔と作り方や電気系統が違ってきたとか。起源なども調べてみますと歴史があって面白いです。

太宰治はカルタチャ-センターで、作品を読むのに参加して全作品を読んだのに、もう忘れています。「走れ、メロス」が良かったなあと。津軽鉄道に「メロス号」があるそうですね。

確かに1つ1つの花を可愛がって鑑賞する人に、花も喜んでいるということが感じられます。家でも育てる人に応えるように咲いたりすると言いますね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年7月 9日 (土) 09:03

岩手山は昨年6月に参りましたが、
梅雨時で写真は撮れませんでした。
山裾だけではいかにも残念でした。
これだけ見れたらよろしいですね。

数々の珍しい植物を撮影されて収穫大
でしたね。
オカトラノオとノコギリソウくらいしか
分かりません。

岩木山神社の茅の輪もしっかり写っていますね。
琵琶湖の寺でもくぐって来ました。
この時期の旅行はおまけがありますね。

投稿: matsubara | 2011年7月 9日 (土) 09:27

★matsubaraさま、こんにちは。

本当に今は東北の梅雨時なのですね。
初日が晴れていたので、夕方この程度見られました。山容がつかめたので良しとしなくては。この間の利尻山は全然でしたから。
この時期しか咲いてないミチノクコザクラが丁度咲いていたのが収穫でした。

茅の輪ですがくぐる順序があるのですね。昨年は羽黒山で見てきました。
琵琶湖のお寺にもあるのですね。
奥宮ってなかなかいつもたどり着けませんが、岩木山神社の場合は山頂にあって、そこで拝むことができました。たった1合登るにもふうふうです。毎日鍛えないと登山も出来なくなりそうです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年7月 9日 (土) 10:01

数年前までは毎年八幡平に行って秘湯めぐりなどをしていました。
どこから見ても岩木山は立派でしたがとうとう登ることもなかったです。
一時登山禁止にもなりましたね。
五所河原の立ちねぷたは想像以上に大きくて立派でした。
いろんな懐かしい思い出がこみ上げてきます。

投稿: 佐平次 | 2011年7月 9日 (土) 10:26

こんにちは。
ねぶたとねぷたとあることは知っていましたが、どちらがどこのかは
すぐ忘れてしまって。もうひとつ五所川原の立佞武多というのは
全然知りませんでした。そのために電線をすべて埋設したというのには
お祭りへの人々の想いの強さを感じます。

岩木山へ登られたのですね。岩木山といえば知っているのは歌の中だけの私です…。
岩木山は火山なのでしょうか。9合目から頂上のゴツゴツはすごいですね。
足場が悪くて苦労されたのではないでしょうか。
今回もお天気がいまいちで残念でしたね。でも素適な山の花たちにお会いになれて。
どれも可愛らしくて楽しませていただきました。
ミチノクコザクラ、ピンクも白もいいですね。
ホテル敷地内のヤマボウシが連なって咲く様も素適です。

投稿: ポージィ | 2011年7月 9日 (土) 10:33

★佐平次さま、こんにちは。

八幡平は紅葉を見たことがあります。
来年にでもまた行きたいとなあと思っている所です。
温泉もいろいろあっていい所ですね。

岩木山は活火山なのですね。今は煙も上がっていません。たった1合だけ登るにもフウフウでした。岩だらけで急登なので。

五所川原の立ちねぷたを御覧になったのですか!20mもあるのがあるそうで、高さが想像つきません。立派ですね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年7月 9日 (土) 10:51

★ポージィさま、こんにちは。

今日はもう朝から暑いですね。梅雨ではないみたいです。

ポージィさんはねぶたとねぷたをご存じだったのですね。
私は全く初めてでした。茨木から帰省されたその方は故郷を思っていろいろ教えてくださいました。岩木山も小学校で毎年登山していたそうです。家から山を見るとすべて気象がわかったとか。

みち乃く兄弟とか三浦明とかの歌なのでしょうかね。私は聞いたことがないようです。
岩木山のごつごつ岩は登るのも下るのも大変で、時に石にしがみついたりしました。

わざわざ梅雨に出かけるのですから酔狂とも言えます。でもこの時に咲く花には裏切られることなく見ることができ満足です。雨だったらもっとダメージが大きかったですが、曇りはそれでも有難いです。
写真はうまく撮れませんでしたが、ヤマボウシは壮観でした。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年7月 9日 (土) 11:11

 岩木山。
土地の人は「おいわきさん」と言って
信仰の対象の山。
津軽平野の中にそびえる独立峰火山。
津軽富士と呼ばれる美しい山容ですね。

 9合目まで乗り物で行けるとはいいですね。
頂上付近は火山の名残の岩だらけ。

 北国の高山の6~8月は、やはり高山植物が豊富ですね。
 固有種の「ミチノクコザクラ」
見た目ではレブンコザクラと変わりないように見えますが、花弁が細く、少し尖った感じに見えます。

「ねぶた」は青森の各地で催されますが、
有名なのは、青森と、五所川原ですかね。
重要無形民俗文化財に指定されただけのものはあると思います。
 五所川原の「たちねぷた」はとにかく圧倒されます。
一度だけ見ました。

投稿: 夢閑人 | 2011年7月 9日 (土) 11:36


再びこんにちは。
関東甲信越も梅雨明けの発表になったみたいですね。
うちの方では、梅雨後半はほとんど降らずにいきなり暑くなって
そのまま明けた感じとなりました。

岩木山が出てくる歌で私が知っているのは唯一、松村和子さんの
「帰ってこいよ」なんです(笑)
 きっと帰って くるんだと お岩木山で手 を振れば
 あの娘は小さくうなずいた 茜の空で誓った恋を 東京ぐらしで 忘れたか
 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ ♪
これならtonaさんもご存知かと(^^)

投稿: ポージィ | 2011年7月 9日 (土) 15:44

★夢閑人さま、こんばんは。

「おいわきさん」ってポージィさんが紹介くださった歌「帰ってこいよ」でそう呼んでいます。歌の方に「お」が付いていたのが納得できました。
美しい山容を拝めて感激しました。独立峰って素晴らしい眺めですね。
以前太宰治館に行った時も眺めていたはずなのですが、すっかり忘れていました。
岩だらけですから9合目まで乗り物なのでとても登山が楽でした。

「ミチノクコザクラ」をレブンコザクラと比べますと確かに花弁がとがっているように見えますね。

「ねぶた」は重要無形民俗文化財ですか。
夢閑人さんは五所川原の「立ちねぷた」をご覧になっているのですね。
凄く高いそうで、日本にはそんなに高いのは他にないでしょう。凄いでしょうね。
百聞は意見に如かずですから、見てみたいです。
いろいろありがとうございました。

投稿: tona | 2011年7月 9日 (土) 20:57

★ポージィさま

ご丁寧にありがとうございました。
あのあとニュースを見たら梅雨明けと言ってました。今年は空梅雨のようでしたよね。
例年より暑い日が多くて損をした気分です。

岩木山の歌を今、ネットで聴きました。
聞いたことあるような気がしますが、殆ど初めて聴いたのと同じです。
「お岩木山」と「お」を付けているのは、夢閑人さんに土地の人がそう呼んでいると、教えていただきまして、ここで合点がいきました。ありがとうございます。
ポージィさんが意外な歌をご存知で、こんなことを知ったのもまた楽しいことでした。
それにしてもねぷたも知らないで、私って本当に知らないことが多すぎです。
でも恥かきながらいろいろ勉強させていただいて、あと10年元気に頑張る気持になっています。

投稿: tona | 2011年7月 9日 (土) 21:04

「ミチノクコザクラ」はハクサンコザクラよりも大きいのですね。
大雪山で見たエゾコザクラも色鮮やかで大きな感じがしました。
高山植物は標高が高いほど、そして北に行くほど色鮮やかで大輪のような気がします。
環境はより厳しいのにと思うと、それが何とも健気で・・・

私が一昨年に行った10月中旬の「岩木山」頂上はもう雪が見られました。
「岩木山神社」の鳥居から見ると、真正面に神殿、そしてその向うに「オイワキヤマ」が仰げます。
まさに信仰の山ですね。

弟のお嫁さんが弘前出身で「ねぷた館」や「斜陽館」に案内された覚えがあります。
まだまだ見るべき所はたくさんあるようで・・・
叉いつか行きたい「弘前」ですね。

投稿: naoママ | 2011年7月11日 (月) 08:40

★naoママさま

なるほど北に行くほど大きいと、ミチノクコザクラの場合、ハクサンコザクラより大きくて頷けます。
こうなるとエゾコザクラも見てみたくなります。
高山植物の環境って、本当に厳しいですね。あんなに小さくて可憐なのにこの強さ、健気です。
岩木山神社の鳥居の向こうに山が仰げるのですか!この時は見えなかったです。
奈良の三輪神社のような信仰の山だったのですね。

御親戚に弘前出身の方がいらっしゃるなんて弘前も身近ですね。青森では五能線とここが抜けていましたが、とても良い所で満足でした。ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年7月11日 (月) 09:16

 こんにちは。
 岩木山の写真、霞んでますが、見事な富士山型で、美しいですね。
(これは、岩木山ですよね。説明では、「岩手山」となってますが、ちがってたらごめんなさい)

 「岩手山」と言えば、以前tonaさんが小岩井農場で撮られた写真をパソコンに取り込んでデスクトップに使わせていただいていますが、今回の写真もコレクションに加えさせていただきます。
(その他、芝桜と富士山の写真等も美しかったですね)

 弘前城、小さくてかわいいですね。
 弘前には、すばらしい洋館がたくさんあるり、いつか再訪したいのですが、tonaさんは今回はごらんにはなりませんでしたか?

投稿: Nora | 2011年7月12日 (火) 18:34

★Noraさま

まずは間違いを発見していただいてありがとうございました。早速訂正しました。
小岩井農場からの岩手山や今回の岩木山をもコレクションに加えていただき光栄です。
重ねてお礼申し上げます。

洋館といえば、ちらと見たのが旧弘前図書館でその奥の旧東奥義塾外人教師館は見えませんでした。
弘前公園だけで時間切れになってしまったのが残念です。
他に藤田記念庭園や弘前学院外人教師館、青森銀行記念館も素晴らしいし、教会3つも見どころでしたね。
次回行く機会があったら見たいです。

投稿: tona | 2011年7月12日 (火) 19:36

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