« ジンバブエ・ボツワナ・南アフリカの旅(3) | トップページ | ジンバブエ・ボツワナ・南アフリカの旅(5) »

2011年8月 9日 (火)

ジンバブエ・ボツワナ・南アフリカの旅(4)

0001 [見学4日目] 南アフリカへの移動日

この日はヨハネスブルグへ戻り、ダイヤモンド工房見学だけでした。高いダイヤモンドを殆どの人が買わず(必要ない)、あるいは買えず、この行程が入っていることに不満でありました。
昨年サッカーのワールドカップが行われましたが、危険なので応援に行くことは控えるようにという話が思い出される都市です。
事実、ヨハネスブルグのホテルには泊まらないで、すぐ近くの首都のプレトリアに1泊しました。このホテルからも1歩も出ないように言われました。
この日の夕食はヨハネスブルグでしたが、レストランの前にバスをつけ、降りて2,3mの店の入り口にはガードマンが5人も見張っていました。
アフリカ三大犯罪都市といえば、ここヨハネスブルグとケニアのナイロビ、ナイジェリアのラゴスだそうで、これはそのまま世界の三大に入るそうだ。コロンビアや改善されたニューヨークは比較すればひよっこだとのこと。
事実ここでの観光は「ソウェト」のみにとどまりました。

南アフリカは首都が3つもあります。
プレトリアが行政府、ブルームフォンテンが司法府、ケープタウンが立法府で、代表する首都はプレトリアで各国大使館もここに置かれる。
日本の3.2倍の面積に人口4932万人。実際はジンバブエ同様、届けのないもの、不法移民など混沌としてもっと多いらしい。
かつて、有色人種に対する人種差別で知られ、アパルトヘイト(人種隔離政策)という1994年までの合法的政策によるものであった。

[見学5日目] プレトリア、ヨハネスブルグ近辺の観光

ヨハネスブルグ辺りの標高は1753mの高地に位置するため、冬なので朝も0℃から4℃と寒い。

<スタークフォンテン洞窟=世界遺産> ヨハネスブルグの北西30km

哺乳類サル目ヒト科で絶滅したアウストラロピテクス・アフリカヌスの絶滅した属の化石が出た洞窟。
アフリカで生まれた初期の人類で、身長120~140cmで、チンパンジーと同じくらいの脳容積500cc(現生人類の35%)で、約400年万前~200年万前に生存していたというのである。以前猿人と呼ばれた。洞窟は鍾乳洞でもあり、鍾乳石や石筍も見られました。

Photo

Photo_2

↓頭蓋骨を手に持つロバート・ブルーム博士の胸像と左:洞窟ガイド、右:ヨハネスブルグガイド(日本人以上に丁寧にお辞儀をされる)

Photo_3

<ライオンパーク>
飼育されているライオンの見学。このパークにはホワイトライオンが多い。1頭の雄のホワイトライオンに数頭の普通の雌ライオンがつき従っていた。1週間に1度しか餌が与えられず(野生のライオンと同じ条件か)、丁度この時鶏の餌が投げられ、雌が食べ始め、数分後彼方から雄が悠々と現れ食べ始めた。(多摩動物園はどうだったか思い出させない)よく言われる王者の風格だ。狩りをしなくて済む彼らは幸福なのだろうか?

Photo_4

Photo_5

Photo_6

                   ↓ホワイトライオンの子ども

Photo_7

            ↓寝こけている子どもたちを触らせてもらった

Photo_8

      ↓ワイルドドッグ(ジャッカル、ハイエナのような動物)も餌をむさぼる

Photo_9

         ↓間もなくチーターにも餌が。そわそわと歩きまわっていた

Photo_10

↓ミーアキャット ナミビア、ボツワナ南部、南アフリカに分布するマングース科の哺乳類
見張りに立っているような格好が可愛いのでTVで観て印象的な動物だ。これはずっとこの格好だったが雄なのか?くたびれないのだろうか?

Photo_11

Photo_12

<ソウェト>
ソウェトはsouth western townshipからの造語で、市の南西に位置し、アパルトヘイト時代に黒人専用の居住区として指定された広大な地域。現在の居住者は200万人とも500万人とも言われ、立派な家からトタン屋根の家まで全部平屋建てで、小さな敷地内にさらにプレハブを建てて難民に貸してる人もいる。
市の中心部近い、元白人が住んでいたお屋敷は危険で住んでいられなくなり、郊外に引っ越しているとのこと。その危険な屋敷に今は中国人が住んでいるがセキュリティは厳しい。何と逞しい中国人か!
ここは初めてのヨハネスブルグ下車観光でした。1976年6月16日のソウェトの学生のデモの最初の犠牲者の当時13歳のヘクタ―・ピーターソン少年の名を取った博物館と英雄ネルソン・マンデラ元大統領が以前住んでいた家の見学です。
ここでは子どもを多く見かける。子沢山の家が多いらしく洗濯物が多いのが目立ちました。
       ↓ソウェトに入る前の居住区。カラフルで小さいけれどもきれい。

Photo_13
                      ↓ソウェト入口

Photo_14

                     ↓ソウェトの家々

Photo_15

Photo_16

Photo_19 

                 ↓マンデラハウスの中の寝室

Photo_17

        ↓昨年行われたサッカー場のカラバッシュ(「ひょうたん」の意)

Photo_18

|

« ジンバブエ・ボツワナ・南アフリカの旅(3) | トップページ | ジンバブエ・ボツワナ・南アフリカの旅(5) »

コメント

ダイアモンド工房へ立ち寄るのは、向こうは予定がなくても日本人は衝動買いすることを知っているからではないでしょうか。
観光バスにはつきものですね。
トルコの時も絨毯工房に寄り、誰も買わないいらないと話していたのに、実際の物を見て買った人はかなりありました。
私も小物を買いましたが・・・
予定外で・・・

日本のテレビでも見られない珍しい写真を拝見させて頂きました。
白い寅は、大阪万博にもいましたが、白いライオンは、はじめてです。
ライオンズシェアと言いまして、雄は狩りもせず食べるだけでずるいというたとえ話がありますが、
ここでは、ちゃんと雌が先に食べさせてもらえるのですね。

北京原人は有名ですが、アフリカにも原人がいたのですね。
日本の明石原人の骨が戦災で焼けたことが惜しまれますね。

人種差別の激しい国でのワールドカップは開催決定時にも驚きましたが、
済んでしまいましたね。

投稿: matsubara | 2011年8月10日 (水) 08:36

★matsubaraさま、おはようございます。

早速にコメントありがとうございます。
そうそう、トルコでは絨毯工場と革製品工場の2か所に缶詰め状態にされました。友人は絨毯、私は革の上着を買ってしまったことを思い出しました。ダイヤは衝動買い出来るほどの値段ではなく、旅慣れた人は買いませんね。あちらは衝動買いねらいなのですね。
いつもはお店に寄らない旅行社を選んでいます。

白い虎懐かしいですが、その後どうなったでしょう。
ライオンは雌が狩りをして雄が先に食べる映像が思い出されますが、ここでは雌が狩りをしないわけで、そばにいた雌が先に食べていいようなのですね。野生が失われていても、雌を守る1頭の雄の堂々とした姿はなかなかです。

アフリカの200年前の猿人が起源で、100万年後にアジアで北京原人、ジャワ原人になったようです。そのあと、旧人、新人と変化するとありました。復元された猿人夫婦は本当に体も小さく、脳500gの頭も小さかったです。
明石原人は残念でした。でもCPによる模型解析で新人と言うことがわかったそうですね。
それにしても人類の起源がアフリカだったという説はこれだけの化石が出現したことで裏付けられたらしいです。
黒人の子供たちの遊びはボール蹴り、すなわちサッカーなのですね。ちょっとした空き地でみんなやっているのです。

アパルト政策の弊害がまだ尾を引きずっているのでしょうね。治安の悪さの一因にもなっているのかしら。

投稿: tona | 2011年8月10日 (水) 09:22

中国や韓国などアジア観光ツアーでは旅行社は施設からのペイバックが収支に織り込んであるのでどうしてもコースに組み込むのですね。アフリカもそうなのかな。
雌ライオンさん、ちょっと太めですね^^。

投稿: 佐平次 | 2011年8月10日 (水) 10:02

★佐平次さま、ありがとうございます。

旅行社に渡るペイバッグの分、旅行者のツアー料金が安くなっているのでしょうか?
H社のトルコでは缶詰め状態にされて本当に不愉快になりました。今回も同じ会社です。
この頃買い物が組み込まれないU社ので行っていますがなかなか催行されない点が難点です。
南アフリカは、ダイヤモンド工房か空港か、あるいはライオンパークのような所、ケープタウンのウォーターフロントしかお土産は買えません。一切町の中は歩けないのですから。

ここの雌ライオンは狩りをしないから、運動不足で太めになってしまったのでしょうね。

投稿: tona | 2011年8月10日 (水) 15:44

H社のトルコ旅行の絨毯や革製品店の缶詰、私も同じ目に遭っています。
ですが、ツアー料金が安くなる為には仕方ないと割り切って
その間、ソファに座って本を読んだりしています。
店の人も、そういう人間にはあまり近づいて来ません。

プレトリア、ジャカランタの花で有名なところですね。
あれはいつ頃咲くのでしょうか?

投稿: zooey | 2011年8月10日 (水) 17:34

★zooeyさま

お帰りなさい。帰られたばかりでお忙しいのにコメントありがとうございました。

なるほど本を読まれていたのですね。その手があったのかと感心しました。

プレトリアなどジャカランタは今は独特の葉がまだ付いていました。これから枯れるのかしら。
お花は10月に咲くとガイドさんが言っていました。
南米リオで12月にまだ咲いていました。
桜の紫版できれいですね。

投稿: tona | 2011年8月10日 (水) 20:28

今はどうか知りませんが、かつて東南アジアのパッケージツアーは「ゼロ発進」といって料金では儲けがなくて現地のペイバックがあって初めて黒になるということでした。

投稿: 佐平次 | 2011年8月11日 (木) 10:09

★佐平次さま

そうなんですか。そういえば、往復の航空運賃より安いツアーが多くてどのような仕組かと、考えてしまうような値段でしたね。トルコも。まあ、買ったからよかったのですね。
台湾も1日に2か所位連れていかれて、二組しかいなくて、相手の方がたくさん買ってくれてありがたかった覚えがあります。
今も格安のは裏にこのようなことがいくつもありそうですね。教えてくださってありがとうございます。

投稿: tona | 2011年8月11日 (木) 15:31

南アフリカの首都が三つもあるのは驚きですが、それ以上に驚いたのが聞きしに勝るヨハネスブルグの治安の悪さです。

一昨年、クリンスト・イーストウッド監督の南アフリカを舞台にした映画「インビクタス/負けざる者たち」を観ました。
1995年に南アフリカで開催されたラグビーのワールドカップにまつわるヒューマンドラマで、モーガン・フリーマン演じる大統領ネルソン・マンデラがアパルトヘイト廃止直後、新しい体制の南アフリカで、ラグビーを通じて人種の壁を打ち破っていく姿を描いた作品です。
希望に満ちた南アフリカの姿が感じられましたが・・・
現実はそうも行かず根が深い問題なのですね。

ダイヤモンドのお店に連れて行かれたのですか?
お土産でチョコット買うには高価すぎますね。

キックバックがあるから安い旅行が成り立つとは聞いていますが、日帰りバスツァーで、日中の晴天の中、造り酒屋と饅頭屋で時間を取り、肝心の冬桜見物が夕方になってしまったときは腹が立ち、もう二度と利用するものか!
と思いましたよ。

白いライオンとは珍しい事!
手塚治のジャングル大帝を思い出しますね。
あのレオは可愛かったけど、このライオンは迫力ありますね。
赤ちゃんライオンは如何でしたか?

投稿: naoママ | 2011年8月11日 (木) 23:08

★naoママさま

外に出ると命が危ないらしく、恐ろしい所です。
「インビクタス/負けざる者たち」を私も観ました。
モーガン・フリーマンがそっくりな感じで登場してしばし目を疑いました。
子供たちは道端や空き地でみんなボールを蹴っていまして、今はサッカー熱なのでしょうか。
1995年にはラグビーのワールドカップが開催されたのですね。
スウェトも子供だらけで、学校が何百とあるそうで、教育に力を入れていることが感じられました。町の方の交差点付近は車の窓ふきやモノ売りが車めがけて殺到しているのが見られました。日本のように路上で寝ている人も。日本の方が多いようにも感じました。
まだまだ黒人支配の国家として成長段階でしょうか。

日帰りバスツアーでまだそんなことが行われているのですね。あまりにひどいです。
料金を相応にして、観光に専念してほしいですね。もう、お土産を熱心に買う年齢でもないし、必要もないから。

懐かしい「ジャングル大帝」!そうでしたね。
赤ちゃんライオンも夜行性だから、昼はzzzと寝こけています。温かい柔らかい毛を撫でていると、猫の子供を撫でているようです。夜はじゃれあって遊んでいるのでしょうね。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年8月12日 (金) 08:48

海外の珍しい動画や写真といえば、私などはTVを通して
見るくらいです。
tonaさんのブログ、見たり聞いたりが初めてのことばかりで、
驚くことばかりです。
「ガードマンが見張っている状態でレストランに入る」
日本などでは想像も出来ない光景です。
(スペインへ行った時、そんなことがありました)
アフリカの三大犯罪都市ですか?
日本も治安が悪くなったとはいえ、そこまでひどくは
なってないようです。
tonaさんの勇気とバイタリティに乾杯!

投稿: 茂彦 | 2011年8月15日 (月) 18:19

★茂彦さま、こんばんは。

アフリカの野生の動物は、この頃TVで随分見られるようになりましたね。
実際に見ますと少し想像と違っていたりします。

そういえばスペインマドリッドもこんな状態で、1人で自由に歩けませんでしたね。
日本もこの頃変な事件や無差別殺人事件が起こっていますが、危険度は全然違います。
南アフリカに住む白人は果たして幸せなのでしょうかと疑問に思いました。
ツアーでは危なくないようによく考えて日程が組まれています。
言われたことを守っていますから何も怖いことがなかったです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年8月15日 (月) 19:11

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/146506/52433220

この記事へのトラックバック一覧です: ジンバブエ・ボツワナ・南アフリカの旅(4):

« ジンバブエ・ボツワナ・南アフリカの旅(3) | トップページ | ジンバブエ・ボツワナ・南アフリカの旅(5) »