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2011年8月26日 (金)

甲斐駒ケ岳への山小屋

1昨日、変なことがありました。
銀行からお金を引き出して、別の銀行に預け入れたとき、1枚の一万円札が何回やっても入っていきません。それを持ってスイカに入れに行ったらここでもどうしてもお金が戻ってきます。
さては偽札かとすかしてみたりしたのですが、解せないので、引き出した銀行に行って事情を説明したら、お札にかすかに油じみがあるとのこと。普通このようなお札はATMから引き出すときには出てこないものだそうで、またATMには入っていかないそうで、こんなこともあるのですねと不思議な顔をされ、両替してもらいました。
そういえば、ATMに手持ちのお金を入れることはまずなくて、引き出すばかり。振り込みも通帳からなのでこんなことは初体験。ただスイカには財布から出したのを入れるので、油じみたのは入っていかないということを知りました。日本のお金は銀行できれいなのが揃えられるのですね。

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8月18日に南アルプスの日本百名山の甲斐駒ケ岳(2967m)に登ってきました。
前日17日に登山口バス停から40分くらい登った所にある山小屋「仙水小屋」に泊まりました。30人だけの完全予約制なので1枚の布団に寝られます。
ここは食事が美味しいので有名な山小屋で、夕食は16時半、朝食は山頂まで時間がかかるので早く出発できるように4時というのが、実際には3時15分頃に準備されたのには驚きました。
高い山小屋ほど荷揚げが大変なので、レトルトのカレーライスや豚カツなどに生野菜が添えられるというのが多く、これも感謝していただいていますが、仙水小屋のはこんな夕食と朝食でした。
                         ↓夕食

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                         ↓朝食

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味噌汁には家ではずーっと食べていなかった、なめこ(夕)やしじみ(朝)が入っているではありませんか!
夕食には刺身、揚げ物(何かわからないがとても美味しい)、煮物、サラダ、果物、香の物、クラゲのあえ物。サラダの下に敷いてあるのが「雲南百薬」でご主人が栽培しているもの。効用がいろいろあるらしい。
朝食もなかなかで朝3時過ぎでも完食でした。夕食は屋外で食べましたが、ハエなどの虫が少ない。残飯などは全部下まで運んで下ろしているからだとか。

↓昨年登った北岳が、食事をしている目の前のナナカマドの向こうに見える。ここは紅葉の季節も素晴らしいとのこと。

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国土地理院の2万5千分の1地形図には駒ヶ岳が18座あるそうです。私が知っているのは甲斐の他に、秋田、箱根、木曾、会津、北海道蝦夷駒ヶ岳です。
また生駒のように駒が付く山は24座もあるそうです。雪の多い地方に多いことから、山名は残雪の形に因んだらしい。

いざ、駒ヶ岳の中の1番高い駒ヶ岳めざして4時に出発。ヘッドランプの明りに頼るも途中道を間違えて、30分以上もの時間をロスした。
↓5時に夜が明けてきた

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                 ↓荒々しい頂上の方も見えてきた

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      ↓頂上が近いと喜んでいると、また新たな頂上のようなのが見える

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↓花崗岩の石だらけ。こんな大きな石を山全体に吹き飛ばした火山、地球の内部の力が凄い。

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↓友人と二人、休みながらゆっくり登って5時間やっと頂上に到着。午前9時。2967mとあった。

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                       ↓頂上の祠

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頂上から少し降り立った所には高山植物がちらほらで、端境期のようで寂しかった。
                 ↓クロマメノキ(ツツジ科)?

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                  ↓コケモモ(ツツジ科)の実

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                  ↓タカネツメクサ(ナデシコ科)

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        ↓ミヤマホツツジ(ツツジ科)。写真に撮ったのが初めての花。

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                ↓ミヤマコゴメグサ(ゴマノハグサ科)

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                 ↓ミヤマアキノキリンソウ(キク科)

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                        ↓鋸山

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           ↓双児山(2643m)、下山しながらまた登った山。

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↓鳳凰三山、甲斐駒ケ岳同様中央線や中央高速から良く見える南アルプスの秀峰

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↓4時に出発してから10時間たった午後2時に北沢峠のバス停に到着。なかなかに厳しい山でした。
バス停ではハンゴンソウ(キク科)の群生が出迎えてくれました。

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コメント

甲斐駒ヶ岳とその周辺の風景は今日の暑さを吹き飛ばしてくれました。

それに山小屋の食事は心がこもっていてきっと美味だったことと思います。
良い写真です。

私もかっては仲間と立山等そう困難ではない山に登りましたが本当に忘れられない楽しい思い出が沢山あります。

近年は残念ながら登ってませんが記事を見てその時の事を色々と思い出しています。

夏山は特に健康にも良いですね。
こちらもリフレッシュできました。
有難うございました。

投稿: macchanny | 2011年8月26日 (金) 18:39

わ びっくりです。谷川岳を途中リタイアされたわずか10日後には
甲斐駒ケ岳に登られて、こちらは無事山頂へ立たれたのですね。
体力が落ちたと嘆いていらっしゃいましたが、やっぱり谷川岳の方は、アフリカ旅行から戻られてあまりにすぐ過ぎた
だけだっただけですよぉ(^^)
今回はお友達とマイペースでお登りになれたのもよかったですね。
こんなに高い山の山小屋のお食事とは思えないメニューにも驚きました。
がんばっていらっしゃるんですね。山小屋というのは個人の方が
経営しているものなのですか??
そしていつもながらの可憐で素適な高山植物の数々も楽しませていただきました。
お写真を拝見しながら、思わず深呼吸してしまいます。吸い込まれるのは
部屋の空気なのに(笑)

ときに、今日東京は雨がすごかったようですが、tonaさんのお宅の辺りは
大丈夫でしたか?

投稿: ポージィ | 2011年8月26日 (金) 19:03

★macchannyさま

立山などに登られたのですか。
楽しい思い出があって素敵です!
私は立山は霧がかかって見ることもできませんでしたし、まだ登ったこともありません。
今度アルペンルートにもう1度出直して山を眺めたいと思っています。

アルプスは高いので夏や初秋くらいまでしか行かれませんね。

そちらは今日は暑かったですか。
こちらは午後雷が鳴ってからとても涼しくなりました。明日は26℃とか、もう猛暑日は来ないようで、ほっとしています。
こちらこそありがとうございました。

投稿: tona | 2011年8月26日 (金) 21:15

★ポージィさま

神奈川県の相模原の方とか大和の方も凄い雨だったそうですが、ポージィ家は大丈夫だったようですね。
東京も練馬区の方が凄かったらしいですが、家の方は殆どまだ雨が降らないです。
ゲリラ雨も車までが浸水して怖いですね。
ご心配いただいてありがとうございます。

甲斐駒ケ岳は本当に大変な山でした。長くて岩ゴロゴロで這いつくばってやっと山頂にです。でもはあはあ苦しくなかったので大丈夫でした。でも明くる日が大変で、筋肉痛で階段の上り下りの辛かったこと、年をつくづく感じました。

山小屋は山が大好きで魅せられて、小屋を築いた人の後を継ぐ人が多いらしいです。
この仙水小屋のご主人は、食べ物に関しては心細やかに美味しく作って、登山者に供するのを天職とされているのでしょうね。
こうした心のこもったサービスで人の心に喜びを与える人々は日本中、世界にたくさんいますね。で、私も何もできないながら、家族に時には心を込めたい所です。

高山植物4年目になりますが、やっと少しだけ見当がつくようになりました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年8月26日 (金) 21:44

次々と有名な山を制覇され、吃驚いています。
日頃のトレーニングはどうされているのでしょうか。
でも聞いても真似は出来ませんが・・・
三浦雄一郎さんのお父さんみたいですね。
90まで頑張って下さい。

山小屋の食事は長らく味わっていませんので羨ましいです。とても美味しいですものね。
オーナーの心がこもっているのがいいですね。
雲南百薬ははじめて聞きます。

高山植物も羨ましいです。
植物園のよろよろのものとは全然違いますものね。

次はどの山の記事が拝見出来るのかと楽しみです。
私は健康診断では異常なしでしたが山登りは怠慢で諦めています。
根性がないといいましょうか。
昨日の診断のことは明日upします。

投稿: matsubara | 2011年8月27日 (土) 08:48

★matsubaraさま

今年は天候が安定せずたった2座で夏山は終了してしまいました。
この間の谷川岳の体験は深く考えさせられ、体力の限界まで知らされました。
ですからこれからは楽な小さな山になるかもしれません。
日頃の訓練は駅ビル8階までの階段上りです。階段とみればエスカレーターを使わないように努力しています。その階段上りさえ、結構苦しいのですよ。
私も健康診断にここ1,2週間に行かねばなりません。結果が恐ろしくもあります。

雲南百薬は独特の味がしました。山で育てて、登山者に食べさせるその心にも感動しました。
高山植物には本当に3年前から魅了されています。人間の手を借りずに、凄い自然にさらされて、楚々として健気でもある花々には勇気さえもらえます。
もしmatsubaraさまが登山されたら、私はおいて行かれそうですよ。
ありがとうございまた。

投稿: tona | 2011年8月27日 (土) 09:13

お化け?と言いたいくらい元気ですね^^。
小淵沢からいつも仰ぎみているだけの甲斐駒、登る人もいるんだなあ。
私は秋田駒だけ制覇!しました。

投稿: 佐平次 | 2011年8月27日 (土) 11:16

tona様

お元気で何よりです。
ブログにコメントを頂きまして有難うございます。横須賀芸術劇場(http://www.yokosuka-arts.or.jp/calendar/index.htm)にぜひ一度お越しください。

投稿: evergrn | 2011年8月27日 (土) 12:34

★佐平次さま

ありがとうございます。
お化けですか。嬉しくなっちゃいました。
そう、いつも目に入っていた甲斐駒の頂上に立てました。
でも翌日は疲れて使い物にならない状態でした。
私は来年秋田駒に行こうと思っているのですが、何とバスで上の方まで行ってしまいます。お花がきれいだそうですね!

投稿: tona | 2011年8月27日 (土) 18:20

★evergrnさま

翌日は疲れてしまうというだらしない状態になりました。

横須賀芸術劇場のご紹介ありがとうございました。
地元に立派な文化施設があって素晴らしいですね。
いつかご出演される時、是非伺わせていただきます。

投稿: tona | 2011年8月27日 (土) 18:24

「甲斐駒ケ岳」は「谷川岳」よりずっと厳しい山かと思います。
それを頂上まで登られたのですから。tonaさん大いに自信を持ってください。
tonaさんの頑張りを拝見すると、私も勇気が湧いてきますよ。

私はこの山は雨で断念して登っていません。
花崗岩の白い山肌が特徴ですね。
お隣の「仙丈岳」は登りましたが、高山植物は仙丈の方が豊富と聞きました。

仙水小屋の「お刺身つき」のお食事は有名ですが・・・
昔の山小屋の食事を思い出すと隔世の感がありますね。

投稿: naoママ | 2011年8月27日 (土) 20:38

★naoママさま

本当に長く石がごろごろで厳しかったです。
明くる日は疲れて体がいうことききませんでした。
北沢峠に降りると仙丈岳への登山口があって、どんどん降りてきていました。
こちらはお花がきれいなのですね。
甲斐駒ケ岳は荒れた感じであまり花は多くないように思われました。
すぐ近くの北岳はあんなにお花の宝庫なのに。山によって随分様子が違うのですね。
南アルプスは家から近くていいです。
昔の山小屋の食事は尾瀬しか知りませんが、今でこそ事情はわかりますが、その食事はあまりに~だったのでその思い出が結構焼き付いています。
今回、山小屋で自分の家より豊富な食材と味で感動しました。
ありがとうございました。

追記:アプトの道と坂本宿は2010,3,28に行って4月13日に「旅行・地域」でupしていました。失礼しました。

投稿: tona | 2011年8月28日 (日) 08:48

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