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2011年9月29日 (木)

東トルコ旅行(1) ネムルート山

Photo  日本の面積の約2倍で人口は約7千万人のトルコ共和国は、ヨーロッパ側がたったの3%、97%はアナトリアと呼ばれるアジア側で、今回はその真ん中よりやや東側のウルファから旅が始まりました。
オスマントルコ以前もたくさんの国が興亡し複雑な歴史を持つのはどこも同じ。隣接する国は10カ国に及び、最初に回った東南地方はシリア、イラク、イランに接し、今も続いているクルド人の紛争で危険な地域でもあります。
イスラムが99%だが、お酒を飲む人もいるし、女性はスカーフをしなくてもよいのでトルコは緩やかです。

[見学1日目]

<ウルファ>
アブラハム(BC2000年頃の人)生誕の地と言われる。時の王の「新生児を殺す」という命令で母は7年間ここの洞窟に住んだ。巡礼の信者もたくさんお参りに来ていました。
塩野七海さんの『十字軍物語』が2巻まで出ましたが、ウルファが11世紀末には十字軍国家のエデッサ伯国の中心地だったとか。

                              ↓このジャーミィ(モスク)の中に洞窟がある

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                                                 ↓モスクの回廊

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                                                 ↓聖なる池

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<ハラン遺跡> 8世紀のもの
シリアとの国境に近いハランは殆ど雨が降らず、夏は40度。聖書にも一時アブラハムが住んでいたと出ている。旧約聖書は抜粋を2回も読んだのに忘れています。

                                          ↓遺跡と物売る少女

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↓ビーハイブ・ハウスと呼ばれる日干しレンガ造りのトンガリ屋根のハウスはもう今は住まなくなったという。イタリア、アルベロベッロのトゥルッリに似ている。

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                                     ↓内部は全部つながっている

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<ネムルート山>
標高2150mの山頂に世界遺産に登録された頭像が鎮座しています。TVで何回か観て、これを見たかったので行った東トルコです。
紀元前1世紀にこの地方を支配したコンマゲネ王国のアンティオコス1世の墳墓。岩のかけらが積もって円錐状の丘となって山頂自体が墳墓。
地震のため首が神像から転げ落ちたそうだ。

                            ↓車からネムルート山の頂上が見えてきた

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                                                 ↓登山開始

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                                              ↓山の周りの様子

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             ↓肺がかなり悪い夫はロバで登ってきました

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                    ↓東側テラスの様子

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       ↓西側テラスの様子(雲の中に入った陽にわずかに照らされて)

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コメント

tona様 お元気で良い旅をされましたね。
写真を見ていてイスラムの寺院や雰囲気が伝わってきました。ビーバーハウスは素晴らしいですね。忘れられないですね。

ネムル―ト山には長い歴史が埋まっているように感じられました。

それにしても世界は広いですね。知らないことばかりです。
色んな民族が住みそれぞれの生活の息吹が感じられました。その貴重な歴史なんですね。

南アメリカの旅も見させて頂きましたが旺盛な知への探求心には感心させられます。
その内に足跡として、是非本に出して欲しいと思いました。

投稿: macchanny | 2011年9月30日 (金) 06:44

★macchannyさま

早速にコメントいただきありがとうございました。
どこにも行ってもイスラム寺院のミナレットが見られ、緑の少ない砂漠の中のような感じです。

いろいろな民族がその地であった生活をしかっかり営んでいる姿は、山紫水明の日本にいますと、凄いと思ってしまいます。
厳しい歴史と厳しい自然の中で、神を信じ生きてきたのですね。

ふふふ、とても本に出せるような器、内容ではありません。
私にはここの秘境が限度でした。
とても過酷な国が多くて、あとはテレビ鑑賞です。

投稿: tona | 2011年9月30日 (金) 07:44

私を含めて、トルコに旅行に行った人は周りにも多くいますが
東トルコ限定というのは初めて聞きました。
この先も楽しみにしております。
ビーハイブ・ハウスの中は
お土産屋になっているのでしょうか?

投稿: zooey | 2011年9月30日 (金) 08:02

 
tonaさん、お帰りなさい!! 無事お帰りになられましたね(^^)
ご主人共々楽しい旅となられたでしょうか。お疲れ様でした。
 
今回、東トルコの旅ということで、そこを選ばれた理由は何だったのかなと
思っていましたが、「ネムルート山の世界遺産」がいちばんの目的で
いらっしゃいましたか。
なんとも長い長い時の流れを感じさせる石像たちですね。神々の頭像?
全てを超越して遠くを見ているようなそんな印象を受けます。
実際に目の当たりにされてtonaさんご自身はどのようなご感想を
もたれたでしょうか。

今回またほとんど知らない国と地域と文化。どのような光景を見せて
いただけるのか、とても楽しみです。

投稿: ポージィ | 2011年9月30日 (金) 11:11

tonaさん、おかえりなさい…ご無事で何よりです~♪

相変わらずのご無沙汰ですが…おられない間に漸く未読を拝読させて頂きました…
それにしてもお元気でエネルギッシュさは相変わらず…見習わなければいけませんね(^^;

この像は東西で表情が違うのは向く方向の影響を受けているから…と
以前聞いたことがあります…映像では良く解り(見え)ませんでしたが…納得です!…
西側の像はローマの影響でしょうか…端正な表情ですね~♪

いつも海外に連れて行っていただいているような錯覚に陥ります…(^^;

投稿: orangepeko | 2011年9月30日 (金) 13:18

★zooeyさま

機内でたくさんのツアーの方と一緒でしたが、東トルコは私たちだけでした。
何でも最近できたそうで、同行の人たちはアフリカや中東や中米をすでに回った人が多かったです。

ヒーハイブ・ハウスの中には女性たちが作った民族衣装やたくさんの手芸品で溢れていました。勿論お土産です。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年9月30日 (金) 16:45

★ポージィさま

危険地帯でしたが怖いこともなく無事帰り着きました。
夫は昨年よりさらに肺の状態が悪くて坂でなくてもふうふう言っていましたのでそろそろ限界だと感じました。

おっしゃるようにゼウスやアポロンやヘラクレスなど神々の石像です。東西5体ずつと左右にワシとライオンの像が並んでいます(東の6枚つづりの写真は1枚目と2枚目が反対でした。すみません)
首だけになってもそれぞれ東西の方向を眺めている神々は、この時西は薄陽を浴びて(太陽が雲に隠れてしまったのが残念(´・ω・`)ショボーンでしたが、神々しかったです。王様が同列に並べて自分を神格化した神殿と陵墓で素晴らしかったの一言です。(王様は収蔵庫の中で見られませんでした)
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年9月30日 (金) 17:04

★orangepekoさま

こちらこそご無沙汰しています。
危険な所だそうでしたが、無事帰ることが出来ました。
他もご覧いただいてありがとうございました。
今年は思いのほか体がガクンときてしまい、だましだまし、気を付けながらの行動です。古希になるというのは大変なこととつくづく感じています。

東西で雰囲気は大分違うように感じましたが、石像はどうでしょうか。似ているようでもあり、顔の感じの鋭さなんかが違うようにも思われます。
西のレリーフは時代がローマ時代初期の頃と重なるので服装がローマ兵のように見えました。それにしてもこんな高い山の上によく造ったものですね。

投稿: tona | 2011年9月30日 (金) 17:17

tonaさん、お礼をここにすみません。

tonaさんの姿勢に思うところありました。

池上さんについてですが、
わかりやすさに好感もっていました。
が、簡単すぎるのでは?と思っていました。でも早速、『そうだったのか現代史』購入、
台湾人がなぜ親日か、とか、
チェルノブイリ原発事故詳細、とか、
内容がいまの日本のニュースにつながっていて興味深く、断片知識も整理され、
損は無かったです。

ご紹介ありがとうございました。

ますますの健康と知的探究の持続、お祈りしています。見習いたいです^^

投稿: pino | 2011年9月30日 (金) 20:18

しばしブログを中断される時は必ず海外とは・・・
タフさに驚きとても同学年とは信じられません。
姪のところのコメントを拝見し帰国されたことが
分かりました。
やっと去年トルコに行けたところですのにもう
次のステップですね。東トルコとは・・・
事前によく調べられるのですね。
↑池上さんの本は面白いですね。
番組も面白いですし・・・
こちらに訪問されたorangepekoさんは別の
サイト(いがりさん)で植物名をよく教えて頂きます。
大変な植物通ともお知り合いなのですね。

投稿: matsubara | 2011年10月 1日 (土) 09:07

★matsubaraさま

海外はそろそろ限界で、今月もう1回行きますと、それで殆ど終わりになる予定なのです。
飛行機が長くて耐えがたくなりました。
ですから、やはり同学年かそれ以下ですよ。

東トルコに関して初めてクルド人について書かれた本を読みました。あのあたりは大変な問題を抱えていたのですね。
そうしたことが分かって、その風土が少しわかっただけでもよかったと思っています。

池上さんは「NHK週刊こどもニュース」のお父さん役の頃からのファンです。

そうでしたか。私も別のサイトで近所で分からなかった植物を全部orangepekoさんに教えていただきました。パソコンをいじって本当に良かったと思ったものです。
そしてブログ友が私の人生の支えとなっている今日です。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年10月 1日 (土) 16:36

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