« 東トルコ旅行(3)アニ遺跡、エルズルム | トップページ | 韓国の登山者に感動 »

2011年10月 9日 (日)

東トルコ旅行(4)スメラ僧院 トラブゾン イスタンブール

Photo_16[見学7日目] スメラ僧院 → 黒海沿岸の町トラブゾン → イスタンブール

<スメラ僧院>
トラブゾンへ向かう途中から緑が多くなってスイスのような景色になって、ギリシャのメテオラとはちがうけれど、標高1200mで、谷底から300mの岩壁に貼り付くように造られたスメラ僧院(ギリシャ正教聖母マリア修道院)を訪ねました。
創設は6世紀のビザンチン時代に遡り、現在の建物は14世紀の建造で、6階建て72室。奥の洞窟が教会になっていてフレスコ画がたくさん描かれていました。メテオラ、あるいはカッパドキアの地下都市など同様、よくもこんな場所に僧院を造ったものです。

↓黒海に向かうに連れ、今までずっと続いていた樹木のない岩山から緑濃い風景に変わった

Photo_14 Photo_15

                   ↓紅葉も始まっていた

Photo_17

                    ↓スメラ僧院遠景

Photo_18

        ↓僧院の窓から乗り出して撮ると建物の外側はこんな風です

Photo_19

              ↓建物の中から見た洞窟側はこんな眺め

Photo_20

                   ↓洞窟教会のフレスコ画

Photo_21

                   ↓内部の天井フレスコ画

Photo_22

↓トルコ人家族 たまたまそばにいた日本人の私を、一緒に自分たちのカメラに収めたいとお願いされ、その友人が撮りました。こんなことが他にもありましたが、まずヨーロッパではあり得ないことです。

Photo_23

<トラブゾン> 1年を通して湿潤温暖な黒海沿岸の町。東トルコで1番豊かそうに見えました。

↓黒海 濃霧が多発して暗い感じがするから名付けられたとか。その他に紅海、黄海、白海があるが、黄海だけはその名の通り色から付けられたそうだ。

Photo_24

↓トラブゾンのアヤソフィア 13世紀に造られた教会がイスラム寺院となった

Photo_25

                    ↓美しい花嫁さん

Photo_26

[見学8日目] イスタンブール(午前中自由行動)

           ↓前日夜中に着いたイスタンブールのアヤソフィア

Photo_27

                     ↓美しいブルーモスク

Photo_28

↓トルコは猫が多い。以前の話ですが猫カレンダーにもよくトルコの猫が登場しました。

Photo_29

(前回行かなかった方へ行ってみました)

                    ↓エジプシャンバザール

Photo_30

   ↓ガラタ橋で釣り糸を垂れる人たち。バケツを覗いたらかなり釣れていた。

Photo_31

↓鯖サンドを美味しいと言って食べる若者。日本人が食べると当たる人もいるとか。

Photo_32

                        ↓金角湾

Photo_33

                        ↓ガラタ塔

Photo_34

                         ↓街角

Photo_35

Photo_36

Photo_37 世界3大料理と言われるトルコ料理ですが、残念ながら私の口に合わなかったけれども、乾燥した所で出来るスイカだけはとても美味しかったです。
11年前に西トルコのパムッカレあたりで買った、翻訳された料理本ですが、1度も作っていません。何で買ったんだか。どなたか要りませんか?

どこも花が少なく、ホテルの庭のコスモスだけが印象に残りました。

驚いたのが、イスタンブールで真夜中にサッカーの練習をしていたことです。練習場が少なくて順番制なのか?、あるいはサッカーへの熱意なのか?

東トルコは西側に比較して11年の差で見ていますが、まだまだ貧しいと感じました。クルド人の活動家の脅威に震えながら、砂漠化した地域で枯れたような草を食べさせている酪農の人々の厳しい生活ぶりも垣間見えました。しかし日本では見られない雄大な自然は美しく、生活の厳しさを隠してしまっていました。

以上東トルコをご覧いただきありがとうござました。

|

« 東トルコ旅行(3)アニ遺跡、エルズルム | トップページ | 韓国の登山者に感動 »

コメント

お帰りなさい!
ご無事に帰られたようで何よりです。

スメラ僧院、
カッパドキアの地下都市で私も思いましたが
よくこんなところに作ったものですねえ!
カッパドキア同様、やはり迫害を逃れて
こんなところに作ったのでしょうか?
それでもトルコはイスラム教の国になってしまうのだから、皮肉なものですよねえ。
トルコ料理は、世界三大料理と言われている割には、私もそれほど美味しいとは思いませんでした。
やたら油っぽかったり、くどかったり、お菓子は甘すぎたり。
ただ、豊かな朝食は美味しいと思いました。

投稿: zooey | 2011年10月 9日 (日) 17:43

トルコの事が少し理解できた感じです。親日的であるということですがどんな教育がなされているのでしょうか。

雄大な歴史遺産を見るとその国の可能性を感じると共に今後に期待してしまいます。

一度トルコに住んでみて思い切りトルコを実感してみたいものです。

真実に迫る取材を大いに堪能しました。
トルコに頑張って欲しいですね。

投稿: macchanny | 2011年10月 9日 (日) 17:49

こんにちは。③と④続けて拝見しました。

③のアニ遺跡の風景にの荒涼とした雰囲気に哀愁を覚えつつも
強く心引かれるものを感じました。何故なんでしょうね。実際にその場に立ったら
涙が出てきそうな気がします。
ワンちゃんは可愛いですね。穏やかそうでナデナデしたくなりました。④に登場した猫ちゃんたちも♪
④のスメラ僧院には絶句です。よくぞこんな場所に建てたものですね。
tonaさんが挙げていらっしゃる他の場所とともにここもまた、ですけれど。
窓から乗り出してお撮りになった建物の外側写真、建物から杭の様な物が
水平に何本も突き出ていますが、あれは何でしょう?まさか外側を渡るための足場?
ぞぞぞ… 
こうした険しく建築も難しい場所に祈りの場を造るというのもまた
修行・鍛錬のひとつなのかも。神に近い場という意味もあるのでしょうね。

美しく雄大な景色に目を奪われますが、実は貧しい生活をしている方も多いのですね。
人々の意識はどうなのかしら。心豊かに暮らせているといいのですが、
民族対立があるのが辛いところですね。

以前日本のトルコ料理のお店へ行かれたとき、なかなか美味しくお食べになれた、
という風に記憶していたのですが覚え間違いだったか、日本人向けにアレンジ
されて食べやすく作られていたのかなのでしょうね。
何日間にもわたるご旅行の間の料理が合わないというのはきつかったですね。

今回も貴重な記録をたくさん見せていただきほんとうにありがとうございました。
楽しかったです(^^)


投稿: ポージィ | 2011年10月 9日 (日) 17:52

★zooeyさま

お陰さまで韓国の山の縦走をこなして無事帰ることが出来ました。
ありがとうございます。

スメラ僧院はおっしゃる通り、創設はイスラム以前なのですが、この建物を建設して、イスラム勢力に追われたキリスト教徒が隠れ住んだそうです。
下からかなりありますので、資材などどのようにして・・・とただただ驚くばかりです。
清貧という言葉がここにも当てはまります。

トルコ料理、その通りで、また味が薄かったです。朝食もあまり豊富でなかったです。
ウリとスイカばかりいただいていました。

投稿: tona | 2011年10月 9日 (日) 19:22

★macchannyさま

トルコの親日は有名ですね。
和歌山沖で起こったエルトゥルール号遭難事件で日本人が温かく遇したことの恩を今でも学校で教えているらしいです。

インドやアフリカに住んでいらっしゃったmacchannyさんなら、トルコに難なく融け込んで楽しさを実感されることと思います。

何度もEU入りを希望したトルコですが、政教分離とはいえイスラム教国、キリスト教国のヨーロッパとは考え方などかけ離れていると感じました。悪い意味ではないですが。
見ていただきありがとうございました。

投稿: tona | 2011年10月 9日 (日) 19:36

★ポージィさま

全部読んでいただきコメントをありがとうございました。

アニ遺跡、往時は10万人も住んでいたそうです。シルクロードの隊商などが行きかい、同時に宗教都市としての在りし日が思い浮かぶような広大な遺跡でした。
トルコ犬は2匹しか見ませんでした。撫でていた人がいますが、大人しいのです。本当に体は大きいけれども可愛いワンちゃんですね。

スメラ僧院の外側の突き出た杭、何のためなのでしょう?
考えてもわかりませんでした。今思えばガイドさんに聞けば良かった。後になって気がつくことが多い私です。

恐ろしいイスラム教徒から逃れて、こんな場所に祈りの場所を求めてやってきたキリスト教徒の信仰の深さにただただ驚くばかりです。おっしゃるように神に近いことが実感できます。

何もない岩山や乾燥した砂漠みたいな所に住んでいる人々を見て、アフガニスタンを連想しました。
クルド人の問題点はすぐ同志討ちをしてしまうところのようです。国が築けなかったのもわかるような気がします。トルコに同化していかねば平和に生きるのは難しそうです。

吉祥寺のトルコ料理店ですね。イタリア料理でも中華料理でも本場で食べるよりも日本の方が美味しいのは、日本人に合うように作っているのですね。トルコ料理も然りです。でないとお客さんも寄ってこない日本。世界一美味しい日本にいて、また加齢ですっかり胃弱になってしまいました。こんなことは初めてです。
楽しんでいただいたなんて、何て嬉しいことでしょう。ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年10月 9日 (日) 19:59

おはようございます♪

東トルコ、優先順位はだいぶあとになると思いますが訪れてみたいと思わせるものがありますねぇ。
ああしかし。だんだんとtonaさんの旅日記も拝見しないことにしています。
現地で自分の目で見る感動を削いでしまいそうで(笑)
もちろんtonaさんご一家にはいい思い出記録、行かれない方々にも珍しいでしょうから
お続けくださいね。
でも本当にもう今年で海外旅行終了なのですか?そうおっしゃってましたが。えええ!?

さて、スメラ僧院の突き出た杭のようなものですが、ガーゴイルではないでしょうか?
吐水溝とでも訳せばよいでしょうか。

ここを肝試しで渡る修道女、想像するだけで
ふきだしてしまい朝から楽しくなりました。
知識と想像と洞察と共感と客観、それらの「バランスのとり方」について思いをめぐらせつつ、生身は都内トルコ料理店におちつくのみでしょうね(笑)

罪深き日本人なのですね。

投稿: pino | 2011年10月10日 (月) 08:26

韓国紀行かと思いましたら、
まだトルコの続きがありましたね。
東は秘境という感じですね。
東は隣接国が怖いので避けたというのが私たちのツアー会社の言い分でした。

ヴァン猫のことを猫に詳しい友人に聞きましたら、
昔岐阜でも見たことがあるそうです。毛の色は
白色に限られて遺伝因子の関係で両目が違う猫が生まれるそうです。
とても詳しい解説をしてくれたのですが、
忘れました。

トルコ料理は私もあまり美味しいとは言えなかったのですが、
どこの国でも日本よりまずいですね。
チュニジアのクスクスより銀座のクスクスの方がが美味しかったですし・・・

フランスでもお高いキャビアは別ですが・・・

黄海と白海は知りませんでした。

投稿: matsubara | 2011年10月10日 (月) 10:52

★matsubaraさま

東トルコがなかったのはそうなんですか!東トルコがなかなかなくてアフリカや中近東、中南米などきつい所に行った人が最後に参加したという感じの人が多かったです。
現に今もクルド人の問題で危険だそうです。
しかし今回まわった限りでは恐怖を感じなかったのですが。

ヴァン猫は日本にもいるようですね。
その説明の通りのヴァン猫です。
私は全く初めて知って、対面した30分があっという間に過ぎました。

私も外国(ヨーロッパ)の料理を特に美味しいと思いません。美食のフランスでさえ、オルセーの中のレストランや鶏肉だけの夕食なんて最悪でした。
ロシアなどのスープは絶品でしたけれど。
日本って本当に食に関しては素晴らしい国ですね!
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年10月10日 (月) 19:36

お役に立てたらそれは嬉しいですが教わっているのはこちらですよ^^
ただの西洋かぶれの主婦です。

それと、示唆とかしているつもりは全然ないんですよ。guess cultureの存在はわかっていますが正直好みませんので。

昔はべき思考が強く、自他に厳しく強制する悪癖がありました。今は昔よりできなくなったから少しは気づくこともあります。
これを劣化とみるか円熟成長とみるか。
段階を経つついつか真に自他を認めあえる境地に届くのか、本質的に人は変わらないのか、その人次第か、わかりませんが、わからないから未来は素敵、そう思うことに。

もとから普通の人なので老いても別に立派になりそうもないですが^^;

tonaさんは老齢には程遠いでしょう~!!
健康でさえあれば年をとればそれだけ充実した歳月がのびる、そう考えられますね^^
オリーブオイルはいいらしいですが体質に合致するかどうかもありますからねぇ。
日本の昔の粗食が一番らしいです。
私など洋食育ち世代ですが。
土地土地で風物を楽しんで、ふ~んと思って
帰ってきて、やれやれと自分が慣れ親しんだものを最高と思う、
この繰り返しかもしれませんね^^

投稿: pino | 2011年10月10日 (月) 23:06

★pinoさま 再訪ありがとうございます。

そうですね。行って風物、建物。文化などいろいろ楽しんで歴史に思いを馳せり、逞しく強く生きる人々に感心し、帰ればいつしか忘れ去り、日本の生活は恵まれていると感謝しながらの生活に埋没していきます。

若いころは洋食が美味しく、食べたいとう気持ちが強かったです。だんだん和食一辺倒になったときに海外ですから、かなり郷に入らば~がうまくいきません。多くの飢える民からすると我儘極まりないです。

「べき思考」、何だか懐かしいことばですね。今はずっと柔軟性があります。
人間の本質は古今東西、変わりないのでしょうか。ギリシャ時代にたくさんの哲学者を輩出、その中の考え方が今と変わらないと。
時にはセネカなどの時代に戻れる余裕を見つけたいです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年10月11日 (火) 08:11

だんだんと和食一辺倒になられたとの由。
お肉や油がきついのは消化力の変化もあることでしょう。
現地の方に和食を紹介したらかえって喜ばれるかもしれませんよ。

ああセネカ。懐かしいですね。
いろいろ考えていろいろ述べたのに、
暴君ひとのはなし聞かず(笑)
本人非業の死。「こ、こうふく、とは~~
(こときれる。)」
生前書いた悲劇でどれだけ栄華を極められたのか詳しく知りませんが、本人は人生賭けたのですから机上の空論のつもりは無かったのでは。思索が幸福だったタイプかも。

そういえばギリシャ悲劇のようなもの、トルコにはありました?
東西の接点とも言われるトルコの精神性って興味ありますね。砂漠型かしら。
また疑問がわいちゃってコメントのばしてすみません!偽アリストファネスより

投稿: pino | 2011年10月11日 (火) 14:09

あ、ありがとうございます!
お寿司、そうですね、世界中で人気ですね。
この先いらっしゃるご予定のバルト三国でも漫画や寿司のお店があるんだそうですよ。
お豆腐なんかもヘルシーですし、玄米だの、考えたら実に和食は素晴らしい、まったくです。漆器で供したり、お茶も本格的に、となっていったら、もっといいでしょうね。

前コメントおふざけじみて恐縮でしたが、
トルコの印象を歴史のお勉強と無理無理からめてお答えくださりありがとうございました。オスマントルコばりにツアー客に来られたら、ちょっとひいちゃいますね。
ご紹介の方のホームページも拝見、強烈にテロの恐怖がうえつけられます、深い背景洞察はみつけられませんでしたが。斜め読みなので。

世界中親日国ばかりになってくれればと
思います。平和であってこその旅ですものね。お疲れ様でした。

投稿: pino | 2011年10月11日 (火) 18:58

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/146506/52946601

この記事へのトラックバック一覧です: 東トルコ旅行(4)スメラ僧院 トラブゾン イスタンブール:

« 東トルコ旅行(3)アニ遺跡、エルズルム | トップページ | 韓国の登山者に感動 »