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2011年10月 1日 (土)

東トルコ旅行(2) 究極の節電、ヴァン湖とアララット山

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[見学2日目]  ヴァン湖へ向けて、途中アタテュルクダムを船で渡り、バスで約600kmの移動

                    ↓ホテル前の日の出

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↓チグリス川の上流にアタテュルクダム湖が延々と続く。総面積は琵琶湖の6倍と言われるヴァン湖より広いようだ。
この水力発電で国の電力の3分の1を賄い、残りはブルガリアから輸入しているとのこと。
ホテルの廊下の電気はドアの前に立ってやっとつき、時にはつかないで真っ暗な中で鍵を開けなけらばならない。
トルコ式トイレは電気がないのが多く、たまにある洋式のトイレも入ると電気がつくものの、便器に腰掛けると電気が消え、立ち上がるとつくなんて、本当に究極の節電で驚いてしまいました。日本の節電はとても節電と言えない。
電気こそ輸入しているけれど、農産物など食料は基本的には輸入しないで国内ですべて自給とのこと。経済力も世界15位だそうで、自国でも作れるのに何でも輸入して世界の美味しいものを食べている日本が夢のようです。チャイ(トルコ紅茶)の葉でさえ、全部自国で生産しているというから、スリランカ辺りから輸入しているのかと思っていたのが大間違いでした。
トルコはしっかりしているのです。

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            ↓船で一緒になったアルメニア人。ズボンが独特。

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  ↓昼食 ローストした鶏肉をピラフに混ぜた料理

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[見学3日目] ヴァン湖周辺

◎マクダマル島

↓地図で見ても実に大きな湖、ヴァン湖は様々な美しい色を見せる。平均水深146mで塩分濃度11.5%のソーダ性アルカリ湖。濃い所は白い。何と魚も住んでいる。

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              ↓船着き場から3kmあるマクダマル島へ

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             ↓10世紀に建てられた島のアルメニア教会

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            ↓島の岩山の頂上からの眺めはなかなかです

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                      ↓島とお別れ

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◎ヴァン猫
ヴァンには左右の眼の色の違う猫がいます。黄色と水色です。毛はふわふわで真っ白。
原種は絶滅したそうですが、ヴァン猫は減少し続け、現在大学のヴァン猫研究所で飼育されています。3万円で売っていました。
メス同士、オス同士、別の小屋で飼育されていました。

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◎ヴァン城址
BC834年当時のウラルトゥ王国の首都の城址。

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               ↓城址頂上から破壊された跡が見える

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                    ↓ヴァン湖も見える

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                ↓下では民族舞踊が披露された

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[見学4日目] アララット山周辺

◎アララット山とノアの箱舟
トルコ最高峰のアララット山(5137m)が見えてきました。山頂には雪が残り、富士山を大きくしたようです。1840年に噴火後、今お休み中。

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アララット山といえば、ノアの箱舟伝説で有名。アララット山の麓と思っていましたが、実は伝説地はアララット山の向かい側の山地にあったのです。
箱舟は船の長さ164m、幅42m、高さ18mの3階建てだったとのこと。
↓ノアの箱舟跡 お分かりになるでしょうか?

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                     ↓絵葉書のです

2          ↓振り向くとアララット山とその右に小アララット山が見えた

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◎イサクパシャ宮殿
この地方のクルド人の総督イサクパシャによって17世紀から建て始められ18世紀に完成。ジャーミィ(モスク)、ハレム、図書館、牢獄、浴場などがあった。

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↓宮殿の説明をするガイドさんの徹ちゃん(実名はオズの魔法使いみたいな名前のオズカイさん)。 俳優の渡辺徹にそっくり。奥さんは日本人で子供の教育を日本で受けさせるために、奥さんと子供二人は今倉敷に住んでいて、1年に2度しか日本に来られないそうだ。日本語勉強で日本留学時に知り合ったそうだ。「奥さんは榊原郁恵みたいな人か」と聞いたら「もっと美人だよ」だそうです。日本語がとても流暢でおまけに日本語での冗談が上手い。毎日楽しかったのも彼のお陰。
美人の添乗員さんは兼高かおるによく似た人でした。

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  ゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。゜。°。°。°。°。°。

もう1回でトルコ旅行は終わりなのですが、3日から7日まで韓国の山に登ってきます。
帰りましたらまたよろしくお願いいたします。

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コメント

tona様

じっくりと拝読しました。実に精力的に旅をなさっていて感心します。

投稿: evergrn | 2011年10月 2日 (日) 10:29

珍しいものばかり!首像の山なんて!猫も面白いし、あれはほんとにノアの箱舟のあとなんですか!私なら目眩がして倒れそうな見聞ばかりなのに又外国の山登り!tonaさんはお化けですか^^。

投稿: 佐平次 | 2011年10月 2日 (日) 11:34

★evergrnさま

ご覧いただきありがとうございました。
移動時間が長くてトルコのドライバーさんは大変です。7日間も1日の休みもなく安全運転でした。私たちは居眠りが出来るからいいですが。

投稿: tona | 2011年10月 2日 (日) 15:49

★佐平次さま

トルコの東はヨーロッパと全然違いますね。
地理的にもそうですが、中近東の風情です。
ノアの箱舟の跡という信憑性はあまりないのではないかと私は思いました。
そう言っては研究者に悪いのですが、自然が造った偶然の遺物ではないかと。

人間でも眼の色が左右違う人がたまにいるそうですが、犬なんかどうでしょうね。いないでしょうかね。

実は食べ物が合わなくて痩せました。韓国には和食をたくさん持参します。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年10月 2日 (日) 15:57

左右の目の色が違うヴァン猫、
本で読んで、私も一度は見たいと思っております。

私はクリスチャンではないのですが
教会の牧師さん(アメリカ人)の知り合いがいて、話をよくします。
プロテスタントの彼らは、ノアの方舟の話は勿論信じているのですが
アララト山にある遺跡は眉唾だと思っているようです。
現地では、公認のようになっているのでしょうか?

投稿: zooey | 2011年10月 2日 (日) 16:53

見所満載ですね。景色も素晴らしくて、真っ青な空を背景に建つ、
長い長いときを経てきた建物たちも味わい深く、歴史的背景などを
何も知らなくても、ただ眺めるだけで胸打たれます。
広い海のような湖も美しいですね。ヴァン猫というのにも興味津々です。
白い毛にブルーとゴールドの目がすごく綺麗。
小学生の頃飼った猫は、うんと小さいときブルーの目でしたが、
すぐに両目とも普通の目の色になってしまいました。
居ながらにしてこれだけたくさん色々見せていただいて、幸せです。

佐平次さんへのお返事コメント拝見したら、tonaさん食事が合わずに
痩せられたと… トルコからのご帰国から1週間と経たないのに
韓国の山に登りにいかれるとは、ハードすぎはしないかと心配です。
どうかあちらでは無理されませんように。無事のお帰りお待ちしています。

投稿: ポージィ | 2011年10月 2日 (日) 17:22

★zooeyさま

ヴァン猫をご存じだったのですね。
両方とも黄色、あるいはブルーの猫も多かったのですが、違う猫を追いかけた30分でした。猫って目を合わそうとしないのです。

私もこの跡を見て、信じることが出来ませんでした。
公認ということはわかりませんが、ノアの箱舟研究所が建っていました。これを建てた方がいましたが、72歳の方で、1959年に上空から発見されたのちに、ずっと研究しているそうで、いろいろな証拠の物品(炭化した板など、あまりよく見てなくてすみません)や写真がたくさん陳列されていました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年10月 2日 (日) 19:57

★ポージィさま

緑が少ないだけに空の青、湖の青がことさら引き立って、写真で眺めると素晴らしかったんだと再認識です。
喜んで見ていただけて本当に嬉しいです。
ポージィさんは猫を飼ったことがあるのですか。猫ちゃんの目の色がブルーから普通に変わってしまったそうで残念でしたね。
こんなに猫ちゃんの目ばかり見続けたのは初めてでした。

ご心配いただいてすみません。私もキャンセルの電話をしたのですが、ツアーでなく山仲間でゆっくり登ることと、標高差は500mくらい、食べ物はいざとなったら和食をということで用意し、薬も医者でたっぷりもらってきましたので、無理をしないようにして出かけてくることにしました。無事に帰りたいです。
お気遣い本当にありがとうございました。

投稿: tona | 2011年10月 2日 (日) 20:28

お早うございます。
登山の方はお元気で楽しんで下さい。

投稿: macchanny | 2011年10月 3日 (月) 07:12

珍しい猫に珍しい景色、ぼーっとしている間に乗り遅れ、
もう韓国に旅立たれてしまいました。
方舟はアララト山にあるとばかりに思っていました。
実在を信じているで、見たかったです。
この遺跡にも行きたかったのに前回はおのぼりさんコースでだめでした。
おたより嬉しく存じます。
韓国紀行も楽しみにしています。

投稿: matsubara | 2011年10月 3日 (月) 19:06

東トルコからの無事のお帰り何よりです。
お迎えのご挨拶がスッカリ遅れてしまいましたが、もう次のご旅行ですか!
それも韓国の山登り・・・
本当にタフなtonaさんに脱帽です。
くれぐれも無理をなさらずに、お気をつけて行ってらっしゃ~い。

私が昔勤めていた美術館で「トルコ展」をやりOBもかり出されて手伝ったことがあり、トルコに関しては身近に感じていましたが・・・
今回tonaさんが行かれたクルド人の東トルコのことはほとんど知りませんでした。

塩分濃度の高いヴァン湖とか左右の目の色の違うヴァン猫とか・・・
ノアの箱舟の跡まで!
未知の国のお話しを興味深く読ませて戴きました。

投稿: naoママ | 2011年10月 4日 (火) 23:04

★macchannyさま

こんばんは。
無事夕方元気で帰ってまいりました。
あまり写真を撮る暇もない縦走でしたが、ご来光を見ることが出来たので、果たしてよく写っているか確かめていませんが、それだけでもUPしたいと思います。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年10月 7日 (金) 20:34

★matsubaraさま

ノアの箱舟は実在したようですが、聖書からいうと何処だったかを考えますと十分トルコのこの地でもおかしくないですが、何だかにわかに信じられなかった私です。
私は前回の西側ではカッパドキアが特に印象に残ったのですが、東側も見どころがあるなんて行くまで信じられませんでした。
ヨーロッパとあまりにも違うトルコはやはりEU入りは無理かとも実感しました。
韓国登山では写真を撮る暇が殆どありませんでした。
日の出と日没が美しかったです。
またその時は大したことないですが、見ていただけたら嬉しいです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年10月 7日 (金) 20:42

★naoママさま

今日5時ごろ帰ってまいりました。
時差もなくソウルに昨晩ホテルでゆっくりしたので疲れもなくお陰さまで元気です。

東トルコといえば、ネムルート山とアララト山しか知りませんでした。ヴァン湖の辺りもなかなかです。
そして聖書に関係があったり、古い国の遺跡や十字軍の町などのことを初めて知って、それなりに勉強になりました。
「トルコ展」面白かったでしょうね。お手伝いをされて随分お詳しいと思います。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2011年10月 7日 (金) 20:49

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