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2012年2月14日 (火)

山を駆け上がり下る人たち

12日(日)に山梨県大月市にある山梨百名山の1つ「扇山」1138mに登ってきました。

                                    ↓ 登ってすぐに見えてきた富士山

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                                                ↓ 雲が切れて

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                               ↓ 頂上で、手前に山が幾重にも重なって

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                    ↓少し下ったところで

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             ↓頂上で出会った驚きの外国人と生徒さん

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男性がアメリカ人で日本語が堪能な方(50代)。真中の女性はドイツ人(50代)。もう一人写真に入らなかったオーストラリア人の女性(40代)。左の男性は彼らの生徒さんの日本人。
彼らは日本中の山を登ったそうで、富士山の辺りを指して「あの辺の山も全部登ったよ」と言っていました。
その登り方が凄い。いつも駈けて登り、下るのだそうです。事実写真を撮ったあとすぐに駆け下りて行きました。これなら1日に3つも4つも登れる。
我々が2時間半かかるところを1時間しかからない。そのパワーにもうただただ感嘆するばかり!西欧人は分厚い肉を我々の4,5倍ぺロリだから体力も違うのだろうなあ。
ただ心配なのは駆け下りると膝を痛めないものだろうか?とても立派な足をしていたけど。

何時も一緒する友人は、私と同じように高齢になってからの登山開始なのですが、ずっと悩まされていた花粉症がぴたりと治ったそうで、もうひとつ全然風邪を引かなくなったとのこと。人によって様々な効用が登山にはあるようです。

Photo_7 駆け登るで思い出したのが、前にも書きました石川直樹さんです。あの高山病で苦しめられるキリマンジェロを駆け登ったのだそうです。
冒険家だと思っていた石川さんは写真家を本業としているのでした。先日表参道で行われた山の写真展「Halluci Mountain」に行ってきました。
ヒマラヤなどTVで観ていた山の表情とは大分違う迫力ある写真でした。
彼は土門拳賞など数々の写真賞を受賞しているのですね。
2,001年に当時として世界最年少記録を塗り替え、23歳で七大陸最高峰登頂を達成した。
これだけでなく、ユーコン川単独カヌー下りなど川下り、北極から南極まで地球半周を自転車で踏破し、ミクロネシアではスターナビゲーションの航海術を学び、巨大気球で太平洋横断を試み、エベレストの登頂に中国側とネパール側から2回成功する。
そして写真集の軌跡、世界の島々、洞窟、アフリカ、中東、北極圏と陸海空と全方位的な活動をしている。(以上『ユリイカ石川直樹』より)
従来の冒険家にはあまり例をみない、こんな素晴らしい若者が日本にもいて、これからの活躍も楽しみです。

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コメント

冒険家には憧れますね。
他人が出来ない、やらないことをいとも簡単にやってのける。そして命を掛けて更に困難なことに挑戦する。

植村直巳も凄かったけど死んでしまいましたね。冒険家は死と隣り合わせですね。
そこにまた感動があるのでしょうか。

新田次郎の山登りの作品にワクワクしながら読んだのを覚えています。

石川直樹さんの名前は初めて知りました。

投稿: macchanny | 2012年2月14日 (火) 20:14

★macchannyさま、ありがとうございます。

植村直巳さんは今は伝説の人となるほどに凄い冒険家でした。人柄も凄く良い人のようでした。
石川さんも気球で死にかけたのですが、幸運にも命が助かったのです。私も昨年この人の存在を知りました。今年はエベレストより300m低い2番目の高さのエベレストの隣のローツェに登るそうです。成功するといいですね。
もう年とっていろいろなことは出来ないけれども、若者の冒険は気持ちだけでも元気にしてくれます。
新田次郎さんの本も殆ど読みましたが、素晴らしかったですね。今1度読んでみたいです。

投稿: tona | 2012年2月14日 (火) 20:46

駆けあがり駆けおりる…すごい外国人ですね~
日本の山を制覇して、それはそれで凄いと思いますが
もう少し、辺りの景色を楽しみながらでも良さそうな気がしませんか^^
せっかくの暑い雪化粧の富士山とかを堪能して欲しいですよね。
まあ、見てはいるのでしょうけど…。
自然の中で自然の治癒効果ってあるのですね。
なんとなく分るような気がします。

投稿: pochiko | 2012年2月14日 (火) 23:27

★pochikoさま、ありがとうございます。

良く批判される百名山をめざす登山者に、頂上の三角点をタッチするだけで、景色を眺めることなくすぐ下って行く人がいて、単なる百名山荒らしではないかと言われています。
その点、この方たちは頂上で長くあたりを観賞していたので良かったです。走って登って下ってどのような効果があるのかはわかりませんが。
山中を歩くとフィトンチッドですか、とてもよい空気を吸っていると気持ちだけでなく体の中まで入り込んでとても身体に良いように感じます、
その点、pochikoさんはわざわざ上まで登っていかなくても、毎日の生活が良い空気に満たされていいですね。私よりもっと都心に住んでいる人にとってかなりの効果があるようで、持続するにはやめないで続けなければと言っています、

投稿: tona | 2012年2月15日 (水) 08:37

わぁ綺麗な富士山。吾妻山公園では雲に隠れていた富士山を、この日は
堪能されたのですね。上から3枚目のお写真が素適ですね。富士山の手前に幾重にも重なって見える山々の色が
それぞれ微妙に異なって…

ひゃぁ 駆け上り駆け下りる登山をする方がいるのですね。
すごく鍛えられた強靭な体をしているのですねぇ。なまりきった
私の足では数歩駆け上がっただけで腿はパンパン息はゼイゼイ、
下りも即、膝や足首を傷めそうです(^^;)
でも、低い山をゆっくりと、あちこち眺めたり写真を撮ったりしながらの
山道歩きはしてみたいなぁと思っています。なかなか機会が訪れませんが。
やはり植物の多い場所の空気は気持ちがいいですものね。

投稿: ポージィ | 2012年2月15日 (水) 09:30

這っても登れない者から見ると驚くほかありませんが、ちょっともったいないような気もします^^。

投稿: 佐平次 | 2012年2月15日 (水) 10:31

最近は富士山は新幹線の窓から見る程度です。
民生委員の旅行で箱根に行った時は5分しか
見られなかったです。梅雨時で・・・また
ゆっくり見たいものです。
東京にいた頃中央道で帰省した時は忍野八海で写真を撮りました。
でも名作が多くて陳腐に見えました。

あこがれの富士の写真をありがとうございます。

昔ワンゲルで登山をしたときは男子学生は走って
登る人もあり
とても真似はできないとため息ばかりでした。
外国の人はこんな年齢でも走って登るのですね。

投稿: matsubara | 2012年2月15日 (水) 18:42

★ポージィさま、ありがとうございます。

二宮の翌々日は富士山がきれいに見えた日でした。地元の人が今年1番きれいと言っていました。
やはり頂上からは山が重なって見えるのでいいですね。昨年は頂上からの見晴らしがいまいちでしたので、その分を取り戻した感じです。

この鍛えている外国人は太っていなくて、筋肉が引き締まって、凄い体力の持ち主ですね。
1000m超えている山も登山口がすでに標高が高いので、ここも実際には600mでした。アルプスになると1000mくらいあったりしてかなり大変ですが。
低い山もたくさんあるようですのでチャンスがあるといいですね。それなりにお花もありますしね。

投稿: tona | 2012年2月15日 (水) 18:47

★佐平次さま、ありがとうございます。

駆けて上がるとどんな利点があるのか聞けば良かったのですが、いつも後で思いつくので聞けませんでした。
肺や筋肉が鍛えられるのでしょうかね。
マラソンも同じなのでしょう。

投稿: tona | 2012年2月15日 (水) 18:53

★matsubaraさま、ありがとうございます。

冬の登山はお花もなくて寂しいのですが、その代わりに近場の富士山の見える山に登るのが、東京の登山会の計画に入っています。
でも冬でもはっきり見えないことが多いのですよ。とてもラッキーでした。
私はまだ忍野八海に行ってないのです。1度行きたいものです。

ワンゲルでも駆けあがるのですか!私は以前1度だけ高尾山で若い男性達が走っているのを見ただけです。
そうなんです。50代、40代の人がこんなことが出来るのが考えられません。凄く鍛えているのですね。外国人って本当に体力、気力があるのですね。しかも日本中の山を既に登っているなんて驚きました。いろいろ疑問が今頃湧いて遅いのですが、どのような目的でどんな順番に登っているのかなどだけでも聞きたかったです。

投稿: tona | 2012年2月15日 (水) 19:07

世の中ほんと凄い人がいるのですね。
外国人で日本中の山を登った?
一寸信じられないです。
それに駆けて登り、駆けて下るとは・・・。
石川直樹さんの話もまた凄い。
暗いニュースが多い昨今、こんな話を聞くと
なにかすっきりします。

それにしてもtonaさんもまた凄いです。
山登りには縁のない私、びっくりすることばかりです。

投稿: 茂彦 | 2012年2月17日 (金) 19:30

★茂彦さま、ありがとうございます。

私も驚きました。何を日本でされているのか(何かの先生のようですが)外国の方が日本中の山を登ったのには。
毎週何処かに登っているのですね。
駆け上がるというその体力が50代では考えられません。体を鍛えるって凄いですね。
日々の腰痛体操さえさぼっているのではつく筈がありません。
石川直樹さんって凄いでしょう!控えめな方でとてもそんな他力の持ち主とは思えません。
私なんですが、何だか膝のあたりがあやしくなってきました。これからは薬を塗ったり、テープを貼ったりでだましだましになりそうです。

投稿: tona | 2012年2月17日 (金) 21:07

近年はあちこちの山で、山岳マラソンと言うのか?
「山を駆け上がる人々」をよく目にします。
ついに外人さんも登場ですか・・・
膝がよほど丈夫でないと先ず無理!!
中高年はマネをしない方が無難です。

12~13年前に北アルプスの「白馬~雪倉~朝日」と縦走したとき、最後に新潟県側の「小川温泉」に下りました。
ロングの長い下りをゆっくりゆっくり慎重に下っていた私たちを颯爽と小走りで追い抜いていった朝日小屋の従業員のお兄ちゃんを見て「まさに天狗のよう」
「流石山のプロ!」と感嘆したものでしたが・・・

扇山から見る富士山が素晴らしいですね。
私達は昔「百蔵山~扇山」と縦走し、最後に「君恋温泉」という鄙びた温泉に入ったことを思い出しました。
先日の「大楠山ハイキング」で麓の温泉に入った時、その温泉のことが話題になったばかりです。

中央線沿線の山々は富士山が楽しめますので、秋から冬がお勧めですね。

投稿: naoママ | 2012年2月17日 (金) 23:43

★naoママさま、ありがとうございます。

おはようございます。昨夜雪が降りましたね。山も雪でしょうね。
山岳マラソンですか。この外国の方たち中年でよくやりますね。凄く膝のあたりが丈夫そうです。驚きました。
朝日小屋の従業員さんのお話、プロの方もお若いうちなのでしょうね。
白馬から朝日までの縦走も凄いですね。
お花畑がきれいだったでしょう!

この日、君恋温泉の鄙びた宿の所から出発しました。普通のコースと逆でこちら側からは少なかったです。この温泉に入られたのですね。そしてたまたま話題になったとか。
百蔵山の縦走はなりませんでしたが、扇山は苦しくない歩きやすい山でした。
そして富士山狙い目の山なので楽しいです。ただ、今年に入ってから突然膝のあたりがあやしくなってきたのが心配の種です。

投稿: tona | 2012年2月18日 (土) 08:34

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