« 「龍子の歩んだ四国遍路」展と[アトリエ・旧居] | トップページ | ルドンとその周辺ー夢見る世紀末展 »

2012年3月 4日 (日)

『世界の食料 ムダ捨て事情』トリストラム・スチュアート著

<あなたは誰かの食べ物を奪っている、それも無自覚に。イギリスのジャーナリストが東奔西走、食べ物ゴミから環境問題に迫る>
ムダ捨ては想像を絶する多さで時には生産の半分になることもあるという。
◎家庭
◎スーパーやコンビニの弁当など時間が過ぎてしまったものの大量廃棄
◎外食産業の食べ残し
◎スーパーの規格に合わない産物のはねのけによる大量廃棄
◎過剰農産物の廃棄、病気の作物
◎海の魚資源の諸々の理由による海への投棄
◎途上国の貯蔵施設不備や技術の不足による、カビや虫の発生による大量廃棄

家庭を除いて、これらの解決には政治の駆け引きや腐敗が立ちはだかっている。捨てた方がましという。
訴訟王国アメリカの例には苦笑させられる。捨てられる運命にある調理品を貰って食べて、病気になったという非常に稀な例で、損害賠償に応じなければならなかったので、やはりすべて廃棄に回すことにしたと。損害賠償の恐怖から寄付を渋る言い訳にしているというものです。
ことほどさように解決に道は一見ないように絶望感に襲われるが、著者は最後に[希望の島 日本、台湾、韓国]とタイトルを設けて書く。又最終章に[行動計画 ユートロフィアへの道]として努力点を掲げる。
食物のムダは地球環境問題ヘと繋がっている最重要問題の1つと考えます。
皆そうでしょうが、私も食物を殆ど腐らせず、無駄にせず捨てません。

  ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆

これから薹の立つホウレンソウの茎はかたくなります。
新聞に載っている料理のレシピに、「切り分けて味わう2品」としてホウレンソウの葉と茎を別の料理にするというのが載っていました。
[茎と鶏肉炒め][葉のマスタードあえ] ホウレンソウの茎を鶏肉と炒めると、こんなに茎が美味しいとは意外です。

Photo

      これも美味しかった新聞の[大根とリンゴのサラダ] [広東風チャーシュー]

Photo_2

                                         新聞レシピの [八宝菜]

Photo_3

Photo_4

|

« 「龍子の歩んだ四国遍路」展と[アトリエ・旧居] | トップページ | ルドンとその周辺ー夢見る世紀末展 »

コメント

美味しそうなおかずが並んでいますね。

訴訟王国アメリカの例は
さもありなん、ですね。
有名な笑い話で
オーブンレンジの取扱説明書に
「ネコをレンジに入れないこと」と書いてあるといいますから…
(私は住んだことないので本当かどうか知りませんが)

>[希望の島 日本、台湾、韓国]とタイトルを設けて書く。

この意味がよくわかりません。
この三国がどうして希望の島なのですか?

投稿: zooey | 2012年3月 4日 (日) 18:05

★zooeyさま、こんばんは。ありがとうございます。

アメリカの訴訟の凄さは映画でも出てきそうです。弁護士の数が日本と比較になりませんから、何でも訴訟に持っていけますし、決して自分の過ちを認めてはならないそうですものね。
上記、オーブンレンジの説明書もさもありなんという笑い話ですね。

著者は日本も訪れ、廃棄食料を家畜飼料として再生する工場を見学しています。
「日本の食料廃棄率は高いが、この技術力が全てを解決する日も近い」という感想でした。欧米にはまだ考えられないことらしいです。
韓国、台湾については何故か私には理解できませんでした。
しかしこれは日本の食料廃棄率を下げるまでに至っているとは私には思えず、これからますますの意識改革が必要だと思いました。日本人は見栄っ張りだし。ですからこの章は目を引きますが、必ずしも希望ばかりとは言えない現状だと感じました。

自給率が極端に少ない日本では、食料廃棄率が下がれば、「自給率」は飛躍的に上がるはずですよね。

著者は学生時代からこのかたずっと、コンビニなどで廃棄される食物で食生活を送っているのだそうです。様々な数字や統計でよく世界の無駄を調べ著わしてはいます。

投稿: tona | 2012年3月 4日 (日) 21:37

こんにちは。
順番にご紹介くださったお料理、ある日のディナーに並んだものだった
のですね(^^)ワインと共に美味しく皆さんのお腹におさまったことでしょう。

食べるものがなくて栄養失調や餓死の危機にあえいでいる人々がいる一方で、
食べられるものを平気で捨てる人々もいる矛盾は大きいですね。
販売店からゴミとして出される売れ残りの食品の多さもショックですが、
以前、日本の家庭から出る食べ残しゴミ(買ったけれど使わずだめにした、
たくさん作って食べ残した など)の問題を取り上げた番組を見た事が
ありますが、想像以上に多く愕然としたことがあります。
わが家はダメにしたりで捨てるということはごくごくまれですが、
まだ気をつけるべきことはありそうです。

投稿: ポージィ | 2012年3月 5日 (月) 10:08

何かのお祝いですか。
豪華ですね^^。

投稿: 佐平次 | 2012年3月 5日 (月) 12:32

どこかに日本の食糧自給率は最低なのに
食糧廃棄率は最高と書いてあったように
思います。
でも韓国、台湾とともに希望と書いてあったとは
それこそ希望を感じます。

すごく美味しそうな食卓ですね。
ほうれんそうの茎と葉を分けたことが
ありませんが、ひと手間かけるとおいしく
いただけますね。
私も食べ物を廃棄することはありません。
マータイさんみたいに「モッタイナイ」
と思いますので・・・

昨日の記事で書き忘れましたが、四国88ヵ所の
石手寺はとてもいいお寺でした。
20年くらい前に行きました。

投稿: matsubara | 2012年3月 5日 (月) 13:47

★ポージィさま、ありがとうございます。

たくさん作って残ったおかずも翌日、「今日は作らなくていいや」ってなことで美味しく食べて捨てません。普通は捨てませんよね。でも知人に捨てている人がかつてですがいました。
スーパーでその日の賞費期限のを20%引きにしているのはいいことですが、どんどん引き上げて新しいのを入れているのを見ますと、あれは捨てるのねと悲しくなります。
ポージィさんがご覧になったテレビでは、本当に家庭でもそんなに無駄にする人がいるのですね。信じられない行動をする人がいるものですね。
時間を無駄にすることは自分だけのことと考えれば仕方ないと思えますが、食べ物は自分で作ったものでないし、食べられない人の事や、地球のお陰で作ってもらったことを考えるとけっして粗末に出来ませんね。

投稿: tona | 2012年3月 5日 (月) 15:51

★佐平次さま、ありがとうございます。

仕事に忙しい娘が御飯に寄ってくれると言うので、誕生日も近かったしで、新聞レシピを試験的に作ってみる好機でもありました。
ワイン好きなのに、全然合わないのを何時も作っています。
この頃子どもとあと何回食事が出来るのかと思って大切な時間にしたい思いです。

投稿: tona | 2012年3月 5日 (月) 15:57

★matsubaraさま、ありがとうございます。

食物自給率最低で廃棄率最高とは不名誉ですよね。
しかしながらこのイギリス人がずっと世界を廻ったら日本などに希望を見出したようです。欧州こそ全然無駄にしないのかとずっと思っていましたが、統計的にはそんなことがないので驚きました。

そうそう、マータイの「モッタイナイ」には身が引き締まる思いがします。食べ物だけでなくすべてにですね。

石手寺の絵をちらしに載せるのですから、このお寺自体もいいお寺なのだと思いました。
20年前に行かれたのにちゃんと覚えておられて凄いです。
88ヵ所の1つでもお参り出来たらと念願しています。

投稿: tona | 2012年3月 5日 (月) 16:05

世界の人口は増え続ける。
やがて食糧不足が来るのは避けられない。

こんな時期に、考えてみれば言われるように、沢山のものが廃棄されている。
今回の大震災、原発の事故のため、牛乳や野菜、米なども廃棄処分されました。
これはまあ仕方のないことかもしれませんが。

すべての食料とか物が、沢山の人のご苦労によって生み出されている。
それを考えると僅かでも無駄には出来ないはずなのに。
物の豊富な時代になって、その意識が薄れているのではと思います。

かって、年金基金が有り余ったとき、沢山の
レジャー施設を作り、膨大な資金をつぎ込んでおきながら、結局はお荷物になり、二束三文で売却してしまった。
これも考えようでは、大きな廃棄と言えるのではないでしょうか?

投稿: 夢閑人 | 2012年3月 5日 (月) 17:24

美味しそうな料理が並んでいますね。
今夕食の前でお腹もすいてきました。

確かに無駄が多いですね。特に食べ物は悪くなると問題になるし。。。スーパーやコンビニの弁当なんて半額以下の値段で作っているんでしょうね。
むかし、結婚式場の前にある公園に野宿生活者が住みつきいつも捨てられる食べ物とビール瓶に残ったビールをのんでいました。それで糖尿病になったという話を聞きました。

無駄をなくす努力と人に迷惑にならないこころがけが必要です。

投稿: macchanny | 2012年3月 5日 (月) 18:40

★夢閑人さま、ありがとうございます。

今70億人ですか。飢えている人が3~5億人は常にいる半面、私は飢えたことがありません。
この地球は何とたくさんの食物を人々に供給しているのでしょう。大切にしていかなくては地球も怒りますよね。70億人を全部飽食させる力は地球にはないとか。複雑な気持ちになります。100億にもなるそうで。
本当に作ってくださる方の苦労に寄りかかっているのですから、一粒も無駄にできません。
食べ物の無駄が一番身につまされますが、税金の無駄遣いもとても腹が立ちます。
あのレジャー施設の廃棄も何ていうことをしてくれたのと今になって怒っても仕方ないとは言え、腹立たしいですね。
これからは日本も厳しくなってきました。一つの無駄も許されないと思います。


投稿: tona | 2012年3月 5日 (月) 21:01

★macchannyさま、ありがとうございます。

私は大体6時ごろにはもう食べ終わっています。macchannyさまは普通の時間に夕食ですね。
スーパーでは大きさの揃ったのや形の良い野菜果物を選別するために、規格に合わないのは、農家ですべて廃棄されるとか。不揃いとか、形の悪いのを何故売ろうとしないのか、これにもいろいろな理由があるらしいです。
実にもったいない話です。
野宿生活者は食べ物に困らないとか。この方たちには飢え死にする人もないようですね。
なるほどお腹は壊さないかもしれませんが、糖尿病になる人がいるのですね。栄養が偏ることも多いでしょう。
それと違ってたまに数円しか残ってない部屋で餓死する人もいますね。
この作者はずっとコンビニなどで廃棄される食物をずっと食べているようです。
何とかして食物を捨てるということがこの世界からなくなって欲しいものです。

投稿: tona | 2012年3月 5日 (月) 21:14

ご馳走ですね♪

私は家事の中で何とか炊事は手抜きしないでやっています。
ほかはとてもいい加減で。

食料を無駄に捨てるのは止めたいですね。
今、電気予報などうるさく流れておりますが食料予報なんてものでも流して啓蒙したらいいのに。

食料を廃棄することのないように気をつけていますが、私も飢えた経験がないので取り組みは甘いのかもしれません。

大事な注意喚起を有難うございました。

投稿: もみじ | 2012年3月 6日 (火) 11:44

★もみじさま、こんにちは。

食べることだけは手抜きができませんね。
お掃除など他の事は、わたしもかなりいい加減で、気分が乗らないとやらないし、必要に迫られてこちょこちょとやる程度です。

ははは、食料予報!いいですね。
規格に合わない不格好な野菜を捨てないで、何とか消費者に回るようなことがなされればいいですね。形の揃ったきれいな食品ばかり並べて行き過ぎだと思います。
美味しいもの、美味しい食事と日々求めているのは許されるでしょうか。無駄なし、贅沢なしならいいですよね。
こちらこそ有り難うございました。

投稿: tona | 2012年3月 6日 (火) 15:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/146506/54138783

この記事へのトラックバック一覧です: 『世界の食料 ムダ捨て事情』トリストラム・スチュアート著:

« 「龍子の歩んだ四国遍路」展と[アトリエ・旧居] | トップページ | ルドンとその周辺ー夢見る世紀末展 »