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2012年6月24日 (日)

対馬・壱岐・五島(福江島)めぐり(2)壱岐・長崎

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午前中に対馬見学して昼食に対馬の名物「ろくべえ」を食べ、壱岐島へジェットフォイルで渡る。
ろくべえとはさつまいもを原料とする珍しい、黒くて太くてちょっと短い麺です。さつまいものでんぷんを腐敗法で発酵させた「せん」に湯を注ぎ、戻して玉にして、麺押しだし器で押しだしたもの。弾力のあるプリプリした食感でとても美味しいうどんです。

壱岐は対馬と福岡のほぼ中間にあり、対馬の5分の1の面積。「魏志倭人伝」に、邪馬台国の支配下にあった一支国(いきこく)が存在したと記されている。
神社が多い島で神社本庁の登録されているだけでも150社もある(しかし一つも案内されなかった)。また遺跡や古墳が多く280もあるという。
春先に吹く南からの風を春一番と呼ぶが、壱岐市の漁師達が呼んでいたこの言葉が気象用語となったそうだ。

         1番最初に見学したのが島のシンボルとされている砲台跡

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次に見たのが猿岩 目の鼻も口も見える本当に猿そっくり。顔の正面側に廻るとただの特徴のない岩だった。
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焼酎工場見学では飲み放題だったのですが、度数が大きいので杯一杯がやっと。紫蘇と柚子のリキュールで口直しでした。
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               左京鼻にて だんだん雨が強くなってきた

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                    島は今アザミの花盛り
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はらほげ地蔵 はらほげとはお腹に穴があいているという意味で、六地蔵が満潮時に海に浸かっている。、鯨の関係者が鯨が良く捕れるようにとか、遭難した海女の冥福を祈るため、あるいは疫病が流行しないように祈るために造ったと言う説があるそうだ。
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原の辻遺跡 弥生時代前期から古墳時代初期にかけての大規模環濠集落を中心とする遺跡で復元されて、国の特別史跡に指定されている。
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夜には壱岐牛(とても美味しかった)を頂き、翌日博多へ出航する前、ウニ割り体験をした。特殊な道具でウニを割り、ウニを取り出し塩水で洗って食べた。殻の中には5切れ入っていることを知った。
壱岐の特産品の代表が麦焼酎、アスパラガス、ウニ、アワビ、イカ、マグロ、しいたけで真珠の養殖もしている。対馬と違って農業も盛んで水田があり、ハウス栽培もしている。
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3日目は壱岐から博多へジェットフォイル、更に長崎港までバスで移動。五島への船が出るまで1時間半もあったのでタクシーで長崎見物をした。
丁度50年前に長崎を旅行したけれどもすっかり忘れていた。残念ながら時間の関係でグラバー邸や大浦天主堂は見ることが出来なかった。

眼鏡橋 大水害(昭和57年だった)で半壊したことを記憶しているが、氾濫が起こらないように、両岸の地下に暗渠式のバイパス水路を設けることで解決したそうだ。琉球王国を除くと日本初の石造りアーチで重要文化財に指定された。
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崇福寺 1629年長崎に在留していた福州人たちが故郷の福州の僧・超然を迎えて造った寺。明末から清初期の南支様式で日本では唯一のもの。
  ↓三門(重要文化財)  ↓大釜(天和の飢饉のときに炊き出しをした釜)
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    ↓第一峰門(国宝)      ↓大雄宝殿(国宝)崇福寺の本堂
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丸山遊郭の「花月」は今は史跡料亭となっているが、幕末時には坂本竜馬などの志士たちの社交の場であった。シーボルトにまつわる歴史も残る。タクシー内からであまりよく撮れなかった。
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                オランダ坂 長崎は坂の多い町だ
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最後に出島をぐるっと外側だけ回ったが、あまりに小さいのに驚く。そしてまわりは埋め立てられてビルが建って絵にあるような当時の面影がない。

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コメント

亡妻と行くつもりで諸準備整えて、飛行機に乗り遅れて行程をカット、長崎だけにした怨みの五島列島です。対馬や壱岐は計画に入っていなかったですが。
もう行くことはないだろうなあ。

投稿: 佐平次 | 2012年6月24日 (日) 09:19

ロクベエうどんは美味しそう。
壱岐は対馬の5分のⅠの面積ですか。人口は2万人以上と聞いています。
神社と古墳がそんなにあるのですか。昔からの歴史、文化が今なお息づいているのでしょうか。

壱岐牛が有名というのは聞いています。
それと焼酎ですか。きっと水が良いのでしょう。その内行ってみようと思っています。

長崎は実はまだ行ったことがなくて・・神戸みたいな感じですね。
東京・大阪に比べると地方は本当に取り残されているような印象を持ちました。

それぞれ特徴を生かして頑張るしかないですね。

投稿: macchanny | 2012年6月24日 (日) 11:43

★佐平次さま

奥様といらした長崎は思い出深いものがおありでしょうね。
この後に行った福江島はなかなかに印象深かったです。
長崎・福江島間はジェットフォイルで1時間半弱、全然揺れないので楽ですよ。
あまり疲れませんので、機会がありましたらお訪ねください。

投稿: tona | 2012年6月24日 (日) 14:57

★macchannyさま

人口は2万8千人で、人口密度は対馬の5倍もなるようですね。それだけ住みやすく、対馬より豊かと言えるのでしょうね。
ろくべえは黒いしらたきを太くしたようなものに見えましたが、うどんだったのです。野菜や肉と美味しいだしで頂くのが美味しいです。
焼酎はおっしゃるようにお水がいいらしいです。壱岐牛はやわらかでした。
長崎はもっときちんと見ればよい所だと思います。亀山社中は閉鎖されてしまったようです。
外国との唯一の窓口だった長崎は大勢の若者が勉強した町でもあるし、歴史を大いに学びたい所です。
長崎の夜景は素晴らしいそうです。

投稿: tona | 2012年6月24日 (日) 15:14

昨年の2月に壱岐へ,そして一昨年の2月に対馬に行きました。

2つの島の写真を拝見しながら,思い出しています。
猿岩,2月だったせいか,緑色はありませんでした。

投稿: gaki | 2012年6月24日 (日) 16:51

★gakiさま

確か拝見した覚えがあります。
実際に行ってみませんと分からないことばかりです。いつも百聞は一見に如かずを実感します。
ツアーではないでしょうからとことん興味のある所を見られましたね。
私の場合はいつもツアーで連れて行ってくれるところをあわただしくまわっています。

猿岩は緑がない季節の方が猿らしいでしょうか。

投稿: tona | 2012年6月24日 (日) 19:04

猿岩は緑のある季節の方が猿らしいと思います。
緑の部分がちようど毛のように見えますから。

投稿: gaki | 2012年6月24日 (日) 19:20

砲台跡の写真はリンクしている
ブロガーの写真を見ましたが
アングルでこんなに違うのかしらと
驚きました。
同じところでもまるで違うように
見えて面白いです。

とれとれのウニは絶品でしょうね。
旅でなければ味わえない楽しみですね。

長崎は、平成3年ころ全く同じところに
行きました。崇福寺も、オランダ坂も
めがね橋も・・・
懐かしいです。

投稿: matsubara | 2012年6月24日 (日) 19:26

★gakiさま

あっ、なるほど緑の部分が毛のようなのですね。有り難うございました。

投稿: tona | 2012年6月24日 (日) 19:31

★matsubaraさま

砲台は写真に入れるにはかなり大きいですので全体をお伝えできませんでした。
撮り方によってそんなに違うものなのですね。

ウニ体験美味しくて面白かったです。塩水を海水と聞いたように思うのですがはっきりしません。

長崎は何と学生時代以来ですから何も記憶にありませんでした。これなら若い頃行った所をもう1度辿りたい気持ちです。

投稿: tona | 2012年6月24日 (日) 19:40

こんにちは。
土日伺えず、(1)(2)まとめての拝見となりました。
お天気が心配でしたが、雨の日もあったものの晴れの日もあり、台風とは遭遇せず
とのことで安心しました。

対馬の位置、私も改めて確認して驚きました。
地形的なことや距離的なことから、過疎化も進んでいるようですね。
自然や歴史が多く残されている貴重な島なのに残念に思います。
ウィキペディアを見ましたら、この島にも領土に関する気がかりな動きも
あるようで悲しくなりました。日本人が離れた島々を大切にできていない
ことの裏返しのような気もします。
壱岐もまた古い興味深い歴史と豊かな自然を持つ島ですね。
どちらの島のことも、古代の歴史や自然のこと、島固有のものなど
もっとメディアなどにも取り上げてもらって活性化していけたらいいのに。
政府や本州の人は島々をもっと大切にし、島々の人は誇りをもてたら
いいなぁと、旅紀行を拝見しながら思いました。

漠とした内容のコメントになってしまってすみません。

投稿: ポージィ | 2012年6月25日 (月) 10:30

★ポージィさま

とても良い視点から島を考えていただいたコメントをありがとうございます。
特に対馬は領土的にも、またマナーの違いなどに苦しみながら、でもその観光に頼っているという事実を初めて知って驚きました。
いろいろな点で今まで訪れた他の島よりその生活の大変さがわかりました。
ポージィさんが話されてる通り、島の存在を身近に知り、大切にしていくという姿勢を日本全体で打ち出していかなければですね。ところが今日の国会方面を眺めてもそれどころでないようです。
どんな所でも人々は懸命に生きているなあというのが実感です。

今日やっと早稲田の講義が終わり、明日から1泊で秋田駒ケ岳に行ってきます。これから支度をします。秋田は晴れるようです。

投稿: tona | 2012年6月25日 (月) 20:14

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