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2012年7月30日 (月)

『ヤノマミ』国分拓著

今日は風が吹いて(小笠原に向かっている台風の影響か)、何と夕焼けの中に富士山が染まっていました。この間書き忘れたのですが、会津駒ケ岳から遥か遠くに富士山が眺められました。
蝉が鳴いたのも今日が最初です。

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『ヤノマミ』国分拓著
南米ベネズエラとブラジルの国境地帯に住む民族ヤマノミ。ニューギニア高地人のような生活を営む民族で、凡そこの世の文明からかけ離れた生活を送る。多くの現地人が文明人にもたらされた病気(天然痘やペスト)などで絶滅しかかったのに、あまりに奥地で現在まで生き残った。
食べ物の種類は少なく、本当の自給自足で、病気は自然の植物と精霊だけで治す。
3回にわたって、合計150日に及ぶ滞在で見聞したすべてを著者はこの本に書き記しているわけだが、現地と同じ生活する中、栄養失調ですぐ目を回して倒れ込み、日本に帰れば、体調は悪化し崩壊し何故か夜尿症にもなったという。
今現在世界最後の秘境民族ヤノマミも優秀な若者が数人留学しポルトガル語を習ったり勉強し、そこからこの民族の生活にもちょっとずつ文明世界の物が流れかけている。それが一面では真の彼らの生活をおびやかし、やがてイヌイットのように文明生活に溺れていくのであろうか。

ショックだったのは、自然から与えられるものは一定だから、皆から離れて子どもを森で産んだときに、子どもが多すぎて生活出来ないと判断した時や、不義の子どもの場合、暫く赤ん坊を眺めた後に首を絞めて殺してしまうのだ。之は精霊として生まれた子どもを人間として迎え入れるのか、精霊のまま天に返すのかの選択なのだった。
私たちが1日として生活できないのに、それが幸せとして生きていく民族がまだ今の世界に残っていることに改めて驚いた。

Photo
今年はゴーヤを4本植えてみたら、カーテンも分厚く、ちょっと部屋が暗くなるくらいです。数えたら、今13個ぶら下がっていて、また佃煮をたくさん作ることができそうです。

Photo_3
アサガオは最初いろいろな色があったのですが、とうとう2種類の色のしか咲かなくなりました。この色が最強です。

食器を洗っていた時の事、唾を飲み込んだ瞬間むせて息が出来なくなり、何とかして気道確保すべくヒーヒーして死ぬかと思いました。これも老化の一現象でしょうが、予防が出来なくて怖いです。

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コメント

世界にはまだまだ辺境に住む民族がいてそれを政府が意図的に保護していると云うのを良く聞きます。
云わば観光用でしょうか。
しかし一方でこれらの民族の中から教育を受けるものが出てきてそういった社会の崩壊が始まるという・・。しかし現状を変えるということは大変な抵抗があるわけでタイの山岳民族、ケニアのマサイ族等を見ました。

文明開花を受け入れない。そちらの方が彼らにとって楽なんですね。しかし決して奨励される話ではないわけで自分にとっては今の日本に生まれて本当に良かったと思います。

体調の方は大丈夫でしょうか。医者に診て頂いてどうぞ御無理のないように注意して下さい。

投稿: macchanny | 2012年7月31日 (火) 00:58

★macchannyさま

私はもう保護されてしまったアボリジニとマオリ族しか会っていません。
タイの山岳民族、それにマサイ族をご覧になったのですね。
教育を受け、保護されて民族としての純粋な生活がくずれたときに、喜ぶ若者、恐れる長老が対照的です。心に持っていた民族の誇りや今までの生活が変わった時の悲劇は、イヌイットのアルコールに溺れる悲惨な末路の二の舞にならないかの懸念があります。
日本ではアイヌ民族を蹂躙した歴史がありますが、解決したように思えますがどうでしょうか。
災害国ではあっても日本人に生まれて本当によかった想いですね。

喉のあたりの筋肉もたるんでしまって、常に気を付けるより方法はないようです。こんなことが次々とやってくるようで、負けないでいきたいです。お気遣いありがとうございます。

投稿: tona | 2012年7月31日 (火) 08:22

tonaさん、おはようございます(^-^)
「ヤノマミ」は以前ドキュメンタリー番組を観ました…出産後の処理はかなり衝撃的でした…
文明が開けてない所では男性中心の世界で…女性の意思は全く無視されてしまうようですね…

文明を享受する事が良いのか悪いのか…これからどうなるのか…興味があります…
同じ一生を与えられているのに…こんな生き方をする民族もまだ他にもいますね…
どちらが良いのか?…文明の中に生を受け享受しているわが身とは比べようがありません…

投稿: orangepeko | 2012年7月31日 (火) 08:28

★orangepekoさま

おはようございます。お疲れのところをコメント有り難うございます。

NHKのドキュメンタリーでやっていたのが本になったのですね。
映像とは違ったもっと細かい心理状況も書いてあります。男は狩り、それ以外は全部女性の仕事で、あのお産のあとのことは本当に衝撃的です。
しかし私たちが思うほど、悲しみはあるけど、あのような生活を不幸に感じていなくて生き生きと笑顔あふれる人たちなのですね。
人間の幸・不幸を量る基準が全然違うでしょうし、感情はあるものの全然頭の中は違う世界の人です。
著者たちの悲惨な体験により、この地球に全く別の世界の人が生きていることを知ることができました。

投稿: tona | 2012年7月31日 (火) 08:45

息がつまる、こわいですね。
医者に相談してみてもしょうがないのでしょうか。

投稿: 佐平次 | 2012年7月31日 (火) 10:08

★佐平次さま

水が間違って気道に入ってしまうことは今まで何回かありますが、飲食してないのには初めてで、健康診断の時に言ってみます。有り難うございます。

投稿: tona | 2012年7月31日 (火) 10:28

今でもそういう民族が健在するのですね。
全然知りませんでした。
子どもの間引き方は怖いですね。
日本でも間引きがあり、東北の「こけし」は、
「子消し」に由来するようですが・・・

ゴーヤも朝顔も夏を謳歌していますね。
我が家はどちらも今年はありません。
気温が高いせいか茄子も不作です。

気道に私も時々誤飲しますが、これは
遺伝的なもので、父がそうでした。
妹たちは母に似たらしく、一度も
そういうことはありません。

投稿: matsubara | 2012年7月31日 (火) 20:20

★matsubaraさま

数年前にNHKでやっていた民族です。
もしかしてニューギニアより凄いかも知れません。
精霊として天に返すということは日本でいう間引きですね。
まあ、あの可愛いこけしは子消しに由来するのですね。知りませんでした。昔はそんなで泣いた親がいっぱいだったのですね。
茄子が不作とは残念ですね。我が家は作りませんが、近所の野菜スタンドで4個100円を買っています。

誤飲は母がそうでした。遺伝的なのですね。
お母様はそのような面も何でもなく、お元気なのですね。お元気で長生きなので羨ましいです。

投稿: tona | 2012年7月31日 (火) 21:15

ゴーヤ、ずいぶん大きくなりましたね。
少し薄暗いくらいの方が、より涼しさを感じるのだと思いますよ。
今年はたくさんのゴーヤが食べられそうですね。
我が家のゴーヤは…処分品を買って来たので…^^;
まだ一センチほどの実が生ったくらいです。
食べられるようになるのかしら?
やっぱり処分品のヘチマも植えてあるんですけど
育ち方がハンパじゃないです@@;

tonaさん 大丈夫ですか。
むせったって、きっと気管支の方に唾が入ってしまったのかもしれませんね。
気を付けてください。

投稿: pochiko | 2012年7月31日 (火) 23:40

★pochikoさま

まず最初に売り出すゴーヤの苗を植えて、そのうち家で昨年のを蒔いた種が発芽した苗を2本追加したら分厚くなりました。プロの作る苗は元気なんですね。
ヘチマを植えられているのですか。子どもの頃タワシにしたり、ヘチマコロンの化粧水を作ったりして、用途がありました。やはりカーテンになりますね。

そうなんです。気管支の方に入ってしまうんですよ。これは気を付けるよりほかないですね。有り難うございます。

投稿: tona | 2012年8月 1日 (水) 08:20

昨日書こうとして止めたのですが
東北では、子が眠っている間に
湿らせた和紙を口と鼻に
おいていたそうです。
考えて見ればこれも怖いです。

投稿: matsubara | 2012年8月 1日 (水) 09:46

★matsubaraさま

眠っている子は苦しくて声を出さないのでしょうか。本当に酷い怖い話です。
初めて知ったことでした。
中国の劉邦の話なども思い出しました。
教えていただき有り難うございました。

投稿: tona | 2012年8月 1日 (水) 15:54

世界の人口の中にも入ってないような、世間から忘れ去られた民族がいるのですね。
大陸の奥深く、自分たちだけの伝統を受け継いでいく。

こんな民族の一部の若者が、文明の進んだ社会に出て行き、知識を得る。
これがこの民族の伝統に変化を及ぼすかもしれません。
公的な民族となるためには、イヌイットの道をたどることでしょう。

ところで、ゴーや。すごいですね。
茂りすぎて部屋まで暗くなるくらい。
それに沢山の実。羨ましい。
こちらのゴーヤ。今年も同じく4本植えたのですが、苗が違ったためか、成長も貧弱で
実は2個生ったきりで後はさっぱり。
グリーンカーテンの役目もあまり無し。
ガッカリです。

あさがお、同じ。毎年種を取って撒くのですが、なぜかブルーのみが残り、花が小さくなっていく。なぜでしょうかね?

投稿: 夢閑人 | 2012年8月 2日 (木) 14:11

★夢閑人さま

有り難うございます。
民族ヤノマミ民族自体も何人いるかはわからないらしいですから、世界の人口の中には数えられていませんね。
食物の種類もないし(文明人はすぐ栄養失調でめまいを起こしたそうで)、織物も一切なく(裸で)、本当に原始的生活をしている人たちです。勿論も文字はありません。伝承で受け継がれていくのですね。驚きました。
イヌイットやアボリジニの人々は昔のままの方が幸せであったらしいですね。生きる気力を失ってしまったことが1番気の毒です。

ゴーヤは苗によるのでしょうね。年によって違いますもの。
昨年の種からのが2本ですが、どちらが勢いを増したのかはさっぱりわからなくなりました。少なくとも昨年よりは厚いカーテンになりました。それにしてもお水を欲しがりますね。

アサガオは一体いつまで自分の種で続けられるか、実験でもあります。今年は何故か例年になく勢いがいいのです。花によってそうでないものあって、全くどうしてか見当がつきません。

投稿: tona | 2012年8月 2日 (木) 19:43

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