『野いばら』梶村啓二著
第3回日経小説大賞受賞作の歴史ロマン
花好きとして題名からも惹かれる。
現在のイギリス・コッツウォルズと生麦事件の頃の横浜とを行き来する物語。
本の装丁が野いばらの写真で、野いばらの説明もされている。(日本原産で、原種の野いばら数種(8種くらい?)が今世界中のバラを作り出している)この野いばらがコッツウオルズを訪ねる種苗会社に勤める男性と150年前の日本を結びつけている。
久しぶりに目にする美しい味わい深い文章。ノンフィクションばかりで小説にはなかなか引き込まれないこの頃だった。
美しく理知的な武士の娘と英国海軍士官とが惹かれあっていく、その糸口と過程が、そして悲しい最後が魅力的な主人公を実に印象深いものにしている。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。
守屋山(1,650m)はザゼンソウで花の百名山に名を連ねる、360度の眺望のきく山です。南アルプスの北端を飾る山で伊那地方と諏訪平を振り分ける山。
7月11日は良く晴れて吹き渡る風が涼しく、歩きやすい登山道と美しい林、ハルゼミとウグイスの美しい鳴き声が響き渡り、急登もさほどなくてこんな気持ちの良い山は最近稀です。
ウツボグサ(シソ科)
オレンジ色のモミジイチゴをたくさん食べた
オダマキ(キンポウゲ科)
フタリシズカ(センリョウ科)
東峰山頂からの南アルプス 左・甲斐駒ケ岳 中央・北岳 右・仙丈岳
東峰山頂からの北アルプス 穂高連峰と右のとがった山・槍ヶ岳
西峰山頂
西峰山頂からの諏訪湖
ホタルブクロ(キキョウ科) コスモス(キク科)
クサフジ(マメ科)
| 固定リンク | 0


コメント
またひとつ山を極められたのですね。
すばらしいです。
400mの山さえロープウェイですから
それに、1000以上の伊吹山は
ドライブウェイですし・・・
怠けています。
山の植物が自然の状態で撮影できるのも
いいですね。
オダマキとかホタルブクロが自然に
咲いている姿は見たことがありません。
モミジイチゴは見たことも食べたことも
ありません。
投稿: matsubara | 2012年7月18日 (水) 09:20
「野いばら」そういえば…程度の、受賞のときの微かな記憶しか
ありませんが、お話拝見して興味惹かれました。
秋田駒ケ岳に続いて、また気持ちの良い登山をお楽しみになれたのですね。
やはりお天気がいいと違いますね。雨や曇りでも、そのときしか見られない
景色や表情があるとはいえ、晴れた日の美しさ気持ちよさには
なかなか太刀打ち難しい。
登山道は木漏れ日も明るく、色々なお花も見られ良かったですね。
モミジイチゴのきれいな実、たくさん食べられたのですか。
お味はいかがでしたか?私は花はたまに見ることがありますが、
実にはまだ会ったことないのです。
こんな登山道にまでコスモスが咲いていたのにはちょっとびっくりでした。
在来種のクサフジにもお会いになれたのですね!いいなぁ(^^)
投稿: ポージィ | 2012年7月18日 (水) 10:14
★matsubaraさま
田中澄江さんの花の百名山ですが、ザゼンソウの季節でないので残念です。しかし頂上からの眺望の良さが登山の第2の目的なので、それを果たすための晴れの条件が満たされて良かった山行でした。
伊吹山も花の名山ですね。
私は1昨年でしたか、頂上までバスで行きました。途中もいろいろあるのでしょうが、頂上のお花畑は素晴らしく、もう1度行きたいくらいです。
オダマキやホタルブクロは低目の地帯に咲いています。暗い中にボーっと姿を現すのがいいです。
モミジイチゴも比較的低い位置にあって、白いお花は素敵ですよ。
投稿: tona | 2012年7月18日 (水) 15:39
★ポージィさま
この小説もしかして読書好きのポージィさんなら、一気読みされるでしょう。内容もいいですが、文章がなかなかいいですよ。
昨年からずっと行く山は殆ど好天に恵まれませんでした。
秋田駒から良いお天気になりました。
眺望が素晴らしいのは何物にも代えがたいくらいです。
登山道が緩やかで美しい木漏れ日が続くのも珍しいのです。
モミジイチゴは花も美しく、そして熟した実は甘くて美味しかったです。本当はもっと食べたかったですが、他の登山者にも残してあげなければエチケットに反しますね。
クサフジはやっと近くで花の構造を見ることが出来ました。いい色なんです。
コスモスも早くから咲くものですね。
投稿: tona | 2012年7月18日 (水) 15:53
「現在のイギリス・コッツウォルズと生麦事件の頃の横浜とを行き来する物語」とはまた、
奇想天外な話ですね。
コッツウォルズはイギリスに旅行した際行きましたが
確かに綺麗なのですが、あまりにも小さいのに驚きました。
かのウイリアム・モリスがイギリスで一番美しい村と絶賛したというバイブリー村にしても
これだけ?と拍子抜けするくらい。
あの静かな小さな村を舞台にした、スケールの大きな話を読んでみたいものです。
投稿: zooey | 2012年7月18日 (水) 21:25
この時期山は涼しいのでしょうね。
空を覆うほどの樹木と、足元を見れば涼しげな野草たち。
オダマキは家にもありますが
園芸種で自然のものとは比べものになりませんね。
とても好きな花です。
頂では遠くの山には、まだ雪があり
青い空と白い雪とのコントラストが美しいです。
最近蒸し暑さにダウン気味ですが
tonaさんの写真に清涼感を覚えました^^
投稿: pochiko | 2012年7月18日 (水) 22:36
★zooeyさま
コッツウォルズの描写のの所では、あの小さな村々を思い出しました。5、6か所しか行っていませんがどの村も教会を中心に小さくて美しく可愛い村ですよね。
残念ながらバイブリーには2度の訪問でも行けませんでした。
横浜とは全然違った時間と空間の隔たりが、かすかに結び付いているのです。
コッツウォルズのガーデナーも女性でありながらなかなか逞しく魅力的です。
投稿: tona | 2012年7月19日 (木) 08:58
★pochikoさま
まだ梅雨明け前で山は涼しいです。
でもこの所の猛暑日では、もうアルプス以外の山は汗だくになります。
オダマキは素敵な花ですね。
もっと高山にあるミヤマオダマキにも青や白、えんじ色や八重咲きなども見かけ、園芸種と変わらないように見えます。
北アルプスにはまだ残雪があって、とても涼しい感じですね。
私も猛暑日と熱帯夜が数日続いただけで、ダウンです。電力不足ですが、ついつい冷房に頼って寝込まないようにしています。
群馬県の男性でしたか、熱中症で亡くなりましたものね。
投稿: tona | 2012年7月19日 (木) 09:08
相変わらず健脚ですね
8月には、中央線富士見駅西側にある入笠山麓に行きます
守屋山の山梨方面へ尾根伝いですね
ホタルブクロ>この花は好きです
この花ならば、撮るのに一時間くらい遊んでいます
投稿: OB神戸家 | 2012年7月19日 (木) 10:39
遠くに見えるまだ雪の残るアルプスの山々。
足元には可憐な花を咲かせる植物。
緑の木々の木漏れ日の中を抜ける爽やかな風。
鶯の声の聞こえる初夏の感じの風景。
緑の匂いが伝わってきます。
今頃、実がいっぱいのモミジイチゴ。
山は今が春なのですね。
いいですね。健康万歳!健脚万歳!
昔行った山々の記憶が蘇ってきます。
投稿: 夢閑人 | 2012年7月19日 (木) 14:58
突然梅雨が明けて酷暑がやってきました。
体がついていかない感じです。
「守屋山」気になりつつもまだ登っていません。
「入笠山」と同じように、展望の素晴らしい山ですね。
ギブスがとれて「初登山」はどこにしようかと思案中ですが、まずは楽に登れて展望の良い山を!と考えています。
候補の一つに入れようと思います。
日経小説大賞受賞作「野いばら」、tonaさんの説明を受け、読みたくなりますね。
投稿: nao♪ | 2012年7月19日 (木) 15:17
★OB神戸家さま
入笠山麓にいらっしゃるのですか。
この山もかなり上まで車で行かれて、しかもお花が美しいです。
確かホタルブクロやミヤマオダマキもきれいに咲いていました。
ホタルブクロに1時間とはかなりかわがっていらっしゃいますね。たくさんのホタルブクロに呼ばれることでしょう。
ご報告楽しみにしています。
投稿: tona | 2012年7月19日 (木) 19:49
★夢閑人さま
雪が煌めく山々を見るのが登頂した時の楽しみです。よほどお天気の条件が良くないと遠くまで見られません。
今回はついていました。
いろいろなものを持っている山でもこの山の今は最高でした。今は郭公と鶯しか鳴いていないようです。
モミジイチゴを食べたのは初めてです。美味しいものですね。
健康と健脚にオーラを送っていただいて有り難うございます。
使わなくても使いすぎても傷む老体ですのでほどほどにやっていきます。
投稿: tona | 2012年7月19日 (木) 19:56
★nao♪さま
今日は都心も猛暑日、我が家の方は八王子に近くて毎日猛暑日でした。いきなりなので少々バテています。
守屋山なら道がとても良くて急登がほとんどなくて、勿論手すりやロープなどもありませんで、私には恰好の山でした。
杖突峠からアカエ沢源頭、東峰、西峰をピストンすればこれが1番楽です。尾根コースから古屋敷の方へ降りたら結構長かったです。
この山は眺望がいいですね。お天気だと最高です。
早く登山デビューが果たせますようにお祈りしています。
小説は人それぞれの好みがありますので、自信を持ってというわけにいきませんが、私にはとても良い読後感を与えてくれた本でした。
投稿: tona | 2012年7月19日 (木) 20:07
うだるような暑さが続く毎日ですがこういう時は登山に限るという所でしょうか。
本当に健康的で模範的な過ごし方ですね。
セミやウグイスの鳴声が一層に涼を運んでくることでしょう。
この時期気分転換が必要です。
投稿: macchanny | 2012年7月19日 (木) 21:21
★macchannyさま
こんばんは。出かけていて失礼しました。
今日は涼しくなりましたね。
また来週から暑くなりますが、本当にどうしましょうと悩みます。
たまたま山へのお誘いがあったものですから、とても気分転換になりました。
macchannyさまも納涼の工夫をいろいろされていらっしゃるでしょうね。
竜田川のような大きな川がないのですが、水の流れを見るだけでもいいでしょうね。
この夏も元気でいきましょう。
投稿: tona | 2012年7月20日 (金) 23:19