正岡子規の別号
今朝、12,3年飼い続けた最後のメダカが死んでいました。途中3回ほど新しい仲間を入れてやったのですが。昨年秋に数百匹いたのが2匹だけになってしまって越冬したのに、卵は産まれず遂に死に絶えてしまいました。
娘が出来てからはずっと犬、小鳥数種類とメダカを飼ってきましたが、もうこれで生き物を飼うのはおしまいです。
♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪
興膳宏著に『漢語日暦(かんごひごよみ)』がある。
「元日」から大晦日の「守歳」まで漢語366語を、季節を感じさせるものを中心に、漢語の源や生活とのかかわりを、日本と中国の古典の例文を紹介しながら伝える。
知らない漢語も多いけれども、なかなか興味深いものが多くて楽しめる。
その中で3月5日は「獺祭魚(だつさいぎょ)」の説明がある。・・獺は春になって川の氷が溶けると、魚を捕りはじめるが、食べる前に獲物をずらりと並べる性質がある。これを俗に「魚を祭る」というのだそうだ。古代の制度では、獺が魚を祭るようになってから人も魚の捕獲を始めた。
詩文を作るためにやたらと書物を羅列したり典故を多用することをまた「獺祭魚」という。
正岡子規の別号が、なんと「獺祭書屋主人」ということだ。
その書屋主人の正岡子規の凄い執念が新聞の「はみ出し歴史ファイル」に載っていた。
『病牀六尺』に<病気の境涯に処しては、病気を楽しむということにならなければ、生きて居ても何の面白味もない>と述べ、死の直前まで生を満喫しようとした。
<写生は多く モルヒネを飲みて後 やる者と思え>と書き付け、蝦夷菊や忘れ草を同じ日に描いている。
死ぬ12時間前まで苦しい息の中で句をひねりつづけた。仰向けに寝て筆を握り、妹に画板を持ってもらい、河東碧梧桐に墨をついでもらいながら最後に3句をしたためた。
その1句が「糸瓜咲て痰のつまりし仏かな」であった。良き看護人がいたからでもあって、「坂の上の雲」の菅野美穂さん演ずる妹の律さんを又思い出した。
日光の東大植物園で初めて見た花たちです。
キレンゲショウマ(ユキノシタ科)を見に行ったのですが、今年は昨年より遅れていて、まだ殆ど咲いてなかったのが残念。
コバノギボウシ(ユリ科)も美しい花だ

トモエソウ(巴草 オトギリソウ科)花弁がらせん状に巻く巴形の花は直径5cmもあって大きい。関係ないのに巴御前を思い出してしまう。

エゾミソハギ(ミソハギ科)湿地に生えていた。ミソハギとは花弁が違って細長い。盆花で今が盛り。
こちらがミソハギの花
キヌタソウ(アカネ科)の花も初めてだが、小さな花で上手く撮れない。葉が輪生で葉脈が3本あった。柄のついた果実を砧(布を柔らかくするための槌)に見立てて付いた名前。
コウホネ(スイレン科)の中を見たのは初めて。とても美しい。
フシグロセンノウ(ナデシコ科センノウ属) 以前山中湖で見たが、シベまで見たのが初めて。日本の固有種だそうだ。
ツルガシワ(ガガイモ科カモメヅル属)細長い角のようなものは種子
サンショウバラの実 実までとげとげ
植物園の芝生に咲いているトキワナズナ(アカネ科)の花と葉。アメリカ原産
ギンパイソウ(ナス科)アルゼンチン原産
| 固定リンク | 0


コメント
あらら、tonaさん メダカ死んでしまったのですか。
どうしちゃったんでしょう?
同じ頃に孵化したメダカなら、同じ頃に寿命って事でしょうか?
それにしても残念でしたね~
あんなにたくさんのメダカを飼われていたのに…。
ずっと一緒に生活をされて来たのに寂しいですね。
今日も珍しい植物の写真をありがとうございます。
投稿: pochiko | 2012年8月12日 (日) 23:29
★pochikoさま
pochikoさん、例のメダカは同姓だったようで子孫を残すことなく、遂にダメでした。
遺伝的に血が濃くなって、弱ってしまったのかしら。
このメダカの先祖を分けて下さった家はもうかなり早くに死んでしまったらしいですが、我が家は十数年もよく命をつないだと思います。趣味にメダカを飼うことなんて書いてしまいましたが、寂しいです。犬や鳥と違って愛想がないですが。
pochikoさんのメダカ大切にね。
投稿: tona | 2012年8月13日 (月) 06:48
いろいろな小動物を飼われていたのですね。
私もインコを飼っていたのですが、野良猫に
やられてしまい苦い思い出かあり、もう
飼いません。娘は泣くばかりでした。
東大日光植物園は知りませんでした。
珍しい花と会えてよかったですね。
ヒメコウホネという天然記念物が岐阜にも
ありますが、コウホネは中国で20年前に
見たきりです。
フシグロセンノウも昔家にありましたが
直ぐ駄目になりました。いかにもか弱い
植物でした。茶花によかったのですが・・・
ギンパイソウは義姉に貰ったのですが
数年でダメでした。
ミソハギに変種があることは知らなかったです。
正岡子規の仰臥漫録も我が家にありますが、
最近見ていません。病床六尺も・・・
漢語日暦は大変興味のある本ですから
図書館で探したいです。子規はさすがですね。
投稿: matsubara | 2012年8月13日 (月) 09:56
獺祭という酒があります。
山口の産ですが今や全国区^^。
投稿: 佐平次 | 2012年8月13日 (月) 10:11
おはようございます。
キレンゲショウマというのもあるのですね。以前tonaさんに教えていただいたレンゲショウマとは、また違った感じの花に見えますね。(つぼみは似ていますが)
わたしも7月末に日光に行ったのですが、フィギュアスケートを観て、日光市街を一とおり観たら、もうそれだけで予定の2日間が終わってしまいました。
はじめは田母沢御用邸や植物園の方面にも足を延ばそうと思っていたのですが、とても時間が足りず無理だったので、思いがけずtonaさんのブログで日光の美しい花々の写真を見ることができて、とても感動しています。
投稿: Nora | 2012年8月13日 (月) 11:25
こちら呼子は先ほどまで雨が降っていましたが蒸し暑いです。
そうですか、メダカがいなくなって淋しくなりましたね。ぜひ何かを・・・お奨めします。
我が家は生き物はかって犬を飼っていましたが今はいません。色々とお世話も大変でどうしてもその気になりません。癒しで欲しいとは思いますが。
正岡子規については「柿食えば・・」が有名ですが「痰一斗 ヘチマの水も間に合わず」とかいうのがありましたね。
凄い俳人でした。
綺麗な植物園の花たちですね。
みんなよそ行きの顔をして・・・撮影者が個性をしっかりと引き出していますね。
投稿: macchanny | 2012年8月13日 (月) 18:18
★matsubaraさま
小鳥は4種類で、蛇にやられたり、逃げたり、病気になったり、最後の文鳥はもう涙、涙で鳥はやめました。
野良猫にやられたそうで、その悲惨なことを思うと飼うには可哀そうになりますよね。
コウホネはいつも遠くから黄色い花を見るだけでしたので近くで見ましたら、あまりにきれいで感動しました。
ヒメコウホネは日本固有種だそうですね。検索したら中心がオレンジ色でなくて黄色でした。
ギンバイソウは強そうだと書いてありましたが、数年でだめになったということで、近所で殆ど見かけないということだと頷けます。
ミソハギとエゾミソハギは花びらの形が違いますね。
私も図書館で借りました。漢文、歌を勉強されてらっしゃるとこの本の内容は皆ご存知だと思いますが。
投稿: tona | 2012年8月13日 (月) 19:42
★佐平次さま
おぉ!調べたらこのお酒ありました。
高いのから安いのまでいろいろ種類がたくさんですね。
いつか買わなくては。教えていただいて有り難うございました
投稿: tona | 2012年8月13日 (月) 19:44
★Noraさま
レンゲショウマと蕾が丸い所がそっくりですね。科も違うようです。
四国の山に多いようで、普通のその辺の山では見られないのですね。
田母沢御用邸も見学しました。次回簡単ですが書こうと思っています。
含満が淵は植物園側からしか見る時間がなくなってしまいました。お地蔵さんがたくさん並んでいるのが垣間見えました。
他の季節にも行きたい植物園です。
投稿: tona | 2012年8月13日 (月) 19:58
★macchannyさま
こちらは降りそうで全然雨が降ってくれません。砂漠のようです。明日に期待しているのですが。
犬はメダカや鳥より大きく、散歩や注射やお風呂など大変ですよね。鳥も犬も死んだ時はとても悲しくて暫く立ち直れませんでした。
正岡子規がこんな思いをして作った俳句をまた鑑賞してみたいです。
お書き下さったこの句は最後の3句の1つのように思います。
植物園で見るのもいいものです。
これらを各々山などで見ようとすると大変ですから。
個性を引きだしていると仰っていただいて、有り難うございます。
投稿: tona | 2012年8月13日 (月) 20:13
tonaさん、10年以上もたくさんのメダカを育てていらっしゃったのですね。
とても残念でしたね。
お花の画像、すごく鮮明で綺麗に撮れてますね。
そろそろ、涼しくなってほしいですね。
投稿: ちーちゃん | 2012年8月15日 (水) 00:13
★ちーちゃんさま
メダカは犬や猫、小鳥と違って気持ちが通じ合わないので亡くなっても号泣はしませんが、愛着があったので寂しくなりました。
写真はピントが合わないとだめで、2枚に1枚はぼつという、ブレの大家です。
デジイチをやる女性も多いですが尊敬します。
今年は夕立が殆どなくて雨の多い地域の方には申し訳ないですが、もっと雨が降って欲しいです。何故か我が町の上だけは雨雲が近寄らないのです。
投稿: tona | 2012年8月15日 (水) 08:41