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2012年9月10日 (月)

木曽御嶽山の高原に

植物観察会で行ってきました。塩尻から木曽福島へ中央本線を下っていく両側には白いそばの花畑が目を引きます。
木曽御嶽山(3067m)は日本三大霊山(富士山・白山又は立山又は木曽御嶽山)の1つで役小角が開山し、御嶽教の信者の畏敬を集めてきました。
岐阜県と長野県にまたがる独立峰であり、主峰と3つの外輪山を持った巨峰であり、日本百名山、花の百名山でもあります。今晩テレビで「にっぽん百名山」で紹介していました。

信者は亡くなると霊神となって、この地に祭られ、そうした霊神が二万基もあるそうで、道路沿いにもかなり見られ、宿泊した三岳の民宿の前にもありました。
高野山を思い出させ、又山岳信仰の凄さを実感します。

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山に入りはじめるとフシグロセンノウや萩、ツリフネソウ、ゲンノショウコなどが咲いている
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三岳(御嶽山、乗鞍岳、木曽駒ケ岳が見える)の倉越高原からはあいにく御嶽山だけ少し見えただけでした。

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次にロープウェイで7合目まで。
                   出発駅の前のお花畑Photo_9
到着駅の7合目の高山植物園では今咲いている花が楽しめた
                7合目(標高2150m)からの御嶽山Photo_10

                 シラタマノキはもう実になっていたPhoto_11

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御嶽山ではクジャクチョウにたくさん会える。大きな黒い斑紋のなかに小さな水色の斑点を含んだ目玉模様が、鳥から身を守る効果があるとされている。又、この目玉模様が孔雀の飾り羽根に似ているので名前が付いたという。
ホップ、カラハナソウ、イラクサ、ハルニレなどが食草だそうで、御嶽山には食草が多いということか。
グガイソウの蜜を吸うクジャクチョウなど、近寄っても逃げないのが多かった。

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翌日に行った大滝村方面からの上ったところに田の原湿原があり、ここからウドやミヤマアキノキリンソウやマルバダケブキの花畑の中を下りていく道筋も気持ちが良い。Photo_20
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ツルニンジン(キキョウ科)は別名ジイソブ(爺のソバカスの意)という。人参のような根は高麗人参と同じような効能があると言われる。

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                       ダケカンバPhoto_26

                       ウメバチソウPhoto_27
御嶽山にはまた滝も多い。1200もあるという。
清滝は信者の行場。20mくらいあろうか、しぶきが涼しい。滝に打たれるのは大変痛いです。先日ギアナ高地で、滝の裏側が歩けるサポの滝の裏側を歩いたのですが、向こう側が見えなくなるほどの水量の滝に打たれ、腰まで浸りながら歩行した時の痛さは忘れられません。最後に滝の浦側の端から夕日が沈むのを見て痛さを一瞬忘れました。
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コメント

ようこそ、岐阜県のお山に・・・
私も2006,8.9に御嶽山を記事にしていますが、
当時は写真は一枚しか載せていませんでした。
今から思えば悔やまれます。
7合目まではロープウェイが運んでくれますから
同じ花壇を見たのに、写真も撮らずじまいでした。
7合目で宿泊して頂上は極めていません。
そのままUターンしました。
これでは御嶽に行ったことにはなりませんね。

月見草に歌を出されている古田さんは毎年
ここで寒行をされます。はだしで雪山を登るのです。
夏は滝にうたれます。
凍った滝の写真もブログで紹介したことがあります。
凍った滝は神秘的だったそうです。

投稿: matsubara | 2012年9月11日 (火) 08:31

木曾のなあ、木曾の御岳山は夏でも寒い~。
木曾節は昔私の十八番でした。
そのくせ行ったことがないのです。

投稿: 佐平次 | 2012年9月11日 (火) 10:14

 
こんにちは。
木曽御嶽山へいらしたのですね。塩尻から中央本線に揺られて…
塩尻までは何でいらしたのですか?
両側に広がる白い蕎麦のお花畑、想像しましたが美しいでしょうね。
思えば東京から名古屋まで、山岳地帯をつないでいる中央本線って
すごいですね。がたごと揺られて辺りの景色をずっと眺めてみたいような
気持ちになりました。

話がそれましたが、御嶽山は日本百名山にして花の百名山でもある
というだけあって、お花たちがいっぱい!美しいですね。
そしてクジャクチョウも何と鮮やかで美しいのでしょう。
山地では秋の訪れが一足も二足も早いのでしょうけれど、まだまだ
こんなにたくさんの花が咲いているのですね。
もう少し後になると紅葉でしょうか。
滝も多いとのこと(1200とはびっくり)、この豊かな山に
山岳信仰が盛んなのもうなずける気がします。
深呼吸しながら拝見しました。

(ギアナ高地の滝に打たれながら歩かれたというのにも、どこまで
 ハードだったのかとまたまたびっくりです!)
 

投稿: ポージィ | 2012年9月11日 (火) 15:31

★matubaraさま

私も頂上を極めなかったので、岐阜県の方の景色を見ることが出来ませんでした。とても残念です。
今回知ったのですが、妻籠宿は長野県ですが、馬籠宿は岐阜県にあるのですね。両方とも長野県とばかり思っていました。
7合目で宿泊したそうですが、さぞかし涼しかったことでしょう。私たちは3合目でしたが、今年は異常に暑くて戸を開けないと暑さで眠れないくらいでした。
たくさんある滝で上の方のは凍るのでしょうね。
寒行も滝に打たれるのもどちらの修行もとてもできそうにありません。神秘的な凍った滝を何処かで見たいものです。

投稿: tona | 2012年9月11日 (火) 16:23

★佐平次さま

佐平次さんの木曽節をお酒飲みながら聞きたいほどの木曽御嶽山です。雄大です。
行ったことなくても頭の中に御嶽山が広がっていたでしょうね。

投稿: tona | 2012年9月11日 (火) 16:27

★ポージィさま、こんにちは。

塩尻まではスーパーあずさで参りました。八ヶ岳や南アルプスなどを車窓に眺めながらです。
初めての塩尻から沿線の風景はいいものです。稲穂も随分垂れていました。木曽福島から名古屋まではまだ乗ったことがありません。いいでしょうね。

もう秋の花ですが、でも今年は遅れているそうです。全国的らしいです。
クジャクチョウが気に入りました。目玉模様を見つめていると人間の目のようにも見えてきます。
山は紅葉の頃も素晴らしいでしょうね。

おぉ、滝はお土産付きです。つまずいて石にぶつかって、皮膚科(外科)に通うはめになりました。

投稿: tona | 2012年9月11日 (火) 16:37

木曽のなー・・なかのりさん、というのもありましたね。
夏でも寒かったのでしょうね。高山植物を見ているとひんやりした涼しさが伝わってきます。

こちらでは随分今朝は涼しくなりました。

レフレッシュされたことと思います。もしや暑い夏が恋しくさえ感じられたのではないでしょうか。

自然風のコスモスがきれいだと感じました。

それに孔雀蝶が沢山いるのですね。地域特有の蝶でしょうか。
暑い夏はこういう旅に限りますね。

投稿: macchanny | 2012年9月12日 (水) 08:41

tonaさんおはようございます(^-^)
タイトルを拝見した途端に佐平次さん同様…頭の中であのメロディが~♪(*^m^*)

しかし、本当に心身ともにお健やかで、活動的ですね~♪ …羨ましいです(^^;
と、羨ましがってばかりいてもダメですね(^O^)

仕方なかったとはいえ、たくさんの子を逝かせてしまい…罪悪感が消えませんでしたが…
ここ数日、お花に関する感動が蘇っています…「ヤマハハコ」や「ゴゼンタチバナ」…
私も本物が観たいと…今日は思えましたよ~♪(´∀`*)

投稿: orangepeko | 2012年9月12日 (水) 13:06

★macchannyさま

朝晩は涼しくなりましたが、昼間の暑いこと、今年は異常ですね。午後からは家を出ないように気を付けてはいますが、まだ冷房に頼っています。

高原は吹き渡る風が涼しいです。木陰は天国です。お花を見ながら歩くのは極楽で、ロープウェイのある山なら年取っても楽しめます。
そうですね。私もコスモスのある風景が気に入っています。自然のコスモス畑にはヒマワリも咲いていて夏の名残りを感じました。
クジャクチョウは他の山でも見かけます。でも御嶽山は飛んでいる蝶のほとんどがこの蝶なのです。
白樺やダケカンバがある高原はロマンティックでもありますね。

投稿: tona | 2012年9月12日 (水) 15:51

★orangepekoさま、こんにちは。

8年前までは仕事だけで殆ど出かけなかったのですから、最初の踏み出しに勇気がいりました。最近でさえ行こうかどうしようかとちょっと悩むのですよ。
この頃は勇気を出してどんどん出るようになって、連続しないように気を付けるくらいです。大分無理がきかなくなりましたから。

お引っ越しされてあんなにたくさんのお花はどうされたのかと思っていました。やはり大部分お別れされたのですね。
悲しく後ろ髪惹かれる想いだったことでしょう。
ゴゼンタチバナやマイズルソウはどの山も登りはじめに可愛い姿を見せてくれますね。
ヤマハハコやウスユキソウはもっと高いところに白っぽい素朴な姿を見せてくれます。
思えばきっと実現すると言います。
少し気分的に落ち着かれてお出かけになれたら、この道のエキスパートでいらっしゃるので、きっときっと花に迎えてもらい、喜んでもらえたりで癒されることでしょう。いつも有り難うございます。

投稿: tona | 2012年9月12日 (水) 16:06

御嶽山はとても大きな山でした。
頂上直下に大きな宿坊があり、登山道の途中もこの様な石塔がたくさん見られ
古くからの山岳信仰の深さがひしひしと感じられました。
滝が1200もあるのですか!
まさに修行の場ですね。
私は常々、日本人にとっての神様は山に居ると思っていますよ。

木曽の御嶽には夜行日帰りの強行軍で登りましたので、7七合目にこのような高山植物園があることを知ったのはごく最近です。
まだコマクサが咲いていたのですね。

大きな目玉模様のクジャクチョウはとても目立ちますね。
私は甘利山で初めて見ました。

投稿: nao♪ | 2012年9月13日 (木) 00:19

★nao♪さま

夜行日帰りで登られたのですね。1回やりましたが、もうとても出来ません。
本当に御嶽山は大きな山です。
TVによれば、頂上からの景色が素晴らしいので登れなかったのが残念です。
そして映像で見る二の池や三の池のきれいなこと、このどちらかが御神水だそうですね。ボトル一本800円で売っていました。
滝でも修行の方は見えませんでしたが、石塔や墓石を見ても信仰の深さを見てとれます。
信仰の山、白山や立山もそうなのでしょうか、行く機会がないので想像だけしています。
クジャクチョウは私も入笠山だか甘利山だかで見たと思うのですが、多分甘利山だったのですね。

投稿: tona | 2012年9月13日 (木) 08:33

おはようございます
木曾の御嶽山の高原に行かれたのですか
植物の宝庫ですね
蝶撮るのに動きが速くて難しいですがここでは近寄ってもにげないならいいですね
目玉もようがきれいです
もうツルニンジンが咲いてるのですね

投稿: たなちゃん | 2012年9月13日 (木) 09:45

★たなちゃんさま

花の百名山でもあるので6月頃から次々と咲いているのでしょうね。
今年は少し遅れていますが秋の花が目白押しです。
我が庭に来る蝶はじっとしないので撮影は難しいですが、クジャクチョウは随分長く留っています。じきに捕まってしまいますね。
ツルニンジンの花を初めて見ました。別名のそばかすを表す斑点を言われるまで気が付かなかったくらい形も色もなかなかです。

投稿: tona | 2012年9月13日 (木) 15:55

ギアナ高地の旅から帰られて、すぐにまた御嶽山ですか?
ほんと驚きです。記事、写真拝見しました。
素晴らしい旅だったことが窺われます。
御嶽山と言えば、すぐにメロディが浮かぶほど
有名ですね。一度行ってみたいと思いつつも
果たせないでいます。

投稿: 茂彦 | 2012年9月13日 (木) 21:11

★茂彦さま

御嶽山の麓付近の木曽谷は島崎藤村の「夜明け前」の舞台だったり、木曽義仲の出身地だったり、歴史的に見ても面白いところですが、山は修道者の励むところでもあって興味深いです。
その上、花も多く風光明美な景色や滝が多くて楽しめる山なのですね。
ロープウェイもあるので7合目まで極められますよ。いつかいらっしゃれればいいですね。ありがとうございました。

投稿: tona | 2012年9月14日 (金) 08:35

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