« 西オーストラリア(3)ワイルドフラワー・ピンクの湖・カルバリー国立公園の峡谷 | トップページ | 西オーストラリアの旅(5)完結編 ピナクルズ→パース »

2012年10月 3日 (水)

西オーストラリアの旅(4)世界遺産シャークベイからブライトン

Photo_5 <見学5日目> 9月22日はカルバリー国立公園を出発してハメリンプール → シェルビーチ → イーグルブルフ → デナムでサンセット

                         宿泊したカルガリーのロッジPhoto
                                         ロッジのそばの朝の海岸Photo_2
Photo_3
Photo_6  シャークベイは添乗員さんが書いて下さった地図(←)にもあるように、オーストラリアで一番最初に世界遺産になった所です。
面白い形をした半島が2つ突き出ていますが、その東側の方のペロン半島でいろいろ見学しました。

                                               世界遺産マークPhoto_7
                                                 ワイルドホップPhoto_8
Photo_9  世界遺産マークの所を左折して暫くするとハメリンプールに着く。
ここにはストロマトライトが見られました。地球の酸素の起源になったものです。
所々に説明板があって成り立ちが書いてあります。
これはシアノバクテリアという繊維状の微生物が、昼間は光合成をし、夜は粘液で海水中の石灰砂などの堆積物を固定し、また昼に再び光合成をして成長したものとのこと。
こんなマッシュルームみたいな色で、岩みたいなストロマトライトにバクテリアがいて、酸素を出しているなんて!それが地球上で初めて出した酸素で、酸素を必要とする生物が出現したわけです。
Photo_12 

←今も光合成をおこなっていて酸素が泡となって出ていました!

                    ストロマトライト

Photo_13
Photo_14
                   茶色くなった部分はもう800年くらい前に死んでしまったというPhoto_15

次は半島の中央に100㎞にわたって貝殻が続くシェルビーチです。
長さだけでなく深さも14mもあって、真っ白い無数の貝殻が堆積しているから驚きです。
4000年前から出来たそうなんですが、何でこんな無数の貝殻が積もっているのか不思議です。風、気温、海水塩分濃度、湾の浅い地形など様々な要因で出来たと聞いても理解できません。
砂ではなくて全部貝殻
Photo_16
Photo_17
Photo_18
                                        海岸の奥行きもかなりあるPhoto_19
レストランなどこの辺りの家の壁などにはシェルを固めてレンガ状にしたものを使っている
Photo_20
Photo_21
                     イーグルブルフの海岸 深さによって色が変わって見えるPhoto_22
インド洋のサンセットその1 デナム海岸にて 対岸の半島や島越しに沈んで行ったPhoto_23

<見学6日目> 9月23日はモンキーマイヤーで野生のイルカとの触れ合い→ジュゴンクルーズ→ジェラルトンでサンセット

モンキーマイヤーは野生のバンドウイルカと触れ合えるビーチで、イルカとの交流は1960年代に始まり現在3世代目だそう。
レンジャーの人がイルカを紹介。餌をあげられるのは、メスの4歳以上で妊娠していないものに1匹だけ。
餌をあげる人は子どもと女性の2組だけだった。
Photo_24
Photo_25
                                          餌をもらって帰るペリカンPhoto_26
オプションでジュゴンを見るクルーズに参加しました。
マストの上で見張りが叫ぶ方向に行くと一瞬ですがジュゴンを見ることが出来たものの、写真には何だか茶色いものが写っていただけでした。
Photo_27
Photo_28
それよりもイルカの群れが船にくっついてきて海岸よりよっぽど迫力がありましたPhoto_29
面白かったのが帰りに船の下にあるネットにドイツの若者6人が寝そべって波を浴びたことです。凄い波しぶきは痛そうで冷たそうですが、彼らは良く耐えました。
Photo_30

Photo_31
ジェラルトンまで南下する
Photo_32

           途中に固有種のクアンドングの木の実。ジャムにする。Photo_33

インド洋のサンセットその2 ジェラルトンでの夕日はきれいでした
Photo_35
Photo_36

この海岸辺りではロブスター漁が盛んで日本に輸出しています。
1匹1000円しない大きな伊勢エビみたいのをこの日は半分戴きました。自分だったかそれとも誰かの結婚式以来です。

Photo_37

次回のピナクルズとパースのヒルやパークのお花で終わります(続く)

|

« 西オーストラリア(3)ワイルドフラワー・ピンクの湖・カルバリー国立公園の峡谷 | トップページ | 西オーストラリアの旅(5)完結編 ピナクルズ→パース »

コメント

tona様
ストロマトライトの大群落(?)には興味を惹かれました。化石があるのは25~27億年前からですか。気が遠くなります。

投稿: evergrn | 2012年10月 3日 (水) 18:47

★evergrnさま

先カンブリア時代の35億年前の保存状態が良好なバックテリアの化石がここで見つかったのですね。
酸素が少しずつ増えていった気の長い年月を想います。
地球の成り立ちを改めて学んだ旅になりました。

投稿: tona | 2012年10月 3日 (水) 19:42

珍しいものばかりですが
100㎞も続くシェルビーチも凄いですね。
日本の西表島だったか、星砂というのもあるようですが
あれよりもずっと大きいのでしょうか?
痛くて裸足では歩けないような感じなのでしょうか?

投稿: zooey | 2012年10月 3日 (水) 19:46

こんばんは。

ほぉ~ っと感嘆の溜息をつきながら拝見しています。
オーストラリアは、厳しいけれど独自の自然を持つ、
やはり素晴らしい大陸ですね。目を瞠るものばかりです。
ストロマトライト 初めて知りました。地球の生物の成り立ちの
初期の頃のものが今でもこうして存在していて、見ることができるなんて。
長い長い地球の歴史に思いを馳せます。人類の歴史からしたら
とてつもない時間をかけて育まれてきたものを、
ぺらんぺらんの歴史の人類が短時間でどれほど傷つけてしまったことか。
グレートバリアリーフもすごく減ってしまっているそうですね。
とてつもなく大量の貝殻でできたビーチも驚きです。全部同じ貝に見えます。

イルカ、ジュゴン、美しい海、サンセット…どれもほんと素適ですね。
(4)もたっぷり楽しませていただきました。
次回(5)が最終回ですか。楽しみです。
 

投稿: ポージィ | 2012年10月 3日 (水) 20:07

★zooeyさま

星砂は凄く小さいですよね。
ここの貝は2枚貝と巻き貝が混ざっていてその大きさも1cm未満から3cmくらいの大きさです。巻貝は薄茶色っぽい色がついていますが、多くある2枚貝は全部白ですから、海岸が全部白く見えます。
はだしで歩くと痛いでしょうね。
想像できない数ですね。

投稿: tona | 2012年10月 3日 (水) 20:49

★ポージィさま、こんばんは。

私も驚きました。動物、植物だけでなく、こんなにもいろいろな自然があるとは!
22日のメイン2か所は想像していたより圧倒されました。

地球の成り立ちにはすっかりご無沙汰していました。せいぜい人類の誕生辺りしか話題になりませんものね。
先カンブリア時代が凄く長かったということを今回知った次第です。
まずは大気の中になかった酸素が出来たのがこのバクテリアだったわけで、それが今も泡吹くように酸素を出しているなんて。

シェルビーチの貝は2枚貝と少しの巻貝が混ざったものでした。
靴で踏んでも砕けませんでほっとしました。
日本の貝塚にもそのまま残っていますね。

こうして出来上がった美しい地球を人間はどんどん壊してしまっているのですね。常に考えていることですが、贅沢や無駄はやめようということに行きついてしまいます。

投稿: tona | 2012年10月 3日 (水) 21:00

酸素の発祥はオーストラリアだったのですか。
知らなかったです。

想像もしていなかった景色や植物それに
動物の数々。素晴らしいところですね。
孫たちが感動してきたのも頷けます。

貝の海岸とはこれも聞いたことがありません。

投稿: matsubara | 2012年10月 3日 (水) 21:27

★matsubaraさま、おはようございます。

他にも1,2あるようなのですが、ここが1番古いようでまさに酸素が初めて最初は1%にも満たないような状態だったらしいですが、延々と光合成によって20%くらいに増えて行ったそうです。考えられない長い時間ですね。
お孫さんたちもさらにいろいろ観察されてきたのでしょうね。こう言う所に行くのは子どもにとってとても役に立つことだと感じます。

投稿: tona | 2012年10月 4日 (木) 08:49

まさに地球の神秘ですね。

投稿: 佐平次 | 2012年10月 4日 (木) 11:13

★佐平次さま

はい、その通りです。
生命の誕生は海にあったのですね。

投稿: tona | 2012年10月 4日 (木) 14:34

野生そのものですね。何も手をつけてないという感じが良いですね。

それでもイルカは本当に可愛いものです。これを見たら殺すべきでないと思うのは分かります。
花と動物が人間の干渉を受けずにのびのびしている感じです。

他の仲間と一緒に回れて本当に楽しい旅になったことと思います。

投稿: macchanny | 2012年10月 4日 (木) 20:16

★macchannyさま

こんばんは。
動物も植物もワイルドですよね。
そして良く保護していると思います。
入ってくる方を規制しているからこんなに野生的なのでしょう。
何しろオーストラリアには食べ物などいろいろ殆ど持ち込めないのですから。
日本はその点世界中の花が持ち込まれ園芸品として売られます。野山にも外来種がはびこっていますね。
花好きの仲間と花を楽しみました。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2012年10月 4日 (木) 22:05

西オーストラリアの旅(2)~(4)まで拝見しました。
何んとも不思議な花の数々に驚かされます。
自然がもたらした、広大で、そして不思議な景色や景観。
そこに住む動物たちの多種多様なこと。
地球上には、想像も出来ないような自然が広がっているのですね。
行動範囲が狭い私には、驚きの連続です。
見分された動植物のひとつひとつに説明・解説があって、
ほんと素晴らしい旅行記です。
世界各地で見分されたことをこれだけ丹念に記録されているのは
本当に珍しいことではないですか?
本とか、なにか形にされたら如何ですか?

投稿: 茂彦 | 2012年10月 7日 (日) 20:34

★茂彦さま

日本とは違ったオーストラリアの固有種はなかなかに変わった花がありますね。
今回は有袋類はカンガルーしか見られませんでしたが、まだまだたくさんの珍しい動物がいます。
次回また見に行こうと思っています。
アメリカやアフリカ、中国にも驚きの自然があるようで、なかなか見る機会がありませんが、オーストラリアのもなかなか迫力のあるものが多かったです。
自分史を書かれた茂彦さんのようには、私には書けませんが、こうして見ていただけるのを有難く思います。
今日帰ってまいりました。
お返事遅れてすみませんでした。

投稿: tona | 2012年10月15日 (月) 13:42

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/146506/55804360

この記事へのトラックバック一覧です: 西オーストラリアの旅(4)世界遺産シャークベイからブライトン:

« 西オーストラリア(3)ワイルドフラワー・ピンクの湖・カルバリー国立公園の峡谷 | トップページ | 西オーストラリアの旅(5)完結編 ピナクルズ→パース »