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2012年12月21日 (金)

タスマニア島の旅(1)

Photo_20 オーストラリア本土から南に320kmにあるタスマニア島は北海道の約75%の面積で、緯度としては南半球での位置は北半球の日本の北海道あたりに位置します。時差は1時間(現在は夏なので2時間)、人口は約50万人。7つの州の一つ、タスマニア州。
世界一、水と空気がきれいと言われ、雨水がミネラルウォーターよりピュアだそうだ。雨水を貯めてそのまま飲料水に使用している人も多いという。それは同緯度に大陸や大きな島がないので、偏西風などによる汚染の要素が極端に少ないのだそうだ。
海も、きれいな川の水が流れ込み水質が良いので養殖のカキ、アワビ、サーモンも新鮮。大陸本土からの暖かい海水と南極からの冷たい海水が混じってプランクトンが豊富で豊かな漁場ともなっていて、食事もシーフードが多かった。
農作物、畜産物も涼しくて虫が少なく、大陸から隔離されているので病気の心配がなく農薬を使う必要がないそうで安心です。

[観光1日目]
成田から夜行便でシドニーで乗り継ぎ、州都のホバートに昼に到着。早速にホバート湾に面したレストランでシーフードチャウダーとスズキ科の魚のストライプドトランペッターを味わいました。1日目の観光の始まりです。
Photo Photo_2

                       ホバート湾Photo_3
      カキの養殖かご        イカ釣り船のようなランプがある
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              入植時代の倉庫群がお店となっているPhoto_6
<ボロノング動物公園> 事故に遭った動物や親を亡くした子供を保護し自然に近い形で飼っている動物園

固有種タスマニアデビルです。この後、野生のは1度も見られませんでした。有袋類。1度に米粒位の赤ちゃんを40匹産むが、4つしか乳首がないので最初に乳首に辿りついた4匹しか生き残れないのだそうだ。夜行性。胸・腰のあたりに白い模様がある。
過去には害獣として嫌われて捕獲され、死肉を食すので轢死体を漁って二次被害に遭ったり、伝染性の悪性腫瘍により個体数を減らし絶滅危惧種となっている。絶滅しないように、病気が感染しないところ、デンマークなど数か所に送って飼育している。

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                 死肉に飛びつくタスマニアデビル  Photo_9
有袋類のウォンバットが飼育係に抱かれて登場。お兄さんの手には数か所傷が見えました。2歳になると性格が変わって凶暴になる。こんな可愛いころころした姿なのに時速40kmで走る。Photo_10
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            コアラはこの島にいないので本土から連れてきたPhoto_13
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カンガルー お母さんのお腹から赤ちゃんが顔を出している。カンガルーやワラビーの育児嚢は前向きだが、タスマニアデビルやウォンバットの育児嚢は後ろ向き。この後野生のウォンバットで見ることができました。Photo_15
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トカゲやヘビやオウム類まで保護されていました
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夕食はサラダ、スープ、タスマニアビーフのステーキ、アイスクリームでしたが、タスマニアビーフがとても軟らかい。外国のビーフは固いのが多いけれど。

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コメント

こんにちは♪
お帰りなさい。オーストラリアは遠いですけど時差が少ないのが
ありがたいですね。
 
tonaさんが出発された後、録画したまま見られずにいただいぶ前の
ふしぎ発見!を見ましたら、それがタスマニア島の回のでした。
映像を見ながら、tonaさんも同じようなものご覧になっているのかなと
想像をめぐらしていました。とても魅力的なところですね。
冬はやはり相当寒いのでしょうけれど。
シーフードもビーフも美味しそう♪
 
オーストラリアは動物たちの保護を熱心にしている国ですね。現在では。
こちらの動物園も保護のためのものなのですね。
タスマニアデビルの赤ちゃんの、40匹中たった4匹という
生まれたばかりからの生存競争の厳しさは初めて知りました。
デビルなんて名前を付けられ害獣扱いされていたとは可哀想な歴史を
持つ動物ですね。現在は保護されているとはいえ今度は病気ですか。
何とか種が保たれていくと良いですね。
 
続きも楽しみです♪

投稿: ポージィ | 2012年12月21日 (金) 10:38

お帰りなさい、大変にお元気そうで。
タスマニアはいわば夢の島ですね。

雨水がきれいで飲める、というのが何とも良いですね。いつか行ってみたい気になる島です。

自然がそのままでタスマニアデビル、ウオンバットはこれは何と云う顔をした動物ですかね。

手の付いていない自然そのものです。
こちらに住んでいる人達は純真で親切なんでしょうね。
ほっこりと思い出深い旅になったことと思います。

投稿: macchanny | 2012年12月21日 (金) 11:02

たしかにデヴィルだなあ。

投稿: 佐平次 | 2012年12月21日 (金) 11:38

tona様
お元気でご帰還のご様子で何よりです。タスマニアには、ゴンドワナ大陸の「生き残り」のような自然が残っていると聞いた事がありますが、如何でしたか。

投稿: evergrn | 2012年12月21日 (金) 18:32

★ポージィさま、ありがとうございます。

本当に時差が少ないのは楽です。帰国日に活動できます。

不思議発見を見たのですが、とても恥ずかしいことに全部覚えていないのです。実際に見ないと頭に入らないのが情けないです。
タスマニアはあまりやりませんものね。昨日やっていて録画したつもりが入っていませんでした。がっくりです。

魚介も肉も野菜も汚染されていないと言うだけで何だか余計美味しく感じられました。

植民した頃はデビルも悪魔みたいだと殺したそうですが、時代が変わって保護の看板もあちこちにありました。
鳥でもたくさん孵ると小さい弱い子は餌の順番が回らなくて死ぬそうですが、デビルの場合は10分の1しか生きられないなんて、魚同様厳しいですね。
いわゆるガンで絶滅していくなんて可哀そうなデビルです。1度しか見られませんでしたがとても印象深い動物でした。

投稿: tona | 2012年12月21日 (金) 18:40

★macchannyさま、ありがとうございます。

本当に夢の島です。いまどき食べ物が汚染されていないとは。それも地理的条件によるのですから羨ましいです。
子どもにもいいですね。

有袋類の動物たちは今は保護されて、デビル以外は天敵もいなくてのびのび暮らしているように見えました。

島の人々はみなとても親切で温かかったです。ヨーロッパより。
自然が面白い国でした。

投稿: tona | 2012年12月21日 (金) 18:50

★佐平次さま、ありがとうございます。

ですよね。
上顎部の2本の牙は一生伸び続けるのですって。口を開けると余計怖く見えました。

投稿: tona | 2012年12月21日 (金) 18:55

★evergrnさま、ありがとうございます。

お蔭さまで無事帰ってまいりました。
ゴンドワナ大陸の話をオーストラリアで初めて詳しく知りました。
グロップステリスという植物で証明されたようですが、この植物はまったくわかりませんでした。ただシダ植物が苔蒸す森に茂っていたのがそうかなあと感じました。

投稿: tona | 2012年12月21日 (金) 19:23

お帰りなさい。お元気の様子良かったです。雨水がそのまま飲める!富士山の湧水のような澄んだきらきらした水が降ってくる!そんな光景が目に浮かんできました。
なんと素敵なところなのでしょう。
タスマニアに関しては知識がほとんどなかったので旅行記を読んでびっくりです。そんな素敵なところに行ってみたい気がしました。ウオンバット、コアラ、タスマニアデビルはオーストラリア本土で抱いたり、見たりしました。デビルは顔つきもさることながら鳴き声が悪魔の吠える声ににてるとか。残念ながら声は聴きませんでした。
後続の旅行記楽しみにしています。

投稿: yamasemi | 2012年12月22日 (土) 00:05

★yamasemiさま、ありがとうございます。

おはようございます。
時差が少ないのですぐ復活できました。
同緯度に大陸がなくてしかも南極や北極ほどの緯度でなくて、奇跡のような島です。
隣国の黄土や排気ガスなどに悩まされる日本と大違いですね。
空気がきれいなのは五感で感じました。

動物たち、本土で抱いているのですね。
コアラやウォンバットは可愛いので抱いてみたいです。
デビルの鳴き声を私も聴きませんでしたが、YouTubeで聴きましたがよくわかりませんでした。唸り声だそうですが。
この後、違った自然を観ましたのでまた読んでください。

投稿: tona | 2012年12月22日 (土) 08:22

無事にお帰りになられたようで何よりです。
オーストラリアは時差がほとんど無くて楽ですが、気候が反対なので、帰国してからの体調に気をつけて下さいね。
今年は特に寒い冬になりそうですから・・・

毎年のように通ったオーストラリアですけど、コアラやウォンバットは抱いたことがありますが、タスマニアデビルにはついに出会えませんでした。
十分の一しか育たないなんて・・・
強いものしか生き残れない世界なのですね。

雨水がそのまま飲めるピュアーな自然が羨ましいです。
以前、伊達公子さんがタスマニアの山に登ったTVドキュメントをビデオに入れた覚えがあります。
tonaさんは登山は楽しまれたのかしら・・・?

投稿: nao♪ | 2012年12月22日 (土) 11:34

12月初めに更新されたブログ(何題か)にコメントしようと
思っていましたが、タスマニアに飛ばれたということで、
コメントを差し控えお帰りを待っていました。
それにしてもtonaさんの行動力には圧倒されますね。
勿論、資力、体力、知力が兼ね備わってなければ、
こんなには海外には行けないわけですが・・・。
タスマニアデビルは、なるほど顔つきも正にデビル。
米粒ほどの赤ちゃん?一寸想像できないですね。
ウォンバットの育児嚢ですか?不思議!不思議!
世界にはほんと珍しい動物がいるのですね。
TVの映像だけでは、やはり実感が湧いてこないのですが、
実物には圧倒されることでしょう。
戦争に明け暮れる国がある一方で、地球上にはこんな平和でのどかな楽園もある。あらためて、地球とは摩訶不思議な惑星だと
思いました。

投稿: 茂彦 | 2012年12月22日 (土) 14:21

お帰りなさい。
出かけていまして、コメントが遅れました。
絵葉書で素敵なところであることがよく
分かりました。ありがとうございます。
動物王国と聞いていましたがその通りなの
ですね。
知人は子供を連れて行ったら喜ばれたと
言っていました。大人も楽しめますね。
時差がなくて体調もよかったでしょうね。

デビルなんて悪魔とはかわいそうな名前ですが
これではやむをえないですね。

寒い日本から逃れられていてこれも羨ましい
です。

投稿: matsubara | 2012年12月22日 (土) 17:46

★nao♪さま、ありがとうございます。

そうですね。日本に帰ってからの寒さが身に沁みました。風邪を引かないようにしなくてはと気を付けています。

タスマニアデビルの辿った道は他の動物より過酷だったのですね。姿故だけでなくガンと言う病気が伝染とは、人間のと違うようで可哀そうです。個体数が少なくなったことで大事にされるようになって良かったです。

伊達公子さんのは観ていませんでした。
今回小登山は3回、ハイキングは1回しましたよ。こんなときだけは張り切っていました。日頃の登山が役に立ちました。


投稿: tona | 2012年12月22日 (土) 19:19

★茂彦さま、ありがとうございます。

知力は関係ありませんよ。
体力ですが旅行者の中で私は最もない方です。ですのでそろそろ限界の年齢になりました。
しかし世の中には元気な高齢者がいるものです。80歳でも多いですし、今まで私と一緒の最高齢は89歳が2人です。

パンダの赤ちゃんもかなり小さいですが、米粒とは驚きました。そんなに小さくてもお母さんの乳首で吸うことが出来るのでしょうか。
本当に有袋類は不思議です。それも殆どがオーストラリアにいるなんて。
仰るように百聞は一見に如かずですね。
そしていろいろな意味で現在では楽園のような島です。

投稿: tona | 2012年12月22日 (土) 19:36

★matsubaraさま、ありがとうございます。

このあとあちこちで野生の可愛い動物を見ました。後ほどまた載せますのでよろしくお願いいたします。
この動物園にはこの時は大人の見物人ばかりでした。子供以上に喜んでいたと思います。
木にも人間にも抱きつく姿は格別です。

デビルは姿もそうですが、死肉をあさる様子や鳴き声もデビルを思わせるそうです。
可哀そうな動物です。

あちらは初夏ですが昼と夜の気温差が大きかったです。

投稿: tona | 2012年12月22日 (土) 19:50

御無事のご帰国、何よりです。

厳しい自然界で生き残るために
なるべく数を沢山産んで
体力のあるものだけが生き残る、とはよく聞く話ですが
4つしかない乳首に40の赤ちゃんとは…
なんとも残酷な話ですね。
驚きました。
また珍しいお話を楽しみにしています。

投稿: zooey | 2012年12月23日 (日) 00:40

★zooeyさま、ありがとうございます。

自分の遺伝子で強いものだけを残す仕組みはいろいろありますが、デビルのには私も驚きました。
このデビルもそうして生を得たものの、事故に遭ってここに引き取られました。ここにいれば悪性腫瘍の伝染は免れるでしょうが、野生に帰されればまたその危険にもさらされることで、野生動物の大変さを思い知らされました。

投稿: tona | 2012年12月23日 (日) 08:17

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