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2013年2月27日 (水)

レ・ミゼラブル

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アカデミー賞発表前後にしか行かなくなった映画ですが、今年は「レ・ミゼラブル」でした。最後を知りたい「ライフ・オブ・パイ」も観たいのですが。
久しぶりのミュージカル映画で、俳優さんの歌唱力にうっとりでした。1昨日のアカデミー賞ではコゼットのお母さん役のアン・ハサウェイが助演女優賞を取りました。なかなかの出来栄えの映画でした。

小学生のころ読んだ講談社版「レ・ミゼラブル」は書名が『ああ無情』
このシリーズは、汚れ茶色くなったのが4冊残っているのみとなりましたが ああ無情・宝島・巌窟王・乞食王子・鉄仮面・小公子・小公女・トム・ソウヤーの冒険・アンクル・トム物語・ロビンソン漂流記・・・と続きます。
第1巻が『ああ無情』で何度も読んだ1冊です。悲惨なコゼット親子、ジャン・バルジャンが教会から盗んだことに対する司教の優しさで改心してからも数奇な運命を辿ったこと、執拗なジャベール警視などが印象に残り、何故相次ぐ革命が起こったかなど歴史的なことは何も知らなかったし、ジャベール警視の気持ちも全然わかっていませんでした。

今の美しいパリからは想像も出来ない民衆の悲惨な生活がたっぷり映し出され、またいつの時代にもある若者中心の蜂起も生々しく、そんな中にもコゼットを痛めつける宿屋の女将夫婦のような悪い奴もいて、当時のフランスの様々な苦しみを見せてくれ、幸せな人はいたのかしらと疑問におもうほどです。
最後はもう悲しくて、感動して涙が止まらなくなってしまいました。良い人が死ぬ時の(ファンテーヌ、エポニーヌ、ジャン・バルジャンなど)何とも悲しいこと。

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2013年2月24日 (日)

水文学(すいもんがく)

早稲田大学オープンカレッジの他に、今年になって東京雑学大学に入会しました。
週1度ですが、良い点は自分の好きな科目を選べて、休んでもいいわけで、またレポートや試験がないのも私向き。

最近の講座に「水問題の常識・非常識」というのがあって、首都大学東京の川村明教授により水についていろいろな問題を知ることが出来ました。
水文学(水文学)とは天文学、人文学などに対応する学問分野だそうだ。水に関することなら何でも扱う学問。

空気と水と安全はタダと言ってきた日本ですが、空気も花粉やだけでなくにわかに騒がしくなったPM2.5の問題で清浄器やマスクが必要となってくるでしょう。
何時誰が無差別殺人を起こすかわからず、毎日のように人が殺され、天変地異が起こって、決して安全な国でない。
そして水、欧州のようにワインより水の方が高いのをレストランで注文しなくてはならず、日本みたいにお茶や水がタダで供されることなどからタダという感じが持たれると思う。
この頃、ある人たちは水道水は飲まず、飲み水はペットボトルのを買い求めているという。何と水道水の1000倍の値段を払っているそうだ。東京では水が美味しくなって久しいのに。
日本で一番水道水が安い所は山梨県の笛吹市で、一番高いのが熊本県宇城市で笛吹市のなんと15倍の値段だそうだ。

アフリカや中東の砂漠地帯などは水を求めて壺を頭上に載せて、1日5~10時間も歩くとか。それは女性の仕事でもある。何と過酷なことか。数秒でヤカンや鍋に水が入るなんて彼らには信じられないことでしょう。水が乏しいだけでなく濁った水、衛生的でない水を飲料水にしている人は8億人。
水不足と水汚染が原因で年間400万人の死者が出ているというから驚く。

地球上の水の量は14億キロ立法メートルだそうだが、地球が出来たときからほぼ一定という。使っても減らないし、雨が降っても増えない。問題は、多すぎて洪水、少なすぎて干ばつになることと、年々汚染されるということ。また地下水が危機的状況にあり、河川の断流(黄河やインダス川やコロラド川など)も問題になっている。
20世紀の世界人口は3.8倍となったが、水使用量は6~10倍となって水不足を招く。
日本は雨が良く降り、梅雨もあって、約1億3000万人の人がたくさんの水を使えるという、世界でも特異な国という。何と有難いことと蛇口を手を当てるたびに思う。
しかし地震大国であり津波災害は免れず、また台風襲来地で犠牲者が多く出ることも否めない。治水の問題もまだまだ研究していかねばならない事項です。

人間の生命など多岐に関わる水は、川や滝や湖や海として私たちを癒し喜びを与えくれる一方で、生命を奪うという環境問題にも絡む水問題として奥が深い。
水に関する思い出はどなたにもいくつもあるものですね。

                                                      2月13日
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2013年2月21日 (木)

頂上がアセビで埋まるシダンゴ(震旦郷)山に登る

この山は758mで、丹沢山地の一番南側にあり、小田急の新松田からバスで25分の寄(やどりぎ)から登る、眺望の素晴らしい山。
奇妙な名前の由来は、飛鳥時代に仏教を伝える仙人がいてこの山に住んだという。その仙人の名前が「シダゴン」と言うが転じて「シダンゴ」になったとか。

頂上におそらく半径20m以上もあると思われる円錐形状にびっしりあるアセビはイノシシよけに植えられたものではないか。
アセビは有毒植物(グラヤノトキシン)なので草食ほ乳類は食べないからです。
アセビが好きな方は一面咲く頃に、低くて歩きやすい山なので登ることをお薦めしたい。

                  川を渡った左手がシダンゴ山Photo
橋の所の箱の中にある道具で右から順番に叩いて「お馬」の童謡を聞きましたPhoto_2
                    大きなロウバイは満開 Photo_3
                     花の水滴がきれいPhoto_4
                     山に捨てられた車Photo_5
                       丹沢の山々Photo_6
                      茶畑が広がるPhoto_7 
杉の子 芽が出たては茶色で少しずつ緑を帯びてくるようだ。可愛い!
♪「お山の杉の子」♪
  昔 昔 その昔
  椎の木林のすぐそばに
  小さなお山があったとさ あったとさ
  ・・・・・・・
  にょっきり芽が出た山の上 山の上
  小さな杉の子顔出して
  はいはいお日さまこんにちは
  ・・・・・・・Photo_8
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                 山頂付近には雪が残っていたPhoto_10 
                         山頂Photo_12
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                   富士山は左側だけ望めるPhoto_14
                   相模湾方面 お昼になって気温が上がってきてガスってきたPhoto_17
                                   アセビ 蕾の色が3種類 実もあったPhoto_18
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2013年2月18日 (月)

雪の北陸方面へ(3)永平寺

  <永平寺>
3日目は曹洞宗大本山・永平寺を訪れました。
最近まで殆ど積もらなかったそうだが、前日の大雪で永平寺も雪に埋もれ、大小70もあるという建物の外側には踏み込めず、夏に訪れた時と様相を一変して荘厳とも言える雰囲気の中の佇まいでした。

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「ここは国宝や重要文化財といった建物も仏像もない」「写真は撮ってもいいけれども、200名余の雲水の写真は撮らないように」と言われた。
そんなことからも京都や奈良の寺院とはかなり違った印象のお寺です。

傘松閣の絵天井 昭和5年当時の著名画家144名による230枚の花や鳥の色彩画Photo_6
   階段の回廊(50年前の永平寺で唯一覚えていた所)がなかなか印象的Photo_7
                   色鮮やかな山門の四天王Photo_8
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天井辺りからぶら下がる、大庫院(台所)の大すりこぎ棒 さわると料理が上手になるとかPhoto_10
法堂 説法の道場 本尊は聖観世音菩薩で階段の左右には阿吽の白獅子が置かれていますPhoto_11
永平寺は1244年に道元禅師によって開かれた座禅修行の道場。道元を1世として現在79世まで続いてきた。
只管打坐(しかんだざ)座禅に打ち込むことによって、釈尊の悟りと一体となることができる、という道元禅の核心となる教えで歴史で学んだ。
道路を挟んだ境内の一角に「寂光苑」があって、道元禅師が偲ばれる像塔がならび、その奥は歴代住職のお墓になっている。道元禅師の墓所はお寺の承陽殿である。
                         
                         墓所Photo_12
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         一番新しい七十八世のお墓にはお花が手向けられていたPhoto_15
                 御堂 道元禅師が祀られているPhoto_16
               道元禅師の中国の師・如浄禅師の塔Photo_18
                  道元禅師のご両親の報恩塔Photo_19
   稚髪像 道元禅師が出家の決意をした少年期の姿(雪が降ってきました)Photo_20

<越前竹人形の里>
水上勉の小説に『越前竹人形』がありますが、その人形を彷彿とさせる人形や竹細工製品がたくさん売られている。昼食の食器も竹が多かった。
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            前日の夕食(朝食とも部屋食)昔の旅館みたいですPhoto_24
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               新幹線内で笹ずし
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雪の北陸はそれほど寒くもなく、なかなかに趣があって、雪景色見たさにまた出かけたくなります。

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2013年2月15日 (金)

雪の北陸方面へ(2)金沢

白川郷から富山に出て宿泊、2日目は砺波平野を通って金沢へ

砺波平野 各家の周りの風よけの屋敷林は、バスの窓ごしでは良く見えなかったが、俯瞰すると素晴らしい景色らしい。チューリップが咲く頃もいいことでしょう。Photo_2 

<金沢> この時期お天気が目まぐるしく変わるそうで、10日も曇って雨が降ったかと思うと薄日がさし、雪もちらつき、霰まで降ってきましたが、意外に寒くなかったです。

●ひがし茶屋街 ここも重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。1820年に開かれ栄えた。三味線を練習する音が聞こえてきました。Photo_3
千本格子が虫籠のようなので木虫籠(きむすこ)と呼ばれる。夜になると木虫籠から漏れる明りが情緒あふれた雰囲気に包まれる。
2階の方はガラスが入った雨戸のようで、全部閉まっています。Photo_4
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                                金沢のお菓子(和菓子)消費量は全国一Photo_10
      佃煮屋さんで最中の皮の中に茶漬が入っている「器茶漬」を買いましたPhoto_11
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●金沢21世紀美術館 旅行から帰った翌日に「ぶらぶら美術館」で紹介していました。
平屋建ての巨大な円形のモダンな設計に、ルーヴル美術館からも視察が来たそうで、年間150万人が訪れるそうだ。
有料部分の展示、韓国人の「ス・ドホ」展に入りましたが、ストッキングのような生地で家を造ったり、細かなドールハウスなど現代アートの表現に驚いたり感心したりでした。Photo_14
ラッパは全部で12あって、一つ一つどこかのラッパとつながっていて、ラッパに向かって話すと声が届く。 Photo_15
     プールの底に人が沈んでいる(アルゼンチン人の設計)ように見えるPhoto_16
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         地階へのエレベーターは白い円柱部分だけが上下していたPhoto_18

●兼六園(名勝庭園) 50年ぶりだが何も覚えていませんでした。名前の由来も初めてです。
12代藩主が白河藩主楽翁(寛政の改革者・松平定信)に依頼したそうだ。中国詩人・李格非の『洛陽名園記』の文中から採って、宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の六勝を兼備しているという意味。

唐崎松の雪吊り 職人を4月に入札し、11月に作業を始める。賃金は雪吊りを外した時に貰う。もし枝が1本でも折れていればその分引かれるのだそうだ。
この唐崎松は13代藩主が琵琶湖畔の唐崎から種子を取り寄せて実生から育てた黒松で大きくなり、1本に4つの雪吊りがしてあって計800本で吊っているそうだ。

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日本最古の噴水(1861年頃)自然の水圧だけで上がる(3.5m)。欧米に比較すると日本は噴水を作る技術も愛でる文化もなかったのでしょう。Photo_25
●金沢城公園 明治時代から陸軍司令部が置かれていたが、戦後から平成7年まで金沢大学があった。その後、石川門、河北門や菱櫓・続櫓・五十間長屋、堀の一部などが復元された。Photo_26
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2013年2月12日 (火)

雪の北陸方面へ(1)高山・白川郷

3連休の9~11日に高山、白川郷、金沢、永平寺に行ってまいりました。

高山へは長野新幹線で上田に出、バスで松本、安房トンネル経由。

                     新幹線からの浅間山Photo
                  松本で北アルプスの常念岳Photo_2
                  白骨温泉付近のダム湖Photo_3
<高山> 今回の旅で一番冷えて、手袋しても冷たくなるほどでした。
ここは4度目ですが、本を見たら、2005年の合併で全国の市町村で一番大きな市となって、何と東京都とほぼ同じ面積だというではありませんか。人口は東京の約1321万人に対してたった約9万人だそうで、空気もきれいに感じます。

古い町並みは伝統的建造物群保存地区です。たくさんの人で賑わっていました。Photo_4
                 いろいろな格子があって面白いPhoto_5
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                         宮川Photo_9
                       高山別院Photo_10
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高山陣屋 徳川幕府は直轄領を400万石まで増やしたそうで、飛騨高山藩は1692年に潰され、城も壊され、代官所が置かれた。Photo_12
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<白川郷> ライトアップの白川郷を見たいためにツアーに参加したのですが、、、雪化粧のライトアップの世界遺産を見たい人が多く、加えて3連休が重なって道路が大渋滞し、しかも7時半でライトアップが消えるという。結果、展望台に登ってたくさんの合掌造りを見ることは叶いませんでしたが、国重文の和田家など10分だけ見ることが出来ました。(夫撮影)Photo_17
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2013年2月 7日 (木)

いろいろな人(3)

「いろいろな人」として2007.5.27に「変な地名を訪ねる人」  2008.12.3に「電車で鶴を折る人」を書いて以来ご無沙汰でした。
大体変わった人や一途な人で、その後たくさん出会ってはいます。

今回は山崎寿人さんで『年収100万円の豊かな節約生活術』の本を書いた人です。
この方は東大を卒業していて、30歳で会社をやめその後少しはアルバイトをしたものの、昨年51歳までの20年間プータロー(無職)だ。
何で生活しているかというと、親が残したマンションの家賃の手取り100万円で精神的にも食生活でも豊かな生活をしているというのである。
100万円から住居費・国民年金料・国民健康保険料・NHK視聴料などを引いた36万円、月に3万円で食費・光熱費・交通費などの雑費に充てているのである。
どんな貧乏生活と思ってしまう。勿論、お出かけは年数回の飲み会だけで旅行や稽古ごとなど一切なし。
食事も1日500円というのであるが、安いものを買ってきて作り置きや同じ食材メニューという貧相なものでない。世界の、あるいは有名店の味を頂くために80種類も調味料類をそろえ、いろいろな調理器具をそろえて何でも手作りなのだ。
ホームベーカリーで毎日焼き立ての美味しいパン、パスタマシーンでパスタ・うどん・そば・中華麺を全部手作り(美味しいでしょうね)。ピザはピザ焼き窯で、中華は業務用ガスコンロで、精米機と土鍋で美味しいご飯をと言った具合。
料理が趣味と化し、飲み会はお金がかかるから多くいる友人達を自宅に招いてホームパーティ(お酒持参してもらう、最近はひとり1000円くらいカンパしてくれることあり)で、月に数回楽しむ。
これって凄い豊かな食生活だ!
普通の人が1日中働いている時間に何をしているのか?掃除洗濯3食自炊の他、18種のハーブ作り、散歩を兼ねての特売チラシでの買い物、体力維持のための簡単トレーニング。
あとの空白の時間はテレビ、ネット覗き、音楽視聴、調べごと、そして思索・瞑想・何も考えないこと。脳みそは好きに遊ばせ、又使うのが好きでいろいろな分野(例えばスポーツ・音楽・心理学・脳科学・宗教史学など)に思索を深める。
眠くなったら寝、目が覚めたら起き、誰にも気を使うことなくやりたいことだけをやり、いかに少ないお金で心豊かに、いかに安い食材で豊かな食生活を送るかだけを追求探求し脳みそを使うだけ。それでストレスなし。
しかし、事情で年金を受け取る頃には、収入も途絶えるので、その時に一番困り、恐ろしいことは医療費と歯科医療費。そのための健康管理が凄い。
食生活だけでなく、口腔洗浄器・洗口液での歯の予防なども気を付けていることだ。
暇なのでネットやポイントなどバイトでない方法で年に10数万円を稼いではいる。
こんな生活が飽きるわけでなく、日を増すごとに生きることが楽しくなるという。ならぬときはその現実を受け止めてそれをまた楽しもうと思っているらしいから面白い人だ。
この親にしてこの子ありか・・未亡人になった母親は日本を飛び出し、海外で悠々自適(?)の独り暮らしをし、年に1週間だけ帰って来た時に会うだけという。
あまりに変わっているのでとても真似できません。

最近決まった、国分寺市のイメージキャラクター<ぶんじほたるホッチ> 最近蛍が全然見られなくなりましたが。
タツノコプロがあるので、ここが制作。
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2013年2月 5日 (火)

ハイパーインフレの国

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2年前に行った南アフリカのビクトリアの滝があるジンバブエでは、支払われていなかった公務員の給料をこの度支払ったら、国庫残高217ドル(19700円)しかなくなって、これから何処かで借りなくてはならないとか。白人や外資を追い出して独立を果たし、アフリカでも優秀国であったのが、ムカベ大統領の誤った政策により国内産業もメチャメチャになってしまい、怖いハイパーインフレを招いた。
考えてみると日本は217ドルが手元にあるどころか、1000兆円近くの借金があるのですね。気の毒がっている場合ではないのでした。ただ、今は国債を買ってくれる金融機関や国民がいるから国はもっていると単純に考えるのもおかしいのですが、どの党になっても無駄をなくして借金を減らそうという考えはなく、身も削らずにいる。国の事を本当に考えている為政者が出て、与党として治めていくのは夢のまた夢です。
ジンバブエは旧ローデシアで、「バラの国」の意味。バラが咲いていたというのでなく、関係したイギリスの政治家セシル・ローズ(Cecil Rhodes)に由来。RhodesもRoseも同じバラ。人々がきびきび働いていた旧「バラの国」にバラ色が戻ってくるように祈らずにはいられません。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…

『世界珍本読本』著者はどどいつ文庫

全部で200くらいの世界の珍本が紹介されていて、えげつないのや見たくもないのもあるものの、たくさんある面白そうな中から10冊だけ選び出してみた。
殆どアメリカの本で、数点イギリスのがあった。内容は簡単な解説から想像するだけですが、とても面白そうです。ただ翻訳はされていないのでしょうね。どどいつ文庫のHPから申し込めるようです。

断絶王室絵ハガキ写真集
ゴミ屋敷おそうじ突入現場お写真集
ヘンテコ入れ墨自慢写真集
あり得ないモノに出没する謎の人面騒動コレクション
荷物のせ過ぎバイク&カー写真集
悪趣味弁当箱
犬が描いた絵画作品集
パフォーマンス怪人回顧展
1940~2000の世界映画&TVドラマに描かれたヒトラー
最悪ロックTシャツ写真集

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2013年2月 2日 (土)

バラの文化史 ーロザリアンの愉しみー

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早稲田大学オープンカレッジに通いはじめて3年目、今回のロザリアンの田中稔久先生による「バラの文化史」が面白かったです。
先生ご自身はバラの栽培の専門家でなく、バラを愛するロザリアンで、歴史から、文学から、映画・絵画・音楽などいろいろな角度からバラを探求していく講義で、バラが世界でこんなにも愛され、文化を高めていっていることを知る。
バラはアジア原産のようです。原種のバラは一重で五弁。日本に自生する野生種のノイバラが万葉集にも2首(4352、3832)歌われている。
その後平安文学、式部や清少納言に始まり、江戸時代までノイバラか中国からのコウシンバラが出てきて、正岡子規の歌になると洋種のバラなる。「くれなゐの 二尺伸びたる薔薇の芽の 針やはらかに春雨の降る」
絵では伊藤若冲などにコウシンバラが描かれ、松島には洋種のバラが描かれているそうだ。日光東照宮や大猷院の彫刻にも見られるという。(三猿や眠り猫の所にも)

西洋バラ事情は宗教にかかわり、近現代の園芸の頂点がバラだ。
聖母マリアの別名は「奇しきバラの花」。中世のバラ窓。宗教画。イギリスのバラ戦争。
イスラム教においてはダマスク・バラで赤いバラが唯一神アッラーであり、白いバラはムハンマドの額の汗という。
初めて知ったのが、ローマ帝国崩壊により、ヨーロッパからきれい好き文化(風呂好き、精油が必需品)が消滅してしまって、風呂に入らない不潔な民族になったのだ。ところが十字軍遠征により、イスラム文化と出会うことで、ヨーロッパ人は改めてバラと精油の文化を知る。
もう一つは、あちらでは偉大なる2つの花はバラとユリで、「ユリはバラに次ぐ二番目に高貴な花」ということで聖母マリアの純潔の象徴(マドンナ・リリー)を絵の中に見る。ただし、マドンナ・リリーには雄しべが描かれていないという。そうだったのか。例外はレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」。彼は科学者でもあったのでありのままに描いたそうな。
といった具合でまだまだたくさんあって、おもちゃ箱をひっくり返したようと先生は言われたが、バラに関する話題がたくさん飛び出してレジュメも26頁もありました。

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