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2013年4月 4日 (木)

アメリカ東海岸・美術紀行1(ボストン)

Photo_23月26日の朝11時頃成田を飛び立ち、シカゴ経由で同じ日の午後2時頃ボストンに到着です。時差13時間(夏時間)。初めてのアメリカ合衆国の本土です。指紋、顔写真、X線?(皮膚内に埋め込まれた物を透視する)、抜き打ちの炭疽菌検査(往復ともやられた)など厳重な入国審査です。
気温はワシントン以外はどこも朝晩は0度近く、昼も10度以下で真冬の様相でした。

ニューヨークの北東360kmにあるマサチュセッツ州のボストン市にはボストン大学、市外のケンブリッジにはハーバード大学やMIT(マサチュセッツ工科大学)、タフツ大学など世界的に有名な大学があるだけでなく、医療の中心で、薬の開発が多く行われているという。物価はアメリカで最も高いそうで、学生さんは大変でしょう。

<ハーバード大学>
緑に溢れた学究都市を思い描いていたが、まだ春も遠く雪が残り芽吹きのない冬枯れの景色がワシントン近くまで続くのです。意外と常緑樹が少なく、全く緑のない世界で日本と大違いの感がありました。
まず向かった先が、ボストン市内から川を渡ったケンブリッジにあるハーバード大学、世界大学ランキング1位、オバマ大統領を含め8人のアメリカ合衆国大統領、75人のノーベル賞受賞者(MITは79人)、フィールズ賞5人(全米で12人、世界で54人、日本人3人)輩出という凄い大学なのだ。
川の向こうに見えてきた。茶色で統一されている落ち着いた雰囲気の大学だ。

Photo
                         正門Photo_3
全寮制だそうで町中のあちこちに寮が点在する。皇太子妃雅子さまが勉強されていた寮。Photo_4
                          構内Photo_5
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例の学帽を被って行われる卒業式場(雨の時は延期されるのか?屋内か?)Photo_8
<ビーコンヒル>
翌日最初の見学はビーコンヒルという富裕層の住宅地で、ジョージア様式で同じく茶色の建物に煙突がある。路地が狭い。ハリウッドの大邸宅とは全く違う普通のマンションという感じ。Photo_9
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              この丸石畳の路地は住人以外は通行禁止Photo_13
玄関先にユキヤナギが活けてあった。ネコヤナギでした。皆さまご指摘ありがとうございました。Photo_14
            奥の4階建て全部が現バイデン副大統領の家Photo_15
この小さなボストンテリアは大型犬を守っているとか。ご主人が毎日コーヒーを飲み終わるのを待っている有名な犬らしい。Photo_16
           ビーコンヒルはガス燈が並んでいて昼間もつけっ放し Photo_17
<ボストン美術館> 
アメリカの美術館は写真を撮っても良いし、ワシントンはすべて無料という大様なお国柄だ。そしてどこも展示品は殆ど個人の寄付によるというからそれだけ大富豪が多いということだ。
ボストン美術館は、仏画、絵巻物、浮世絵など日本美術の優品を多数所蔵している。モースやフェノロサなどの研究者やコレクターによる。「吉備大臣入唐絵巻」など昨年6月に日本に里帰りした。20世紀の初めには、岡倉天心が在職しており、敷地内には彼の名を冠した小さな日本庭園「天心園」が設けられていた。日本庭園には緑があった!!Photo_18
ゴーギャン「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」Photo_19
                     ミレー「種まく人」Photo_20
ボストン地下鉄の駅入り口はガラスと金属で出来ていて、パリのルーヴル美術館ピラミッドと同じ建築家の設計だそうだ。Photo_21
午後ボストンからニューヨークまで、ワシントン行きの列車、アムトラック・アセラエクプレスに乗車し、3時間40分でニューヨークの地下駅に到着した。Photo_22
Photo_23

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コメント

お帰りなさい。
米国の旅は有益だったようでよかったです。
私も真似て秋には行きたいと思っていますが、
母の状況によってどうなるか分かりません。
ボストン美術館の展示品は定期的に名古屋に
きますので見てはいるのですが、お庭も素晴らしいのですね。

18年前に駆け足で廻っただけですので
おのぼりさんと同じでした。
これからゆっくり旅行記拝見するのが楽しみです。

種まく人は山梨にもありますし、各地にたくさん見られますね。
米国の美術館は大金持ちがオープンしますので
殆どタダみたいで羨ましいですね。
日本が高すぎるのです。

ユキヤナギではなくてネコヤナギですね。

投稿: matsubara | 2013年4月 4日 (木) 19:47

こんばんは
 
おかえりなさ~い。
アメリカ東海岸の旅は、美術紀行でいらっしゃったのですね。
最初はボストン。TVにもよく登場するニューヨークとは
街の雰囲気がかなり違いますね。名門大学があつまり、
素晴らしい美術館があり、建物などは落ち着いた歴史を
感じさせるものが多く、この雰囲気気に入りました。
気候的には日本の東北辺りと同じよう?落葉樹が多いということは、
もうしばらくしたら素晴らしい新芽が萌え出る季節を迎え、
秋には紅葉も素晴らしそうな気がします。
今回ちょっと時季が早かったようですが、たっぷり活けられた
ネコヤナギに予感されたのでしょうね。
 
続きも楽しみです。ありがとうございました。

投稿: ポージィ | 2013年4月 4日 (木) 20:03

おかえりなさい。
アメリカ初めてとは!
もっとも私もボストンには行ってないです。
鼻持ちならないエリートの住むところというイメージでしたが、そんな感じはありましたか^^。

投稿: 佐平次 | 2013年4月 4日 (木) 22:14

★matsubaraさま

名古屋ボストン美術館のことを昨年東京のボストン美術館展で知りました。お近くですからいろいろご覧になっておられるのですね。
印象派の作品が多いし、エジプトのも多かったです。
4つの都市のを見ましたらどれがどこのか混同してしまいました。
それにしてもアメリカの東部だけでももの凄いコレクションです。その財力に驚きました。
秋にお出かけになれるといいですが。

ネコヤナギありがとうございました。
時差ボケでなく本当に呆けはじめです。ブログなど書いている場合ではないですが、まあ恥をかきながらですが、お付き合いお願いたします。

投稿: tona | 2013年4月 5日 (金) 08:39

★ポージィさま

ネコヤナギありがとうございました。
全くますますひどくなりゆくボケ状態に呆れ果てています。そんなですが、今後ともよろしくお願いいたします。
ボストンは仰る通り、ニューヨークとは全然違った雰囲気です。落ち着いた色調に統一されている所はヨーロッパと同じかもしれません。
緯度的には北海道から青森くらいでしょうか。まだここはチューリップさえ咲いていなくて。人々は家の中で生活を楽しんでいるのでしょうね。
でも夏は結構暑いのだそうです。とても乾燥しています。蒸していないのがよさそうですが、ずっとあちらに住んだら乾燥で皮膚がおかしくなりそうに思いました。

投稿: tona | 2013年4月 5日 (金) 08:50

★佐平次さま

映画で、ニュースで多く見るアメリカ、なんだか行ったような気分になってなかなか踏み出させませんでしたが、百聞は一見に如かずで、行って良かったです。
ボストンの富裕層の住宅(集合住宅)を見たわけですが、外観からはエリートやお金持ちが住んでいるなんて分かりませんでした。きっと内装やインテリアが素晴らしいのでしょうね。落ち着いていてけばけばはしていませんでした。ありがとうございました。

投稿: tona | 2013年4月 5日 (金) 08:56

お帰りなさいませ。
アメリカは初めてでしたか、その感動が伝わってきます。
本当に豊かさ、そして如何に大国であるかが感じられます。
寒いのですね。ハーバード大学の様子は初めて見ました。なぜか日本人には遠い存在にさえ感じられたくらいです。頑張らねばなりません。
ボストン美術館、素晴らしい有名な画家、作品が目白押しですね。自由に写真が取れるというのは・・・不思議な感じさえしますが太っ腹ですね。日本人の作品が沢山あって・・・アメリカに行く機会があれば是が非でも訪問しなければなりません。
警備は厳しいですね。臨戦態勢ですね。
こんな国とは仲よくしなければなりません。日本の光です。
楽しい夢のある記事です。
日本も少しづつ復活しつつあります。

投稿: macchanny | 2013年4月 5日 (金) 09:14

★macchannyさま

本当に美術館ひとつとっても、いかにアメリカが豊かであるかを教えられました。
といいましても4つの都市で観光客たちばかりを見ていて、実際の人々の生活にたくさん触れられたわけではないので、単なる物見遊山ではあるのですが。
ハーバード大学は日本の著名人もたくさん出ていますが、中の勉強は凄いらしいですね。比較すると日本の大学は一部大学とは言えないようです。多くの日本の大学生ももっと真剣に学ばなくてはならないです。

ボストン美術館は名古屋に姉妹館があって日本の作品が見られるようです。ボストンで大切にしてもらって日本はラッキーでした。

あれだけのテロの危険にさらされるわけで、入国は厳しいですが、それでも怖さはなくてスムーズに流れるという点でヨーロッパより上だと思いました。
いろいろな問題を抱える国ではありますが、世界をリードしていく上で、今は中国が立ちはだかっています。頭脳集団には頑張って欲しいなあと感じました。ありがとうございました。

投稿: tona | 2013年4月 5日 (金) 10:05

お帰りなさい!
ボストン、20代の時に行きました。
懐かしいです。
ハーバード大に留学していた知り合いがいて
案内して貰いました。
色々な小説や映画の舞台となっている所ですから感激しました。
最近ですと、FaceBookを始めたザッカーバーグの自伝的映画「ソーシャル・ネットワーク」もここが舞台です。
しかし今、中国や韓国からの留学生はどんどん増えているのに
日本人の留学生は減るばかりなのですってね。
寂しい話です。

アメリカの美術館は都市によってまるで異なるようです。
ニューヨークの近代美術館(MOMA)は昔から入場料が高かったのですが
最近では25ドルになったとアメリカの友人が嘆いていました。
日本よりも高いですね。

投稿: zooey | 2013年4月 5日 (金) 11:34

★zooeyさま

「ソーシャル・ネットワーク」は私も見まして、ここが舞台でしたね。
20代の頃いらしたボストンは今も全然変わっていないでしょうね。
広い構内に校舎と変わらない寮には驚きました。接近しているので遊び回るということもなさそうです。
そう、東洋人は中国人や韓国人学生が多いですね。
頭がいい上に勉強を重ねれば仕事が出来る人が大勢出るのは頷けます。

MOMAですが、長蛇の列であきらめました。25ドルもするのですか。とんぼ返りしたので入場料も知らないままでした。ユーロの国も高いですが、アメリカも高いですね。
ワシントンに住んでいたらスミソニアン系列に何度も足を運んでしまいそうです。

投稿: tona | 2013年4月 5日 (金) 13:26

tonaさん、お帰りなさ~い。
アメリカ東海岸美術館めぐりの旅・・・
堪能なさってこられたようですね。

私はまだアメリカ本土は行ったことがなくて、興味深く読ませていただきました。
早速、世界中の頭の良い学生が集まる街、そしてお金持ちがいっぱいのボストンですね。
ニューヨークとは全然雰囲気が違うのですね。

日本の美術品の良い物が、アメリカにはたくさんあると、美術館に勤務していた若い頃から聞かされていました。
その頃から何時か行ってみたいと思いつつ・・・

>アメリカの美術館は写真を撮っても良いし、ワシントンはすべて無料
これもビックリです。

日本では鎌倉の小さな小さな美術館でさえも最近は撮影禁止
どうにかならないものでしょうか・・・

投稿: nao♪ | 2013年4月 6日 (土) 16:00

★nao♪さま ありがとうございます。

ボストン郊外は行きませんでしたがニューヨークから続く一帯には敷地面積の広いお金持ちの本宅別宅があるそうですね。
そんな所まで見学する余裕のないツアーでしたが、美術に造詣が深いnao♪さんにもぴったりのアメリカ探訪だと思います。
「ぶらぶら美術館」でプライスコレクションが仙台で開かれているのをやっていましたが、伊藤若冲をはじめとする秀逸な作品がカルフォルニアのプライス家にあるのですね。アメリカで大切に保存され、里帰りするので私たちにとって有難いことです。

ルーブルとロンドンナショナルギャラリーなどは撮影可能だったと思いますが、イタリアは禁止になりましたね。
そして日本も自分の所が所有するのは撮影OKにしても良さそうなのにね。

投稿: tona | 2013年4月 6日 (土) 17:33

今回はアメリカ東海岸で美術紀行とは羨ましいです。
私、残念ながらアメリカ本土には行ってないです。
いつの日か行きたいと思ってはいますが・・・。
名門大学、美術館など見どころいっぱい。
やはりアメリカは超大国ですね。
ブログ拝見するのを楽しみにしています。

投稿: 茂彦 | 2013年4月 7日 (日) 19:59

★茂彦さま

アメリカはいろいろ敷居が高くて、まさか行くことになろうとは思いませんでした。
しかしお宝の美術館4つも巡るということで思い切りました。
映画で一番見る国ですが、現実は違った面もあるようで、また新しい発見もあるものですね。
楽しみにしていただきありがとうございます。

投稿: tona | 2013年4月 7日 (日) 21:10

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