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2013年5月14日 (火)

3つの絵画展へ

2日に分けて行った絵画展です

東京駅から三菱一号館美術館への道、丸の内側へ駅を出ると左手に日本郵便が手掛けた商業施設「KITTE」が建ちました。「切手」「来て」の2つの言葉に由来するネーミング。
旧東京中央郵便局の局舎を一部保存・再生した部分と新築部分からなるJPタワーの地下1階から6階までをいう。いつか機会があったら買い物したい。Kitte1_3
                        サイトよりKitte_2
① 奇跡のクラーク・コレクション展 於三菱一号館美術館

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クラーク美術館はボストンから西へ車で3時間の所にあって、訪れることができない美術館です。そこが改装中で73作品(内61作品は初来日)がやって来たというわけです。
収集したクラーク氏はあのシンガーミシンの設立者の孫で夫人はパリの舞台女優。
いつも比較的すいているこの美術館が入場制限するほどの混雑ぶりで、いかに印象派好きが、生涯目にすることが出来ない作品を求めて集まっているかです。
大富豪夫妻が自身培った審美眼によって集められた作品はどれも素晴らしい。
ミレー、コロー、モネ、シスレー、ピサロ、マネ、ロートレック、そしてルノワールが何と22点。「かぎ針編みをする少女」「鳥と少女」「タマネギ」などずっと見ていたい作品がずらりです。

Photo_5「3月19日にニューヨークのグランドセントラル駅構内で東京駅とグランドセントラル駅と姉妹駅締結式が行われた」という掲示がありました。丁度この1週間後位の28日にこの駅を訪れたのですが、その事を知っていたらもっと感慨深く眺められたのですが。
両駅は同じ頃開業しているが(グランドセントラルは今年、東京駅は来年100周年)、東京駅の方はホームは3分の1なのに発着本数は6倍、一日の乗車人員は3.5倍で、いかに駅が混雑しているかうかがえる。

② 木村荘八展 於東京ステーションギャラリー

Photo_9 Photo_10 東京ステーションギャラリーは初めてです。再開記念と木村荘八生誕120周年だそうです。
木村荘八は東京日本橋の牛肉店に生まれた生粋の江戸っ子で、小唄の師匠でもあった由。また語学も得意ということから西洋の先進的な美術情報を集め紹介したしたという。
チラシにあるような力強いタッチと濃い色彩が目に飛び込んでき、岸田劉生と交流があったからというわけでないかもしれないが、同じように自画像を何枚も描き、何だか画風が似ています。
ところが永井荷風の新聞連載『濹東綺譚』の挿絵を担当し、『東京繁盛記』の文と絵が展示されていましたが、全然別人のような画風です。
ここは森美術館同様、作品のリストがないところが残念な美術館です。

展示室の壁は所々古いレンガが剥き出しになっていてレトロな感じです。テラスから丸の内北口のドームが臨めます。
                      テラスの内側

Station_4
③ Paris、パリ、巴里 日本人が描く1900ー1945 展 於ブリジストン美術館

Photo_11 Photo_12 明治33年から終戦までの期間、日本から飛び出して官費、私費でそれぞれパリへ留学し、懸命に現地の画風を学び、研究し、パリを描いた絵が40点展示されています。
テーマに引きずられる絵画展となっています。
日本人が描くパリの女性、黒田清輝、浅井忠の絵がいいです。
藤田嗣治が5点、猫の絵が好きです。乳白色の絵が印象的な嗣治だが、そうでない絵が見られます。
佐伯祐三が6点、以前見た祐三展が懐かしい。パリの建物や広告を描き続けた画家は、パリをとことん愛したのですね。
岡鹿之助が2点あったのですが「セーヌ河畔」が他の彼の絵と違ってアンリ・ルソー風なのに驚きました。

今度は昼間の瀬戸内海クルーズに出かけてきます。

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