« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »

2013年6月28日 (金)

アメリカ西部、大自然絶景紀行(4)キャニオンランズ、アーチーズ、メサベルデ国立公園

Photo 宿泊しただけの州都ソルトレイクシティにはモルモン教の本部があります。ユタ州の人口223万人のうち60%以上が信徒という。
ここから最後のザイオン国立公園の緑を見るまでは、砂漠が続きチョロっとしか緑のない、乾燥した赤茶けた大地が続いていました。

荒野の中を貨物列車が走っていた。バスはユタ州東南部へ。Photo
<キャニオンランズ国立公園> ユタ州  赤茶けたコロラド川と緑茶色のグリーン川が出会って深く大地を削った峡谷。石川県の約3分の1.
                                     
                                     グランド・ビュー・ポイントからPhoto_3
Photo_4
Photo_6
                                                  メサアーチPhoto_7
Photo_8
<デッド・ホース・ポーント州立公園> ユタ州 かつて地元のカウボーイが野生の馬を追い込み、そのまま放置して馬を白骨化させた地。コロラド川が蛇行している。
Photo_10
Photo_11
<アーチーズ国立公園> ユタ州 世界で一番たくさんのアーチ(穴)のあいた岩が集まり、東京23区の約半分に約2000もあるそうだ。
雨、風、霜、太陽熱などの総合的作用によって出来たというが自然の力の不思議さをここでも見せつけられた。映画『インディー・ジョーンズ最後の聖戦』のロケ地

ウィンドウズセクション 左がノースウィンドウ、右がサウスウィンドウ これも人が小さく見えるほど大きい。Photo_12
Photo_13
Photo_14
     ダブルアーチ 1ヵ所から2本のアーチがV字型に架かっている珍しいアーチPhoto_15
                           ダブルアーチを少し上ったところからの景色Photo_16
                  バランスロック 頂上に乗った岩が今にも落ちてきそうな岩Photo_17
<世界文化遺産のメサベルデ国立公園> コロラド州  アメリカで唯一自然遺産以外の国立公園 富士山のよう。ユタ州南西部の隅から東へ向かうとコロラド州に入るとやがて現れる公園。

クリフパレス 展望台から公園内最大の岩窟住居を見る。4階建て相当で217部屋あり、当時の豪華マンション風であった。敵の侵入を防ぐためこのような巌窟の中に造ったと言われる。
住んでいたのは1400年前この地に来て14世紀に忽然と姿を消したアナサジ族だった。Photo_18
Photo_19
Photo_20
スプルース・ツリーハウス こちらは入場できた。1200年頃建設され、114の居室と8つの儀式用の部屋からなり、100人以上が住んでいた。崖の上で畑を耕し農業を営んでいた。Photo_21
Photo_22
Photo_23
この 石で粉をひいたので食料に石が入り、歯はボロボロだったそうだ。大変な生活が偲ばれる。4

<フォーコーナーズ> アメリカの州は直線で囲まれた所が多いが、唯一4つの州(アリゾナ、ユタ、コロラド、ニューメキシコ)が交わる所をフォーコーナーズという。
4つの州に手足をかけて撮影する人が行列している。Photo_24
Photo_25
このあとユタ州とアリゾナ州にまたがるモニュメントバレーへ向かいました

| | コメント (16) | トラックバック (0)

2013年6月25日 (火)

アメリカ西部、大自然絶景紀行(3)グランドティートン国立公園

Photoグランドティートン国立公園はイエローストーンのすぐ南にあって、同じくワイオミング州にあり、広さは東京都の半分。映画『シェーン』のロケ地であり、南下するとき右側の雪を頂くティートン山脈を水に映すという美しい景観の地です。ロッキー山脈の一部のようです。
アメリカでは「~レイク」は湖で、「レイク~」はダム湖だそうです。

ジャクソンレイクのロッジからティートン山脈 雲ひとつない晴天で美しい景色だったPhoto_2
Photo_3
                   アメリカのフウロソウPhoto_4
                     ケシのような花Photo_5
ジャクソンレイク湖畔から 波がなかったので湖に鏡に映し出されたかのようにきれいだったPhoto_6
Photo_7
Photo_8
ジェニーレイクからの眺め ヘイドン探検隊のガイドの英人リチャード・ソーは、インディアンの女性ジェニーと結婚し、5人の子どもに恵まれたが、天然痘で妻と子ども全員を亡くしたという。妻の名に由来した湖。Photo_9
Photo_10
さらに南に進むと木造のかわいい、トランスフィギュレーション礼拝堂がある。礼拝堂の正面には十字架があって、その後ろのガラスに山々が見える。ニュージーランド・テカポ湖の善き羊飼いの教会では湖だった。この日は日曜日で礼拝があって車で人々が集っていた。帰った後に中を拝見した。Photo_11
Photo_12
Photo_13
                  近くの開拓者の家の中Photo_14
          『シェーン』の撮影がこの近くで行われたモルモンロウPhoto_15
Photo_16
あちこちにクリークが流れる。場所は違うけれど「大草原の小さな家」を思い出す。Photo_17
          ネズミ?が立ち上がって偵察。ミーアキャットみたいPhoto_18
お弁当を食べたジャクソンの町には本物の鹿の角で出来た門が公園の四隅にあったPhoto_19
                 どの家もライラックの花盛りPhoto_20
午後はソルトレイクシティへ大移動。ガイドさんが『シェーン』を観せて下さった。「シェーン!カムバック! シェーン」Photo_21
途中休憩したところでのシベリアンハスキーの子どもの可愛いいことPhoto_22

            牛たち  毎日のようにステーキなどでいただいたPhoto_24
ソルトレイクシティの夕食はパフォーマンスたっぷりの鉄板焼きで絶品でしたPhoto_25

| | コメント (18) | トラックバック (0)

2013年6月22日 (土)

アメリカ西部、大自然絶景紀行(2)イエロ-ストーン国立公園

Photo_2ヨセミテからサンフランシスコに戻り、飛行機で地図とは違ってユタ州の上を通ってモンタナ州のボーズマンに到着。
機内からボンネビル・ソルトフラッツ(塩湖のあとの塩類平原、映画『世界最速のインディアン』の舞台)とその東のグレートソルト湖が見えました。

Photo_4
Photo_5
  到着したボーズマンの空港は床まで木造の山小屋風で良い香りがしましたPhoto_6
<イエローストーン国立公園>は世界初(1872年)の国立公園として誕生し、四国の半分ほどの面積を持つ世界自然遺産でもあります。2日間にわたる見学です。
原始の森に囲まれていながら、草原や湖や白いテラスがあり、そして有名な熱水現象があちこちに広がって、日本の別府温泉みたいな面白い地域なのです。
ここに降った雨や雪が3000mの地中まで500年かけてしみ込み高温で熱せられるが、高圧のため気化出来ずに割れ目を通って急上昇して起こる現象です。
その熱水現象ですが4種類に分類されるそうです。

① 温泉(Hot Springs) 水がたまって温泉プールになっているもの。温度や含有物質によっていろいろな色がある。
② 間欠泉(Geyser) 熱水が地表まで気化せず噴出するもの。合計約300あって世界の3分の2がイエローストーンにある。
③ 噴気孔(Fumarole) 熱水が地表に達する前に水蒸気となって噴出するもの。
④ マッドポット(Mud Pot) 熱水に泥や不溶性鉱物質が混じって地上に出てくる。

Photo_7イエローストーンは5つのエリアに分けられている。

ホテルを出発しモンタナ州からワイオミング州に入ったら、イエローストーンの北の入り口、ルーズベルトアーチが見えてきた。



Photo_8
                  早速バイソンに出会った Photo_9
エリア1のマンモスカントリ―
・テラスマウンテン 中国の黄龍やトルコのパムッカレのような石灰棚。バクテリアによって色が変化し、高いものから青、ピンク、黄、オレンジ、茶となる。Photo_10
Photo_11
Photo_12
リバティキャップ 以前は温泉が吹き出ていたが沈殿物で自らの噴火口をふさいでしまったもの。フランス革命時の帽子に似る。Photo_13
エリア2のルーズベルトカントリー
・タワー滝 高さ400mでイエローストーン川に流れ込んでいる。マグマの残りがタワーのように立っている。Photo_15
                ブラックベアー (バスの中から)Photo_16
エリア3キャニオンカントリー
         ・アッパー滝 落差33mで上から見る滝で上手く撮れないPhoto_17
                         花Photo_18
・アーティストポイントからロウアー滝とイエローストーン峡谷。このイエローストーン川はミシシッピー川へ流れ込む。Photo_19
                ・ヘイデンバレーの美しい草原Photo_20
       ・マッドボルケーノの ④ マッドポット 泥がボコボコ沸騰しているPhoto_21
エリア4のガイザーカントリー
・アッパー・ガイザー・ベイスン
 ◇オールドフェスフル・ガイザー ② 間欠泉 約1時間おきに2,3分位噴出する。96℃、高さ40mくらい、4万リットルの熱水を噴き上げるという。あまりに高くて上まで撮れない。Photo_22
                    ◇その他のカイザーPhoto_23 
Photo_24
        ◇モーニング・グローリー・プール ① 温泉 とても美しい色Photo_26
・グランド・プリズマティック・スプリング ① 温泉 エメラルドブルーの温泉と周囲を彩るバクテリアの黄色、オレンジ、ブラウンのコントラストが美しい。Photo_27
Photo_28
Photo_29
・ファウンテン・ペイント・ポット
              ◇ ③ 噴気孔 やっと見ることができたPhoto_30
                    ◇ ④ マッドポットPhoto_31
                     ◇ ② 間欠泉Photo_32
                      ◇ ① 温泉Photo_33
エリア5イエローストーンレイク
Photo_34
   湖の中に温泉がある。漁師がこの中で温泉玉子ならぬ魚を蒸したという。Photo_35
Photo_36
        レイクサイドにも温泉がたくさん生まれたり死んだりしているPhoto_37

| | コメント (14) | トラックバック (0)

2013年6月19日 (水)

アメリカ西部、大自然絶景紀行(1)ヨセミテ国立公園

Photo14日間でアメリカ西部の9つの国立公園とモニュメントバレー、州立公園、国立公園を巡ってきました。アメリカには国立公園が59もあって、そのうち17あるアメリカの世界遺産のうち、11が国立公園です。
日本の25倍もあるアメリカは一つの州だけでも日本の二分の一もあるような大きさです。シエラネバダ山脈の手前は太平洋からの湿った空気が雨を降らせて緑濃き地であり、山を越えると乾燥して砂漠化していくのがわかりました。

<ヨセミテ国立公園>(世界自然遺産) ヨセミテバレーはシエラネバダ山脈の雪解け水を集めた滝と渓流があり、氷河で出来た巨大な岩峰、ジヤイアントセコイアなど美しい景観だ。

●カリフォルニア州のサンフランシスコから東にバスで5時間くらいで、ヨセミテ国立公園の最南端の高さ80mもあるジャイアントセコイアの森、マリポサ・グローブに到着。Photo_2
グリズリージャイアントの根元。人間と比べるといかに大きいか。直径8.7m、周囲28m、高さ63.7m、推定樹齢2700年。Photo_3
倒れて200年たっているが腐っていない。タンニンが多量に含まれるために病害虫に強く腐敗しにくい。
ジャイアントセコイアは山火事があって初めて松ぼっくりから種子が地上に落ちて芽生えるので、自然災害の火事では消火活動をしないとか。Photo_4
カリフォルニア・トンネル(トンネルツリー) 1895年に馬車が通過できるように穴が開けられた。穴を開けられても生きているなんて凄い。Photo_5
                    マウンテンアザレアPhoto_6
                    スノープラントの花Photo_7
     ディズニー映画『バンビ』のモデルになったミュールディア。耳が大きい。Photo_8
●バレーと周辺
    エルキャピタン 世界最大の一枚岩で高さ1000mの垂直な花崗岩だそうだPhoto_9
                    ブライダルベール滝Photo_10
                      ヨセミテ滝Photo_11
Photo_12
           ハーフドーム(ドームを切ったような形)が見える川Photo_13
Photo_14
Photo_15
                     スパイスブッシュPhoto_16
                     ステラーカケスPhoto_17
グレイシャーポイントへ(パンラマ展望台)
左側には数分前に落雷があってもう山火事発生でかなたに煙が見える。ヨセミテ滝も見えた。Photo_18
               目を右に移すと巨大な岩峰が続きPhoto_19
                ハーフドームとネバダの滝が見えPhoto_21   
                  雪を被った山脈が見えたPhoto_22
ヨセミテの最後はバレビューでマーセル川を前にエルキャピタンやブライダルベール滝を一望できた。Photo_23

| | コメント (14) | トラックバック (0)

2013年6月 1日 (土)

倉本一宏著『藤原道長の日常生活』

「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたる事も無しと思へば」
と歌った道長(996~1027、62歳)は姉・妹たちが天皇の妃となり、6人の娘のうち5人、孫まで天皇の妃とし、又天皇の外祖父として摂政就任しわが世を謳歌したのです。
多忙な宮中の儀式、会議をこなしながら、曲水の宴や漢詩の会を催し文化的にも貢献した。姉の子である一条天皇の中宮の一人の定子(道長の兄の子で仕えたのが清少納言)、もう一人の中宮の彰子(道長の長女で仕えたのが紫式部)、両女史によってこのあたりの貴族生活の様子がわかる。
屋敷だけでも10を数え、別荘も4,5所有する。30以上の寺社に詣でたので交通網を発展させた。災害が多く毎年のように焼失する内裏や自邸の建設が忙しい。

このように権勢を誇った道長なのだが、よく泣き、臆病だったりする。無邪気で自賛するかと思うとたいそう怒りっぽい人であったとか。
一方気弱な人であり弱音を吐いたり、愚痴を日記に記す。呪詛に絡むときの弱気は出仕できないほど。また小心者でよく言い訳を日記に記している。自分の見た夢をさぼるための口実にしたり。
さぞかし元気な人かとおもうとそうでなく病弱で亡くなるまであらゆる病気を体験し、お金に任せて服薬治療をしている。
というわけで意外な面がいろいろ紹介され憎めない道長でもある。

これらは本人の日記(これは日本で一番古いそうだ)『御堂関白記』に加えて、藤原実資の『小右記』や藤原行成の『権記』が残っていたために、家族や趣味だけでなく感情や性格まで知ることが出来るというわけだ。

      ☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

   爽やかな風が吹き渡る長野の高原はまだ春が始まったばかりの感じでしたPhoto
Photo_2
タニギキョウ(キキョウ科タニギキョウ属) 花冠は7㎜くらいです。初めての出会いの花。Photo_3
ズミ(バラ科リンゴ属)葉に中裂したのがあったので良く似たエゾノコリンゴではないとしたPhoto_4
              ニリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属)Photo_5
              サワオグルマ(キク科キオン属)はまだ蕾Photo_6
          ネコノメソウ(ユキノシタ科ネコノメソウ属)の仲間らしいPhoto_7
                アズマギク(キク科ムカシヨモギ属)Photo_8 
      オキナグサ(キンポウゲ科オキナグサ属)大分翁になっていましたPhoto_9

       ☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

         6/4~6/17までアメリカ西部の国立公園を廻って参ります。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »