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2013年7月13日 (土)

タバコの花

都立薬用植物園で丁度タバコの花が咲き始めたということで、タバコの花なんて普通は見られないので、どんな花かと9日に出かけてみました。
家から乗り換えがあるが乗車時間は10分、30分もあれば到着する距離にあります。
咲いていました。ピンクの漏斗状の花が先端部に群生しています。

Photo
Photo_2
Photo_3 ナス科タバコ属の1年草で、薬用植物園なのでプレートには薬用としての用途や成分が記されています。
亜熱帯性植物だけれども、日本では熊本周辺の九州山地と福島など東北が主要な産地。世界では中国が世界の三分の一を生産している。
「タバコにはタバコモザイクウイルスが付着していることがあるので、タバコを吸った手で、栽培しているトマト、キュウリ、ピーマン(トウガラシ)を触ってはならない」とWikipediaに書いてありました。

カンカン照りの中で元気に咲いている薬用植物がいっぱいありました。人間は1時間が限度でした。
背の低いタチアオイ これから伸びるのか?、よくよくプレートを見たら「矮性アルセア」とありました。花弁のふちがぎざぎざで八重のきれいな花です。 Photo_25
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          アサザ(リンドウ科又はミツガシワ科)絶滅危惧Ⅱ類Photo_6
               トウガシ(ウリ科)鎮咳・排膿 トウガンPhoto_7
               ヨロイグサ(セリ科)発汗、鎮痛、排膿Photo_10
                  ウイキョウ(セリ科)健胃Photo_11
イヌゴマ(シソ科)毒でもなく、薬にも食用にもならず役に立たないというのでイヌが付いている。犬は随分と役に立っているというのに。この辺りでは希少種。 Photo_12

          オオケタデ(タデ科)江戸時代におできなどに用いたPhoto_13
                  ヨモギギク(キク科)駆虫剤Photo_14
             ミソハギ(ミソハギ科)急性腸炎、下痢止めPhoto_15

                  ゴマ(ゴマ科)老化防止Photo_16
                 ヒマワリ(キク科)食用・観賞用Photo_17
                   ヤマユリ(ユリ科)食用Photo_18
        カルドン(キク科)葉柄部が食用  アーティチョークの野生種Photo_19
                 マルバタバコ(ナス科)殺虫剤Photo_20 
温室でもいろいろ咲いていました
トウワタ(キョウチクトウ科)花弁は垂れ下がっている赤い部分だそうだPhoto_21
              クワッシア(ニガキ科)苦味健胃 解熱Photo_22
              ヒメアリアケカズラ(キョウチクトウ科)Photo_24
園内を巡っていると普通に見る植物の多くは薬用であることがわかります。
モニュメントバレーで104歳の女性が、あんなに乾燥して植物が殆どない地で、その中から薬草を見つけ、生涯病院に行くこともなくその薬草だけで今も元気に過ごしていることに驚異を覚えました。日本でも江戸時代はことに盛んで、今は見かけなくなった富山の売薬も漢方が主でした。
医者に頼りっきりで抗生物質を摂りつづけ、何回も皮膚を切って手術なんて彼らから見れば情けない体です。私に関しては漢方に比して95%は西洋医学頼みです。漢方はアロエだけ。

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コメント

こんにちは
 

薬用植物園 と名の付くところへは一度も行ったことがないのですが、
珍しい植物もいろいろあって楽しそうです。
ご紹介くださったもの、初めて見るものもたくさんありました。
タバコの花も初めてでした。ナス科なんですね!
あ、tonaさんがごらんになった背の小さなタチアオイは
やはり矮性種でしたか。これと比べると、私が見たものは
たまたま小さく育ったものかな。という気がします。
 

人はかっては、洋の東西を問わず、植物に薬効を見つけて民間薬として
大活躍の時代があったのですね。市販約にも、合成されたものだけでなく
生薬(?)が入っているものもありますね。
でも、一般人の知識はすっかり薄れてしまいました。
服用量などの難しいものは危険ですが、簡単なものはいくらか
知識として持っているといいかな、と思わないでもありません。
覚えられないのですが。
 

投稿: ポージィ | 2013年7月13日 (土) 14:35

★ポージィさま

早速にありがとうございました。
意外と近くなのに行っていませんでした。前はコンニャクの花を見ました。
季節を変えると全然様子が違いますね。
タバコの花はとてもきれいです。栽培している所では葉を痛めないために花を摘んでしまうそうですね。

タチアオイは矮性があるのですね。知りませんでした。写真に撮っておいたプレートに書いてあったのを今日になって発見しましたので、お騒がせしました。

そうですね。市販の生薬が効き目があるということで売れていたのがありました。
今でもいくつかあるようです。小田原のういろうはそれとは違うのでしょうか。早朝から行列だそうです。
私は高校時代は薬剤師になりたかったのですが、事情で夢が叶わなかったです。その後も少しは独学で勉強すればいいのにやりませんでした。興味はあるのですが。
もうポージィさんがおっしゃるように覚えられないのが難点です。
今は焦って治そうとしますが、昔はゆっくりと養生しなくてはならなかったのですね。

投稿: tona | 2013年7月13日 (土) 16:31

たばこの花、初めて拝見しました。
次男がJTに務めているのに知らないとは・・・
彼の話によりますと、多くをアフリカのマラウイから輸入しているそうです。

トウワタはブログにアップしたことがあります。

多くを近くのエーザイ薬用植物園でも見たはずですのに忘れています。

ミゾソバは、先日撮影し近々アップの予定です。

オオケダテもよく見られますのでアップしたと思います。

アサザは、先日奈良から写真が送られ初めて知りました。

投稿: matsubara | 2013年7月14日 (日) 08:18

見慣れた草花が多いですね。
でもいざ採るとなると自信がなくなります。
私は体内毒素を排泄するという漢方薬をずっと飲んでいます。
散歩好きさん(漢方薬局経営)によるとそれもよくないのだそうですが(漢方とはいえ副作用がある)。

投稿: 佐平次 | 2013年7月14日 (日) 10:00

★matsubaraさま ありがとうございます

たばこは国内産だけではまかなえずに輸入しているとは感じていましたが、アフリカのマラウイからなのですか。
栽培農家も花はすぐ摘み取るということですので、一杯に咲いた光景はまず見られないでしょうね。
想像よりピンクの麗しいお花でありました。

トウワタは面白い花です。名前は風船トウワタと同じく聞いていたのですが初めてです。この両者は名前が似ていますが全然別の科なのですね。
ミソハギは盆花、丁度お盆の今ごろ使われるのです。
アサザはとてもきれいな花ですね!

投稿: tona | 2013年7月14日 (日) 14:31

★佐平次さま 

江戸時代辺りからずっと研究されてきた草花が今も研究されているらしいです。
体内毒素が排泄されて身体が軽いでしょう。
ありとあらゆる毒素がいっぱいなので是非排泄したいものです。
漢方でも副作用ありですね。よく覚えておきたいことです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2013年7月14日 (日) 14:42

猛暑おみまいもうしあげま~す
暑いですね・・・・叶いません
煙草の花は、記憶では北関東の山間部で多く栽培されていたのを見ました
大きな葉っぱなので直ぐ分かります
今は、神戸家を含め禁煙者増加で耕作減反になっているでしょうねcoldsweats02

投稿: OB神戸家 | 2013年7月14日 (日) 15:07

★OB神戸家さま

またまたお見舞いありがとうございます。
ついつい引きこもりになりがちですが、勇気を出して一日に一度は家を出ます。

北関東の山間部にはちょろちょろと行きましたが、見ることは出来ませんでした。
我が家でも一名10年前から禁煙です。かなり昔より減ったことは喜ばしい限りです。

投稿: tona | 2013年7月14日 (日) 15:47

こんばんは (◎´∀`)ノ
薬用植物ばかりを集めた植物園があるのですか?!
いろんな薬用植物があり、それぞれ個性的な花を咲かせていますね。どれも初めて見る花ばかりです。
タバコの花があるとは、驚きました。しかしよく考えれば、タバコも元は植物ですから花があっても不思議ではありませんよね。
私がよく知っている薬用植物といえば、やはりアロエでしょう。子供のころから「医者要らず」と聞かされていました。

投稿: 慕辺未行 | 2013年7月14日 (日) 23:29

★慕辺未行さま

私たちのまわりに咲いている花の多くは薬用として使われていたのですね。
今でも漢方に使われているようです。
探した古の人は凄いです。毒草もいっぱいあるわけですから。
タバコは葉が必要なので、花は無用の長物ですね。それなのにきれいです。
アロエは火傷や胃に良いと私も子どもの頃から言われていました。今は毎朝、アロエを入れたジュースを飲んでいます。
庭でアロエを3箱育てています。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2013年7月15日 (月) 06:48

この薬用植物園は他のブログ仲間も何人かUPしていたので存在は知っていましたが
まだ行ったことはありませんでした。
これがタバコの花ですか・・・
葉も大きくて「イワタバコ」の倍以上ありそうですね。
お馴染みのひまわりややまゆり、ミソハギも薬用効果があるのですね。

山登りには必ず漢方の「シャクヤク・カンゾウ」の薬を持っていきます。
血液の流れが良くなり、足のツリに効き目があります。
今では普通の整形外科の病院でも処方してくれますね。
助かっていますよ。

投稿: nao♪ | 2013年7月15日 (月) 12:44

★nao♪さま ありがとうございます。

ブログのご友人たちも時々行かれるのですね。ここは無料です。
タバコの葉は使用するだけあって立派です。
花がピンクと白で意外と可愛かったです。
イワタバコとは科も違いますすが、葉の形が似ているので付いたのも頷けます。

「シャクヤク・カンゾウトウ」はツムラ68ですね。これも漢方で芍薬と甘草が原料なのですね。血液の流れがよくなることは知りませんで足がツリに効き目があるのがこういう理由でしたか。
私もまだ手元に20ちかく持っています。
山登りには必ずアミノバイタルと一緒に持って行きました。

投稿: tona | 2013年7月15日 (月) 15:44

こんばんわ、
薬用植物園という植物園があるのですね。珍しいものばかりです。
タバコは我町、大分県の中津周辺で栽培していましたのを子供の頃によく目にしました。

こちらで見かけるタチアオイとはちょっと感じが違いますね。
オオケタデは朝散歩中によく見かけます。
カルドンはアザミみたいな感じですね。
私は最近は漢方はあまり使いませんがだからと云って医者が次々に出してくれる西洋医薬に頼るのは不安があります。
こういう植物園があちこちに出来ると国民の漢方に対する意識も変わってくる気がします。

投稿: macchanny | 2013年7月15日 (月) 20:23

★macchannyさま

ここでは麻薬のケシも囲って栽培しています。あの紫の毒々しい花が春に行った時に咲いていました。
タバコは九州の産地の周りで栽培されているそうで、ご実家の方もそうなのですね。私は何処かで見たのですが、花は初めてでした。きれいですね。
このタチアオイは矮性ですし、花もいわゆる背の高いホリホックとはちょっと違いますね。
カルドンは本当にアザミにそっくりです。

漢方薬もそれなりに高価ですね。そして長く服用しないと効果がわからないというのが、西洋医薬と違いますね。
薬はなるべく飲たくないですが、それなりに約束で動いているので早く治って出かけたいばかりに、薬に頼りたくなります。
まだまだこうして薬用植物を研究しているところがあって、奥が深いようです。
ありがとうございました。

投稿: tona | 2013年7月15日 (月) 20:49

ばあちゃんの実家の方では昔タバコの栽培をやっていました。
今もやってるところがあるのかどうか。
ハウスの中で大きな葉をズラッと並べて干してあるのを見た事がありましたが
花は見た事がなかったです。
そうですかぁ~ こういう花が咲くのですね。
この花の葉からタバコが出来るとは思えない様な
ピンクで優しげな色合いの花ですね^^

投稿: pochiko | 2013年7月15日 (月) 23:55

★pochikoさま ありがとうございます

おはようございます。
たばこについてどこで作っているのか調べたら福島と熊本と出てきました。
pochikoさんの方にもと思いましたが、やはりお義母さんのご実家近くで栽培されていたのですね。
私は葉を干しているのをテレビで見たことがあります。
お花は薄いピンクでおっしゃるように優しげです。結構背の高い植物ですね。

投稿: tona | 2013年7月16日 (火) 06:34

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